朝ドラ マッサンの最終回&結末までのネタバレ&あらすじ

2017年7月8日

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どうも、こんにちはヽ(^0^)ノ、ねこまりもです。
ご訪問いただきまして、ありがとうございますm(_ _)m
(気になる記事はページ上の虫眼鏡で検索を♪)

NHKの朝ドラが好調ですね♪

「あまちゃん」や「花子とアン」など何かと話題になり、平均視聴率も20パーセントを超える高視聴率を維持しております(*゚▽゚*)
ですので毎回、ドラマ改編期はむちゃくちゃ注目されるんですよね・・

次はどんな内容のドラマなんだろう??
おもしろいのかな?
どんな出演者なのかな?などなど・・・

そして2014年下期の朝ドラは「マッサン」となります(*゚▽゚*)

この「マッサン」の特徴は次のとおりです。

・「マッサン」のモデルはニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝とその妻リタ
・本作の物語は、日本初のウイスキー販売に向けての竹鶴政孝の奮闘と政孝を支えるリタの人生を元に構成された人情喜劇
・NHK朝ドラとして史上初の純外国人ヒロイン
・ヒロインの亀山エリー役のシャーロットケイトフォックスは今回日本のドラマ初出演
(シャーロットについては「こちら」をご覧ください♪)
・マッサン(亀山政春)の役は玉山鉄二

という感じです。

この「マッサン」の物語を最終回の結末まで順を追ってご案内いたしますね♪

では「マッサン」のネタバレ&あらすじとなります♪
どうぞ(^O^)

(NHK大河ドラマはこちらまで♪「花燃ゆ」)

◆「スーパーエリー」の受賞式

1971年(昭和46年)、77歳になった亀山政春社長は、会社の商品「スーパーエリー」がベスト・スコッチ・スタイル・ウイスキー賞を受賞したため、その祝賀会を開催していました。

祝賀会の中、政春は壇上に置かれていたウイスキーボトルの横にある遺影に目をやります。
その遺影には青い瞳の外国人女性がいました。

政春には50年前にこの女性と体験した懐かしい光景が脳裏に鮮やかによみがえります・・・

◆外国人妻と帰国 ~ 日本では大波乱が待っていた・・

政春はウイスキー製造を学びにスコットランドに単身渡り、2年間勉強をしていました。

政春の夢は、家業の造り酒屋を継ぐことではなく、大正時代の当時、日本では誰も着手していなかったウイスキーを造り、販売することでした。

そして留学先のスコットランドで現地の女性、エリーと恋に落ちて結婚することを決意し、日本にエリーと共に帰ってきます。

まっさんa
「亀山エリー(シャーロットケイトフォックス)と亀山政春(玉山鉄二)」

日本の故郷の広島県、竹原に着いた2人は、早速亀山家に行きます。
政春にとっては2年ぶりの帰宅。
亀山家に着いた2人を政春の父親の正志(まさし)や妹のすみれはあたたかく迎え入れるが、母親の早苗(さなえ)と姉の千加子(ちかこ)はエリーに対して懐疑的で冷たい態度をとります。

特に早苗はエリーが政春の妻として嫁いでくるのを許さない態度を貫き、亀山家を取るのかエリーを取るのかどちらかにしろ!とまで迫ってきます。
しかし政春の気持ちは揺らぎません。

一見、冷くて冷酷に映る早苗の態度ですが、当時としては外国人の妻を迎え入れるという習慣がなくて、また亀山酒造を守ろうとする強い思いが早苗をそのような行動にとらせたんでしょうね・・・(´・ω・`)
当時の伝統文化を守る保守的な日本では、外国からの奥さんを受け入れる土壌がなかったんですね《゚Д゚》

いずみぴんこ65
「亀山早苗 - 泉ピン子」

しかし父親の正志はエリーのことを認めます。
そして政春は父親と久しぶりに酒蔵で相撲をとることに!!
実は子供のころから政春は1回も正志に勝っていなかったのです。

相撲を取りながら政春はウイスキーづくりの情熱を語り、そんな政春に正志は「命懸けでやれ!生きるか死ぬかじゃ!」とはっぱをかけます。

そして政春は「命懸けでやる!」と言い放ち、見事正志を打ち負かします。

昔の日本人は何事も命懸けで取り組んでいたんですね・・・
身にしみる思いです・・(*゚▽゚*)

まっさんe

◆大阪「住吉酒造」へ

母親には認められなかったものの、エリーと共に家族に挨拶をした政春。

その後、大阪にある住吉酒造へエリーと共に向かいます。
この会社は政春の勤め先であり、またウイスキー造りの勉強のため政春をスコットランドに留学させてくれた恩人でもあります。

住吉酒造では政春の歓迎会までしてくれてお迎えムード満載であたたかく迎え入れてくれました。
そしてこの歓迎会には鴨居商店の鴨居欣次郎(かもいきんじろう)も来ていました。
鴨居は鴨居商店の大将で「太陽ワイン」で一世を風靡していました。

そんな中、会社のひとたちがびっくりしたのが青い瞳の外国人の女性、エリーです。
そしてこの女性が政春の妻と知るともっとびっくりしましたΣ(゚д゚lll)

そしてその影で会社の社長である田中大作(だいさく)は妻の佳代と娘の優子と共に激しい動揺をしていました・・・
実は、大作が政春をスコットランドにわざわざ留学させたのは、会社の命運がかかっているウイスキー造りを政春に学ばせ、ゆくゆくは大作の娘の優子と結婚させて家業を継がせるつもりだったからです。
その本意を政春は気づかず、なんと外国人のエリーを妻として連れて帰ってきたのです!!

大作や佳代に責められる政春ですが、政春のエリーに対する気持ちは変わるはずもありません。大作はこの現実を受け止めますが、佳代と優子はなかなか許そうとしません。

優子が一番ショックを受けていました・・
この2年間、花嫁修業をしていてようやく結婚できる・・
と思っていた矢先になんと結婚相手が当時としては考えられない外国人の妻を連れてきたのですから!!

西川きよし-p8
「田中大作 - 西川きよし」相武さき2
「田中優子 – 相武紗季」

そんな大波乱の中でしたが、政春とエリーは田中家に1週間ほど泊まらせてもらうことになりました。

◆新たな出発。新居から・・

田中家に1週間止まってから、政春とエリーは新居探しのために政春が苦労して見つけた洋館に行きますが、エリーが外国人というだけで先入観を持つ家主に断られてしまいます・・

う・・・ん、なかなか厳しい時代ですね。。《゚Д゚》
海外の人に対する先入観や人目を極端に気にしていたんですね。。

そして失意の中、2人は大衆食堂「こひのぼり」で食事をします。
そこの店で「貸家有り」の情報を得た2人は早速その貸家に行くことに。

すると明るくてテンションの高い謎の女性が登場し、貸家の中を案内して「管理人に話つけてきたるわ」と言って立ち去ってしまいます。

この女性は種子(たねこ)で後に2人と親密になります。
彼女は教会のイギリス人牧師であるチャーリーの妻で「キャサリン」と名乗っていました。

キャサリンの計らいで住む場所を確保できた政春とエリー・・・
この場所から新たな生活がスタートします(*゚▽゚*)

2日目、エリーは政春を見送ってからかまどに火を焚き、ご飯をたこうとしますが水っぽくなりなかなかうまく炊けません。
そして洗濯物を干しているときに、突然優子が訪れてきました。
なんと新品の夫婦茶碗を届けてくれたのです!
そして優子はエリーがどれほどの覚悟で日本に来たかを父親から聞いたということで、政春のことはきっぱり諦めるとエリーに話します。
優子は政春を許し、エリーとのことをとうとう認めてくれたのです(*゚▽゚*)

夫婦茶碗3

一方、政春は会社で一生懸命ウイスキー造りの研究をしていました。
社長や周りの社員は後押ししてくれていましたが、専務の矢口清だけは政春に批判的でした。
そして計画書を出せと政春にいいます。
矢口は資金も時間もかかるウイスキー造りには反対だったのです。

新居に住み始めて3日目の早朝。
政春の会社の歓迎会に来ていた鴨居商店の鴨居欣次郎が突然、政春の家に来ます。
引越し祝いということで大きな虎の置物を持ってきて、舶来モノの香水をエリーにプレゼントしました。
鴨居は思い立ったらすぐ行動するタイプで経営者としても成功している強者です。
経営者としてはこのくらいの行動力が必要なんでしょうね・・

そんな中、エリーはどうしてもご飯をうまく炊きたいので、優子の元を訪れて教わります。
そして優子に教わったとおりに炊くと、おいしいご飯が出来上がりました!!
こうしてひとつひとつエリーは日本人らしく成長していくことになります(*゚▽゚*)

政春は計画書の提出や、取引銀行との接待、ウイスキー造りに必要なポットスチルの製作を佐渡製作所に頼みに行くなど多忙を極めていました。
そんな状態なのでせエリーとゆっくりと会話もする時間がありませんでした。
寂しくなったエリーは鴨居商店に行って、つくったおにぎりを鴨居に食べてもらったりして時間を過ごします。

その後、政春が家に帰ったときにエリーが鴨居と会っていたことを知り政春は激怒します。
《゚Д゚》
2人は大喧嘩をして政春はそのまま会社に行きます。
そこで優子が政春を諭します。
異国の地に来て日本の嫁になるためにがんばっているエリーがどんなに寂しくて心細いか、また頼れる相手は政春しかいないことを実感した政春はエリーの元に帰り、2人は仲直りをすることになります。

政春もエリーも限界のところでお互いにそれぞれの役割を全うするために必死なんですね・・
お互いの感情をぶつけ合いながらときには大喧嘩をし、その都度深いところで理解しあっていく夫婦って素敵ですね・・(*゚▽゚*)

夫婦愛1

◆ワインの爆発 ~ 政春の決断!

ウイスキー造りに必要なポットスチルの製作について、お金の工面を浪華銀行の笹塚部長と調整する中、タイミング悪く事件が勃発します。

なんと大阪中の酒屋や問屋にあるワインの瓶が次々に爆発するという騒ぎが起きていました。
原因は残留酵母で、製造過程で除去しきれていない酵母が夏の厚さで育ち、炭酸ガスが瓶の中で発生して爆発したのです。

鴨居が扱っている太陽ワインは爆発していませんが、爆発しているワインと同じ葡萄酒ということで太陽ワインの注文は当分見合わせるという連絡が鴨居商店に殺到してしまいます。
太陽ワインを製造している住吉酒造としては一刻も早く安全性を検証し、安全宣言する必要があるため、政春はウイスキー造りを中断せざるを得ませんでした。

苦悩

そしてなんとか安全性が保証されて、また再注文をもらうために客先にお願いに回ることになります。

そんな中、優子に新たな縁談の話があがりました。
浪華銀行の課長代理の藤岡次郎が婿に入るということで、この縁談は住吉酒造の先代の社長の守谷長五郎(もりやちょうごろう)が持ってきました。長五郎は優子の祖父にあたります。
しかし、優子は本当は結婚に乗り気ではなく、実は英文タイピストになりたいことをエリーに明かします。
そしていったんこの縁談はオクラ入りになりかけますが、結局この話は進むことになります。

そんな中、太陽ワインの再注文の動きが芳しくなかったため「美容と健康、安全、安心の太陽ワイン」という新たな謳い文句と女性の大胆な写真を前面に出して再度、宣伝をします。
鴨居の独特の発想、行動力に政春は改めて鴨居のすごさを痛感します。。

そしてなんと政春は鴨居からウイスキー造りを鴨居商店でしないか?とヘッドハンティングを受けます。
悩みに悩んだ挙句、政春は住吉酒造への恩義を優先してこの誘いを断ります。
エリーには政春の日本人独特の考え方が理解できませんが、政春にどこまでもついていく決断をします。
日本独特の恩義と実利のどちらを取るか・・・
これは難しい問題ですね。政春はどこまでも「純日本人」なんですね(*゚▽゚*)

