流星ワゴンのネタバレ&あらすじ!最終回の衝撃の結末は?

2017年7月8日

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どうも、こんにちはヽ(^0^)ノ、ねこまりもです。
ご訪問いただきまして、ありがとうございますm(_ _)m
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この記事では、TBS系列のドラマ「流星ワゴン」のあらすじ&ネタバレについてシェアさせていただきたいと思います(*゚▽゚*)

このドラマは同名タイトルの小説が原作で人気作家の重松清さんの作品となります。

物語は人生に絶望した主人公が不思議なワゴンに乗り込んでタイムスリップして、自分の人生を体験し直し、なんとか未来の現実を変えようとする・・・
というなんともファンタージかつ現実的な内容となっております。

このドラマのキャストは、主演は西島秀俊さんです。
共演は香川照之さん、井川遥さん、吉岡秀隆さんなど豪華出演者となります(*゚▽゚*)
(このドラマの視聴率が気になる方はこちらまで♪「流星ワゴンの視聴率速報!」)

では、早速、このドラマのあらすじ&ネタバレについてご紹介したいと思います。(^O^)

「流星ワゴン」の世界へようこそ・・・

「流星ワゴン」のあらすじ&ネタバレについて

◆不思議な「ワゴン」との出会い~1回目のやりなおし~

主人公の永田一雄(西島秀俊)の人生はいわゆる「最悪」な状況でした。

永田一雄(西島秀俊i

「永田一雄(西島秀俊)」

一雄の妻である美代子(井川遥)はある男性とこっそりと会っていて、一雄は美代子から離婚をせまられており、息子の広樹(横山幸汰)は中学受験に失敗し、学校のいじめなどもあり、家庭内暴力をふるっていました。
一雄自身も会社からリストラされ、家族それぞれがバラバラな状態で、家庭が崩壊する寸前でした。

そんな中、一雄はガンを患って余命もいくばくもない自分の父親である忠雄(香川照之) の見舞いに行きました。
お金がない一雄は父の見舞いの際にもらえる「御車代」を目当てに月に何度か父の元に通っていたのです・・
その帰りに「もう死んでもいいや・・」という絶望的な気持ちで夜の電車に揺られて家に向かっていました。

一雄が駅に到着した時に、ロータリーの向こう側に1台のワゴン車が止まっているのを何気に見つけます。

そのワゴンには橋本義明(吉岡秀隆)・健太(高木星来)親子が乗っていました。
吸い込まれるようにそのワゴンに乗る一雄・・。

このワゴンに乗っていた2人はなんとこの世の人間ではありませんでした!!Σ(゚д゚lll)
数年前に一雄が新聞で読んだ記事「親子がワゴンを運転中に事故死した」という事件の当事者だったのです!
普通はえぇぇぇぇえ!!となって恐ろしくなるところですが、なぜか一雄は冷静にこの現実を受け入れます。
自分も、もしかしたらこの世にもういないのではないか、、とか考えながら、このとりとめもない体験を自然に受け入れるのです。
物語冒頭から荒唐無稽な出だしとなりますが、不思議と次の展開が気になります(*゚▽゚*)

ワゴンに乗って運転していた橋本は一雄にとって「たいせつな場所」に連れて行くと言ってワゴンを走らせ続けます。

そして周りが明るくなっていき、一雄が気がつくと・・・

・・・

一雄は取引先であるタカラベ電器に部下と商談に行くところでした|゚Д゚)))
びっくりしてなんとか事態を把握しようと一雄はするのですが、そこに1年前と同じ状況が起こっていました!
妻の美代子が知らない男性と親しげに一緒に歩いている姿を目撃するのです!!

そう。
一雄は1年前にタイムスリップしていたのですΣ(゚д゚lll)

井川遥5

「永田美代子(井川遥)」

1年前の一雄は見て見ぬふりをしてそのまま取引先の会社に向かいました。
そしてこの時にも同じ行動をしようとします。
しかし、、この時に後ろからある男性が一雄に声をかけました。

その男性は病院にいるはずの一雄の父親、忠雄(香川照之) で、年齢も一雄と同じくらいの若さになっていました!

香川照之

永田忠雄(香川照之)

事態がますます把握できなくなる一雄ですが、父親の忠雄はそんな一雄におかまいなしに「わしを忠さん(チュウさん)と呼べ」と言い、一雄の妻、美代子を追いかけて問い詰めるかどうか・・・の選択を一雄に迫ります。
結局、一雄は美代子には何も言わない選択をしました。

その後、一雄と忠さんは居酒屋で一杯飲みに行きます。
一雄は自分と同じ年頃の父親と酒を飲んでいる訳が分からない状況で困惑しますが、父である忠さんはあまり気にせず、息子と飲める機会を喜びます。
忠さんは妻の美代子に何もしようとしない一雄に対しては、一雄の選択どおりにさせようとします。

そして忠さんは一雄から、一雄の時代の忠さん(忠雄)がまだ生きていることを聞いて喜びます。
その後、忠さんは、一雄が父親の会社も父親のことも大嫌いだったため、忠さんの会社を継いでいないことを知り、激怒して飛び出してしまいました。
一雄は父の金貸しの会社のために、同級生にいじめられたつらい過去があったのです・・

一雄が家に帰ると、1年前と同じ様子の息子の広樹と妻の美代子が出迎えてくれました。

翌日、一雄が会社に行くと職場ではタカラベ電器との取引がうまくいっていることを喜んでいました。
しかし、一雄はこの後、タカラベ電器が取引先を他の会社に変えて、一雄と部下はその責任を取らされてリストラされる・・未来を知っていました。
一雄はなんとかこの未来を変えようと、タカラベ電器が取引先を変えないように、提案プランを変更して上司にかけあおうとしました。

そしてその後、一雄はさらに未来の現実を変えるために、その夜同窓会に行くと言っていた妻の美代子に電話をして「今日、家族3人で夕食を食べないか」と言います。
しかし美代子は断ります。
その後、一雄は忠さんと共に、美代子が通っていた怪しい会社が入っているビルに向かいます。
そこで忠さんはこの会社から出てきた怪しい人物たちともみ合いのけんかになり・・・
・・・
その直後、気づくと一雄と忠さんは例のワゴンの中にいました
いったん「やり直しの過去」から引き上げたのです。

◆~2回目の「やり直し」~

忠さんはワゴンを運転していた橋本義明と息子の健太くんになんでワシたちをこんなところで連れ回しているんじゃ!と激怒します。

橋本義明

「橋本義明(吉岡秀隆)」

高木星来1

「橋本健太(高木星来)」

そしてワゴンを運転していた橋本は途中でいったんワゴン車を停めます。
そして、橋本は忠さんに橋本親子が既に亡くなっていることと、一雄と忠さんの強い思いがこのワゴンに乗せているのでは・・と説明します。

その後、ワゴンに乗せられた一雄と忠さんは・・・

気づくとデパートの観覧車の場所にいることに気づきます。
このデパートは一雄が子供の頃、よく父の忠雄(忠さん)と来ていた場所だったのです。
そして一雄と忠さんは観覧車に一緒に乗る前に2人で記念撮影をして、観覧車に乗りました。

