天皇の料理番のネタバレ&あらすじ(結末(最終回)まで)!佐藤健主演♪

2022年12月31日

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どうも、こんにちはヽ(^0^)ノ、ねこまりもです。
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この記事ではドラマ「天皇の料理番」のネタバレ、あらすじについてシェアさせていただきます(*゚▽゚*)

主演はTBSでの連ドラ初主演となる佐藤健さんです!

佐藤健さんと言えば、大河ドラマ「龍馬伝」や「ビター・ブラッド」、映画では「ROOKIES -卒業-」や大ヒットした「るろうに剣心」など数々の話題のドラマや映画に出演してその演技力を高く評価されている俳優さんですね(^O^)
(映画「るろうに剣心」についてはこちらまで♪「佐藤健と福山雅治が「るろうに剣心」で共演!」)

この「天皇の料理番」には原作があります。
同名小説が原作で、直木賞作家の杉森久英さんの作品となります。

この「天皇の料理番」は、明治から昭和という激動の時代を生き抜いた料理人、秋山徳蔵氏の人生を描いたノンフィクションの物語です。
秋山徳蔵さんは宮内省の大膳頭を務めていて、天皇家の食事をまかなっていた名料理人です。
(小説では「秋沢篤蔵」ドラマでは「秋山篤蔵」)

この「天皇の料理番」はTBS系列で過去にもドラマ化されました。
1980年に堺正章さん主演で連ドラ化され、1993年にもスペシャルドラマ版として高嶋政伸さん主演でドラマ化されました!

今回の2015年版の主演は佐藤健さんです!
共演者は黒木華さん、小林薫さん、桐谷健太さん、伊藤英明さん、鈴木亮平さん、武田鉄矢さんなど超豪華キャストとなっています!
(キャストや主題歌についてはこちらまで♪「天皇の料理番のキャスト&主題歌♪」)

天皇の料理番w

これだけの豪華キャストで彩る「天皇の料理番」は大変注目されていますし、視聴率もどのくらいいくか楽しみですねヾ(@⌒ー⌒@)ノ
(気になる視聴率についてはこちらまで♪「天皇の料理番の視聴率速報!」)

では、この物語のあらすじについてご紹介させていただきます♪

※「天皇の料理番」の全話放送分がParavi(パラビ)で見れます!

>>「天皇の料理番」をパラビで見る!

※本ページの情報は2021年1月時点のものです。最新の配信状況はパラビサイトにてご確認ください。

~目次・・「天皇の料理番」のネタバレ&あらすじ~

第1話:どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢・・

第2話:料理はまごころ

第3話:あいしてるの決断

第4話:愛し君よサラバ

第5話:おさな夫婦の結末

第6話:愛と命の果てパリ

第7話:パリと差別と結婚

第8話:パリでの卒業式

第9話:皇居編~ザリガニと御即位の御大礼

第10話:皇居編~関東大震災と家族の決意

第11話:皇居編~最愛の人と最後の晩餐

第12話(最終回)戦後の敗戦の中、天皇の料理番としての役割は・・

・・・

◆第1話:どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢・・

時は明治末期。

福井県の片田舎に秋山篤蔵(佐藤健)という少年がいました。

篤蔵は修行のために仏門に修行に入っていたのですが、肝心な修行や勉強にはあまり力をいれていませんでした。
そしてなんと寺から破門されてしまったのです・・
理由は、酒を飲んで酔っ払ってしまい、寺の墓場にあった墓石をいくつも倒してしまったのです。。
こんな感じで、何をやっても長続きしないやっかいな少年でした|゚Д゚)))

佐藤健

「秋山篤蔵(佐藤健)」

何をしても一向に長続きしない篤蔵を心配した父の周蔵(杉本哲太)は、思い切ったことをします。
篤蔵を高浜家の長女の俊子(黒木華)婿養子として出すことにしました。
この高浜家は、鯖江にある昆布問屋(松前屋)を取り仕切っていて、ここで篤蔵は新たな人生をスタートさせることになるのです(*゚▽゚*)

黒木華1

「高浜俊子(黒木華)」

何をやっても長続きしなかった篤蔵にとって、この昆布問屋の仕事はなかなか馴染みやすいもので、篤蔵は産地の違う昆布をかぎ分けることができたりして、意外とうまくやっていました。

ある日、篤蔵は、鯖江連隊に配達に行きました。
その時にそこの厨房からの何とも言えないかぐわしい匂いに惹かれます。
その香ばしい匂いの元はカツレツでした。

カツレツu

篤蔵はこのカツレツを食べさせてもらうことになりました。
そして食べたことのなかった西洋料理であるカツレツのおいしさに篤蔵はものすごく感動するのです(*゚▽゚*)

今まで何をしても中途半場だった篤蔵ですが、このカツレツの衝撃により「西洋料理の料理人になる!」という途方もない夢を突然抱くことになります。
篤蔵の人生を変えさせるほどの衝撃をこのカツレツは与えたわけですね。。
このカツレツ食べてみたいな。。(笑)

この日以来、篤蔵は、鯖江連隊の田辺祐吉(伊藤英明)の元に趣き、必死に料理を習うようになりました。
そして、昆布問屋には、商いの売込みで出てくると嘘をついていたのです。
篤蔵にとっては、毎日、今まで見たことがなく、食べたことがない料理に出会えて、全然飽きることがなかったのです。
篤蔵の人生のなかで初めて楽しい日々だったのです(*゚▽゚*)

伊藤英明

「田辺祐吉(伊藤英明)」

しかし、そのような日々はいつまでも続くはずがなく、篤蔵が内緒で鯖江連隊に行ってることが昆布問屋にバレてしまい、俊子の父である金之介(日野陽仁)から激怒されます。
篤蔵はなんと逆ギレして、その場を出て行ってしまったのです。。

篤蔵の妻、俊子はそんな篤蔵を気遣い、「何の料理ができるようになったのですか?」と篤蔵に聞いたりして、篤蔵の気持ちをやさしく受け止めてあげたのです。

そんな中、篤蔵は料理人になる思いが高じて、突然、1人で東京の神田に乗り込みました(^O^)
婿養子の立場なのに・・

街中で篤蔵は偶然、兄の周太郎(鈴木亮平)にばったり出会います。
周太郎は、法律の勉強のために上京していたのです。
しばらく篤蔵は周太郎の部屋でやっかいになることになります。

鈴木亮平q

「周太郎(鈴木亮平)」

そんな中、高浜家では大騒動になっていました《゚Д゚》
篤蔵の父の周蔵と母のふき(美保純)は、俊子の父の金之介に平謝りし、処分はおまかせします!と言ったのですが、篤蔵の妻、俊子は、篤蔵との日々はとても楽しかったので、離縁などする気は全くなかったのです。

一方の篤蔵は、田辺が以前勤めていた料亭に出向き、コックとして雇って欲しい!と何度も何度もしつこく頼み込みにいきました。
雨の日も風の日も・・・
篤蔵は、建物の裏にへばりつき、台所にいるコックの話を聴いて「耳学問」をするまでに真剣に通い詰めていたのです。

そしてとうとう篤蔵はコックの仕事を得たのです!
この仕事は田辺の料亭ではなく、兄の周太郎の指導教授であり弁護士である桐塚尚吾(武田鉄也)から紹介されました。
「華族会館」という西洋料理店です。

桐塚尚吾(武田鉄也)

「桐塚尚吾(武田鉄也)」

篤蔵は早速、料理長の宇佐美 鎌市(小林薫)を紹介され、これからの自分の料理人としての人生がようやくスタートしたことを腹の底から感じ、さらに決心を新たにするのです・・・

佐藤健5

・・・

第1話のネタバレ&あらすじは以上となります。

(気になる情報はこちら♪「キャスト&主題歌情報!」「視聴率速報!」)

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第2話:料理はまごころ

篤蔵にとっての華族会館での武者修行が始まりました。
そして、当然、そこでは厳しい世界が待っていたのです《゚Д゚》

華族会館では、料理に対しては厳しいコック長の宇佐美(小林薫)と、その下で懸命に働くスタッフたちがいました。
下働きとして入った篤蔵には、朝から晩まで、ひたすら「掃除・食器洗い」の日々が待っていました・・
料理の勉強なんか出来る環境ではなかったのですΣ(゚д゚lll)