そんな中、ウイスキー造りの資金作りのため大作と政春は浪華銀行といろいろと調整をしたりしていましたが、大株主の長五郎や専務の矢口の反対にあい、資金調達のための株主会議の開催すらままならぬ状態でした。

しかし政春、大作、そして優子からの熱心な説得の末、長五郎は致し方なく株主会議を開くことにします。

いよいよ株主会議の当日がやってきます(^-^)
出席者は株主達と浪華銀行の笹塚、そして優子の婚約者の藤岡の父親がいました。

この会議で政春は必死に株主達にウイスキーの魅力を語り、なんとかウイスキー事業に融資してもらうように働きかけます。
エリーも内助の功で会議の席にスコットランド料理と日本の料理を用意し、ウイスキーと共に株主達に試食してもらい、なんとかその場ではいい反応を得ます!(^o^)

フィッシュアンド

エリーも必死に政春のウイスキー造りの夢をかなえるべくサポートするのです。

後日、長五郎と藤岡が株主達からの回答を政春と大作に持ってきました。
首を長くして待っていた2人に長五郎は「ウイスキー事業は承認できない。これは株主の総意だ」と言います。

えぇぇ~!
最後のいちるののぞみが消えようとしていました・・
そしてトドメをさすように、住吉酒造でのウイスキー事業は承認しない、もし政春が反対なら政春には会社を辞めてもらう!という印籠まで渡されてしまいます(*_*)

そんな夢ばかり追う非現実的な事業も人材もいらないと判断されたのです・・
なんともシビアで厳しい現実でしょうか(*_*)

政春にとって選択肢はひとつしかありません。
ウイスキー造りをあきらめきれない政春は会社を退職することになります・・
もちろんエリーも政春にこころよくついていきます。

そんな中、優子が結婚式に向かう途中で政春とエリーは優子に出会います。
精一杯のお祝いの気持ちを優子にあげた二人は、お互いにいばらのみちに向かうことになります・・

◆本当のいばらの道・・・

政春が住吉酒造を退職してはや2ヶ月が経とうとしていました。

政春は生活のためにウイスキー造りとは関係がない職につこうとしますが、長続きしません。

そんな中、資金も底をつきエリーも心配になり、下駄に鼻緒を通す仕事やキャサリンの音楽教室の手伝いなど何が何でもお金の工面をしようと努力しますが、そんなエリーに政春は「妻は仕事せんでええ!」と威勢のいいことばを放ちます。
しかし定職につけず路頭に迷う政春・・・

家賃の取立てにくるヨシ婆に「もう少し待ってほしい!」と頼み込み、窮地に立たされ、政春は「こひのぼり」で下働きをしつつなんとか雀の涙のお金を工面することになります。

そんなある日、政春たちのご近所さんの梅子の息子、健太が熱を出して大慌てで政春の家に飛び込んできます。
父親が医者だったエリーはウイスキーとマーマレード、お湯を混ぜた「ホットトディー」を健太に与えます。そして翌朝には健太の体調は回復しました(*゚▽゚*)

ホットとディーdy

しかし今度はなんとエリーが熱を出してしまいます!
めちゃくちゃ心配する政春を尻目に、こひのぼりの春さんや、梅子の旦那の信ちゃん、そしてなんと家賃の取立てをしていたヨシ婆までがエリーのために全面的に協力をしてくれます。
そしておかげさまでエリーは問題なく回復することになります。

政春は退職後、やけになっていましたがこの時ばかりは周りに皆様に支えられているんだ・・と実感して感謝をします(*゚▽゚*)

こんな一大事の時こそ、日々当たり前に接している周りの人たちの恩恵を受けて、ありがたさを実感できるんですよねm(_)m

◆家主の家庭内の問題をエリーが・・・

家賃の支払いができないために、政春とエリーは家主の野々村茂を訪ねます。

そこで野々村の娘の幸子とナツに出会います!
この姉妹は音楽教室に来ているのでエリーは知っていたのですが、なんと野々村の娘たちでした♪

母親の由紀子も紹介されますが、実は由紀子は娘たちの実母ではなく、元女中でした。
実母が三年前に亡くなり、子供たちがなついていた由紀子と野々村は再婚したのです。
ナツは由紀子を「お母さん」と呼びますが幸子は未だに「由紀子さん」と呼んでいました。
幸子は実母のことをどうしても忘れられないでいたのです。

そして、家賃の支払いができないことを政春たちは野々村に伝えますが「家賃は待ちますので、娘たちに英語を教えてやってほしい」と意外なことを野々村は要求しました。
こうして少しの間、エリーは幸子とナツに英語を教えることになりました。

英語8

母親への思い出が忘れられず由紀子への接し方について悩む幸子。
そんな幸子にエリーは同じ長女としての思いを語ったりして幸子の心を徐々に開かせます。
「由紀子を「お母さん」と呼んでも幸子のお母さんは怒ったりしないよ。お母さんは幸子が大好き。大好きな幸子が決めたことはお母さんは怒らない」と。。。

そんな中、とうとう野々村は由紀子との離縁を言い渡します!
幸子が苦悩する姿を見るのがつらく結婚をしても子供たちを苦しめるだけ・・と判断したのです。
この決断にエリーは猛反対し、必死に野々村を説得しようとしますが野々村は聞く耳を持ちません。

政春もこの時ばかりは一緒に悩みますが、由紀子の誕生日会を政春の家ですることにして、野々村の家族を招待します♪
しかし野々村だけは頑なに断り続けます・・・

この誕生日会では政春が作ったパン焼き用の窯(かま)でパンを焼いてふるまおうとしていました。

なぜパン?かと言うと、なんとパンを売ってウイスキー造りの資金を作ろうと政春は考えていたからです。
このパン作りに取り掛かる前に、エリーは鴨居に誘われて海外からの取引先との商談の通訳を頼まれており、その話の中で鴨居が商談相手にウイスキー造りができるスコットランド人を紹介してほしい!と頼んでいたのです!
この話を聞いてあせった政春は苦肉の策でなんとパン造りで資金稼ぎ・・・という方向でがんばっているのです・・

パン0

さて、由紀子の誕生日会が開催されますが、野々村は来ません。
そんな中、誕生日会はしめやかに行われますが、なんと幸子が由紀子に「お誕生日おめでとう」と言ったのです!!
そしてその場面を実は野々村は物陰でこっそりと見ていたのです!!
ナツに手を引かれた野々村は人目もはばからず幸子を抱きしめます・・・(*゚▽゚*)

こうして野々村家の家族の問題は一瞬にして氷解することになりました。

この一連の出来事を支えてきた一番の貢献者がエリーです。
エリーは幸子や野々村の閉ざしたこころにストレートに愛情いっぱいに何度もぶつかっていきました。そうすることで彼らのこころを少しづつ開いていき、最終的に野々村家をひとつにしたのです!
エリーのストレートな愛情表現は周りのひとたちに多大な影響を与えていますね(*゚▽゚*)

◆広島へ急遽、里帰り!

びっくりする電報が届きます。
「チチ、キトク、スグ、カヘレ」

えぇぇぇぇ~!
びっくりした政春とエリーは、なんとか旅費を工面し、急いで広島の竹原まで行き、亀山酒造に駆けつけます。

しかし・・・
なんと政春の父親、政志は元気でした。
安心した政春は政志に勢いよく抱きついたために、なんと政志はぎっくり腰になり寝込むことになります・・Σ(゚д゚lll)ありゃりゃ(笑)
政春の姉の千加子も子供を身ごもっていたため里帰りしていました。

なぜ「キトク」の電報が!?
これは政春の母親、早苗の仕業で「こうでもせな帰ってこんじゃろが!」と政春に言い放ちます。
早苗がこのようなことをしたきっかけは、政春の退職です。
亀山酒造より住吉酒造に新米を送ったところ、礼状が届き、その中に政春が退職したことが書かれていたため、心配して政春たちを呼びつけたのです。

定職にもついていない政春はエリーと共にしばらく亀山酒造にいることにします。

早苗は未だにエリーを認めていないので、女中としてなら泊めてやる!ということでエリーは亀山家のために食事をつくったり掃除をしたりして必死に働きます。

一方、政春は酒造りの手伝いをさせられます。
幼なじみの俊夫と共に新しい酒米での試験醸造をしたり、蔵人たちにまざって大きな酒樽を移動したりして一日中働きます。

坂倉9

そんな中、早苗と千加子はエリーに対して非常に冷たい態度を取りますが、エリーが真剣に亀山家のみそ汁の味を出そうと努力したりする姿を見て2人は徐々にエリーのことを認めていくことになります。

そしてなんと千加子が産気づき、元気な男の子が無事に生まれます!!
みんなが心から出産を喜び、祝福されます♪

愛おしそうに赤ちゃんを抱くエリー・・・

政春もエリーも、このまま亀山家にいて子供をつくり、亀山家みんなで過ごしていった方がいいのではないか・・・と考えるようになります。
ウイスキー造りの夢はあきらめることになりますが・・・

千加子のアドバイスもあり、2人は亀山家に残ることを決意し、政春は政志と早苗にその旨を報告します。
しかし意外にも反対されるのです!!!
え!?あれだけ亀山家を継ぐことを夢見ていた両親が・・!なぜ?

政志は、政春たちを呼び戻した真意を政春に伝えます。
真意とは・・退職して道を失っていた政春に再びこれからの方向性を見つめ直させるために、わざわざ実家に呼び戻して、酒蔵の手伝いをさせた、政春に言います。
「お前に前を向かせるためじゃ。汗をかかせるためじゃ。頭で考えてどうにもならんときはとにかく体動かして汗をかくことじゃ。そうすりゃたいがい、道は見えてくるから・・」

両親としては「命懸けのウイスキー造り」を最後までまっとうしてほしい!という思いがあったんですね。。

こうして決意を新たに政春とエリーは大阪に帰ることになります。

◆ウイスキー造りに向けての序章

ウイスキー造りの最短距離は鴨居商店に入ることだ!と政春は思い、鴨居を訪ねます。
しかし鴨居はヨーロッパ産のウイスキーに炭酸を入れて日本人好みにした製品を販売しようとしていたので、政春は失望します。
政春の夢はあくまで日本産のウイスキーを広めることだからです。

そんな中、エリーはスコットランドの貿易商であるアンドリュースと鴨居との通訳をします。
そこでアンドリュースは日本とスコットランドでは文化のレベルが違いすぎるので、遅れている日本ではウイスキー造りは不可能なので、スコットランドから技術者を派遣しても無駄だと言います。

これを聞いたエリーはいたたまれなくなり、商談後、政春に再度説得します。
鴨居商店でウイスキー造りをしよう!と・・・
そして、再度、政春が鴨居と話す場をつくろうと、エリーは一生懸命段取りをします。

エリーは鴨居に再度、政春と話して欲しいと頼み込み、大将を迎え入れる高級料亭の「若松屋」を手配し、政春にも説得します。
そしてとうとう再度、2人の話し合いの場を取り持つことに成功しました。。

料亭5

なんとも内助の功というか、夫の夢の実現のために一生懸命動く妻であるエリーって日本人よりも日本人らしい献身的な妻ですよね。。(*゚▽゚*)

この料亭での話し合いで鴨居と政春は「本場のスコットランドよりもおいしいウイスキーをこの日本で造って世界をワッと言わせる!」という共通の思いがあることを再認識します。
しかしウイスキー独特のピート臭について、そのままこの臭いを生かしたい政春と、日本人好みに改良したいという鴨居の思いが相反し、2人の話し合いは合意を得ないまま終わってしまいます。

どこまでも頑固な政春。。。エリーはどうしたものかと悩みますが、政春もエリーもウイスキー造りの夢はまだまだ諦めていません。

そんな中、家主の野々村から意外な打診がありました。
なんと住吉学院で化学の教師の欠員が出るので、ぜひ政春に代理でこの職についてもらいたいと・・・しかも高給で!!(*゚▽゚*)

降って湧いたような仕事の話に、とまどう政春。
この高給の仕事を取るかウイスキー造りをあきらめるか・・

さらに同じタイミングで、鴨居の取引先である山之内専務が、鴨居のウイスキー造りに役立ちそうな人材の情報を持ってきました。
2年ほど前にスコットランドに単身渡り、熱心にウイスキー造りの勉強に励んでいた男がいてこの人物なら鴨居の事業に十分役立つことができるはずだと。。。
まさにそれは政春のことでした。。

今の日本で鴨居の新事業を実現できる技術者は政春しかいない!
このことを鴨居は改めて痛感し、今度はなんと鴨居から政春にぜひ鴨居商店に来て欲しいと直談判しに行きます!