観覧車から忠さんと一雄は一人で寂しく座っている広樹を見つけます。
この現実では弘樹は中学受験に向けて一生懸命がんばっており、模擬試験に行ってました。

一雄がもともといた未来の現実では、弘樹は受験に失敗して家庭内で荒れまくっていました。
そして「父さん、母さんがぼくに受験を強制させて、やめさせてくれなかったからだぁ!」と怒鳴っていました。

このやり直しの過去に戻った一雄は、息子の弘樹にどのように声をかければ、未来の現実を変えて弘樹を救えるのか・・?を考えながら弘樹に接します。

横山幸汰e

「弘樹(横山幸汰)」

忠さんは「わしの孫か・・」と満足げに弘樹を見つめます。
弘樹には忠さんは一樹の「朋輩(ほうばい)」、親友だと説明します。

そんな中、忠さんと一緒に一樹と弘樹は中華料理を食べに行きました。
弘樹と忠さんは仲良く話しました。
その話しの中で、忠さんは一樹が生まれる時に、ものすごく心配しており、神様に「わしのことはどうでもええから息子だけは無事に産ませてくれ」と一樹のことをこころの底から心配していたことを話します。

また忠さんは弘樹におもちゃの「黒ひげ危機一発」を買ってあげました。
このおもちゃは一樹が子供の頃、ほしがっていたのですが結局、父親である忠さんは一樹にこれを買ってやることはありませんでした。
忠さんは一樹に買わなかったおもちゃを孫の弘樹に買ってあげたことになります。

一雄は弘樹に「受験をやめてもいいんだよ」と言います。
しかし弘樹は「なんでそんなこと言うの?こんなにがんばっているのに、絶対受かるよ」と言って聞きません。
一雄は弘樹が私立学校の受験に失敗して、地元の公立中学に行ってそこでいじめられ、家で荒れまくる・・という未来を知っているためになんとかして弘樹の未来をもっとよく変えたい・・しかしどうすればいい・・と悩みます

その夜、美代子が帰りが遅くなるため、一雄と忠さんは一緒に夕食を作ることになりました。
忠さんが昔作っていたお好み焼きを作り、一雄は20年ぶりくらいに忠さんのお好み焼きを食べます。
この後、忠さんと一雄はそれぞれの「父親像」のことでけんかになり、忠さんは弘樹に受験をやめさせたる!と言って、弘樹の部屋に行きます。
すると、弘樹の部屋が荒れていて、弘樹がいなくなっていました|゚Д゚)))

慌てて一樹と忠さんは弘樹を探しに行きますが、弘樹は単にコンビニに行っていただけでした。
部屋が荒れていた原因は今回の弘樹の模試が思い通り行かなかっただけだと。。

一樹は弘樹に「何があっても俺は弘樹の父親だぞ」と声をかけて弘樹を抱きしめました。

その直後、夜遅くなると言っていた美代子が思いのほか、早く帰ってきました。

一樹はやりなおしの過去で、なんとか未来をやり直したいと少しでも動いたため、その後の未来がいい方向に動いたのでは・・?と思い、嬉しくて涙します。

この過去の現実の中で、一雄は母親から意外なことを聞きます
一雄が子供の頃に家出した時、一雄は母親だけが自分を探し、かつ自分がほしかったおもちゃの「黒ひげ危機一発」も父親は買ってくれなかったと思い込んでいました。
しかし、実は一雄が家出した時に父親の忠さんは一番に心配して一雄を探しまくって発見し、こそっと通報していたのです
また、一樹を探していたため、おもちゃもほかの人に買われてしまって在庫がなくなっていたため、一雄に買ってやれなかったのです・・・
このことを聞いた一雄は父親である忠さんの一雄に対する愛情を知りました。

その後、弘樹を探しまくり、警察にまで捜索願いを真剣に頼んでいた忠さんを一雄は見つけます。

そんな中、一雄の会社の部下から電話がありました。
この電話の話しで、やりなおしの現実でやりなおしたはずの出来事が起こっていないことに気づきます。
それは、取引先のタカラベ電器への企画書をつくり変えて提出したはずなのに、その現実が起こっていませんでした
また美代子が持っていた離婚届を破り捨てたはずなのに、一樹のポケットにはまだこの離婚届が破り捨てられずに残っていたのです!!

ワゴンに乗せられてたどり着いた過去で「やり直し」は効かないのでしょうか?

途方にくれている一樹に忠さんは警告しました。

おまえは、おまえの家族のことを本当に分かっているのか?
弘樹はナイフを隠し持っていたぞ。
そして美代子がつきあっている男は普通の輩じゃないぞ。
家族の根っこを分かっていないからこそ、何をしても変わらないんじゃないのか?

と核心に迫ることを言われました。

そんな中、再び橋本のワゴンが来て、一樹と忠さんは次の場所に行くことになりました・・

◆~3回目の「やり直し」~

一雄と忠さんが次に辿りついた「やりなおしの過去」は、一雄の会社の取引先であるタカラベ電機の会長の葬儀会場でした。

その会場には、一雄の上司である藤木常務(木下ほうか)がいました。
この常務は、近い未来に一雄のリストラを決めることになる人物でした。
もちろん一雄はこのことを知っています。

木下ほうか

「藤木常務(木下ほうか)」

この日は精進落としが行われましたが、実は常務に仕える人たちの決起集会でもあったことを一雄は憶えていました。
リストラ候補者が決まるかもしれない重要な日だったため、一雄は常務とお近づきになるため、「元の現実」では断っていたこの会に参加することにしました。

しかし、一雄たちを見下す常務の態度にがまんならなくなった忠さんは、その場を去って一雄の家に向かいました。
一雄は帰りたくなかったのですが、しぶしぶ忠さんを追いかけました。

するとその道中で美代子と広樹が一緒にいるのを見かけました。
2人はなんと捨て犬を抱いていたのです。

美代子は一雄にこの犬を飼うことを聞いてみたら?と弘樹に言うのですが、一雄がこれまでに動物を飼うことを許さなかった経緯があったので、広樹はしぶしぶ子犬を元の場所に戻して、帰りました・・・|゚Д゚)))

この捨て犬のことはもちろん一雄は知る由もない「現実」でした。
ワゴンに乗って過去の「この場所」に来たからこそ知った「大切な現実」でした。

一雄も忠さんもやり直すべき現実は、精進落としのことよりも、こちらの方ではないか?と思い至ります。

そのような思いを抱いて、一雄は忠さんと一緒に家に帰りました。
広樹は「この前のやりなおしの現実」で忠さんと観覧車の見えるデパートで会っていた「はず」ですが、弘樹は忠さんのことを全く「覚えてなかった」のです・・・