小林薫

「宇佐美(小林薫)」

篤蔵と同じく住み込みで下働きをしている新太郎(桐谷健太)や 辰吉(柄本佑)に篤蔵は愚痴をこぼしました。
せっかく、名料理人になるために上京してきたのに・・

そんな中、篤蔵は同僚の辰吉から料理長の宇佐美が料理の作り方を書いたノートがあることを聞きます。
篤蔵は、そのノートを見れば料理が作れるようになる!と考えました。
しかし、皿洗いや厨房の掃除といったつまらない日々の作業で篤蔵は徐々にやる気を失ってしまい、とうとう日課の鍋の洗い直しを怠ってしまうのですΣ(゚д゚lll)
このことがなんと料理長の宇佐美に見つかってしまい、篤蔵は宇佐美に怒られてしまいます。
そして、周りのコックからも「おまえがどうのこうの言う資格はない!言われたことだけをしておけばいい!」と怒鳴られました。
すると篤蔵はいつものようにとうとう「逆上」してしまいます。

「わしゃ、皿洗いするためにここに来たんじゃない!料理を学ぶために来たんじゃ!
こんな皿洗いとかさせてるから、みんな辞めていってしまって、あんたらがずっとのさばってるんやないか?」

すると、宇佐美は「鍋も洗えないやつに料理をする資格はない!」と言われてしまいました・・

そんな中、篤蔵は宇佐美の部屋に侵入し、なんと宇佐美のノートを盗み出します!
なんとかして料理を学びたかったのです・・
このノートで勉強をして、他の店でコックとして再出発しようと・・

その後、篤蔵は新太郎に連れられて女遊びをする店に一緒に行きます。
そこで新太郎の夢が絵描きになることだと聞きます。
篤蔵は宇佐美のノートをそこで改めて見て、どんどん料理への好奇心が高まってきます・・
ノート6
料理を学びたいが、なかなか学ばせてもらえない・・篤蔵はなんとも言えない気持ちで華族会館の厨房に行きました。
すると、なんと宇佐美がいたのです!
もう華族会館も閉店しており、宇佐美がいるはずのない時間帯だったのですが、明日のために包丁を研いでおく必要があったので宇佐美はわざわざ来ていたのです。

宇佐美は言いました。
「手抜きは御法度。料理は「まごころ」がいちばん。
技術も素材もその時々で、最高のものが追いつかないこともあるが、「まごころ」はいつもベストを尽くせる。
まごころ」込めて、鍋や皿を丁寧にしっかり洗い、包丁を研ぐといったことはいつでもベストを尽くしてできること。
それをないがしろにするなんてことはありえない」

そのことばを聞いた篤蔵は宇佐美のノートを返しました。
「すみません!蹴ってください!蹴ってわしを追い出して首にしてください!
わしはそれくらいのことをしでかしてしまいました・・すみませんでした!」
と言うのですが、宇佐美はノートを傍らにおいて、また包丁を研ぎ続けたのです。

「わしも昔、おまえと同じ様なことをした。わしにおまえを追い出す資格はない」と宇佐美は言いました。

すると篤蔵は急に泣き出して・・
「わしはあんたに一生ついていきます!!一生ついていきます!!」と言って、下駄で自分の頭を何度も殴ったのです。。
自分の不甲斐なさに反省し、気持ちを新たに持ち直したんですね(*゚▽゚*)

そんな中、とうとう俊子の父、金之介が、秋山家に俊子と篤蔵の離縁を要求してきたのです!!《゚Д゚》
篤蔵が家業である昆布問屋と俊子を1ヶ月以上もほったらかしにして、東京で好き勝手にしていたので、この自分勝手な振る舞いに金之助は業を煮やしたのです・・

しかし、なんと俊子が「わたし上京する!」と言い出します(*゚▽゚*)
俊子の気持ちとしては、まだ篤蔵への気持ちがあり、自分の目で篤蔵の様子を確かめたかったのです。
料理人を目指している篤蔵の様子を・・

・・・

第2話のネタバレ&あらすじは以上となります。

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第3話:あいしてるの決断

再度、料理長の宇佐美 鎌市(小林薫)の元で、一人前のコックになる!と決意した篤蔵。

そして、宇佐美は篤蔵になんと料理の辞書を渡したのです。
宇佐美は篤蔵の情熱を認めたんですね(^^)

篤蔵は、チーフの奥村から吉原に行くと誘われたので出発しようとすると、上京してきた俊子に出くわします(*_*)
篤蔵は、新太郎と辰吉に俊子を紹介します。

俊子がわざわざ単身で上京してきた理由は、篤蔵への思いが変わらずあり、篤蔵が上京する前に「コックになりたい!」と熱く語っていたので、俊子としては、どうしても篤蔵の様子を確認しておきたかったのです・・

黒木華

「俊子(黒木華)」

篤蔵と俊子は、飯を食べに行こうとしますが、宇佐美に出くわします。
そして、宇佐美の計らいにより、篤蔵は俊子に料理を振舞うことになります(*゚▽゚*)
篤蔵は気合を入れて調理をし、俊子に食べてもらいました。
また、篤蔵に対しては宇佐美は評価しており、篤蔵の料理への真剣な思いがあることを知った俊子は決意するのです。

その後、俊子は篤蔵に「わたしたちは離縁したほうがいい」と切り出しました《゚Д゚》

俊子は長女なので夫には家業を継いでもらう必要があります。
しかし、篤蔵はこのまま料理人の道を変わらず邁進する覚悟でした。
その気持ちを確認した俊子は気持ちの踏ん切りがつくのですが、実は俊子にはすでにお腹の中に篤蔵との赤ちゃんが宿っていたのです!(;o;)
俊子は一人で育てるつもりだったのです・・

篤蔵はどうしたらいいのか分からなくなり、いったんその場を飛び出してしまいました(*_*)

俊子は実家に戻り、子どもの事で両親と話し合いますが、俊子の父親の金之助は「あんなやつの子どもなんて認めん!おろせ!どうしても生みたいならこの家から出ていけ!」と俊子に言ったのです・・(;o;)

そんな中、篤蔵は周太郎に相談します。
周太郎は奥さんを東京に呼ぶしかないと言うのですが、篤蔵にはまだ俊子を養うお金がありません。
篤蔵は、宇佐美に嫁さんを養うのに必要な給料を聞くのですが、12円は必要と言われます。
今の篤蔵ではまかないきれない金額でした・・(*_*)

その頃、俊子は父親の金之助と喧嘩をして秋山家に行きます(;o;)
一晩だけでも泊まらせてくださいと言ってきた俊子に篤蔵の父親、周蔵と母親のふきは、離縁の件など事の経緯を聞きます。
そして、周蔵は「篤蔵!あのくずを東京から連れ戻す!」と怒ります!

しかし、俊子は篤蔵をかばいます。
篤蔵は真剣であり、上司もその篤蔵の真剣さ、まごころを認めているので、篤蔵の好きなようにさせてほしいと言ったのです・・
なんて夫思いの奥さんなんでしょう・・(^^)

一方、篤蔵と新太郎、辰吉が偶然、財布を拾います。
中にはお金がなかったのですが、届けるとうまくいけばお礼がもらえる!と新太郎が言ったので届けることにしました。
そしてこの財布が縁となり、篤蔵は英国公使館のシェフである五百木(加藤雅也)と出会うことになりました。

加藤雅也39

「五百木(加藤雅也)」

縁はひょんなところからついてきますが、篤蔵の「日本一の料理人になる!」という思いが引き寄せたんでしょうね・・(^O^)

五百木は、篤蔵に財布を拾ったお礼をするのですが、篤蔵はこのお礼を五百木に返して、五百木の元で働かせてほしい!とお願いをしました。
五百木は篤蔵に「宇佐美さんにばれたらあなたを許さないかもしれませんよ」と言うのですが、「嫁に子供ができたから倍働く必要がある!」と篤蔵は言って、結局、五百木の元で働かせてもらうことになりました(^^)

篤蔵は、華族会館と五百木の店のかけもちで忙しくも充実した日々を過ごすことになります。

五百木の店に行ってから華族会館に通っていたので、華族会館に遅れたりして怒られますが「兄が病気でしばらくかかりそうなんです!」と嘘をついてやり過ごします。

宇佐美は篤蔵を野菜係にしようとしますが、チーフの奥村は厨房のみんなが納得しないと厳しいと反対します。

ある日、華族会館で肉を焼きすぎてしまったのですが、篤蔵が五百木の店で教わったやり方を話すと、「そんなことでうまくいくか!」とみんなから言われます。
しかし、宇佐美はこの案を採用し、奥村は篤蔵を認めることになるのです(^^)

そして、篤蔵は見事に野菜係になり、篤蔵がやっていた洗い場係はなんと先輩の辰吉がやることになったのです!