堤真一1
「鴨居欣次郎 - 堤真一」

政春の元を訪ねた鴨居は「マッサン、鴨居商店の人間になれ!」と言います。
社長の鴨居にも口答えし、自分の信念を頑固に持ち続ける政春が来れば、必ず鴨居商店は化学反応を起こしてウイスキー事業も成功する!と鴨居は判断したのです。

そしてエリーが「マッサン、やってみはなれ!世界中を2人の力であっと驚かしたれ!」と政春に言い、その一言で政春は「大将・・・よろしくお願いします」と鴨居に頭を下げます。

こうして、鴨居とマッサンの2人による日本初のウイスキー造りの歴史が幕を開けることになるのです!

その後、政春とエリーは広島に里帰りし、亀山酒造で政志と早苗にウイスキー造りを正式に始める旨を報告します。

いよいよ政春は鴨居商店で念願のウイスキー造りに着手することになります!

意気揚々と元気づく政春。
ウイスキー造りには適度な寒冷地で上質な水質に恵まれて、霧が出るような場所が必要です。
そしてこの環境がある北海道がウイスキー工場の候補地として最適と政春は判断し、鴨居に提案します。
しかし、北海道は遠すぎて輸送費がかかりすぎるなどコスト的にも無理があると鴨居は判断し、大阪の近場で候補地を探すように、政春に指示します。
また工場のレイアウトを政春が鴨居に提案すると、鴨居はこの案をすべて捻じ曲げて強引に鴨居の思うがままのレイアウトに変えてしまいました。

鴨居の強引なやり方に政春はどんどん我慢ならなくなってきます・・・
それでもエリーはそんな政春を励まし続けます。
どこまでも二人三脚な2人ですね(*゚▽゚*)

マッサンとエリー
「どこまでも二人三脚なマッサンとエリー」

ある日、政春が近場の候補地として挙げた山崎に現地調査に行く際に、エリーも弁当を持って一緒に行くことになります。

政春はウイスキー造りは北海道意外に考えらないとブツブツ言いますが、なんと山崎もウイスキー造りの環境が整っていることがわかったのです!
山崎は京都と大阪の境目であり、木津川、鴨川、宇治川の3つの川の合流地点です。
霧が発生しやすい湿地帯で良質な水も湧き出ており、ウイスキーをつくる環境が整っていたのです(*゚▽゚*)

川との合流cv

鴨居に早速この件を報告する政春。
そしてここで鴨居の経営者たる手腕に脱帽することになります(*゚▽゚*)

まず鴨居が山崎を選んだ理由は「ウイスキーの宣伝のため」でした。
山崎に工場を建てると、線路からすぐ見える位置に工場を建てることができるので、列車の中から工場を見ることができておのずと宣伝になります。
また駅から近いので、毎日、多くの人に工場見学に来てもらう機会ができるので最高の宣伝効果となります。
日本人になじみのないウイスキーを広めるにはまずウイスキーの製造過程を見てもらうことでウイスキーを知ってもらうことが先決!と鴨居は考えていたのです。

政春は「いかにおいしく本物のウイスキーをつくるか」、鴨居は「いかに一人でも多くの人にウイスキーを届けるか」という思いでした。
今、ここでようやくこの2人の思いが1つになったのでした(*゚▽゚*)

◆英一郎との同居 ~ 亀山家に子宝が・・

そんな中、亀山家の改装工事が終わり、和洋折衷となった家の様子にマッサンもエリーも満足していました。
そんな矢先、なんと広島から俊夫が政春を訪ねてきたのです。
実はエリーが政志に手紙を書き、俊夫に政春のウイスキー造りを手伝って欲しいので政志から俊夫に頼んでくれないか?と伝えていたのです。
そしてそれを受けて政志から俊夫は頼まれて、遠路はるばる大阪まで出てきたのです。

このような経緯で俊夫は鴨居に会いますが、政春と同じく頑固一徹な俊夫を鴨居は気に入り、鴨居商店に入ってもらうことになりました。

それから3年半の月日が流れ・・・
ようやく鴨居商店の山崎工場が完成の日を迎えました!!(*゚▽゚*)
工場内の蒸留塔にてウイスキー造りの心臓部であるポットスチルの完成を従業員一同が見守り、とうとうここにウイスキー造りの拠点ができあがることになりました!

これと同時になんと・・・
エリーが赤ちゃんを身ごもることになります(^O^)
ウイスキー工場と赤ちゃんの両方を授かり、政春とエリーは明るい未来に思いをはせます。

明るい未来2_n

そんな中、突然、鴨居は息子の英一郎を亀山家で世話して欲しいと言ってきます。
大学生だが、国産初のウイスキーができる重要な時期なので、夢を持ってチャレンジしている政春とエリーの元に英一郎を置いて人生勉強をしてもらい、鴨居商店でもしばらく仕事をしてほしいと・・
こんな訳でしばらく亀山家でしばらく英一郎を預かることになりました。

しかし、何でもかんでも独断で決めていく鴨居に父親として英一郎は嫌気がさしています。
特に母親が病床に伏せていたときでも、亡くなったときでも仕事を優先させた鴨居に英一郎は腹を立てていました。

英一郎は政春とエリーに迷惑をかけないように、お互いの生活に干渉せずに過ごしますと言いますが、エリーはそんな英一郎に対していつもどおり誠意と愛情を持って精一杯接します。
そして英一郎も鴨居商店にしばらく勤めます。

そんな中、キャサリンや梅子たちに政春とエリーは誘われ、子供が出来たお祝いの席を「こひのぼり」ですることになりました。
この席で英一郎は正直に政春とエリーの子供は日本ではいじめられるでしょうね、と冷たく言い放ちます。
このことばに対してエリーはなんと英一郎に感謝のことばを言います。
「日本人思っていること言わない人多い、でも英一郎は自分の思っていることをちゃんと言える、英一郎は私たちの子供のこと心配してくれた、ありがとう」と。

このエリーの思いがけないことばに対して英一郎は泣きじゃくり、周りの人たちがエリーの子供のことを本気で思い、心配してくれていることやエリーの愛のことばに対して英一郎は感動するのです。

航大jpg
「鴨居英一郎 – 浅香航大」

そして英一郎は政春と一緒にゆりかごを作ります。
作り終わってからしばらくすると鴨居がこの場に現れて、英一郎と喧嘩をしてしまいます。
鴨居は単にエリーが妊娠したと分かって英一郎を戻そうとするのですが、英一郎の日頃の鴨居に対するうっぷんをここで爆発させてしまい、そのまま英一郎は2階にひきこもってしまいます。。。

2階にひきこもった英一郎を夕食に呼んでも降りてこないので、エリーは3人で2階で夕食しようと言い、夕食をお盆に盛ってエリーは2階に上がろうとしました。
しかし・・・
足を踏み外してなんとエリーはそのまま転倒して気を失ってしまいましたΣ(゚д゚lll)

すぐに医師にエリーを見てもらいましたが、子供は残念な結果になりました・・・
う・・・ん、ほんとうに残念ですm(_ _)m
あれだけマッサンとエリーが楽しみにしていた生きがいだったのに・・
英一郎も自分の責任を感じ、エリーに誤りますがエリーは英一郎に対して決して責めたりはせず、英一郎のせいではないと言います。

エリーも危険な状態だったためそのまま診療所にエリーを連れていくことになります。
そして診断の結果、エリーは血液の量が少ないため、もう赤ちゃんをつくることはできない・・と医師は政春に言います。
もし、今回出産をしていれば、エリーの命も危なかったそうで、赤ちゃんがエリーの命を救ったことになります。

政春はしばらく鴨居商店を休み診療所にいるエリーに付き添います。
そして一週間後にエリーは退院します。

そんな中、政春不在の鴨居商店は大変なことになっていました。
麦汁造りがうまくいかず、近々、鴨居商店の山崎工場のお披露目会を報道関係者にする予定がありましたが、この準備に間に合わない可能性が出てきていました。

英一郎は仕事よりも政春にエリーを優先にしてほしくて、鴨居に直接、このお披露目会の延期を頼みに行きますが、鴨居は予定はくずせないと頑固に主張します。
このことばを聞いて英一郎は、やはり父親は仕事しか頭にない!と怒ります。

一方で、赤ちゃんがもうできないことは、政春はしばらくエリーには言えませんでした・・・
しかし周りにもすこしづつ知れて、周りの人達のアドバイスもあり政春はとうとうエリーにこのことを告げます。
このことを聞いたエリーは絶句し、絶望の中泣きじゃくります・・・
もう自分たちの赤ちゃんと会えない・・・
日本では子供ができない妻は離縁させられる・・・
エリーは絶望の中、いろいろと考え、政春にもその悩みを伝えますが、政春にとってはエリーなしでは考えられないし、何があっても「ラブ」愛があれば2人でやっていける!とエリーを励まします(*゚▽゚*)

夫婦愛7

そして仕事の事と、お披露目会のことをエリーに話すと、エリーはとたんに上機嫌になり、ウイスキー造りの夢を叶えるために政春に仕事に打ち込んで!とはっぱをかけます。

う・・・ん、こんな状況でも自分の夫のために励ます妻。
ほんとうに頭が上がりません・・(*゚▽゚*)

そんな中、エリーはキャサリンから実は、キャサリンも子供を産めない体であり、そのために夫と離縁したことを告げられます。
びっくりするエリーに、キャサリンは自分が人生を乗り越えられてきた秘訣はマッサンと一緒にいれば必ず分かると言います。
いったいこの秘訣とは何なのか・・・

一方で鴨居はエリーに政春をこんな大変な時まで働かせて申し訳ないと謝りに来ます。
しかし、エリーは元気な政春と英一郎を見ていたら元気になる!と返し、エリーは英一郎に母親のことをすべてさらけ出して話すべきだと鴨居にアドバイスします。

このアドバイスを受けて、鴨居は英一郎に母親のことについて正直に話すことにしました。
お披露目会は母親の命日に予定されていました。
この理由は、実はお母さんは鴨居の夢の実現を誰よりも楽しみにしていたし信じてくれていたため、命日にどうしてもお披露目会をしたかったという思いを、鴨居は英一郎に明かしました。

鴨居は実は母親のことを誰よりも考えていたことを英一郎は知って、鴨居と英一郎のわだかまりはこの瞬間に氷解しました。

そんな中、亀山家にも家族についての話が来ます。
なんとキャサリンの知り合いの教会では事情があって親から離れた子供をひきとることをしていて、政春とエリーに養子はどうか?という話が持ち上がります。
この話を聞いて2人は悩みます・・・
お母さんが外国人ということでその子供は悩むかも知れない。。
しかし、エリーにはぜひ子供を育てることをしてほしい・・
といろいろと考えますがなかなか結論が出ませんでした。