忠さんに促された広樹は、思い切って、一雄に犬を飼いたい!と頼みました。
しかし、一雄は返事を迷うのです・・《゚Д゚》

一雄が犬を飼うことに対して躊躇する理由は、実は犬にまつわる少年時代の記憶があり、これは忠さんが深く関わっていることだったのです・・・

最終的には一雄は弘樹に犬を飼うことを許します。
理由は忠さんから弘樹に「土下座せい!人に物を頼むときは土下座して頭を下げるもんじゃ!」と言います。
そして弘樹は忠さんの言うとおり、一雄に土下座したのです・・

一雄の記憶の中では、昔の父親である忠さんが人に頭を下げたことは一度もなく、横柄で偉そうな態度を取っていました。
そして、当時の一雄の親友である光史の父親が忠さんからお金を借りていて、この返済が滞って返すことができずに、結局、光史の家族ともども引越しをせざるをえない状況になりました。

一雄と光史は大の親友であり、捨てられていた犬を光史は家で飼っていました。
しかし、光史の家がそのような状況になったため、一雄は光史と離れ離れになりますが光史は犬を一雄に託しました
しかし、この犬を忠さんは「借金で倒れた家の犬を置くのは縁起悪い」という理由で保健所に持っていってしまったのです!|゚Д゚)))
しかも忠さんが借金返済をもう少し待ってほしいとせがんでいた光史の父親に冷たい態度であしらっているのを一雄は目にしていて、この時に一雄は父親である忠さんと金貸しの仕事が大嫌いになったのです。。。

そんな記憶の中にある忠さんが、一雄の息子の弘樹に「土下座しろ!」と言ったので、忠さんと一雄は言い争いになります。
また、この時に弘樹と美代子は家に帰ってきます。
そして、拾いにいった犬がすでに亡くなっていて弘樹は後悔します・・
しかし忠さんが「生き物は死ぬものだ。生きているうちが花じゃ!くよくよするな!」と言ったのを一雄が聞いて、またこの2人は言い争いになります。
そして忠さんから一雄はなぐられて気を失い、いったん橋本親子が運転するワゴンに意識が戻ります。

・・・

このワゴンで橋本から意外な話を聞きます。
「光史くんの犬のチロは保健所の人に元の飼い主に引き取ってもらえるように頭を下げて、チロは飼い主のところに戻り、長生きをしたのですよ。実は忠さんは息子の一雄さんの知らないところで頭を下げまくっていたのですよ。」

そのことを聞いた一雄はもう一度、同じ過去に戻ります。
一雄は家の押入れでなんと「黒ひげ危機一髪」のおもちゃを見つけました!
これは前回のやり直しの現実で忠さんが弘樹に買ってやったものです。
やり直しの現実での出来事が消えずに残ることもある・・と一雄は知り、希望を見いだします。

一方の忠さんはなんと直接、一雄の上司である藤木常務に「永田課長(一雄)を見限らないでくれ!」と頭を下げて頼んでいました(*゚▽゚*)
そして一雄もあわててこの現場に駆け込んできて、藤木常務に「家族のためにもこの会社を辞めさせないでください!」と頼み込むのですが、藤木の横柄な態度に忠さんは我慢ならず、なんと藤木に殴りかかってしまいます
そして一雄は即日で首となってしまったのです・・・

この後、忠さんと一雄は2人で話をします。
忠さんは実は一雄の知らないところで頭を下げまくっていた現実を知り、父親である忠さんの知らなかった人間味のある一面を知ります。
これで一雄は心のどこかで忠さんに対して許せなかった思いの折り合いがついたのです。

この頃、橋本親子は夜景を見ながら話していました。
橋本は息子の健太に言います。
橋本が一雄に話した光史くんの犬を忠さんが飼い主に戻す手配をしたことについて。
これは「ウソ」で、一雄と忠さんが仲良くするために橋本は言ったのです。

橋本は健太に「あの二人には仲良くなってもらわなきゃ。このドライブをもっと続けたいだろ?」と言いました。

実は橋本は一雄と忠さんにある大事なことを託せるのでは・・と考えていたのです。

◆~4回目の「やり直し」~

リストラ回避は結局、できずに浮かない顔をしながら再びワゴンに乗る一雄。
忠さんも一緒にワゴンに乗っていました。

そして橋本はワゴンを途中で停めました。
停車した場所は、橋本の息子の健太が生前に通っていた小学校でした!
橋本はこの場所に時々来ていて健太を遊ばせていたのです。

ここで健太は忠さんに鉄棒の逆上がりを教えてほしいと頼み、忠さんと一緒に練習を始めました。
しかし、なかなかうまくいきません。

その一方で橋本は一雄にあることを頼みました。
それは、なんと健太を成仏させてやってほしい・・ということでした|゚Д゚)))

健太は実はまだこの世に未練があり、橋本とワゴンに乗ってさまよっていたのです。
この健太の思いを断ち切って、健太が自分の死を受け入れなければ、成仏ができないのです・・
なんとも切なくもつらい状況ですね。。|゚Д゚)))

そして忠さんと一雄はワゴンに乗り込み、また過去に戻りました。

そこは、ある工場の前でした。
そしてなんと今回は、健太も一緒にこの過去の世界に来ていたのです!!|゚Д゚)))
一雄と忠さんはびっくりしますが、どのように健太をワゴンへ帰したらいいのか見当もつきません!

あせる2人を尻目に健太は大はしゃぎして走って行ってしまいます。

高木星来o

「橋本健太(高木星来)」

一雄と忠さんはあわてて健太を追いかけていきました。
そしてその先で、2人はとある人物が持っていた全く知らない一面を目の当たりにすることになるのです・・

なんと、一雄の息子の弘樹がいろんな人の名前を書いた小さな三角コーンめがけてパチンコで倒していました。
この書かれていた名前は担任教師や塾講師、そしてなんと一雄や美代子もあったのです|゚Д゚)))
理由はストレス発散のためだったのですが、一雄はすごくショックを受けました・・

そして、弘樹をここまで追い込んだのは自分が一雄に受験をがんばるように励まし続けたからだと思い、弘樹に受験はもう辞めてもいいと提案します。
しかしこれを聞いた弘樹はお願いだから受験させてください!と一雄に懇願しました。
受験をしても結局落ちることを知っている一雄は困惑しました・・Σ(゚д゚lll)
その時に、弘樹の友人が遊びの誘いに来たので、一雄は弘樹に「今日くらい塾は休んで遊んで来いよ」と促しました。

そんな中、「この世」にひょんなことから久しぶりに来ることになった健太は、この世でしたいこと一覧を作って、おいしいパフェを食べたり、あたたかいジャンパーを買ったりしていました。

そんな中、一雄は美代子から連絡を受けました。
弘樹が家に帰ってこなくて心配していると・・・

どうやら友人たちとはとっくに遊び終わっているらしく、家に帰っているはずの時間なのにおかしいと・・

その後、一雄は弘樹を探しまくり、なんと学校の中で服がボロボロにされて1人でうずくまっている弘樹を見つけたのです!Σ(゚д゚lll)
弘樹はいじめられていました・・
いじめられていたからこそ、いじめっこがいる公立中学ではなく私立中学にいく必要があり、いじめっこを見返すためにも弘樹はなにがなんでも合格するために必死に勉強していたのです!