一方の周蔵とふきは、俊子の父親の金之助が許さないならば秋山家で俊子と子供の面倒を見るつもりでした。
そして、俊子の母親が来て「お父さんは娘がないがしろにされていることががまんならないだけ」と言います。
純粋に娘を思う父親の気持ちを表していただけだったんですね(^^)

俊子はその後、実家に篤蔵の手紙と少しのお金が届き、感激します(^^)

その手紙には・・
篤蔵が野菜係に昇進したことと、収入を増やして出来るだけ早く俊子を迎えに行くこと、俊子の父親の金之助に謝りにも行くこと、そして、再婚はしないでほしい旨と、最後に「ジュテーム」と綴られていたのです(^^)

篤蔵の熱い思いが少しずつ前進している感じですね。

一方、華族会館の野菜係の荒木は篤蔵の行動を少し怪しんでいました。
荒木は辰吉に聞きました。
篤蔵の兄の病気は何?もしかしたら別の店に行ってるんじゃないか?と・・

辰吉は篤蔵に追い抜かれて野菜係の座を奪われたため、嫉妬していたのです・・

・・・

第3話のネタバレ&あらすじは以上となります。

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第4話:愛し君よサラバ

篤蔵は、華族会館と英国公使館を行き来する日々を送っていました。
それぞれの厨房でいろんな料理を覚え、勉強していったのです。
妻の俊子と子供のために・・・そして自分の夢である一流のシェフになるために・・(^^)
そんな中、篤蔵は俊子から朗報の手紙をもらいます。
俊子の父親の許しが出たのです。離縁しなくてもいいし、子供も生んでもいいと。。(*゚▽゚*)
俊子の父親が寛大に許してくれたのは、篤蔵の両親の暖かい支えもあり、また俊子の妹が父親を説得してくれたこともありました。
篤蔵はほっとします。。(*゚▽゚*)
これで、さらに集中して料理を学ぶことができますね。

一方、篤蔵の行動を怪しむ華族会館厨房の野菜係シェフの荒木(黒田 大輔)は、辰吉に篤蔵を尾行するように命じます。
本当に篤蔵は自分の兄の看病をしに行ってるのか確認させるためです(;o;)

そして、英国公使館に入る篤蔵を辰吉は目撃することになり、このことを荒木に報告するべきかどうか悩むのです・・(*_*)
結果的に辰吉は荒木への報告はせずに、篤蔵に釘を刺すだけに留めました。

柄本佑o

「辰吉(柄本佑)」

そんな中、病を患っていた周太郎は、診断の結果を受けます。
肺の病気で、このまま放っておくと取り返しのつかないことになると医者から言われたのです。
そして、周太郎は重大な決意をするのです。
法律家になるために東京に来たのですが、いったん引き払って、田舎の福井に帰って療養することにしたのです。
何事も命あってのものですから・・

一方の篤蔵は、荒木の嫌がらせでその日の料理ではないジャガイモの切り方で準備をさせられます。
長時間、見知らぬふりをして無駄なことをさせられて、しかもそのことをみんなの前でわざと糾弾した荒木を、篤蔵はどうしても許すことができずに、みんなの前で荒木につっかかったのです。
「わしがずっと間違った準備をしていたことをなんで知ってて言わなかったんですか?もしくは気づかなかったんですか?もし気づかなかったとしたらあなたはそれでもシェフですか?」
篤蔵に荒木は殴りかかろうとしますが、止められて事なきを得ます。

黒田 大輔

「荒木(黒田 大輔)」

この様子を見ていた宇佐美は、篤蔵の真剣さを改めて気に入って、なんと荒木を他に飛ばし、その代わりに篤蔵を野菜係シェフのポジションに上がらせる決断をしたのです(*゚▽゚*)

そんな中、篤蔵の元に英国公使館からの使いの人が来ました。
そして、英国公使館でシェフが急遽、仕事に来れなくなって人手が足りないので、今晩だけでも篤蔵に助けに来て欲しいと言ってきたのです。
篤蔵は、宇佐美に「兄が突然倒れたので」と嘘を言って、英国公使館に手伝いに行ったのです。。

篤蔵が不在の時、なんと篤蔵の兄の周太郎が、華族会館に篤蔵を訪ねてきました。
そしてたまたま辰吉が周太郎と外で会って、周太郎から篤蔵宛の手紙を辰吉はもらいました。

この後、辰吉はとうとう荒木にこの手紙のことを言うのです。
辰吉は後輩の篤蔵が自分を差し置いて、どんどん出世しているので、うらやましかったのです。

荒木に事の次第がばれた篤蔵は、厨房に帰るとすぐにみんなの前で荒木から問い詰められました。
宇佐美もいました。
逆上した篤蔵は荒木ともみあいになり、篤蔵は荒木に言いました。
「一番の料理人になることがわしの夢なんじゃ!
おまえみたいに嫌がらせばかりしている奴とはわけが違うんじゃ!」と・・

すると、篤蔵は宇佐美から背中を蹴られ「これで3回目じゃ。他で料理を習って、他のところで料理人になるつもりだったんだろ?もうここから出て行け!」と言われました《゚Д゚》

宇佐美2

篤蔵はすぐに荷物をまとめて出て行きました・・・
そして、篤蔵は英国公使館の五百木の元を訪れるのですが、五百木は「この世界はせまくてすぐに噂は広がるんだ。不義理なことをしたとあっては公使館でも君をおくことはできない」と断られてしまいます《゚Д゚》

落ち込む篤蔵は兄の周太郎がいる家に行きますが、なんと周太郎はすでに引き払って田舎に帰ったことを知ります。
あわてて周太郎からの手紙を篤蔵は読むのですが、周太郎が肺の病気を患って療養のために田舎に帰ることと、篤蔵が健康で夢に向かってがんばっている姿がうらやましくもあり、応援している・・という内容でした。

篤蔵はこの手紙を読んで改めて、自分の「料理人になる!」という夢と向かい合い、決意を新たにしました。
そして、一流の料理人になるために、改めて働き口を探しまわります。
そんな中、篤蔵は「バンザイ軒」という食堂にふと立ち寄るのです。

その夜、俊子は急に腹が痛み出しそのまま倒れてしまったのです・・《゚Д゚》
大丈夫なんでしょうか・・

・・・

第4話のネタバレ&あらすじは以上となります。

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第5話:おさな夫婦の結末

華族会館を離れた篤蔵は、一人前の料理人になるために、シェフの仕事を探し求めます。

しかし、なかなか働き口が見つからない中、篤蔵はふと食堂「バンザイ軒」に立ち寄ります。
そこで店主の仙之介(佐藤蛾次郎)と妻の梅(高岡早紀)に出会います。
ひょんなことから、篤蔵はこの食堂に住み込みで働き始めることになるのです。
そして、ここで料理を作ってお客さんに振舞っているうちに、改めて料理を作る喜びと、お客様に喜んでもらえる喜び・幸せを実感したのです。

佐藤蛾次郎1

「仙之介(佐藤蛾次郎)」

高岡早紀

「梅(高岡早紀)」

ある日、華族会館で一緒に働いていた新太郎(桐谷健太)が篤蔵の元を訪れます。
新太郎がよく訪れる吉原で「巨匠」として名高い仙之介が華族会館から出てきた青年を雇い始めたという話を聞いて、新太郎はその青年が篤蔵だと思って訪ねてきたのです。