そうこうしているうちにとうとう鴨居商店の山崎工場のお披露目会の日がやってきました!
大勢の記者たちが集まり、まずは政春が工場内の説明をしました。

このお披露目会にはエリーとキャサリンも来ていました。
そしてエリーはここに来て、キャサリンが言っていた何が起こっても人生を乗り越えられる「秘訣」について気づくことになります。
それはまさに政春との「ラブ」愛でした。
政春との「ラブ」愛があれば何があっても必ず乗り越えられる・・・
このことにエリーは気づいたのです。

政春の案内後は鴨居が壇上から来賓たちに挨拶をしました。
そしてなんと突然、鴨居は英一郎にその後の話をまかせることにしました!!
何も聞いていない英一郎でしたが、今まで学んできたことをこの壇上でぶつけました。
「われわれのつくるウイスキーにはたくさんの「ラブ」が込められています。人が人を愛おしく思うその気持ちこそが重要で、国産初のウイスキーをつくるまでたくさんの人が汗を流し助け合って、ラブに支えられて今日を迎えられました」

そして原酒の樽詰め式を行い、これから5年をかけて原酒が琥珀色へと変わる旨を報道陣に伝えました。

エリーは政春に「わたしお母さんになりたい。子供育てたい」と言い、子供を養子として迎え入れることを決断しました(*゚▽゚*)

それから数日後、亀山家に小さな命が届けられました。
キャサリンが赤ちゃんを抱いて来て、エリーに赤ちゃんが渡されました。
みんなに祝福される中、この赤ちゃんはエリーの「え」と政春の「ま」を取って「エマ」と名づけられることになりました(*゚▽゚*)

赤ちゃん8

以上が「マッサン」の前半部分となります。

では続いて後半部分のあらすじをシェアさせていただきますね(*゚▽゚*)

◆急いては事をし損じる

・第13週(2014年12月22日~12月27日放送)

鴨居商店の山崎工場が無事に完成して、マッサンとエリーのもとに養女のエマ(住田萌乃)がやって来てから早4年の歳月が経過しました。

エマが来てからというもの、エリーは妻そして母として、日々がんばっていました。

そんな中、マッサンは山崎工場で工場長補佐の英一郎(浅香航大)や俊夫(八嶋智人)たちと一緒に、ウイスキーの原酒づくりに精を出していました。
日本から生み出すクオリティの高いウイスキー作りに命をかけていたマッサンですが、世の中は不況の真っ只中であり、その不況のあおりを鴨居商店も受けていました。

そしてその影響により鴨居商店の経営も悪化の一途をたどり、すぐにでもウイスキーを販売するか、もしくはウイスキーの製造を中止にするかの選択に迫られていました。
それだけ資金繰りが厳しくなっていてすぐにでもお金を生み出す必要があったわけです。
そして、ボスである鴨居は現時点のウイスキーの原酒でブレンドするようにマッサンに指示したのです・・

そんな中、マッサンはなんとか指示どおりにウイスキーのブレンド作業に取り組むのですが、本来のウイスキーの熟成期間よりも短いので、やはり思うような味にはなりませんでした。
それでも、経営が圧迫されて余裕がない鴨居は、すぐにでもこのウイスキーを商品化する必要がある!と言い、マッサンは大いに悩むことになります《゚Д゚》

ウイスキー4p

そんな中、マッサンの広島の実家からなんとマッサンの母である早苗(泉ピン子)が突然訪ねてきました!!Σ(゚д゚lll)

マッサンとエリーはそんな早苗に対して現状を話すと、まずはエマのことを第一に考えて、広島の実家に帰ってくるようにマッサンたちに提案したのです。。。

そうこうしている内、なんとかマッサンはウイスキーを造りあげることに成功しました!!
そして、見事に国産初のウイスキーを販売することになったのです(*゚▽゚*)

しかし・・・
このウイスキーは全く売れませんでした・・・

合わせて主力製品の太陽ワインの売上も落ちてきてしまいました。。

ウイスキーが売れなかった原因はやはり熟成が足りなかったことだと結論づけたマッサン。
ウイスキー特有のスモーキーフレーバーの煙くささが日本人に合わないと判断した鴨居。

本物のウイスキーにこだわるマッサン。
売るために日本人好みのウイスキーにこだわる鴨居。

そんな中、鴨居は醸造学の権威である京都帝大の久我山をブレンド事業に加えました。
外からの視点が必要だと考えた鴨居でしたが、マッサンたちは困惑します。

そして、俊夫が鴨居のやり方に猛反発して久我山を工場には一歩たりとも入れない!と騒動を起こし、なんと俊夫は鴨居商店を首になってしまいました・・

鴨居はマッサンに営業に転属するように命令します・・

◆渡る世間に鬼はなし

・第14週(2015年1月5日~1月10日放送)

ウイスキー販売のことで対立したマッサンと鴨居。
結果的にマッサンは営業に転属となってしまいます。
そしてマッサンは営業として市場開拓のために北海道に行くことになりました。
山崎工場では工場長補佐だった英一郎がトップに立つことになります。

そんな中、びっくりする電報がエリーの元に届きます。
なんと、マッサンの母親である早苗が危篤だというのです!!

エリーは急いでマッサンに伝えたかったのですが、なんせマッサンは北海道のため思うように連絡が取れません。
そんなエリーはひとまず鴨居にマッサンに伝言してほしい旨を頼んで、急いでエマと共に早苗のところへ向かいました。
エリーたちが着いた頃、早苗はなんとか大丈夫でしたが、弱りきっていたのでエリーは早苗を一生懸命看病しました。
そんな献身的なエリーに対して、早苗は徐々にこころを開いていくのです。

しかしエリーの必死の看病にも関わらず、早苗の様態が急変します。
そしてエリーは花嫁衣裳を召して、早苗に披露します。
そしてまさにこの時が早苗がエリーをマッサンの妻である・・と認めた瞬間だったのです。

一方、マッサンは北海道でウイスキーの営業をしていました。
そしてそこでニシン漁師の網元である森野熊虎(風間杜夫)に出会います。
この森野がマッサンとエリーにとっての心強き支えとなってくれるのです・・・

熊虎が余市という場所にマッサンを連れて行ってくれますが、そこは気候などの条件がスコットランドにそっくりでしたのでウイスキーづくりに最適な場所だ!と確信するのです。

余市1

ようやくマッサンと連絡が取れて母親の危篤のことを知ったので、マッサンはあわてて実家に帰ります。
そして早苗は自分の息子を見て安心して臨終したのです・・・

早苗の最期のことばを胸に、マッサンはウイスキー造りをあきらめない決心を再度固く持つことになるのです。

◆会うは別れの始め

・第15週(2015年1月12日~1月17日放送)

早苗やエリーなど家族の強い想いを受けたマッサン。
この大きな想いを受けて、マッサンは自身のウイスキー造りへの想い、情熱を再確認しました。

そして、マッサンは再度、ウイスキー造りに励むべく鴨居に頭を下げて工場長に復帰することができました(*゚▽゚*)

今までは本当の味のウイスキー造りに強い情熱を抱いていましたが、いったんこの思いを脇に置いて、鴨居の意向に合わせて日本人にうけるウイスキー造りに励みます。
エリーはマッサンが自分の意向を無視したウイスキーを造っている姿を見て心配します・・

しかしマッサンはあくまで日本人の舌に合わしたウイスキーを造ることに専念して、とうとうスモーキーフレーバーを抑えたピート臭が少ないウイスキーを作りました。
しかし、鴨居はこのウイスキーには納得しませんでした・・

そして今度はマッサンがウイスキーの命としている「ピート」を使わないウイスキー造りをすることになりました!!
自分の意向を抑えて、日本人好みのウイスキーのためにさらにがんばるマッサン。
そして、ついにピートを使用しないウイスキーを造って、ようやく鴨居はこのウイスキーに納得したのです。

しかし、自分の思いを抑えてがんばってきたマッサンは倒れてしまいます・・《゚Д゚》
そんなマッサンをエリーは心配します。。
そしてエリーはマッサンが本来目指していた本物のウイスキー造りに再度、目を向けてもらいたいため、鴨居の会社からの退社を促します。
そして、家主の野々村の知人である渡という実業家に相談しました。

最初は渡はこの話に難色を示していましたが、余市で収穫されたリンゴでジュースを作って工場の運転資金にすれば・・という約束で渡から出資をうける話までこぎづけたマッサンとエリーは意を決して鴨居に退社の挨拶に行くことになります・・

マッサンとエリーs

◆人間到る処青山あり

・第16週(2015年1月19日~1月24日放送)

思い切って鴨居商店を退社したマッサン。

本物のウイスキー造りを目指して、マッサンとエリーは大阪を旅立って北海道の余市に移り住むことにしました。

マッサンは余市でウイスキー工場を建てて、本格的にウイスキー製造をする計画でした。
マッサンはまず頼りにするニシン漁師の網元の森野熊虎(風間杜夫)を訪れます。
こういう時こそまさに人脈ありきですね(*゚▽゚*)

工場用地確保のための地主やリンゴジュースをつくるための農家などを紹介してほしいと熊虎に頼み、熊虎はこころよく引き受けます。

そして、熊虎はマッサンとエリーを家に招待して歓迎会を催しました。
熊虎の娘であるハナ(小池栄子)が料理を準備し、楽しいひとときを過ごします。

翌日、 熊虎は地主にマッサンを紹介しようしますがなぜか門前払いされてしまいます・・《゚Д゚》

そして次にマッサンはリンゴ農家に行きますが、ここで実は熊虎が多額の借金を抱えている現実を知ります!
熊虎が営んでいるニシン漁が不振で、この影響で熊虎は借金を抱え込むことになったのでした・・Σ(゚д゚lll)
ビジネスは浮き沈みするものですね・・

そんな中、マッサンは、熊虎の義理の弟である進(螢雪次朗)のリンゴ農園を訪問しました。
そこでマッサンは、熊虎が実は会津から余市に移り住んで来た仲間たちから嫌われているということを知ります。

りんご7

一方、熊虎の息子である一馬(堀井新太)は借金を抱えている家庭事情に頭を悩ませていて、最終的には家を売り払うことを決め、熊虎の義理の弟、進に家を譲ろうとします。

このことを知った熊虎は激怒して、一馬と大喧嘩しますが、エリーが仲裁に入り、2人は冷静になりました。
エリーは常に冷静で仲裁役として大いに活躍していますね(*゚▽゚*)

熊虎の夢は子供たちの故郷をつくってあげたい!ということでした。
そして、とうとう熊虎は家を手放すことを決断し、土地の権利書とともに夢をマッサンに託すことにしました。
進も、マッサンのためにリンゴ農園で収穫したリンゴをマッサンに売ることを承諾しました(*゚▽゚*)

こうして、すったもんだがありましたが、この1年後、ウイスキー工場ができてようやくマッサンとエリーの夢である本物のウイスキー造りに向けての基盤ができたのでした!!