弘樹が悩んでいた理由をようやく知った一雄は、弘樹のために「引っ越す」手はずを整えて、美代子に話しました。
弘樹は受験に失敗し、このままだといじめっこがいる公立中学に通うはめになり、家庭内暴力で家がボロボロになると。。

そんな決まっていないはずの未来について確信めいて話す一樹を不信に思い、美代子は呆れてしまいます。

その時に一雄は「おまえが会っている男性は何者だ?俺はなんでも知っているんだ」と突然確信めいたことを聞きました。
しかし美代子は何も答えませんでした。。

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「永田美代子(井川遥)」

その後、放心状態で一雄は外に出て、忠さんは健太に必死に鉄棒の逆上がりを教えていました。
死んでしまった人間は、生前にできなかったことは絶対にできないのです。
健太は生前、逆上がりができず、あきらめていたのですが忠さんは健太にはっぱをかけました。
「人間はやる奴かやらない奴かの2人しかおらん!」
「やるんなら徹底的にやれやれると思って必死にやれ!」
「まずはやれると思ってこころの中で奇跡を起こせ!そうすれば実際に必ずやれるんじゃ!」
「わしも命懸けでおまえを応援したる!やれ!やるんじゃ!」

そして健太は必死にやり、最終的にはなんと逆上がりをすることができたのです!!(*゚▽゚*)

いくら死んでしまった後でも「やる」気持ちさえあればいくらでもやり直せる。

一雄はこのやりとりを見て感動したのです。。
父親である忠さんに、一雄は子供の頃、かけっこで一番になれ!とひどくはっぱをかけられていました。
一雄がいくらかけっこ以外のダンスとかの競技をしたがっていても忠さんは「逃げるな!かけっこで一番になるって言ったじゃろが!」と言って聞く耳を持たず、運動会でも一雄のかけっこだけを見てすぐに帰っていました。

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「忠さん:永田忠雄(香川照之)」

一雄はそんな自分勝手な父親の忠さんが大嫌いだったのですが、今、健太と忠さんのやりとりを目の前で見て、また新たな決意を固めたのです。
「父親」として逃げてはダメだと・・・

そして一雄は、再び、自宅に帰りました。
一雄は弘樹のためになんとか「父親」としてなんとかしてやりたかったのです。
いじめから救ってやろうと・・
そして、一雄は美代子の実家に引っ越すことを提案したのです。

ところが未来の事も知らない美代子にとっては、一雄の提案の意図がわからずに困惑してしまっていました・・
そりゃそうですよね。
弘樹のために突然、引っ越すと言われても確かに「この人大丈夫かな?」と思ってしまいますよね。。

美代子の態度を見た一雄は、密会している相手の男性と離れたくないのか?と考えます。
そして、その後、外出した美代子の後を一雄はつけていくことにしたのです。
美代子の様子を見ていると、喫茶店で例の密会をしている男の古閑(町田啓太)と会っていたのですΣ(゚д゚lll)
そしてなんと美代子が古閑に数十万円ほどのお金を渡していたのです・・・

この事実を見た一雄は放心状態のまま家に帰りました。
すると、家には忠さんがいました。

そして一雄は家の中の通帳を見て、預金が少しづつ減っており、残高がほとんどない状態であることを知りました。
美代子は家庭のお金を切り崩してまであの男に貢いでいる・・・と一雄は思って愕然としました。

その時に病院から一本の電話が鳴りました。
その電話の内容は、一雄の息子の弘樹が倒れた!というものでした。
すぐさま病院へ一雄と忠さんは訪ねて医者に様態を聞くと、疲労と寝不足が重なっていただけで、休めば治りますとのことでした。。(*゚▽゚*)

この頃、なんと母親である美代子はパチンコ店でギャンブルにいそしんでいたのです・・・
美代子はギャンブルにはまっており、家の貯金を全部つぎ込んでしまい、挙句の果てには300万円の借金までしていたのです・・
この借金返済のために古閑と喫茶店で会っていたのです・・Σ(゚д゚lll)

一雄は、未来の美代子が家を出て行くと一雄に言った理由はこれだと思いました。
美代子がギャンブルにはまりこんで家のお金を使い込んでしまい、借金までしてしまったからこそ、いたたまれなくなって家を出て行くと言ったのだと・・・

西島秀俊08

これを知った一雄は、借金の300万円を工面すべく、給料の前借りをしたり、知り合いに片っ端から電話をしたり、母親に電話をしたりして必死にお金をかき集めようとしました・・・
なんとか借金を返済して、美代子を助けてやろうとしたのです。

そんな中、美代子はなんとまたパチンコ店でギャンブルに興じていましたΣ(゚д゚lll)
そしてそんな美代子の元に忠さんが現れ、美代子をなんと競馬場に連れて行って有り金すべてをつぎ込み・・・
大穴を見事に当てたのです!!!
結果、なんと300万円以上の配当金をゲットしました!!(*゚▽゚*)

実は、忠さんはワゴンの中で「未来の競馬新聞」を見つけ、その中の競馬情報を覚えていて、そのとおりに賭けたために大当たりしたのです。。

競馬64

意気揚々とした忠さんと美代子がマンションに帰ってきました。
そして忠さんは美代子にお酒を買ってくるように頼みます。
一雄はこの大金にびっくりしますが、忠さんと2人きりになった時に、また大喧嘩してしまいます。Σ(゚д゚lll)

忠さんが一雄の家庭に勝手に介入して、忠さんが「俺は正しい!」と偉そうにふんぞり返る姿を見て、昔の父親である忠雄(忠さん)の姿を一雄は思い出したのです・・
忠さんが、いつも身勝手し放題で、一雄の母親も振り回し、母親が一生懸命貯めていた貯金まで切り崩させていたことを思い出したのです。

一雄は忠さんに対して「もう勝手なことはしないでくれ!こんなお金ほしくもない!俺の前から出て行け!!」と言い、忠さんは怒って出て行ってしまいました。

忠さんは外でひとりで座っていた美代子と共にお酒を飲みますが、忠さんはこの時の美代子のただならぬ表情を感じ取り、何か美代子はこころに深い闇(病み)を抱えている・・ことを感じ取ります。

翌日、一雄と美代子は、金融会社の古閑に借金を返します。
これで、一雄はほっとします。
美代子は、とんでもないことをやらかした自分を全く責めない一雄に対して、「なぜ私を責めないの?」と聞きますが、一雄は「仕方ないよ。こういうこともある。でもこれでもう大丈夫。ぼくは君がそばにいてくれるだけでいいんだ」と言いました。