そして、篤蔵の父、周蔵(杉本哲太)俊子からの手紙が華族会館に届いていたので、この手紙を篤蔵は渡されました。
この手紙には、驚きの事実が記されていたのです!
なんと、篤蔵と俊子の子供がおりてしまったのです・・
この手紙は1ヶ月半も前に届いたものでした。
篤蔵は、バンザイ軒に移ってから新しい住み場所を伝える手紙を実家に送ろうとしていたのですが、言いにくい事情もあり、送らずじまいだったのです。
この手紙を読んだ後、篤蔵はあわてて福井の田舎に戻りました。

田舎についた篤蔵はまず俊子の実家に行き、俊子の父親の金之助(日野陽仁)に会いに行きますが、門前払いをくらいます。
それでもなんとか家に入れてもらいました。
そして、俊子との離縁を金之助から言われ、なんと俊子からも「もう別れた方がいい」と言われました。
篤蔵が「食堂の小僧のままではなく、食堂の店主になります」と言うと金之助は「やってみるがいい。お金もないのにできるのか?」と挑発しました。

その後、篤蔵は実家に帰りますが、父親の周蔵から「1ヶ月半もどこにいたんじゃ!」と激怒されます。
そして篤蔵は周蔵に東京で店を開くために100円を貸してほしいと必死に頼みました。
周蔵は「そんなことは自分の力でなんとかせい!」と言っていったん断ります。
その後、周蔵は周太郎と話をして篤蔵の料理にかける思いは今までのような中途半端なものではないということを確認して、最終的に100円貸すことを決意します。

一方、篤蔵は俊子と歩きながら今後のことについて話します。
食堂を立ち上げて、俊子は食堂でお客さんから注文を取って・・・
すると、俊子は急に立ち止まり、篤蔵に今までほったらかしにされ、ずっと一人で非常につらかった胸の内を涙ながらに告白しました。
そして「大衆食堂の奥さんなんていくら私でもいや。宇佐美さんのような料理人ならまだしも。
自分勝手なことして、あげくのはてには食堂なんて・・もういい。わたしはもう篤蔵さんの子供はほしくない。」
「もう来ないで。今後、一切わたしに関わらないで」と言って走り去ってしまいました《゚Д゚》

ショックを受けた篤蔵は、そのまま実家に帰りました。
すると、周蔵が篤蔵に「100円貸したる。でも、これはあくまで俊子さんのためじゃ」といいます。

篤蔵は「俊子とは離縁になった。200円貸してくれ!パリに行って一流の料理人になる!」と言いました《゚Д゚》
これを聞いた周蔵は、「いいかげんにせえ!いつになったらわしはおまえを信用できるんじゃ」「出て行け!もうおまえとは縁を切った」と言って家の門を閉めてしまったのです・・・

篤蔵はただまっすぐに一流の料理人になるために必死にがんばっているだけですが、周りの人たちや環境がなかなかこの思いをまっすぐに受け取ることが難しい状況なんですね。。

篤蔵に冷たく離縁を言い渡した俊子ですが、実は「ワザ」とこのように言ったのです。
俊子は篤蔵のためにわざと離縁の方向に持っていったのです。
篤蔵に自分のことをあきらめてもらおうとして。
自分の存在が篤蔵の夢を実現するための足かせになっていると俊子は思い、身をひいたのです。

一方の篤蔵は東京に戻り、「バンザイ軒」に行きます。
すると店は閉まっており、中には梅だけがいました。

そして仙之介がいなくて、篤蔵と2人きりの梅はなんと篤蔵を誘ってきたのです・・

・・・

第5話のネタバレ&あらすじは以上となります。

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第6話:愛と命の果てパリ

篤蔵は、パリでの修行を夢見ながらも、バンザイ軒で忙しい中、地道に日々、励んでいました。

そのような中、篤蔵が考案した新しいメニューが評判を呼びます(*゚▽゚*)
このメニューは華族会館で覚えた知識を元に作ったフランス料理風のカレーでした。
そして、このメニューを目当てにバンザイ軒には長蛇の列ができるようになったのです!

華族会館にいる宇佐美 (小林薫) もこの噂を聞きつけます。
そして後日、なんと宇佐美がバンザイ軒に来たのです!
篤蔵は宇佐美にカレーを振舞うことになりました。
しかし、宇佐美が来た時には、話題になったフランス料理風カレーは店で出していませんでした。
その代わり、元々このバンザイ軒にあった普通のカレーを出していたのです。
フランス料理風カレーは一時期は大盛況でしたが、すぐに注文が激変してしまったのです《゚Д゚》
というのも、このカレーは味もボリュームもお上品すぎたため、学生や会社員では物足りないものがあったのです。
このため、いったんこのフランス料理風カレーを出すことはやめて、普通の元のカレーに戻したのです・・《゚Д゚》

この普通のカレーを食べた宇佐美は一口、二口食べてからすぐにお金を置いて帰ってしまいましたΣ(゚д゚lll)

篤蔵は宇佐美を追いかけてその真意を聞きました。
「あのカレーは腐っている。それは料理人のこころが腐っているからだ」と言われたので、篤蔵は反論します。
「わたしは食材もない中、一生懸命、まごころ込めてやっとります!でも、この食堂に来る客には、上品な味は分からんのです。猫に何食わせても分からんのと一緒です。」と言いました。

すると宇佐美は「わしは猫ではない。客だ。客のことを考えない料理人は料理人ではない。おまえはもう辞めた方がいいんじゃないか?その方がお前のためでもあるし、客のためでもあるぞ」と痛烈に批判されました。。

篤蔵はその宇佐美のことばを聞いてがっくりしてしまいます。。

そして、篤蔵はバンザイ軒のマスターの仙之介(佐藤蛾次郎)が女によく好かれるのでそのコツを聞きます。
仙之介は「1人1人を「見よう」とすればいいんじゃ。うん、そう思う。1人1人はやっぱり別人だし違うから」と答えました。
これをヒントに篤蔵は、その日から食堂にくる客の1人、1人を見ようとしました。

肉体労働をしている客には、肉体労働をしている人に必要な「塩」を注文された料理に少し多めに使ったり、肉を固そうに食べていた老人の客には、食べやすくした挽き肉ステーキを振舞ったりして、篤蔵は「お客さん目線」で料理を考え、作るようになったのです(^O^)

一方で、命が消えかかっている篤蔵の兄、周太郎(鈴木亮平) は、自分の生涯の最後の夢を篤蔵に託すべくある決意をします。

鈴木亮平3

その決意とは、パリに行く!という篤蔵の夢をかなえてやるべく、父親の周蔵を説得してなんとか土地の一部を売り払って、パリに行く資金を調達したのです!

周太郎にはもうあまり時間が残されておらず、周太郎自身が何かを果たすということはかなわないので、せめて篤蔵に「天下の料理人」になってもらって、周太郎自身の存在意義を見出そうとしていたのです。
天下の料理人になったのは、兄のおかげでもある・・と言われる存在になるために。

篤蔵の母親のふきが、田舎から東京の篤蔵の元を訪れ、周太郎からのお金と手紙を篤蔵に渡しました。
そして、篤蔵は周太郎の熱い思いを受け取ったのです。

また、俊子も運命の決断を迫られ、それを選択しました。
俊子が選んだ未来は、年上の男性の元に嫁ぐことでした。
俊子は篤蔵のことが気になっていたのですが、これで決断をし、篤蔵が夢に向かってなんのわだかまりもなく邁進できるようにしたのです。

黒木華)2

一方の篤蔵は、周太郎の思いを受け、周太郎がお世話になっていた大学指導教授の桐塚尚吾(武田鉄也)の元を訪れます。
そして、周太郎のことについて篤蔵は話し、パリに今すぐ行くべきかどうか迷っていることを相談しました。

桐塚は「宇佐美さんに相談してみたら」とアドバイスしますが、篤蔵は宇佐美の元には行けませんでした。
というのも、今は宇佐美から怒られたばかりなので、相談しづらかったのです。

そんな篤蔵はなんとかパリに行きたかったので、以前、お世話になった英国公使館のシェフの五百木(加藤雅也)の元を訪れて相談します。
すると、五百木は「もうほとぼりも覚めたし」ということで、なんと築地の料亭を篤蔵に紹介したのです(*゚▽゚*)
どこまでもついている篤蔵ですね(^O^)

そして、この料亭で篤蔵は3年間、みっちりと修行に励んだのです!
パリに行くための下地づくりとして・・・

そして、3年後、篤蔵はバンザイ軒でパリに行くための壮行会を開くことになりました。
とうとう念願のパリに行くことになったのです。

すると、なんとそのバンザイ軒に宇佐美が登場したのです!!