そしてウイスキー造りには欠かせない仲間である俊夫も、余市に呼び、本格的なウイスキー造りに向けていよいよ動き出すことになったのです(*゚▽゚*)

◆負うた子に教えられ

・第17週(2015年1月26日~1月31日放送)

マッサンの北海道余市の工場で、リンゴジュースの製造が本格的にスタートしました。
しかし、製品は次々と出来上がっていくのですが、リンゴジュースの売り先がなかなか開拓できなかったので、在庫だけがどんどん増え続けてしまいました。

リンゴジュースが売れないことにはウイスキー造りにも着手できないため、マッサンと俊夫は徐々に焦り初めます。

そんな苦境の中、マッサンはウイスキー工場のために出資してくれた渡と野々村から大阪に呼び出されることになりました。

一方で、小学生になったマッサンの娘、エマ(優希美青)も苦境のまっただ中にいました。
なんとエマの母親であるエリーが外国人であることを学校でからかわれていたのです・・

このことを知ったマッサンは、エマが養女であることを本人に言うべきかどうか悩みながら、大阪に向かいます。

そんな中、エマは同級生に怪我をさせてしまいました(*_*)
エマをからかっていた同級生のタケシをエマが突き飛ばしてしまったのです。

しかし、タケシの父親がエリーに謝ります。
タケシがエマは橋の下で拾われた子だとひどいことを言ったのでタケシが悪かったんだと・・

このことを聞いたエリーはエマが大変な目にあっていることを知り、ショックを受けてしまいます(-_-)

その頃、大阪に着いたマッサンは渡や野々村を訪ねますが、マッサンは販売先の開拓を怠っていることを厳しく指摘されてしまいます・・

出資者からすれば儲けてもらわないと困りますので当然厳しく言います。

落ち込んだマッサンは久しく顔を出していなかった「こひのぼり」に行きました。
キャサリンはマッサンにいったん大阪に戻ってくるように助言しました。
マッサンにはほんとうに次々と試練が訪れますよね・・

一方のエリーは、学校参観があることをエマが隠していたことを知ってショックを受けます。

そんな中、エマは悩みを抱えつつも、参観日に発表する家族をテーマにした作文を作り始めました。

そしてついにマッサンはエマに真実を語ったのですm(_ _)m
エマの実母は、エマを出産してすぐに亡くなってしまったと・・・

待っさん3

このことを知らされたエマは大きなショックのあまり熱を出してしまいました・・

一方で、マッサンは百貨店に商品を売り込むために営業を本格的に開始しました。
家族も大変な中、マッサンは待ったなしで動かなきゃいけないほど切羽詰まっていたんですね・・
Σ(゚д゚lll)

そんな中、エマの同級生のタケシがエマの見舞いに来ました。
そして、エマをからかっていた本当の理由を告白したのです。
実は、タケシは母親を亡くしていて、エマがエリーからたっぷりと愛されている姿を見て、エマがうらやましかったため、ついいじわるをしてしまったと・・・
タケシは母親からの愛情に飢えていたんですね・・Σ(゚д゚lll)

このタケシの話を聞いたエマは、改めて自分の状況を見つめ直し、自分の両親であるマッサンとエリーが実はかけがえのない自分の両親なんだと実感します。

そして参観日の日がやってきて、エマは「わたしの家族」という作文を発表したのです。

つながり)

そんな中、マッサンは、リンゴジュースを売る販路をふとしたきっかけで見いだしたのです(^O^)

◆遠くて近きは男女の仲

・第18週(2015年2月2日~2月7日放送)

リンゴジュースを売る販路を見い出して、取引先もいくつか開拓して、ようやくこの事業も軌道に乗り始めました!!(*゚▽゚*)

ようやくほっとするマッサンとエリー。

しかしそんな安心も束の間、ある日、取引先から連絡があり、リンゴ汁が濁っていてラベルにカビが生えた!とクレームがきたのです|゚Д゚)))

早速、マッサンは、リンゴジュースを調べ、品質には全く何の問題もない!と説明しますが、なんと商品は全て返品し、その際にかかる回収費用もすべて負担してくれ!と言われて、マッサンは困惑してしまいます・・
せっかく、順調に軌道に乗ってきた矢先に・・・

りんごじゅーす)

そんな大騒動の中、熊虎の娘のハナ(小池栄子)に縁談の話が出てきます。
熊虎は、義理の弟である進(螢雪次朗)からこの縁談を頼まれたのです。

この話を聞いて、ハナは動揺します|゚Д゚)))
そして、同時に俊夫(八嶋智人)もさらに動揺していたのです・・

この2人の様子を見て勘の鋭いエリーはすぐに「この2人は愛し合っているな」と分かります。
ものすごい観察眼ですね(*゚▽゚*)

そんな状況の中、マッサンはエリーに「当人たちのことは当人たちにまかせろ」と言いますが、エリーはいつものようになんとかしたい思いで積極的に2人に介入していきます。

ハナは俊夫の思いを確かめてみたりするのですが、仕事一本気の俊夫は正直に自分の思いを伝えることができずにしばらくはじれったい状態が続きます。

なんだかんだでやきもきする状態がしばらく続くのですが、最終的には俊夫は自分の正直な思いを出して、ハナにプロポーズするのです!(*゚▽゚*)

こうして2人の気持ちが一つになったところで、俊夫とハナは熊虎の元に行き、2人の気持ちを伝えます。
そして熊虎は、結婚を許したのです(^O^)

結婚

祝福ムードが漂う中、突然の訃報が来ます・・

なんとあの鴨居の息子の英一郎が亡くなったという訃報でした!!|゚Д゚)))

英一郎A7

「鴨居英一郎 – 浅香航大」

驚きと悲しみの中、マッサンとエリーは英一郎の葬儀に出席しました。

そこで大将の鴨居と久しぶりに再会します。
鴨居は英一郎が実はマッサンが理想とするウイスキーを飲みたがっていたことと、マッサンに負けないようにと努力していた事を涙ながらに語りました。

鴨居b

「鴨居欣次郎 - 堤真一」

英一郎の話を聞いたマッサンは、余市でウイスキー造りを開始する決意を固めました

そして、後日、俊夫とハナの祝言の日がやってきました(^O^)
このお祝いの席ではマッサンとエリーが仲人を務め、マッサンはみんなの前で余市でのウイスキー製造開始を宣言したのです(*゚▽゚*)

マッサン7c

◆万事休す

・第19週(2015年2月9日~2月14日放送)

1940年。
日本は中国と長期にわたって戦争を続けていました。

そんな中、マッサンの工場の北海道果汁では商品であるアップルワインとゼリーの売上が順調でした(*゚▽゚*)

そして、敏夫とハナの祝言の際にマッサンが宣言した「ウイスキー造りの開始」からはや6年
ウイスキーの原酒の熟成も順調に進んでいたのです。

そしてその原酒を元にマッサンはブレンド作業をして、ついにマッサンが理想とするウイスキーが完成したのです!!

ウイスキー0

この頃にはマッサンの娘のエマは、女学校の3年生になっていました。

エマとハナが町の人々にウイスキーの試飲をしてもらっていると、ある一人の男性が来ました。
そして、この男性はウイスキー通の作家、上杉で実はマッサンの大ファンだったのです!(*゚▽゚*)

そんな中、マッサンは出資者の野々村と渡に今後はリンゴ関連の商品に代わって、ウイスキー1本で勝負したい!という思いを語り、なんとか2人から承諾を得たのです!(^O^)

そして、マッサンは会社名を「北海道果汁」から「ドウカ」に心機一転、改めました。

その後、マッサンの大ファンである上杉は新聞にマッサンのウイスキーについて大絶賛したコラム記事を載せることになります(^O^)

こうして、マッサンの念願の商品である「ドウカウイスキー」がいよいよ発売されました!!

そんな中、エリーはスコットランドの母、ローズマリー宛に手紙を書きますが、後日、エリーの妹のヘレンから返信があり、ローズマリーが体調を崩していることを知ります。
ヘレンはエリーに一度スコットランドに帰ってきてほしい旨を手紙に託していましたが、日本は戦時中でスコットランドには行けない状況だったのです・・・Σ(゚д゚lll)

そんな中、マッサンの商品「ドウカウイスキー」が全然売れませんでした・・
そしてそんな状況を知った出資者の野々村と渡はマッサンに対して、ウイスキー生産をとりやめて商品の見直しをはかり、大幅な人員削減を要求します。
これを聞いたマッサンはがっかりしてひどく落ち込んでしまいました・・(x_x)

マッサン3

そんな中、マッサンは社員全員を集めて、今の会社の厳しい状況を説明し、自分のいたらなさを謝り、やむなく人員整理する旨を伝えました・・
一番つらい状況ですね。。
共に頑張ってきた仲間にこんなことを伝えなきゃならないのは・・(-_-)

しかし、その後、事態は一変することになります!

マッサンの会社は突然、海軍の指定工場になりました!
戦争のために洋酒の輸入が難しくなったので、代わりにマッサンの会社のウイスキーを海軍が買い取ることになり、ドウカは倒産をまぬがれたのでした!(^-^)

◆夏は日向を行け 冬は日陰を行け

・第20週(2015年2月16日~2月21日放送)

エリーとマッサンは、ヘレンからの手紙を読んでいました。
そこには、戦争が激しくなってきているので、日本は危険なため、スコットランドへ家族で移り住んではどうか?という内容でしたが、エリーは日本を離れるつもりはありませんでした。
マッサンと共に国産ウイスキーをつくる!マッサンの夢をかなえる!という思いは不動のものだったのです。

エリーo

そんな中、エリーはなんと町の子供たちから「鬼畜!」と呼ばれてしまいます。
戦争が激化して、贅沢は敵!鬼畜米英!ということばが日本中で溢れていたからです・・|゚Д゚)))
そして、エマも「鬼畜の娘」と揶揄されたのです。。

しばらくして、マッサンの工場は海軍からウイスキーのさらなる増産を要請されたため、人を新たに雇うことになりました
大勢の人たちが詰めかけましたが、その中に中村美紀(堀内敬子)と、その娘である秀子(黒島結菜)がいました。
美紀は戦争に行った夫を亡くしたばかりだったのです・・
美紀が面接をしている間に、美紀を待っていた秀子は、エリーとエマと共に話をしました
そしてその日の夕食時にエマはマッサンに、ぜひ美紀を雇ってあげてほしいと頼んで、美紀には家事周りの手伝いを、秀子には工場の手伝いをしてもらうことにしました。

その夜に、なんと突然、大阪からキャサリンがやってきました!
キャサリンは横浜を出航する交換船に乗って、夫のチャーリーと共に、イギリスに行く決意をしたとエリーに語りました。
そして、エリーにも一緒にイギリスに行くように誘ってきたのです|゚Д゚)))

キャサリン8

「キャサリン(濱田マリ)」

憲兵や特高は外国人をスパイ容疑で逮捕しようと躍起になっており、つかまってしまうと非常に厳しい拷問をされてしまう危険な状況だったのです。
エリーがイギリスに行く場合は、マッサンと離婚をしてイギリス国籍になる必要がありました。
エリーは家族と離れるつもりはなかったため、このキャサリンの誘いを断りました。
しかし、エリーの命にもかかわる重大事なため、マッサンも非常に悩みました・・

そんな中、エマは、秀子が女学校に通って先生になりたかった・・ということを聞きました。
秀子は父親を戦争で亡くして、貧しさゆえに学校に行けなかったのです。
エマは秀子にあきらめないでほしいと言うのですが、それを知った母親の美紀は秀子を咎めます・・

しかし、エリーが秀子に対して「エマの気持ちを受け取ってあげてください」と言いました。
エリーはどこまでもやさしく気づかい溢れる人ですね(^-^)

その頃、エリーは回りの人たちから心配されていました。
交換船のことを聞いた俊夫やハナや熊虎が、エリーの身の上を大変心配していたのです・・

そして、マッサンは考えに考え抜いた結果、エリーの命を最優先させて、離婚届をエリーに渡したのです・・
「わしなりに一生懸命考えた。いちばん大事なのはエリーの命じゃ!」と・・

そんな中、突然、特高警察が乗り込んできて、手紙はどこだ!と家宅捜索を始めました!
そして、ヘレンからの手紙を持ち出そうとしたので、エリーが抵抗すると、なんとエリーが連れていかれようとしました!