その後、一雄と別れた美代子は、なんと一雄に握られた手を、トイレで必死に洗ったのです。。
明らかに一雄に対して「嫌悪感」を抱いている美代子。

そして美代子はその後に、あろうことかまた金融会社の古閑に電話をして「お金を貸してほしい」と頼んだのです・・

そんなことはつゆ知らず、一雄は忠さんと一緒にワゴンに帰りました。
そこで一雄は、少なくとも美代子のことは解決したと思っていたのですが、忠さんは美代子はもっと深いところで闇を抱えているぞ・・と一雄に忠告したのですΣ(゚д゚lll)

◆~5回目の「やり直し」~

4人を乗せたワゴンは、蓼科峠という峠で停車しました。

ここで橋本は健太をワゴンに残して、一雄と忠さんを外に出しました。
そして、橋本はこの峠のある一角へ2人を案内したのです。
その場所は、実は橋本と健太が命を落とした事故現場だったのです・・

ここで橋本は今まではあまり語ってこなかったことを話し始めました。
一雄と忠さんは本気で、本音でぶつかり合っているのですが、そんな親子関係がうらやましいと・・

橋本は、健太に対しては傷つけたくない、嫌われたくないという思いで、本音で強くぶつかっていくことができないでいました。
この理由は、橋本が健太に対してしてしまった事故でした。
橋本はあまりにも幼くして亡くなってしまった健太に対してものすごく自責の念から不憫に思っていて、健太を成仏させてやりたいと強く願っていたのです。

はしもと

健太が成仏するには、事故現場とちゃんと向き合うことでした。
しかし、健太は抵抗していたのです。
もし成仏すれば、健太は自分の大好きな母親のことを忘れてしまうことを恐れていたのです。

健太の願いは、せめてもう一度だけ母親に会い、自分が亡くなったことによって悲しませてしまったことを謝りたい・・
そして、母親に自分のことをずっと忘れないでほしい・・と伝えたい。
このことが、健太がこの世に残していた未練でした。

健太はワゴンを飛び出し、母親に会いに行くために必死に走っていきました。
忠さんと一雄は健太と一緒にバスに飛び乗って、この世界で健太の母親を探しはじめたのです。

橋本一家が住んでいた家に行きますが、既に他の人が住んでいました。
ここの住人に健太の母親の居場所を聞いても分からないということでした・・

あきらめずに、次は事故現場に毎月、月命日にお供えに来ているのが母親ではないか?と一雄は推測し、供え物を頼りに健太の大好きだったプリンが売っている店に行きます。
そこで、母親の手がかりとして花屋を教えてもらって、その花屋に行きます。

花屋にいた女性は、健太の母親ではなく、なんと事故を起こしたトラック運転手の伊東の妻だったのです|゚Д゚)))

花屋

そして、伊東の元に一雄と忠さんは行きます。
伊東は、健太の母親の居場所は知らず、この事故のことも忘れたい・・と言いました。
この事故が起きてからは、マスコミにたたかれ、トラックに乗ることができなくなって職を失い、妻とも別居状態になっていました。
「死んだ方がよっぽどましだった」
と伊東が口走ると、忠さんは伊東を殴り、「死んでしまったらどうしようもない!生きている方が絶対にええんじゃ!」とどなりました・・・
死んでしまって後悔している橋本親子のことを思うが故にのことばでした。。
その後もなんとか一雄と忠さんは必死に健太の母親を探し出そうとがんばります。

そして、忠さんは昔、健太たちが住んでいた家に在住している女性から、健太の母親の居場所を聞き出すことに成功しました
この女性は、健太の母親とは知り合いだったのです。。

とうとう、母親と会えることになった健太。
喜んで母親がいる家に行きました。
そして、そこで見た光景は・・・

子供を抱いている母親の姿でした・・・Σ(゚д゚lll)
母親は再婚して別の家族と幸せに暮らしていたのです・・

家族8

この現実を目の当たりにした健太は、母親に何も言わずにその場を走り去ってしまいました。。
このことは実は忠さんは知っていたのですが、あえて健太に現実を知ってもらうために何も言わなかったのです。

一雄はなぜこんなかわいそうなことをするのか!と忠さんに対して激怒します。
忠さんは「現実と向き合うのが重要じゃ!」と言い張ります。

怒った一雄は、忠さんに対して忠さんの身に起こる現実をとうとうつき出したのです。

あんたはもうすぐ死ぬんだよ!」と・・・

一雄はとうとう忠さんに、現実世界では忠さん自身が瀕死の状態であることを告げました。

もともと忠さんがこのようにワゴンのやりなおしの旅に出てきたのは、死の淵で、忠さんは非常に後悔していて「やりなおしたい」という強い思いがそうさせていたのです。

忠さんe3

もし、このやりなおしの旅で忠さんの「後悔」を解消せずに忠さんが死んでしまうと、橋本親子のように忠さんは「後悔」というこの世への未練を残したままこの世を彷徨うことになってしまいますΣ(゚д゚lll)

このようなことだけは避けたい忠さんは、現実世界の自分自身と接触してなんとかしようとして、広島県福山市にいる自分自身の居場所へ向かおうとします。

ところが、橋本(吉岡秀隆)は、一雄に忠告しました。
もし、出会うはずもない現実世界の老いた忠雄と、生霊である若い姿の忠雄が会ってしまうと、起こりえない出来事によって、時間の流れの中でゆがみが生じて、すべてのことが元に戻されてリセットされてしまいます。
そうすると、これまでせっかく「やり直しの旅」でがんばってきたのに、すべて無かったことになって無駄になってしまう・・ということを一雄は知って、すぐに忠さんを止めに入ろうとしました。

現実世界の72歳の忠雄に会いに、若い姿の忠さんが近づこうとしますが、一雄と健太それを阻みました。

72歳の忠雄は、一度倒れましたが、病院で検査を受けることを拒否したのです。
そして、検査を受けなかったがために、後ほどガンが見つかった時はもう既に手遅れだったのです・・Σ(゚д゚lll)

忠さんは一雄に現実世界にいる自分を説得して検査を受けさせろ!と言いました。
しかし、この現実世界にいる忠雄と一雄は、長い間、口も聞いていない状態でした・・・
このため、なかなか踏み出せない一雄。
そこに、一雄の母親の澄江(倍賞美津子)と妹の智子(市川実和子)がやってきました。

結果的に、一雄はなんと6年ぶりに実家に足を踏み入れることになりました。
そこで一雄は、72歳の忠雄と会うことになります・・・
しかし、忠雄は一雄に塩を投げて追い払いました!!
自分の会社を継がずに東京で好き勝手している息子を忠雄はどうしても許せなかったのです・・

一雄は母親の澄江から今日はとりあえず離れに泊まっていけと言われます。
健太も一雄と一緒に来ていて、健太は澄江といろいろと話をすることになります。

そんな中、忠さんのアイデアで市民マラソンにかこつけて、健康診断を忠雄に受けさせるように誘導しようとします。
しかし、その計らいも忠雄にバレてしまい、結局、忠雄は病院には行かないことになります。。
忠雄は激怒し、澄江を殴りました。。
そんなどうしようもない忠雄を一雄は見捨て、澄江に対してあんなオヤジはどうでもいい!と言いますが、澄江はそんな一雄を叱責します。
そして、澄江は忠雄を決して嫌ってはおらず、無事にいつまでも元気に生きていて欲しい・・と言います。
一雄はそんな澄江が理解できませんでした。。