篤蔵は、そんな宇佐美にカレーをふるまいます。
そして、そのカレーを食べた宇佐美の反応は・・・
「ごちそうさまでした。普通のカレーだ。でもものすごくおいしい!」と大絶賛したのです!!(*゚▽゚*)

その後、宇佐美はなんと篤蔵に宇佐美の牛刀をプレゼントしたのです。
「こいつにパリを見せてやってくれ。日本人のまごころを奴らに見せてやってくれ!」と言って、篤蔵の門出をこころから祝福したのです(*゚▽゚*)

篤蔵は感動して涙を流し、店を出て行く宇佐美に「ありがとうございました」とこころから感謝をしたのです(^O^)

店の外では、華族会館で篤蔵と一緒に仕事をしていた山上辰吉(柄本佑)がいました。

山上は店を出てきた宇佐美に「あいつはいつでもどこまでもうらやましいんです。」と本音を吐露したのです・・

・・・

第6話のネタバレ&あらすじは以上となります。

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第7話:パリと差別と結婚

篤蔵はみんなのあたたかい支援、励ましを受けて、とうとうパリの地に降り立ちました(*゚▽゚*)
念願のパリ・・・
一流のコックになるためにいよいよ本場フランス料理を学ぶことになります。

パリに来た篤蔵は、大学の指導教授の桐塚尚吾(武田鉄也)からの紹介状を持って、大使館にいる粟野(郷ひろみ)の元を訪れました。

そして、篤蔵に紹介された働き口は「オテル・マジェスティック」という名の一流ホテルでした(*゚▽゚*)
念願のパリでしかも一流ホテルの厨房で修行ができるなんて・・・

篤蔵の夢である一流コックに向けて順調だ・・と思えました。
しかし、その厨房で篤蔵を待ちうけていたのは「人種」という壁でした。
この「人種」の壁は、篤蔵が今まで経験してきた厳しいコックの世界以上にさらに過酷な環境だったのです・・《゚Д゚》

そんな失意の中、篤蔵の前に「意外な人物」が姿を現します。
それは、松井(桐谷健太)だったのです《゚Д゚》
芸者の店で懇意にしていた芸妓からお金をもらい、単身、パリに絵描きになるために来たのです。
そんな中、エビの大食いイベントがあったので、篤蔵が参加してなんと優勝しました!
すると、一緒に参加していたフランソワーズ(サフィラ・ヴァン・ドーン)にお金を貸してほしいと言われ、篤蔵は仕方なく貸すのですが、後日、フランソワーズがちゃんとこのお金を返しに来たのです。
フランソワーズは、飲食店で働いていたのですが、将来は歌手を目指していたのです。
そんなフランソワーズに篤蔵はどんどん惹かれていくのです。

そんな中、フランソワーズが歌を披露する機会ができたため、篤蔵と松井は見にいきました。
そこで楽しそうに歌っているフランソワーズを見て篤蔵は嬉しくなります。
その後、フランソワーズの楽屋に篤蔵たちが行くと、なんとフランソワーズは男性とキスをしていたのです・・
この男性はパトロンで、パリで芸をするにはパトロンの存在は必須だったのです。

このことを篤蔵は分かりつつ、実はフランソワーズのことが好きになっていたため、ショックを受けます。

そんな中、篤蔵は相変わらず、過酷な環境でがんばっていました。
すると、なんと宇佐美にもらった貴重な牛刀を割られてしまったのです!
これは、篤蔵の腕が認められ、厨房でもいろんなことをまかせられるようになったため、ねたみからいやがらせを受けたのです。
篤蔵はいやがらせをした男性にこの牛刀で切りつける素振りをして、激しい怒りをあらわにしたのです。
また、感情的になってしまったことを反省する篤蔵。
そして、篤蔵が日本大使館の粟野にこの事を話し、次の働き口を探して欲しいと言いました。

すると、篤蔵が働いている厨房の料理長が現れ、篤蔵にぜひ戻ってきてほしいと言います。
篤蔵の真剣さとその腕を高く評価していたのです。

そして、粟野はこのタイミングでこの料理長に篤蔵を料理業界のユニオン(組合)に入れてみてはどうか?と提案します。
日本人がこのユニオンに入ることは、当時は前例がなかったのですが、粟野の説得により、なんと篤蔵は正式にユニオンに入ることができたのです!
日本人初の快挙です!(*゚▽゚*)

篤蔵はこのことをフランソワーズに告げに行きました。
自分のことのように喜んだフランソワーズを、篤蔵は抱きしめ、「日本人でもパトロンになれるか?」と言います。
フランソワーズは笑顔で篤蔵を抱きしめたのです。

・・・

第7話のネタバレ&あらすじは以上となります。

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第8話:パリでの卒業式

篤蔵がパリに来てから早くも3年の月日が流れていました。

フランス料理の最高峰である「オテル・リッツ」の厨房で、神様と言われていたエスコフィエの元で修行を続けていたのです(*゚▽゚*)
道は非常に険しいものの、篤蔵の鉄のような硬い意思で道を切り開いていってますね。

そんな中、日本から明治天皇崩御の知らせが舞い込みます!
日本大使館にいる外交官の粟野(郷ひろみ)は、急遽、篤蔵を大使館に呼び出しました。
そして、篤蔵にびっくりする事を告げます。

篤蔵に「天皇陛下の料理番」にならないかというオファーが来ていたのです(*゚▽゚*)
実は、このオファーは宇佐美がぜひ篤蔵に!ということで一押ししてくれていたのです。

いよいよ「大日本帝国一のシェフになる!」という篤蔵の長年の夢が実現しようとしていました。
この夢は、篤蔵の兄の周太郎とも約束をしていたことです。
篤蔵は、フランスに残って世界一のシェフになるか、日本に戻って天皇の料理番となり、大日本帝国一のシェフになるか迷います。
しかし、最終的には、兄の周太郎に日本一のシェフという晴れ姿を見せるために、日本に戻ることを決意しました(*゚▽゚*)
兄の病気のこともありますし、何より、兄の周太郎は誰よりも篤蔵が日本一のコックになることを夢見ていたからです。

この頃、日本では、周太郎の病状がますます悪化していたのです・・
篤蔵は、周太郎が夢枕に立ったりしたため、第六感的に何かを感じていたのかもしれません。

篤蔵は日本に戻る決意を一緒に暮らしていたフランソワーズに告げます。結婚して、一緒に日本に行かないか?と誘います
フランソワーズは二つ返事でOKしたのです(*゚▽゚*)

一緒に暮らしていた絵描きの松井(桐谷健太)は心配した顔をします。
というのも、篤蔵が帰国してしまうと、松井が住む家がなくなるからです。
しかし最終的には松井も住む場所をきっちりと探し出すことができます。

後日、フランソワーズはある店でを披露しました♪
ここには、篤蔵も松井も来て、フランソワーズの素晴らしい歌を聞きました。

そして、とうとう、篤蔵が帰国する日がやってきます(*゚▽゚*)
この日、フランソワーズはびっくりすることを告げました。

「ごめんなさい。私、やっぱり歌手になる夢をあきらめられない。オリンピア劇場で歌う夢を・・」と言って、篤蔵とは日本に行けないことを告げます・・《゚Д゚》

フランソワーズは、前の晩に店で歌って、歌うことの喜びを実感して、歌手になる夢を追い続ける気持ちが強くなったのです。

篤蔵はそんなフランソワーズのことばを受け入れるしかありませんでした。。

篤蔵は日本で「天皇の料理番」になる、フランソワーズはパリで「歌手」になる・・
お互いがそれぞれの場所で、お互いの夢をかなえるためには、今、こうして別れるしかありませんでした《゚Д゚》