手紙3

エリーは特高に対して「どうぞ私を連行してください。ここには私の家族、たくさんの大切な友がいて、ここは私の故郷です!」と言いました。

するとちょうど工場に出入りしていた海軍士官が来ました
彼は機転をきかして、ここは海軍の指定工場であり、エリーは怪しくないと太鼓判を押して、この場は事なきを得たのです(*゚▽゚*)

マッサンはエリーに謝り、「ずっとずっと日本にいてくれ、わしのそばにいてくれ・・」と言いました。

翌日、マッサンは従業員に対して、エリーは日本に引き続き残ってもらうことを伝え、今後も迷惑をかけるかもしれないが力を貸して欲しい!と頼みました。
もちろん、従業員一同はこの頼みをこころから喜んで引き受けました。

そして、美紀が実は自分が特高にエリーの手紙がある場所を教えたと告白したのです・・
夫も失い、娘の秀子を女学校にすら通わすことができないほどの貧しさだった美紀は、外国人のエリーが何不自由ない生活をしているのを見て悔しかったのです。

しかし、エリーの純粋な思いや態度を見て、美紀は自分が間違っていたことを悔み、謝ったのです。。。(*゚▽゚*)

そして後日、美紀と秀子は、美紀の実家に戻ることを告げて、去っていったのです。。。

また、エリーはキャサリン宛に、自分は日本にずっと残ることを書き綴って手紙を送ったのです。

見つめ合う04

◆物言えば 唇寒し秋の風

・第21週(2015年2月23日~2月27日放送)

1943年(昭和18年)の秋。
日本が連合国軍と戦争を初めてから、はや2年もの月日が経ちました。

マッサンの工場では、海軍に納めるウイスキーを造り続けていました。
ある日、海軍士官にマッサンは山ぶどうを使ってワインを造るようにと命じられました。

山ぶどう

軍の目的は製造工程で生じる酒石酸という成分を得ることでした。
この結晶は音波をとらえる特性があったのです。
このため、軍は水中聴音機を作る際にこの酒石酸が必要だったのです。

この製造については、熊虎の息子、一馬(堀井新太)が担うことになりました。

堀井新太a

「一馬(堀井新太)」

この頃、エマは女学校を卒業しました。
そして、軍服などを縫う勤労奉仕のため、よしえと一緒に働いていました。
そんなエマは自分がしたいことが分からなくなっていて悩んでいました|゚Д゚)))

エマは一馬にこの事を相談したりして、徐々に2人はお互いに意識しあうようになったのです(*゚▽゚*)

一方、マッサンは後継者を誰にするか考えていました。
そして、マッサンとエリーは後継者として一馬がふさわしいのではないか・・と思いました。

そうこうするうちに、マッサンとエリーはエマと一馬が恋仲になっていることに気づきます
しかし、エリーはエマが一馬に恋をすることはありえない!と一蹴したのです。
いつもは相手の気持ちを尊重するエリーですが、この時ばかりは頑なにエマの一馬に対する気持ちを否定したのです。。|゚Д゚)))
なぜでしょうか??

エリー76

実は、エリーはマッサンと出会う前、ジョージという男性と結婚をする約束をしていたのです。
しかし、ジョージは戦争に行ってしまい、亡くなってしまったのです。。

一馬も、今、日本が巻き込まれている戦争に出征する可能性があるため、エリーはエマに自分と同じ体験をして悲しい思いをしてほしくなかったのです。。|゚Д゚)))

エマはこの話をエリーから聞いて、エリーの気持ちを納得しました。
そして、改めてエマはエリーに自分の正直な気持ちを言いました。

「一馬と死に別れるのではないか・・と恐れて生きるより、今を精一杯、自由に、自分の気持ちに従って生きるべきでしょ?」

エリーはこのエマのことばを聞いて、エマを抱きしめました。

その後、一馬に召集令状が届いたのです・・・

◆親思う心に勝る親心

・第22週(2015年3月2日~3月7日放送)

一馬の出征まであと4日になります・・
熊虎は、一馬が国のために働ける!と喜んでいました

しかし、一方でエマは落ち込んでいてエリーはそんなエマのことを気づかっていました。

マッサンは一馬にできる限りウイスキーのブレンド作業を教えることにしました。

そんな中、エマは一馬の気持ちを確かめるべく、貯蔵庫に一馬を呼び出しました。
いてもたってもいられなくなったのです。
しかし、一馬は自分はこれから出征するんだ・・ということくらいしか言うことができませんでした。。

一馬は50

一馬の出征を喜んでいるかのように見えた熊虎でしたが、エリーにだけ本心を明かしました。
実は熊虎は一馬を戦争になんか行かせたくなかったのです。
しかし、一馬は出征する必要があるため、一馬が迷ってしまわないようにそのような態度を取っていたのです。。
親心の最たるものですね。。(*゚▽゚*)

このことを聞いたエリーは壮行会で熊虎にぜひ歌ってほしい歌があると言いました。
その歌は「オールド・ラング・サイン」(蛍の光)です。
これを英語の歌詞で歌ってほしかったのです。
というのも、日本語の「蛍の光」の歌詞とは違い、英語の歌詞は「再会」を喜び合う内容だからです(*゚▽゚*)

外では特高が常時見張っています。
しかし、熊虎以外のみんなが日本語で「蛍の光」を歌って、熊虎のみ英語で歌えば特高にもばれないと考えたのです。
エリーはカタカナで書いた英語の歌詞を熊虎に渡そうとしましたが、熊虎はそんなのは無理だ!と言って、ゴミ箱に捨ててしまったのです・・・Σ(゚д゚lll)

そして出征前日。
マッサンは「お前はかならず生きて帰ってくるんじゃ!」と励まします。
その後、壮行会が開催されました。

この壮行会の最後で、熊虎はゴミ箱に捨てた英語の歌詞の書かれた紙を取り出して、英語で「オールド・ラング・サイン」を歌い始めました。
そして、エマもエリーも一緒に歌い始めます♪
特高に気づかれないようにすべての扉を閉めて、全員でこの歌を英語で歌い、涙の大合唱となりました・・・
最高の壮行会ですね(*゚▽゚*)

そしていよいよ出征当日がやってきます。

熊虎はこの時にとうとう本心を一馬に明かします。
「臆病者になってもいい、卑怯者になってもいいから、かならず生きて帰ってこい!」と・・・

エマは手縫いのお守りを一馬に渡します。
一馬はエマに「帰ってきたら言いたいことがある」と言い、2人は固い握手をしました。

握手389

去っていく一馬に笑顔で手を振り続けたエマですが、一馬の姿が見えなくなった途端にエマは号泣しました・・
エリーはそんなエマを抱きしめました

◆待てば海路の日和あり

・第23週(2015年3月9日~3月13日放送)

一馬の出征から1年半以上が過ぎました。
戦況はますます悪化しており、マッサン達のいる北海道にも空襲がある!という良からぬ噂が流れてきました《゚Д゚》

海軍の指定工場ということでマッサンのウイスキー工場も狙われる可能性があるため、マッサンたちは空襲に備えました。
特にウイスキーの原酒が入った樽は何年もかけてやっと熟成させたかけがえのない貴重なものなのでなんとしても守る必要があったのです。

そして、熊虎と義理の弟、進(螢雪次朗)と大勢の男たちが工場にやってきて、この空襲に備えた準備を手伝いました。

エリーが体調を崩していたため、このことを聞いた周りの人たちが精がつくようにと肉を持ってきてくれたのです。
みんなのやさしさや気遣いにマッサンやエリーは感動するのです・・

まっさんとエリー82

そして、とうとう空襲がやってきました!
マッサンやエリーたちは乾燥棟に逃げ込んで1日を過ごし、空襲は去りました。
結果的に工場には被害はありませんでした・・・

そんな中、悲報が届きます。
なんとそれは一馬の死亡を知らせる内容だったのです・・
マッサンや熊虎たちは悲しみに飲まれ、エマももちろん例外ではありませんでした・・
戦争はこうして大事な人たちをいとも簡単に奪ってしまう狂気なんですね・・Σ(゚д゚lll)

こうして大きな悲しみがなかなか癒えないまま月日は流れて、8月に一馬の合同葬儀が執り行われました。

その後、一馬の「おかえりなさいパーティー」催されることになりました。
熊虎はこのパーティーの席上で「明日からはみんな、一馬の分まで笑って、一馬の分まで力いっぱい生きてやるんだ!エマも分かったな?」と言いました。
これでみんなの気持ちが一区切りついたのです。。(*゚▽゚*)

翌日、エリーは盗みに入った貧しい身なりの少年と家で出くわしました。
するとその少年は「とうちゃんを殺したアメリカがなんでここにいるんだ!」と叫んで出て行きました。
エリーはびっくりして恐怖のあまりそこにへたり込みましたが、このー件はエリーの心に深く影を落とすことになりました。

エリー

後日、8月15日に日本は敗戦し、長く続いた戦争は終わりました
そんな中、マッサンは工場の敷地を解放して、みんなのために畑をつくることを提案します。
ウイスキーを製造することよりも、今は復興するために食べて生きていくことに全力をかけるべきだ!と考えたのです。

そしてマッサンが心配していた広島の家族からも電報が届き、全員無事であることが確認できたのでマッサンは安心します。

終戦から2ヶ月が過ぎたある日、大阪から柴田健と名乗る柴田商会の代表がマッサンを訪れてきました。
三級酒が飛ぶように売れているため、柴田が扱っている三級酒にマッサンの会社のウイスキーを少し混ぜれば他の酒との差別化が図れて、さらに売ることができると考えたのです。
しかし、マッサンは三級酒に自分のウイスキーを使うことには抵抗があったため、この話を断りました。

その後、マッサンは出資者である渡と野々村に今後のことを相談するために大阪にエリー、エマと一緒に行くことにしました。
そして、大阪行きの準備をしていると、アメリカの進駐軍のフィッツジェラルドミラーが訪れてきました。
彼らはエリーの無事を確認しに来たのです。
そして、マッサンの工場のウイスキーを進駐軍に提供してほしい!と言って来たのです。
アメリカからのウイスキーだけでは進駐軍の末端の兵士までは行き渡らないからでした。
しかし、マッサンはいったんこの話を断りました。
日本海軍から進駐軍に乗り換えることはできないし、一馬も浮かばれない・・とマッサンは考えたのです。
そして、いったん大阪行きも中止しました。

その後、なんとキャサリンがイギリスから帰国し、エリーたちに会いに来たのです!!
キャサリンの夫のチャーリーが小樽の教会の炊き出しに駆り出されたのです。
どこまでもキャサリンはマッサンたちとが深いんですね(*゚▽゚*)

エリーはキャサリンから流行っている「りんごの唄」を教えてもらい、エリーのこころの傷は徐々に癒されていきました。
そして、それまで恐れて工場の敷地を出ることがなかったエリーは戦争が終わってから初めて工場の外に出ました。
マッサンと共に余市川を巡り、炊き出しをしている小樽に向かって歩いていったのです(*゚▽゚*)

小樽2

そんな中、マッサンは進駐軍との取引を開始することにしたのです。

マッサンが進駐軍と取引をすると決意したきっかけは熊虎からの言葉でした。
熊虎は「俺たちや一馬のことは気にするな工場を継続することだけ考えればいい、逆に敵を利用してやる!というくらいの気概を持て!」と言われたのです。

◆一念岩をも通す

・第24週(2015年3月16日~3月21日放送)

1948年(昭和23年)。
終戦から3年が経ち、マッサンの会社も進駐軍と取引を継続していて安定した売上を保っていました。

25歳になったエマ(木南晴夏)は、取引先の進駐軍で翻訳や通訳などをして活躍していました。

そんな中、翌年の1949年の春よりウイスキーの値段を各メーカーが自由に決めることができるようになりました!(*゚▽゚*)

マッサンはこれを好機!ととらえて、熟成15年目を迎えたウイスキーを「スーパードウカ」として1本780円で販売しようと考えました。
しかし、俊夫はこれまで売ってきた「ドウカ」が1500円だったのに、これより高級な「スーパードウカ」を780円で売るなんて・・・と難色を示しました。

ウイスキーe

2人が議論する中、熊虎と進が来て「身寄りのない人たちをここで預かれないか?」と相談します。
戦後、身寄りのない人たちは余市川のほとりにバラック小屋を建てて住んでいたのですが、ここに河川敷の工事が始まるため、住む場所がなくなってしまうのです。
彼らが住む予定の町営住宅はまだ建設中のため、困っていたのです。
結果的に、彼らはニシン御殿で寝泊りしてもらうことになり、マッサンの工場を手伝ってもらうことになりました。