そして、澄江は忠雄の病状をびっしり書いたメモ用紙を医師に渡そうとしますが、医師は本人が来ないことにはどうしようもない!と断ります。
一雄はそんな母親の澄江の思いを目の当たりにしたのです・・

倍賞美津子

「澄江(倍賞美津子)」

一雄はとうとう父親の忠雄と面と向かって病院行きを説得することにしました(*゚▽゚*)
一雄のこれまでの気持ちが変わり、忠雄に生きて欲しい!という思いが出てきたのです。
そして、それと同時に忠雄の命は、一雄だけではなく周りの家族や関係する人たちの思いも背負っているんだ!と熱く語りました。

しかし、忠雄は一雄の説得にもかかわらず「どうしようがわしの勝手じゃ!女々しいのう!」と言って、結局、病院には行きませんでした|゚Д゚)))
どこまでも頑固な忠雄ですね・・

一雄と忠さん、健太はワゴンのある場所に戻るために、バスに乗りました。
そこで、一雄は健太にケチャップごはんをあげます。
ケチャップごはんは、健太が母親が作った料理の中でも大好物のものだったのです。

また健太は澄江からもらった封筒をみます。
中には、健太が書いた母親の似顔絵と「これをお母さんに見せてあげなさい。お母さん喜ぶわよ」という澄江からの手紙がありました。

一方、忠さんは自分がワゴンの旅に来た「ほんとうの目的がようやくわかった・・」とつぶやきます。

流星ワゴン

そんな中、現実世界の72歳の忠雄は、蘇生措置によってなんとか奇跡的に持ちこたえていました。
しかし「その時」は刻一刻と近づいていることには変わりはありませんでした・・
そんな忠雄の顔を見ながら澄江は智子に対して「お父さんは一雄を待っているんだよ」と言いました。

一方のワゴンの橋本(吉岡秀隆)が次の場所に行こうとしていましたが、健太が嫌だ!と叫びました。
健太は、一雄の母親である澄江と話していた時に「母親というのは子供のことを一番に思っている」と聞いて
、この言葉に勇気をもらったのです。
そして、前向きになった健太は、自分の母親が自分のことを覚えているかどうかを確かめたい!と決心したのです(*゚▽゚*)

健太0

健太が母親に会って、未練を断ち切るということはすなわち健太は成仏する・・ということになります。
橋本はこのことを健太に確かめて、健太が納得したため、橋本は健太を笑顔で送り出しました。

しかし、橋本のこの笑顔の裏にはなにかが隠されている・・と忠さんは気づいたのです。

その後、忠さんはそんな橋本を居酒屋に連れ出します。
そして、忠さんは「ほんとうに健太を成仏させたいんか?」と橋本に問いかけました。
忠さんのどこかでひっかかっていたのです。。

次の日の朝、一雄と忠さん、そして健太はワゴンを後にして、健太の母親の家に向かいました

健太が成仏するためには、夜明け前に事故現場である蓼科峠に戻る必要があります。
そしていよいよ母親に会おうとする健太でしたが、なぜか忠さんがその前に立ちはだかりました・・・

忠さんが健太を止めた理由は「橋本」でした。
橋本の本音は「健太と別れたくない」だったのです・・・
忠さんと一雄のように、橋本は健太と「朋輩」になり腹を割って話合える親子になりたかったのです。
しかし、橋本は健太に気づかい、それがかなえられずにずっと夜のワゴンのドライブを2人で続けていたのです。

しかしこのまま橋本の後悔を引きずったまま、健太を道連れにするのはしのびないと思った橋本は、思い切って健太の「母親に会いたい」という願いをかなえて、健太を成仏させてやろうと思ったのです。

もし、健太がこのまま成仏してしまうと、取り残された橋本は「健太への思い・後悔」を残したまま永遠に夜のワゴンのドライブを続けることになるのです。。

そして、健太は母親の花織(中島ひろ子)に会うのですが、なんと花織は脚立から足を踏み外して倒れていたのです!

中島ひろ子a

花織(中島ひろ子)

一雄はすぐに救急車を呼びます。
その後、健太は、病院で寝ていた母親の花織に話かけるのですが、花織は目覚めてなんと健太に気づいたのです(*゚▽゚*)。
そして花織は健太に話しました。
「健太が幽霊だってなんだって構わない。ずっと会いたいと思っていたのよ」と・・・
健太は自分のことをずっと忘れないでいてくれた母親の愛情に感動するのです。。(*゚▽゚*)
「親子の絆」って時空を超えて固い「縁」で結ばれているんですね。

2人は、手をつないで病院の屋上で話をします。
花織はこれが夢じゃなかったらなぁと言いますが、健太は「夢じゃないよ、ぼくがママに会いに来たんだよ」と言います。

健太13

花織の新しい子供の名前は「健一」と言い、健太の名前を託してつけられました。
そして、健一のボールで健太は花織と一緒に遊びました・・・

しばらくして健太と花織の別れの時がきました。
健太は「いっぱい悲しませてごめんね・・」と言い、花織は「こんなお母さんの子供に生まれてきてありがとう」と言って2人で抱き合いました。。

・・・

その後、健太はワゴンに戻り橋本と会うのですが、なんと「やっぱりぼくは成仏しない!だって成仏したらお母さんのこと忘れちゃうんでしょ?ずっとここにいる!」と言い出しました。
健太は久しぶりに母親の温もりに触れ、ずっとそのむくもりに浸かっていたかったのです・・

健太はその場を走り去りますが、なんと健太めがけてトラックが突っ込んできました
とっさに橋本は健太を助けますが、健太は「死んでるのになんで助けるの?ぶつかってもへっちゃらなのに!バカじゃないの?」と言いますが、橋本はそんな健太のほっぺたをぶちました
健太が事故にあうところなんて二度と見たくない!」と叫びました・・

そして、健太は事故現場に行きます。
健太は「成仏してから向こう側でパパを待っているね」と言いますが、橋本は「パパはずっとここにいる。ワゴンにいろんな人を乗せる必要があるから・・」と言います。

流星ワゴンs

悲しい顔をする健太に橋本は「前世の記憶はどこかに残っているんだ。だから健太はお母さんのことは絶対忘れないから」と言いました。。
健太は「ぼく絶対にママとパパのことは忘れずに思い出すから!」と言いました。。

健太が事故現場に行く直前に橋本は「ごめんな。。お前を死なせちゃって。。ママと離れ離れにしてしまって。。」と言い、健太は「ほんとだよ!大迷惑だよ!」と泣きながら言って、現場にひとりで向かいました。。
そして健太はすーっと消えました。。

しかしその後、しばらくしてから健太はまた帰ってきたのです!!
健太は成仏後の世界を垣間見てきたのですが、やはりパパといたい!という思いが強くて橋本の元に帰ってきたのです。
健太が真の意味で橋本を「父親」と認めた瞬間ですね。。