そして、2人は別れ、篤蔵は1人で荷物を抱えて歩いていました。
すると、そこに松井が現れて、松井はフランソワーズと篤蔵のことを描いた何枚かの絵を篤蔵にプレゼントしました。
篤蔵は「パリを離れたくない・・日本に帰りたくない!」としゃがみこんでしまいます・・

そして、篤蔵がフランソワーズと別れたことを松井は知り「フランソワーズはその絵にいるじゃないか。日本で天皇の料理番として大日本帝国一の料理人になれ!がんばれ!」と励ましたのです。

この松井のことばを聞いて、篤蔵は踏ん切りがつき、「パリありがとう!!さようなら!!」と叫び、日本に帰国するのです・・・

日本に帰国した篤蔵は、すぐに福井の実家に戻ります。
そして、兄の周太郎に天皇の料理番になることを伝えました。誰よりも早く・・・

周太郎はこのことばを聞いて、号泣します・・(*゚▽゚*)

その後、篤蔵は家族にもこの旨を報告します。
父親の周蔵は、まさかあの篤蔵が天皇の料理番になるなんて信じられない・・という気持ちで少し唖然としていました。
そりゃそうですよね。。
問題ばかり起こして散々いままで迷惑ばかりかけてきた息子が、パリで修行をして、大日本帝国一のコックになるべく「天皇の料理番」として帰国してきたのですから。。

一方で俊子(黒木華)は今までとは違う別の道を歩んでいたのです。
そんな俊子は、吉原の門の奥に消えていくのでした・・

・・・

第8話のネタバレ&あらすじは以上となります。

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第9話:皇居編~ザリガニと御即位の御大礼

フランスから帰国した篤蔵は、天皇の料理番になるために皇居にある大膳寮を訪れました。
いよいよ、長年の夢であるコックの頂点にたどり着こうとしていたのです。

大膳の長、大膳頭の福羽(浅野和之)に篤蔵は案内されて厨房に行きます。
そこでは、篤蔵よりも年配のシェフたちが働いていました。
その中でも洋食部の主厨、宮前達之助(木場勝己)は、ご意見番のような存在で、若くしてフランスでの経験を買われていきなり料理長として来た篤蔵のことをあまりよろしくは思ってませんでした。
果物などを切って提供するのが当たり前の篤蔵に対して、「ここでは切らずに出すしきたりです。ハラキリなどを連想させるために、そのまま出す風習なんです」とやたら「しきたり」を強調しました。
篤蔵は、せっかくフランスで学んだ技術を活かそうとしていたのですが、非常にやりにくかったのです《゚Д゚》

しかし、大膳で一番若い篤蔵は、一生懸命に持ち前のがんばり根性でシェフとして励みます。
ここで励んでいる間、篤蔵は以前、お世話になっていた「バンザイ軒」で再び、寝泊りをさせてもらうことにしました。
店主の仙之介(佐藤蛾次郎)は既に亡くなっていたのですが、その妻の梅(高岡早紀)は元気でした。
すると、なんと同じ「バンザイ軒」に俊子(黒木華)が寝泊りしていたのです《゚Д゚》
俊子は、田舎で他の男性と結婚して、その男性の連れ子の世話をしていたのですが、ある日、その子供の母親が「少しだけ子供を抱かせて欲しい」と言ってきました。
俊子としては、いたたまれない気持ちになって、ある日、「離縁状」を置いてその家を飛び出してきたのです。
そして、俊子は篤蔵のように思い切り自分らしく生きていこう!と決意して単身、東京に来て篤蔵が働いていた「バンザイ軒」に身を寄せることにしたのです。
この2人はどこまでも縁が深いんですね(*゚▽゚*)
俊子は、現在、産婆さんとして励んでいたのです。

そんな中、近々行われる予定の御大礼で出される料理の内容を聞いて、篤蔵はいきなり窮地を迎えることになります《゚Д゚》
この料理の内容は、大正天皇の即位の大礼に出される饗宴で、世界中から要人が集い、その数なんと2000人となります!
この2000人もの来賓のため、篤蔵は献立を考える必要があったのです・・Σ(゚д゚lll)
天皇の即位の饗宴で出される料理とあって、日本が世界に恥じることができない献立、および料理の質を試される場だったのです・・篤蔵はさっそく頭を悩ませ、大膳頭の福羽に考え抜いた献立を見せたのですが「あまり印象に残らない内容ですね。日本のレベルはここまでなんですね・・」と言います。。

どうしようか迷っていた篤蔵は、ある日、偶然、宇佐美と出会います。
そして、宇佐美と話す中で「フランスで料理の神様、エスコフィエにどのような料理を学んだんだ?おまえが呼ばれた理由は世界トップクラスの「オテル・リッツ」での経験があるからだ」と言われます。
篤蔵は「料理は音楽のようなもの」と学んだと言い、その日からこの教えを思い出しながら、献立を必死に考え出したのです。

そして、1ヶ月が経って、再び篤蔵は福羽に献立を見せると見事、これは採用されたのです!
その中には日本では食べない「ザリガニ」のメニューもあり、福羽は興味を持ったのです。

その後、福羽は食べられそうなザリガニを北海道の知人経由で見つけて、仕入れる手配をします。
そしていよいよ御大礼の饗宴に向けて、篤蔵は料理長として手腕を発揮したのです(*゚▽゚*)

この饗宴の準備に向けて、いろんな一流の店から一流コックを呼びます。
そして、この中に華族会館の宇佐美もいたのです(*゚▽゚*)

いよいよ、御大礼の饗宴の当日がやってきました。
すると前の晩に準備していたザリガニが逃げていなくなっていたのです!!
ザリガニを生かすためにザリガニの容器に水を出しっぱなしにしていたのですが、実は洋食部の主厨、宮前が天皇陛下にこの水の音が響くと申し訳ないと思い、水の音が響かないように蛇口に布をつけていたのです。
ザリガニはこの布をつたって、外に出てしまったのです。
しかし、シェフ全員で逃げ出したザリガニを探してつかまえて、なんとか予定通り、饗宴の準備にとりかかることができたのです。

そして、篤蔵は段取りよくシェフたちを指示して、自らも動き、なんとかこの饗宴を成功に導くことができたのです(*゚▽゚*)

「天皇の料理番」として、見事、世界に恥じない一流料理をもてなした瞬間でした。

その後、宮前はなんと篤蔵に「退職願」を渡しました《゚Д゚》
ザリガニの容器に水を流していた時に、蛇口に布をたらしたことについて、この責任を取るために辞めようとしたのです。
しかし、篤蔵は「あれをした理由はお上に水の音を聞かさないためですよね?「まごころ」からですよね。そんな「まごころ」がある料理人のあなたをやめさせるわけにはいきません」と言って、退職願を宮前に返しました。
宮前は「相変わらずこれからもうるさいですよ」と言うと、篤蔵は「いいですよ。それ以上に大きな声をだしますから」と返しました(笑)

そんな中、この「天皇の料理番」になる事を誰よりも喜んでいた篤蔵の兄の周太郎 (鈴木亮平)の病状はさらに悪化していました。
そして、篤蔵がもてなした御大礼の饗宴の評判がすごくよかったことを周太郎は聞いて、そのまま家族に看取られて、静かに息をひきとったのです・・

このことを知った篤蔵は、ただただ号泣するしかありませんでした。
そこに俊子が来ます。
篤蔵は、俊子に「せっかくまたこうして会ったんだし、ずっとそばにいてくれるか?」と聞きました。
俊子は「わたしは篤蔵さんより長生きしますので、安堵してくださいね」と返しました。
この瞬間、2人は再び、一生、一緒に暮らしていくことを決めたのです。

・・・

第9話のネタバレ&あらすじは以上となります。

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第10話:皇居編~関東大震災と家族の決意

篤蔵が、天皇の料理番「厨司長」として大膳で働き始めてからはや10年の歳月が経ちました。

天皇の料理番としても日々料理作りに勤しみ、そして、プライベートでは俊子と再婚して、3人の子供に恵まれて幸せな家庭を築いていました(*゚▽゚*)