そんな中、大阪の出資者の野々村と渡がやってきました!
2人は札幌の百貨店の創業記念式典に参加していたのですが、ついでに余市まで足を伸ばしてきたのです。
そして、渡はマッサンに「これからは三級酒の時代だ!価格競争も激化する。このドウカウイスキーでも三級酒をつくってくれ!」と言いました。
マッサンは15年ものの本格派ウイスキーを世に広めたいのですが、時代は「三級酒」を求めていたのです・・・

そんな中、なんとマッサンの姉、千加子の息子である岡崎悟(泉澤祐希)がやってきたのです!!
悟は満州で終戦を迎え、その後、ソ連軍につかまってシベリアに抑留されていたのです|゚Д゚)))
シベリアでは過酷な労働を強いられますが、なんとか生き延びて帰国したのです!!
母親の千加子には既に電話していて帰国した旨を伝えていました。
悟はしばらくマッサンのところにいることにしました(*゚▽゚*)

泉澤祐希

「岡崎悟(泉澤祐希)」

そんな中、エマが人生の決断を下します。
マッサン、エリー、そして悟の前で「職場でアメリカに行って通訳にならないか?」と打診されたと報告しました。
そして、エマはアメリカ行きを決断したのです(*゚▽゚*)
マッサンはとまどいますが、エリーは前向きに「エマの人生はエマのもの。エマがしたい!と思った冒険は止めない約束でしょ?」と言いました。
喜んだエマは、この仕事に就くための必要書類や面接試験の準備をします。

木南晴夏b1

「エマ(木南晴夏)」

この晩にちょっとした騒ぎがニシン御殿で起きます。
復員兵が父の形見の時計がなくなった!と騒ぎ、悟にあらぬ疑いをかけたのです《゚Д゚》
結局、復員兵の枕の下に時計があり、復員兵は悟に謝るのですが、悟はがまんがならず激昂したため、マッサンはそんな悟を落ち着けるために貯蔵庫に連れて行きました。

悟はマッサンにシベリアでの壮絶なつらい体験を語りました。
食べる物もろくに与えられず過酷な労働を強いられ、「日本が悪い、日本が間違っていた」と言わされ続けてようやく解放された・・
そしてシベリアから日本に着いた時に飲んだ「三級酒」が仲間を裏切って帰国した悟を最初に許してくれた!と・・・

本物のウイスキーで高い「一級酒」づくりにのみこだわっていたマッサンですが、悟が「今の日本では誰も高い酒は飲めない!おじさんはいったい誰のために酒をつくっているんですか?」「未来どころか明日も見えない貧しい人たちはどうでもええんですか!」と言い、マッサンは自分の考え方に対して揺らぎ始めます・・

そしてマッサンは決意するのです!!
今の日本で求められているのは「安くておいしい酒じゃ!わしはこれを作る!」と・・
悟がマッサンを目覚めさせてくれたんですね(*゚▽゚*)

1まっさん1

ここからマッサンは三級ウイスキー造りに向けて力を入れることになります!
悟は、一生懸命なマッサンに次第に惹かれ、合わせてウイスキー造りにも興味を持つようになってきたのです。。(^O^)

そんな中、なんと広島からマッサンの父、政志と姉の千加子がやって来たのです!!
悟は母親である千加子と涙の再会を果たします(^O^)

マッサンは政志を連れて工場を案内しました。
そして工場内のポットスチルに注連縄(しめなわ)がされているのを政志は見て、広島の蔵でも同じような注連縄をしているので嬉しくなりました。
政志は息子のマッサンに「やるからにはとことん、安くてうまいウイスキーをつくれ!!」と励ましました。
悟もしばらくマッサンのウイスキーづくりを手伝うことになりました。

政志3

「政志(前田吟)」

そんな中、マッサンが香料も着色料も使わずに安くてうまいウイスキーをつくる!と言い出し、俊夫が憤慨しました。
と言うのも、他の三級酒はすべて香料と着色料を使用していて、これなしに「安い」と「うまい」を両立させることは前人未到の領域だったからです。
それでもマッサンは「わしゃ「命の水」をつくりたいんじゃ!スモーキーフレーバーが香り、ウイスキー独特ののどごしがある三級ウイスキーを!」と言いました。
俊夫は怒って協力はしない!と言いましたが、マッサンと悟は2人でブレンド作業を始めました。

このようにマッサンがウイスキーづくりに精を出す中、ニシン御殿に寝泊りしていた無縁故者たちがいよいよ出て行く日がやってきました。
彼らが住む町営住宅が完成したのです(^O^)
彼らは感謝し、これからの未来を見据えて出て行ったのです。

その晩、試行錯誤を重ねていたマッサンは政志に聞きました。
政志も酒造りに大変苦労していたため、その苦労話を聞くことで何かのヒントになるとマッサンは思いました。

政志は「肝を掴むんじゃ!」と言います。
政志にとっての酒造りの「肝」とは「米」でした。
酒造りに苦労していた際に麹にこだわっていた政志は、ある日、政志の妻である早苗がたまたまいつもとは違う米を買ってきた際に「この米を肝にして、この米を最大限に活かす麹を探そう!」とひらめいたのです。
いわば、酒造りの土台となる「米」に着目したということでした。発想の転換ですね。

米ai

その後、マッサンは三級ウイスキーの「肝」となる「キーモルト」を探すことに専念し始めました。
「キーモルト」とはブレンドする時に中心に据える「原酒」のことです。

それまでマッサンは熟成した古い原酒がいいと思っていたのですが、若い原酒の方がスモーキーフレーバーが効いている場合もあるため、蒸留後、5年以内の原酒を探すことにしたのです。

この時には俊夫もしぶしぶマッサンを手伝うことにします。
こうして、マッサン、俊夫、悟はひたすらキーモルトになる原酒を探し続けたのです。。。

そしてついにスモーキーフレーバーが効く最高のキーモルトになる原酒に辿りついたのです!!(*゚▽゚*)
この原酒はなんと一馬が残した大麦で作ったものでした!!
一馬が出征前にマッサンに託した種を育てて原酒にしたのです・・

一馬の思いがこの原酒に「命」を注いだんですね。。(*゚▽゚*)

堀井新太5

「一馬(堀井新太)」

そしてこの原酒をキーモルトにして三級ウイスキーを完成させました!!

マッサンは、問屋や町のひとたちをニシン御殿に呼んで試飲会を開くことにしました(*゚▽゚*)
この日は同時にエマの面接試験の日でもありました。
マッサンとエリーはエマを励まして送り出します。

そしていよいよマッサンの思いをかけた試飲会がスタートします!!(^O^)

試飲-2

香料も着色料もいっさい使わず、すべて原酒で味も風味も出しているということで会場がどよめき、従来の三級ウイスキーとは違う本格的な味わいに集まったひとたちが衝撃を受けて、次々に取引がしたい!という声があがりました!

そんな中、大阪の長越百貨店の社長、澤田が試飲をすることになりました。
澤田はかつて、マッサンが鴨居ウイスキーでつくった試作品を酷評していたのですが、そんな澤田をマッサンは今回、呼んでいたのです。

試飲した澤田は驚き、「あんた変わったな。。この酒を造るとき、あんた客の顔を見ようとしたやろ。伝えたい「思い」を込めたやろ?」とマッサンに聞きました。
そして「うまい!!一番うまい三級ウイスキーだ!これを長越百貨店で使わせてもらう。あんた新しい時代をつくってしもうたな!」と大絶賛したのです!!(*゚▽゚*)

マッサンは「これは一つの通過点です。いつか原酒だけを使った本格的なウイスキーをつくってこの日本にウイスキーの時代をつくります!」と宣言したのです。

この試飲会の後、政志と千加子は広島に帰る身支度を始めます。

悟はここに残り、マッサンのウイスキー造りを手伝い続ける決意をしました。
悟はマッサンの強い信念と情熱、そして最後までやり遂げる姿勢に深く感動し、自分もこの精神をぜひ受け継ぎたい!と感じたのです。
悟が残ると、亀山酒造の後継がいなくなってしまうのですが、政志は悟の意思を尊重して、彼の決意を後押ししてあげたのです。。

そしてみんなに見守られる中、政志と千加子は広島に帰っていったのです・・・

◆人生は冒険旅行

・第25週 最終週(2015年3月23日~3月28日放送)

マッサンが苦労に苦労を重ねて完成させた三級ウイスキーは「余市の唄」として販売されて大ヒットしました(*゚▽゚*)
このおかげで今まで無名だった余市の名前も全国的に知られるようになったのです。
マッサンは有言実行でついにウイスキーの生みの親である土地「余市」からヒット商品を育てることができましたね!

余市の歌3

この「余市の唄」のヒットによりマッサンの会社も有名になり、マッサンはこのウイスキーの生みの親としてなんとラジオ出演までしたのです!
すっかり有名人ですね(*゚▽゚*)

このマッサンの大成功にみんなは大喜びしていましたが、ひとり俊夫だけは思いつめた顔をしていました・・

そして、マッサンがラジオ収録から帰ってきたときに、俊夫はハナと共にマッサンに「ある思い」を語りました。
広島に帰ってマッサンの父親の政志のもとで酒造り職人として最後の奉公をしたい!と・・・
というのも、政志も年で引退を考えていたからです。。

2343俊夫2

俊夫はマッサンの会社も「余市の唄」のヒットで経営が順調だし、自分の役目はひとつの節目を迎えたと思ったのです。
マッサンもエリーもこの話を聞いて動揺しますが、俊夫の決意は固く、ハナも俊夫にはどこまでもついていく覚悟でした。

そして、俊夫とハナは熊虎にこの思いを伝えます。
しかし、熊虎は激怒して聞く耳を持ってくれませんでした。。
娘を急に遠い広島に連れて行くなんて・・・考えられないことだったのです《゚Д゚》

熊虎

しかし俊夫とハナの思いは固く、最終的には熊虎もこの2人の広島行きを認めざるをえなかったのです。。

そして後日、2人は荷物を抱えて、マッサン、エリー、エマ、悟に見送られて旅立とうとしますが、熊虎の姿が見えませんでした《゚Д゚》
すると、なんと熊虎も旅支度をしていて、俊夫とハナと一緒に途中の会津の町まで送ってやることにしたのです。。

それから12年の歳月が経ちました(*゚▽゚*)

1961年(昭和36年)の1月に、マッサンの念願の本格派ウイスキーがついに売り出されました。
その名も「スーパードウカ」です(*゚▽゚*)
この高級ウイスキーは見事に大ヒットしました!