そして、橋本と健太はワゴンで一雄と忠さんを次の場所へ運びました。
橋本言わく、次の場所が最後のやり直しの場所になると・・・

◆~6回目の「やり直し」~

一雄はワゴンの中で橋本に「僕は死ぬんですか?」と核心に迫る問いを投げかけました。

息子の一雄のことは誰よりも心配していた忠さんはそれを聞いて、橋本にこのことについて詰め寄りますが、橋本は答えませんでした。

今回がいよいよ最後のやり直しの旅になる・・
橋本はワゴンを次の最後の場所に走らせました。

流星ワゴン7_o

・・・

次のやり直しの場所は、一雄の息子の広樹が、滑り止めだった中学の受験すら落ちた時の永田家でした。

広樹は崖っぷちに立たされており、一雄の妻の美代子は、相変わらずパチンコにのめりこんでいました。
そして、美代子はパチンコのために借金をしていて、その借りていたお金がどんどん膨らんでいました。

一雄は、この時点でようやく美代子が抱えている思いを誤解していたことに気づきました。
美代子は一雄との生活に嫌気が差していて、現実逃避をしていたのです。|゚Д゚)))

美代子6

しかし、いろんな気づきは得ても、この過去の世界は何も状況は変わっていませんでした。
そして、結局、一雄が知っている現実と同じように展開していくのです・・・《゚Д゚》

このやり直しの旅が、何かを変える最後のラストチャンスです。
一雄は、いったいどうすれば美代子と広樹を苦しい現実から救い出すことができるのか・・ 大いに悩みました。。

そんな中、忠さんから意外な話を聞きます。
一雄の母親の澄江もその昔、忠さんに内緒でパチンコなどに興じていたことがあったのです!
しかし、忠さんはそんな澄江に対して知らぬふりをしていたのです。
理由は澄江はしっかりと家事をして家族を支えてくれていたからです。。

そんな中、澄江から突然、一雄に電話がかかってきました。
一雄は、忠さんから聞いた話を澄江にします。
澄江は驚きますが、当時はやりくりするのに必死で「気分転換」も必要だったのと、当時の一雄のちょっとしたアドバイスで競馬で大勝ちしたこともあった、と言いました。
澄江は「血は争えん。やっぱり一雄は父さんの息子だよ」と言います。
この話を聞いて一雄は澄江と忠さんの強い夫婦の絆を感じます。
そして、その絆に動かされた一雄は、一雄が最もきらっていた「忠さん流のやり方」で自分の家族を救おうと動き出したのです・・・

一雄は思い切って会社に退職願を出しました!
どうせ死ぬんなら思い切ってやることをやってやろうと思ったのです。

そして、美代子が借金貸しから返済をしつこく迫られていることを知り、一雄は決心して忠さんと一緒に借金貸しのところに行きます。
そこで忠さんがはったりをかまし、退職金からなんとか借金を返済します

次に一雄はパチンコに興じている美代子の元に行き、美代子と一緒になんと競馬場に行きました!|゚Д゚)))
お金はあるので、ぜひ競馬を教えてくれ!と一雄は美代子に言いました。
会社を辞めたことも知り、びっくりした美代子ですが、とまどいながらも一雄に競馬を教えます。。

そして一雄は美代子とも賭けをしました。
「この1レースで俺が負ければ美代子は自由にしていい。でも勝てば今日一日俺につきあってくれよ」という「賭け」を・・

忠さんのアドバイスをもらいつつも、結局、一雄はこのレースに負けてしまいます・・|゚Д゚)))
しかしなんと美代子は「もう1レースつきあってあげてもいいよ」と少し一雄にこころを寄せてくれたのです。

忠さんはこの次のレースの勝敗をなんとわざわざワゴンにいる橋本のところまで聞きに行きました
忠さんらしいですね。。(笑)
橋本は未来の情報は教えることはできない!と頑なに拒みますが、健太がなに気に教えました。。

その情報を持って、忠さんは一雄に教えますが、一雄は聞く耳を持たず、自分が信じたとおりに残りのお金をすべてつぎ込みました!!

そして・・
結果的には一雄は負けてしまったのです・・|゚Д゚)))

1番と14番で一雄は買ったのですが、これは実は結婚記念日「1月14日」の数字でした。
美代子が「一番好きな数字で」と言ったので一雄はその数字で賭けたのです。

結婚記念後61

このことを知った美代子はなんと一雄に「負けたんだから今から私と一緒につきあってよ」と言いました!
退職金はすべて使ってしまいましたが、美代子の気持ちは一雄に戻ってきました

その後、一雄と美代子は偶然、本屋にいる弘樹を見つけます。
そしてなんと弘樹は本を盗んだのです!!
広樹はいじめっ子に強制されていたのです。
すぐに一雄と美代子は店員に謝りますが、弘樹はそのまま逃げてしまいました。

一雄と美代子が広樹を追いかけていくと、友人にいじめられていました
その現場に一雄は乗り込み「二度と一雄をいじめるな!」といじめっ子をどなりつけました。。

このようなことをして、万が一いじめっ子に訴えられてしまうと一雄は行き場を失うのですが、そんなことよりも広樹を守ることを優先に動いたのです。

そして一雄と美代子、広樹が家に帰るとなんと広樹が受験した学校から合格の一報が届いていたのです!!!
「受験に落ちた」現実からなんと一雄が動いたおかげで「受験に合格した」現実に変わったのです!!!

合格b

一方の忠さんは一雄の現実が変わったことを知り、一雄をこの世界に残したまま忠さんだけがワゴンに乗ろうとします。
しかし、このまま忠さんだけワゴンに乗ってしまうと「忠さんの後悔」は残ったままになり、忠さんは永遠にこの世界をさまよってしまうことになります(~_~;)
しかし忠さんは一雄の世界が変わったのでこれでいいと思ったのです。

忠さんi

しかし、一雄は一家団欒の瞬間に「もうこれでいい」と思い、その瞬間にワゴンに戻ってしまいます|゚Д゚)))

忠さんは「なんで戻ったんじゃ!このままこの世界にい続ければよかったじゃろ!」と言うのですが、一雄は「本来の自分じゃない動き方をしたんだ。しかし忠さんにはいろいろと気づかされてよかったよ。本来の自分自身のやり方でもう一度だけやり直したい!」と言いました。
今回のやり直しの旅では「忠さん流」のやり方で現実を変えましたが、一雄は「一雄自身のやり方」で現実をやり直そうと思い直したんですね。。
やはり「自分の人生」「自分の家族」ですから。。

すると橋本は「死ぬ覚悟はできているんですか?あなたは死にますから。。」と意味深なことをいったのです。。

吉岡秀隆a

一雄が初めてワゴンに乗ったあの夜・・・
この日は、とても寒くて、そんな中で一雄はひどく酒に酔っていました
そして、なによりも一雄自身が生きていく気力がなかったのです・・|゚Д゚)))
このワゴンの旅が終わる時が「一雄の最期」だと、橋本は言いました。

この話を聞いて、忠さんは激怒してそのやりきれない思いを橋本にぶつけました!!
忠さんにとって息子である一雄が死ぬなんて・・誰よりも一雄の幸せを願っている忠さんにとっては受け入れ難いことだったのです・・

一方の一雄は、ずっと前から死を覚悟していたのでいたって冷静でした。
一雄にとっては自分の生死よりも「大事なこと」があったのです。
この「大事なこと」のために、一雄はもう一度だけ美代子と広樹に会いたい!と強く願いました。

西島秀俊08

・・・

そして気がつくと、一雄はなんとまた過去の世界にいました!