しかし、長男の一太郎(藤本飛龍)は、篤蔵の仕事についてあまりいい印象を持っていませんでした。
料理人は大した仕事ではないと外では言われるし、父親の篤蔵は仕事のために家を空けてばかりで母親の俊子が体調不良の時でも仕事優先で何日も家を空ける・・という状態にどうしても納得がいかなかったのです《゚Д゚》
学校の作文でも父親の仕事を「料理人」ではなく「質屋」と書き換えるほどでした。。

篤蔵は、一太郎にきっちりと自分の仕事の内容を話さずに単に「料理人」としか伝えていませんでした。
というのも、天皇(お上)の料理番という事を話すと、外で誰がこの話を利用してくるか分からないし、何より篤蔵は「お上」の料理番だから「えらい」と勘違いしてほしくなかったのです。
どんな料理人であれ「まごころ」込めて料理をつくる「料理人」こそホンモノなんだと知ってほしかったのです。

そんな篤蔵の気持ちは、もちろんなかなか一太郎に伝わることはありませんでした。
篤蔵は、一太郎にそろそろきっちりと自分の仕事について話した方がいいかなぁ・・と考え始めます。

そんな中、篤蔵はなかなか外の料理を食べる機会がないお上のために、日光にお上が趣いた時にわざわざ日光に出向いて、天ぷらを料理して提供しようとします。
あいにく、お上は体調が思わしくなかったのですが、皇后が代わりにこの天ぷらを食して気に召され、ぜひ九条邸に料理をしに来て欲しいと篤蔵は頼まれました。
しかし、この日は、篤蔵が子供と動物園に行く約束をしていたのです。。
もちろん、篤蔵は動物園を断るのですが、これも一太郎には理解できない行動でした。
母親の俊子も体調不良で、動物園も断り、しかも何日も家を離れる・・

「たかが料理人の仕事なのに。。」と一太郎は言って、篤蔵が激怒してそのまま去ってしまいます。

そんな中、突如、自然災害が彼らを襲います。
マグニチュード7.9という想像を絶する規模の地震が起こったのです《゚Д゚》
いわゆる「関東大震災」です。

首都は壊滅的な状態となり、電気や水道、鉄道などのライフラインにも甚大な被害が発生しました・・

篤蔵は、この地震の直後、町を見て茫然自失となります・・
しかし、お国のために働いている身として、すぐにこの震災で被災した人たちのためにできる限りの料理をつくり、皇居の平川門を開門し、被災者たちを受け入れて炊き出しを実施しました。

篤蔵は、家族のことが心配で仕方ありませんでしたが「篤蔵さんより長生きする」という俊子のことばを信じて、家族の無事を確認しにいかずにひたすら被災者のために炊き出しをしたのです。

そんな篤蔵の姿を見た一太郎はびっくりします《゚Д゚》
そして篤蔵は、一太郎の姿を見て安心して号泣しながらお互いに抱き合いました!
家族の無事を一太郎から聞いた篤蔵はほっとします。。

その後、一太郎は母親の俊子より篤蔵がなぜはっきりと自分の仕事のことを一太郎に伝えていなかったのかを聞いて、一太郎は篤蔵の思いを始めて知ります。
一太郎は父親にとって家族も大事だけど、家族以外にもたくさん大事なひとたちがいて、その人たちのために料理をつくり、ふるまっているんだなぁということを実感するのです。

そして、篤蔵の家族にも1人1人、篤蔵は炊き出しを渡して、最後に俊子に「ありがとうな・・」と感謝するのです。。

後日、学校で授業参観があり、俊子と「バンザイ軒」の梅(高岡早紀)が、一太郎が出席している授業を見ていました。
そこで、一太郎は作文を朗読します。
料理人は立派な仕事なんだと・・

この後、俊子と梅は学校を後にするのですが、この時に俊子が胸に痛みを覚えてそのまま歩けなくなってしまったのです。。

・・・

第10話のネタバレ&あらすじは以上となります。

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第11話:皇居編~最愛の人と最後の晩餐

あの関東大震災から逃れることができた篤蔵たち家族。

俊子の体調は、まだ完全には回復していませんでしたが、篤蔵たち家族はそんな自然災害にも負けずにたくましく日々を過ごしていました。

そんな中、大変だった年も明けて、篤蔵が勤める大膳もようやく元通りに落ち着きを取り戻してきました。

そんなある日、篤蔵の前に突然、意外な人物が姿を現すことになります《゚Д゚》
その意外な人物は、新太郎(桐谷健太)でパリから帰国していたのでした《゚Д゚》
彼は皇居内に侵入して捕まりますが、篤蔵が気づいて新太郎は身柄を開放されます。
どこまでも破天荒な人であり、篤蔵と縁が深いんですね(笑)

そして、そのまま時は流れて大正天皇がお隠れになって、「大正」から「昭和」という新しい激動の時代が幕を開けることになります。

そんな中、洋食部・主厨の宮前(木場勝己)がそろそろ職場から身を引こうとしている旨を篤蔵に明かします。時代が移り変わり、いよいよ篤蔵が本当の意味で大将を勤める時代がやってきたということですね。

時代や職場が大きく変化しようとしている中、篤蔵たち家族については、変わらず平穏な日々を過ごしていましたが、なんと俊子が心不全で倒れてしまいました《゚Д゚》
無理がたたったのです・・
医者からは絶対安静と言われたため、篤蔵は新太郎に頼んで子供たちの世話をまかせ、篤蔵自身は家族の料理を毎日、作るようにして、俊子に安静にしてもらったのです。
そんなある日、篤蔵が帰宅するとなんと宇佐美が台所に立っているではありませんか!《゚Д゚》
実は、新太郎が「バンザイ軒」に来ていた宇佐美に篤蔵たちの事情を話したのです。
この話を聞いた宇佐美は、夕食をつくりに来てくれたのです。
宇佐美はこの時には既に料理人の世界から退いたので、久しぶりに腕をふるいたいということで・・
このような、周りのあたたかいやさしさに支えられながら、篤蔵や俊子はなんとか日常を過ごしていくことができたのです。
しかし、俊子の病状は徐々に悪化していき、ついには篤蔵がつきっきりで看病をすることになるのです。。

そんな中、俊子は長男の一太郎から将来のことについて相談をうけたりして、篤蔵の少年のころの話をしたり、娘のハツエが繕いものを俊子に頼んできたりしたので、俊子が昔、人のために繕いものをして喜んでもらったことなどを話したりしました。
こうして、俊子は子供たちに自分の生き様を刻みこんだのです。

そして無事に年が明けました。
子供たちや篤蔵は、こうして無事に俊子と年を越すことができて涙します。。
子供たちも母親の俊子のことを子供ながらに心配していたのです。。

後日、俊子は篤蔵から食事を食べさせてもらおうとしている時に、篤蔵がかんしゃくもちなのを心配していることを唐突に話し始めます。
そして、昔、若い頃に篤蔵からもらったお守りについていたを、篤蔵に渡して、今後、この鈴の音を聞いたら俊子のことばを思い出して欲しいと言います。
あたかも「遺言」のように聞こえる俊子のことばに、篤蔵はまたかんしゃくを起こすのですが、「すまん、これがあかんのやな」と冷静になり、2人で見つめ合って笑いました。

そして、俊子は静かに息を引き取ったのでした。。《゚Д゚》

・・・

俊子が亡くなったお悔やみということで、大正天皇の奥方、節子皇后(和久井映見)より子供の人形を篤蔵はいただきます。
これは、残された子供たちの面倒をしっかりと見るように・・という皇后様の励ましという思いやりでした。

その後、篤蔵が帰宅するとなんと宇佐美が家にいて、長男の一太郎に料理を教えていました。
一太郎は「なんでもやってみんと分からんから」と・・
また娘のハツエは、明日から篤蔵が職場に復帰するので、篤蔵の穴の空いた靴下を縫ってくれていたのです。

母親の俊子の思いが子供達に伝わっている姿を目の当たりにした篤蔵。
そして、宇佐美は篤蔵に「俊子さんはすごい奥さんだな。俊子さんのまごころが子供達の中で生き続けているってことだ」
と話しました。

篤蔵はそのまま家を飛び出します。
降りしきる雪の中、篤蔵は涙を流しながら歩きつづけました。

いつのまにか、冷たい雪はあたたかい雪に変わっていたのでした。。

・・・

第11話のネタバレ&あらすじは以上となります。

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第12話:戦後の敗戦の中、天皇の料理番としての役割は・・