「余市の唄」と「スーパードウカ」の大衆ウイスキーと高級ウイスキーの両輪によって、マッサンの会社の経営は順調に進むことになりました。

ウイスキー00

悟は、マッサンとエリーの養子となりました。
そして、大学院で醸造学を学んで、マッサンの後継者として経験を積んでいくことになります。
悟は、家族を持ち、妻の和歌子と絵美、政太郎の2人のこどもと、エリーたちと共に幸せに暮らしていました。

一方のエマは通訳としてアメリカに行き、その後、イギリスのロンドンの出版社で働いていました。
そして久しぶりにエマは帰国したのです(*゚▽゚*)

久々にエマはマッサンやエリーたちと再会するのですが、そこにはマッサンたちが見たことのない西洋人の男性がいました。
彼はマイクで、エマと真剣に交際をしている青年でした。
マイクはカメラマンで日本の文化に興味を持っていました。

エマはひとまずはマッサンとエリーに大切な人をちゃんと紹介して会わせたかったのです。

そしてマイクはマッサンやエリーの「苦労話」をぜひ聞かせてほしかったのです。
というのも、マイクは、会社勤めのカメラマンでいるか、フリーランスになって自由に写真を撮る道を選ぶか迷っていたのです。
そしてマッサンやエリーの話を聞くことで、参考になると考えたのです。

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マッサンはなんで見ず知らずの男にアドバイスせなあかんのじゃ!と拒否するのですが、エリーはマイクにマッサンと出会った頃の話をしました。

そんな中、エマは父親であるマッサンに対して「お父さん、私たちのことを言う前に、自分たちがきちっと結婚式をすべきじゃない?」と言いました。
3年ぶりに親子が会えたのに、マッサンとエマは早速、親子喧嘩を始めたのです。。Σ(゚д゚lll)
そんな2人をエリーはなだめて、台所に行った時にふとめまいがして持っていたポットを落として割ってしまいました。。
エマとマイクがあわててかけつけて、マイクは割れたポットを片付けました。
マイクは気が利いてやさしい青年なんですね。。(*゚▽゚*)

翌日、エリーは診療所に行きました。
年をとって、貧血や胃痛が起こっていたのです。

この日、食事の席でエリーはエマとマイクに再び、マッサンとの昔の話を語りました。
この話を聞いたマイクは感激して涙を浮かべたのです。。
マイクはお人好しで涙もろいのです。
エリーは「誰かさんに似てる」と言いました(*゚▽゚*)
エマがマイクを好きなところは、夢に向かって一生懸命がんばっているところで、マイクは誰にも媚びずに、自分を信じて「本物」の写真を撮り続けることこそが夢なのです。

木南晴夏4

こんなところもマッサンに似ていますね。
マイクはエマの前向きでチャレンジ精神旺盛な明るいところが好きなのです。

その後、4人は外に出ました。
マイクは雪景色をカメラで撮影し始めます。

エリーはマッサンに「エマが選んだ人だから、信じてあげようよ。エマの人生はエマのものなのだから」と言いました。
はしゃいで雪をかけあっているエマとマイクを見て、マッサンとエリーも雪をかけあったのです(*゚▽゚*)
マッサンとエリーは仲のいい理想的な夫婦ですね。。(^O^)

そんな中、エリーの様子がどこかおかしいことにマッサンはうすうす気づいていました。
そして、エリーの主治医である一恵先生にマッサンはエリーの様態について聞いたのです・・
ここでマッサンは知ったのです。エリーの命はもう長くないことを・・

エリーt

エリーは寝室でずっとマッサンへの手紙を書き続けていたのです・・・

そして翌朝、マッサンは「わしとエリーの結婚式を挙げるぞ!エマたちに手本を見せるためにも・・」と言って早速段取りを始めました。(*゚▽゚*)
そんな中、マイクはエリーに仕事のことについて相談します。
マイクは「エマは会社を辞めて、夢を追いかけて!と言ってるけど・・エマを必ず幸せにしたいけど、自分の夢も諦めたくない」と話しました。
マイクは結婚をするとエマのために、収入面でどうなるか心配をしていたのです。
そんなマイクに対して、エリーは「諦めなくてもいい、その時はその時でどうにかなる!」と言いました。
そして、エリーはマッサンの話をしました。
「マッサンは何度も失敗して、挫折をした・・それでも最後まで夢をあきらめなかった
マッサンの夢はわたしの夢。
人生はチャレンジ&アドベンチャー!信じてやり抜けば必ず夢は叶う。エマもマイクの夢をきっと応援してくれる!」

そしてエリーはその後、台所に行きますが、エリーは倒れてしまったのですΣ(゚д゚lll)

すぐにエリーは一恵先生に診てもらいました。
そして一恵先生は「残された時間、できるだけ楽しく笑顔で過ごさせてあげてください」と言いました。
ここでエマもマイクも知ったのです。エリーに残された時間は残りわずかということを・・

エリーが倒れてから3日が経過しました。
食欲は少し出てきたのですが、まだ床にふせったままでした。

そこにマッサンができあがったウエディングドレスを持ってきました。
「エリーが元気になったらいつでも結婚式が挙げられるぞ!」とマッサンはエリーに言いました(^O^)
エリーは胸がいっぱいになり感動したのです・・

ウエディングドレス

エリーは一緒に散歩に行きたいと言ったので、心配しつつもマッサンはエリーと手をつないで雪の上を歩きました。

そんな2人の姿をマイクはカメラで撮影します。
そして、マイクはエマに「僕と結婚してください!幸せになろう。それまでは絶対にあきらめない・・だからぼくのお嫁さんになってください!」とプロポーズをしたのです(*゚▽゚*)

うれしくなったエマは、マッサンとエリーを呼んだのですが、その瞬間にエリーは意識が遠のいてしまったのです・・・

エリーが目覚めると布団の上にいました。
そしてエマはさっき言おうとしていたことを話し始めたのです。
「わたし、マイクと結婚したい。お父さん、お母さん、私たちの結婚を認めてください

マッサンはマイクに対して「幸せにせんかったら承知せんぞ!」と言い、エリーは「よかったね。2人の幸せを祈っている」と祝福したのです(*゚▽゚*)
ここにマイクとエマの結婚が決まったのです(^O^)

Wedding rings and hands

この後、エリーはマッサンと2人だけにしてほしいとみんなに言って、2人きりになりました。
エリーはマッサンに書いた手紙を渡しました。
ラブレター。いま読んではダメ。わたしが天国に行ってから・・」

涙ぐむマッサンでしたが、エリーは言いました。
「わたしは今とても幸せよ。死ぬこともまた新しい冒険でしょ?ようやくマッサンと2人きりでゆっくりと話しができる。話して欲しいの。初めて出会った頃のこと。いつプロポーズしようと思ったの?」
マッサンは答えました。「日本に帰ることが決まった日じゃ。あの頃のわしは何も持ってなかったからオッケーをもらえるのか不安じゃった」

この後、2人は昔の思い出をたくさん振り返って語り合いました。

そしてエリーは「マッサン、ウェディングドレスごめんなさい・・」と謝りました。
するとマッサンは「結婚式を挙げずに死なせてたまるか!ドレスを着て、みんなに祝福される結婚式を挙げるんじゃ!」と言いました。

エリーは「結婚式はもう挙げた。あの時、ほんとうに幸せだった」と昔を振り返りました。
その昔、結婚証明書に署名をし終えた後に、マッサンはエリーに「ほんとうは指輪をプレゼントしなきゃいけんのじゃが・・」と言って、ケーキに入っていた指貫をネックレスにしたものをエリーの首にかけたのです。
そして2人は結婚の誓いを交わし合いました。
これ以降、指貫のネックレスは、ずっとエリーの胸にあるのです(*゚▽゚*)

マッサン1

エリーは「あれはどのような結婚式よりすてきな時間だった。マッサン、生まれ変わったらまたお嫁さんにしてね。最後は笑顔で見送ってくれて・・ありがとう。さようなら・・」と言って、手をマッサンに差し出しました。
マッサンはエリーの手をしっかりと握り締めて「この手、離すなよ!!」と言います。

でも・・エリーの手の力が徐々に失われていき・・ゆっくりとまぶたを閉じてエリーはマッサンに見送られながら、旅立っていったのです。。

この後、マッサンは悟やエマに葬儀などの手続きを任せて、2日間、寝室で泣き続けました・・
ずっと閉じこもっていたのです・・

そんな中、マッサンは窓から差し込んだ光でエリーの手紙に気づきました。
そしてこの手紙を読み始めたのです。

「この手紙を読む時はまだマッサンは元気がないかもしれませんが、いつまでもふさぎこんでいたらアカン!
人生はアドベンチャー!マッサンの冒険はまだまだこれからも続きます。いまよりもっとおいしいウイスキーを作り続けてください。
マッサンの夢はウイスキーでわたしの夢はマッサンでした。
告白しますが、実はわたしはウイスキーの味がよく分かりませんでした。
でもマッサンのウイスキーをおいしいと思ったのはほんとうです。マッサンのウイスキーはいつも一番おいしいウイスキーでした。」
「夜寝る前にわたしに「おやすみ」といってください。わたしはいつもマッサンのそばにいます。だから寂しがらないでね。
ありがとう。たくさんの感謝と愛を込めて エリー」

この手紙を読んだ翌日、マッサンはひとりで蒸留室に行き、新たな原酒の仕込みを始めたのです!!
エリーの姿は見えないけど、エリーはマッサンのそばにいつでもいるんですね(*゚▽゚*)

・・・

10年後の1971年(昭和46年)、ウイスキー「スーパーエリー」「ベスト・オブ・スコッチ賞」を受賞しました!
そしてこの受賞を祝う式典が開かれました。
マッサンは壇上に飾られたエリーの写真を見つめていました。

式典が終わってから、マッサンはひとりでエリーの墓に行きます。
そして墓の前に座って、エリーの分のグラスと自分のグラスを合わせて、マッサンはこのウイスキーを一口味わいました。
この「スーパーエリー」ができたのもエリーが残してくれた手紙のおかげでした(*゚▽゚*)

マッサンは「エリー、ありがとう・・ありがとう」とつぶやきました。
するとその時に・・「マッサーン!!」というエリーの声が聞こえた気がしたのです(*゚▽゚*)

そしてマッサンは振り返ったのです!

エリーの温もり、美しくやさしく響く「アイラブユー」の声、そのすべてがマッサンの中にいまだに生き続けているのです。

エリーは間違いなく、今でもマッサンのそばにいてくれているのです。。(*゚▽゚*)

・・・

「マッサン」のあらすじ&ネタバレは以上となります。

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いかがでしたでしょうか?

半年間に渡ってNHKの連続テレビ小説「マッサン」を追いかけ続けてきましたが、この物語を通じて、「最後まであきらめない心」「人を信じ続ける愛」という深いテーマについて考えさせられました(*゚▽゚*)

マッサンの「最後まであきらめない心」によって、どんな苦労や苦難が来ようが、克服して最終的には夢を達成する・・という生き様は多くの視聴者の方々のこころをワシヅカミにしたでしょうし、わたしもこころを動かされました。

また、エリーの「人を信じ続ける愛」については、マッサンを信じ、マッサンの夢が達成するまでずっとずっと信じ続ける・・という「無償の愛」に近いエリーの生き様にもこころを揺さぶられました・・(*゚▽゚*)

これはフィクションではなく、実話を元にしているということもある意味、驚きであり衝撃であり、今の時代に必然的に生み出された物語なのかもしれません。

忘れかけている大切な何かを思い出すきっかけとなるような・・
そんな素敵な物語でしたね(*゚▽゚*)

ここまでおつきあいいただきまして、ありがとうございましたm(_)m
(気になる記事はページ上の虫眼鏡で検索を♪)

・関連♪「シャーロットの出演ドラマや経歴は?
・2017年7月期ドラマ「コードブルー3」「ごめん、愛してる
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・2017年1月期ドラマ「突然ですが、明日結婚します 」「東京タラレバ娘」「下剋上受験
・2016年10月期ドラマ「カインとアベル」「砂の塔 知りすぎた隣人
校閲ガール
・2016年7月期ドラマ「好きな人がいること
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・2016年1月期ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
・2015年10月期ドラマ「5時から9時まで(5→9)」「下町ロケット
・2015年7月期ドラマ「恋仲」「花咲舞が黙ってない(続編)
・2015年4月期ドラマ「Dr.倫太郎」「ようこそ、わが家へ」「アイムホーム」「アルジャーノンに花束を」「天皇の料理番」「ドS刑事」「花燃ゆ」)
(2015年1月期「〇〇妻」「デート~恋とはどんなものかしら」「DOCTORS 3」「ウロボロス」「流星ワゴン」「残念な夫」「学校のカイダン」「マッサン」「銀漢の賦」「限界集落株式会社」「びったれ」)
(2014年「ルーズヴェルトゲーム」「ペテロの葬列」「信長協奏曲」「きょうは会社休みます」「Nのために」)
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