第二次世界大戦が起こり、長い戦乱の中、国民は配給生活となります。
そして、お上もご自身の希望で国民と同じ配給生活をされることになりました。
最終的には終戦を経て、日本は敗戦国となります。

日本は、米国のGHQによって統治されることになります。

そんな戦後の混乱の中、なんとお上が統治国の米軍によって軍事裁判にかけられるという話が来ます《゚Д゚》

宇佐美に「なんとかできないのか?」と説得され、篤蔵は「天皇の料理番」として、どのような役割を果たすことができるのかを模索します。

篤蔵の父親の周蔵は亡くなったのですが、そんな周蔵が篤蔵宛に書いた手紙を母親のふきが家で見つけて、篤蔵に送ってきてくれました。
その手紙には、兄の周太郎がお国のために天皇の料理番として勤めている篤蔵に対して誇りに思い、自分のことのように喜んでいたこと、そして周蔵も篤蔵が立派に天皇の料理番として勤めあげることを願っていることが綴られていました。

この手紙を読んで篤蔵は自分が天皇の料理番として勤められているのは、周りのみんなのおかげであることを改めて実感したのです。

翌日、篤蔵は米軍の軍用機に対して白旗を振って米軍を歓迎する姿勢を見せたのですが、宮内省の役人に見つかって叱られてしまいました。
篤蔵は、お上が軍事裁判にかけられるのをなんとか阻止したい思いで、米軍に情で訴えたのです。
しかし、宮内省からは余計なことはしないようにと釘を刺されました。。

そんな中、GHQに対してサンドイッチを作るように指示を受けます。
篤蔵はそのサンドイッチに「わたしは料理長の秋山篤蔵です。公に頼みづらいことがありましたら、私まで連絡をください」と英語でメッセージを添えたのです。
篤蔵はなんとかしてお上のために力になりたかったのです。

すると後日、このメッセージを見たGHQ幹部より篤蔵は呼び出されました。サンドイッチがおいしかったのでぜひGHQスタッフの家にサンドイッチを作りに来て欲しいと言われたので、篤蔵は作りに行くことになりました。
そこで、このGHQスタッフからお上を敬う日本人を馬鹿にされ、篤蔵はあやうく喧嘩になりかけるのですが、その場に一緒にいた山上辰吉(柄本佑)が先に土下座をして謝ったのです《゚Д゚》

後日、黒川(林泰文)がなんと篤蔵に退職願を出します!
黒川は息子が戦死したため、米軍に対して激しい怒りを感じており、GHQへの篤蔵の媚を売るような対応が気に入らなかったのです。

すると宮内省の役人があわててこの場にやって来て「GHQからクレームが来ている!天皇のことを質問しただけで横柄な態度を取られた!と言っている」と言いました。
篤蔵に「あまり余計なことはするな!お上にもしものことがあったらどうする!」と叱ったのです。

これを聞いた篤蔵は「横柄な態度をとったのはあちらです!」と反論して、天皇の料理番として当たり前のことをしただけだと反論します。

そして、篤蔵は言いました。
「わしがここまで来れたのは支えてくれた人たちがいたからです。父や母、嫁や師匠、そして友人たち。。」
「そんなみんなにわしは夢を叶えさせてもらったようなものです。そして夢をかなえさせてもらったからこそ、力の限り励み続ける責任があるんです。天皇の料理番として・・」
「毎日、飯を出していたお上が裁かれると思うと、たまらなくいたたまれない気持ちになるんです。」
「20年間、毎日勤め上げた天皇の料理番として、まるでお上が「我が子」のように感じているんです。」
「いくらお上が世界中から責められたとしてもわしは最後までお上を守り抜きます・・」

この篤蔵の思いを聞いた宮内省の役人は篤蔵に対してこころを開きます。
黒川も一度は退職願いを出しましたが、篤蔵の思いを聞いて引き続き大膳で働くことにします。

そして、篤蔵がGHQから頼まれていた接待の話を聞いた宮内省の役人は、大膳全体で対処することを認めます(*゚▽゚*)
そして、篤蔵たちは見事にこの大役を果たします。

この接待の途中で手伝いに来ていた宇佐美はGHQ幹部から「君たちにとって天皇とはいったいどのような存在なのか?」と質問されます。

同じ頃、篤蔵は俊子からもらった鈴を落としてしまったので必死に探していましたが、なんとGHQスタッフに池に突き落とされてしまいました《゚Д゚》
このGHQスタッフは先日、篤蔵と喧嘩になりそうになった人物です。
そして「早く鴨をくれよ!」と言って馬鹿にしました・・

篤蔵はいつものように喧嘩腰になりかけるのですが、そんな時、俊子の鈴を見て篤蔵は冷静になります・・
そして、なんと池の中で「鴨」の真似をしてみんなの笑いをとったのです。
亡き妻の「俊子の愛」がまさに奇跡を起こしましたね・・(*゚▽゚*)
その場にいた山上や新太郎(桐谷健太)も池に飛び込んで篤蔵と一緒に鴨の真似をしました。

そんな篤蔵たちの姿を見ていた宇佐美は、GHQ幹部からの「天皇とは?」の質問に対して答えます。
「わたしにとって陛下は「味噌」です。
大変失礼な表現ですが、生まれたときからそこにあり馴染んできたものです。
味噌には親しみを覚えていて、慕うのは当たり前のことです。
しかし、あるとき、味噌を今後一切食べるな!と言われたら・・とても寂しくなると思います。
これと同じく、もし陛下を否定するように言われれば、もちろん私は反対勢力になりますし、この国の統治が難しくなるのではないでしょうか?」

するとGHQ幹部は「あなたの意見は参考にします」と言ったのです。

後日、GHQは天皇陛下に戦争の責任はない・・という判断を出したのです。

おかげさまで篤蔵は天皇の料理番として引き続き、勤めることができるようになったのです。

また、篤蔵の子供の一太郎と周二郎が戦地から帰国しました(*゚▽゚*)

・・・

そして時は流れ、昭和47年10月18日。

篤蔵は、その58年に渡る「天皇の料理番」としての料理人人生に幕を下ろしたのです・・

お上より「体を大切にするように。私の身をいたわってくれたのと同じように。料理はまごころだったね。」とねぎらいのことばをいただき、篤蔵は俊子の鈴を鳴らして「長い間、ごくろうだったなぁ。。」とつぶやいたのです。

・・・

第12話(最終回)のネタバレ&あらすじは以上となります。

※「天皇の料理番」の全話放送分がParavi(パラビ)で見れます!

>>「天皇の料理番」をパラビで見る!

※本ページの情報は2021年1月時点のものです。最新の配信状況はパラビサイトにてご確認ください。

故郷から東京に飛び出し、料理人としての人生がスタートした篤蔵(^O^)
「一人前の料理人になる」のも至難の業だと思いますが、料理人・コックの世界の頂点である「天皇の料理番」に行き着くには無数の困難が待ち受けているのは容易に想像できます。。

そして、そんな数々の試練を乗り越えて、見事「天皇の料理番」として一人前のコックになった篤蔵。
そんな中、苦楽を共にしてきた最愛の妻、俊子に先立たれながらも、亡き妻の愛によってその後の困難にも果敢に立ち向かっていく篤蔵。
そして、戦後の激動の混乱期をも不屈の精神で乗り越えた篤蔵は、半世紀にも渡る「天皇の料理番」としての料理人人生にそっと幕を下ろしたのです・・

周りのみんなから支えられながら、夢を叶えた篤蔵。
しかし、その夢は決して篤蔵一人だけのものではなく、篤蔵を支えてくれたみんなの夢でもあったのです。
そんな「天皇の料理人」としての夢を最後まで全うした篤蔵。

この物語を通して感じたのは「まごころ」が人を育てるし、人の気持ちを動かす原動力になるんだなぁ・・と(*゚▽゚*)
現代ではこの「まごころ」ってなかなか実感が沸かないものかもしれませんが、今回のこの「天皇の料理番」によって少しでも疑似体験ができてよかったです(*゚▽゚*)

みなさまはいかがでしたでしょうか?

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最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございましたm(_)m

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