そこは広樹が第一志望校を受験する前日でした。
一雄は広樹を以前、忠さんと2人で乗った観覧車に連れて行って、一緒に乗りました。

そしてよいよ受験当日がやってきます!

一雄と美代子は広樹を送りだして、2人は「合格祈願」のために神社で待ち合わせをしたのです。
そこで一雄はこれから起こる「つらい未来」について美代子に話しはじめたのです・・

1年後に美代子は一雄に離婚届を送りつけてきたり、広樹が受験に失敗して家庭内暴力をふるうようになったりすることを・・
一雄はこの最後のやり直しの旅に来た最大の目的である「大事なこと」を美代子に告げました。
「俺との生活に嫌気がさしていたんだろ?俺のせいで君を不満にさせてしまってごめん。」と謝ります。
これを聞いた美代子は「あなたは理想的な夫だけど、あなたといると息がつまるの。。もしあなたの言うことが本当なら・・わたしも過去のやり直しの旅に連れてってよ!」と言い、その場を立ち去りました。

すると、なんと忠さんが美代子に会いに来ました。
美代子は「お義父さん!?」とびっくりします《゚Д゚》
「一雄のことはすまない。でもあんたの腹の中のものをあいつにぶつければいいんじゃ!頼むからあいつから逃げんといてくれ」と・・
美代子は忠さんを信じ、涙します。。そして、警備員に美代子は声をかけられて後ろを振り向きますが、前を向きなおすとさっきまで目の前にいた忠さんが忽然と姿を消していたのです・・

一雄2

その後、美代子は一雄の元に戻りました。
そして、美代子はとうとう「本音」を語り始めます。
実は美代子は家庭での「自分の居場所」がなくて息がつまっていたのです。
というのも、美代子は一雄が示す家族思いは実は単なる自己満足だと気づいていたのです。
一雄は、父親のようになりたくなくて、家族のことを思う「やさしい夫」になろうとしていたのですが、それは美代子には偽善にしか感じられなかったのです。
そんな家庭では、美代子は自分自身の「本音」を出す場所がなく、一雄が家事や家計のことなどを何でもかんでもやりくりしていたので、美代子にとっては一雄のやさしさに対して息がつまっていたのです。
美代子としては、一雄と一緒に「本音で生きたかった」のです。
一緒に笑って、怒って、悩みたかったのです。。

いがわはるか_n

その後、一雄は改めて美代子にすべてを話します。
そしてもうすぐ一雄が死んでしまう・・ことも。

一雄は、もうやるべきことはやったと思い 「広樹のことを頼む。幸せになれよ・・もっともっと君と広樹と生きていたかった・・」と涙ながらに言いました・・・

これを見ていた忠さんは橋本たちのところに行き、
「どうか一雄を生かしてほしいんです。。誰が一雄の生死を決めるんですか。。
一雄はわしの息子なんじゃ、一雄はやることが山ほどあるんじゃ!どうか生かしてやってください!
わしの命をあげるから、どうか1日でも2日でも一雄に命をあげてくだされ!!頼む!!」
と懇願したのです。。
しかし、橋本は「忠さんはもうダメなんです。もうすぐ・・」と伝えました。

一方の一雄は美代子と一緒に手をつないで歩いていました。
そして、神社を出ようとした時に、一雄は消えてそのまま気づくとワゴンにいました。

「最後のわがままを聞いてもらってありがとうございます・・」
と一雄は橋本に伝えますが、いつも横にいる忠さんがいませんでした

橋本は「いつかはこうなる。。と分かっていましたよね」と言い、健太は涙を流していました。。

橋本は「時間切れです」と言いました。
現実世界の忠さん(忠雄)は、まだ死に至ってはなかったのですが、もうその時が目前まで迫っていたのです《゚Д゚》
このため、生霊としての「忠さん」も存在できなくなってしまったのです・・
元気な忠さんが突然いなくなってしまうのは・・寂しすぎますよね。。Σ(゚д゚lll)

忠さんT

橋本は一雄に忠さんがこのワゴンの旅に来たきっかけであるやり残した「大きな後悔」について伝えました。
このやり残した「後悔」とは、まず雄を苦しみから救うことと、一雄と忠さんが「親子の絆」を取り戻すことでした。

この忠さんの「後悔」が消えないままだと、忠さんは永遠にこの世をさまよい続けることになってしまう・・
このことを知った一雄は、自分を苦しみから救い出してくれた忠さんを今度は自分が助けたい!と思い、そのままワゴンは現実世界の福山に飛びました。

現実世界は2015年1月の福山
一雄たちは、忠雄を探すべく永田家までやってきました。
この永田家は、古びた一軒家で、一雄が子どものころからずっと変わらないままでした。
忠雄はなぜかこの永田家の自分の家だけは建て替えなかったのです。
会社のビルは次々と新しく立て替えていたのですが・・
これには実はある理由があったのです。
この理由を、橋本は一雄に教えますが、これには実は忠雄が持っていた一雄への「ある思い」が隠されていたのです。
20年前、実は忠雄は、一雄が帰ってきて忠雄の後を継ぐと思っていたので、立て直そうとしていたのですが、一雄は東京で会社勤めをすると決めたので建て直すことはしなかったのです。
しかし、忠雄はその後もずっと一雄に後を継いで欲しいと願っていたのです。
いつかは一雄が自分の後を継いでくれる・・と信じていたのです。
そして、忠雄は一雄がしていた仕事の電子部品関係の新規事業を立ち上げようとしていたのです。
このことを知った一雄は驚きました《゚Д゚》

福山n1

この話しを聞いた後、なんと一雄たちは家に忠さんがいるのを見つけました!!
そして忠さんは、なんと一雄にお好み焼きのつくり方を教えたのです。
最後の最後に忠さんは一雄にせめてお好み焼きのつくり方ぐらいは遺したかったのです・・

お好み焼き0

その後、忠さんは今、自分が入院している病院に行こうとします。
現在の忠さん(忠雄)はもうすぐ息を引き取ろうとしていたため、最後の最後に忠さんはそこに行こうとしていたのです・・

忠さんはなぜ43歳の自分が、息子の前に現れたのかに気づきます
それは、忠さんが忠雄として病院で入院している時、一雄は車代のみを目的に見舞いに来ていたのですが、実は忠雄はこのことに気づいていたのです。
忠雄はそんな一雄でも会いに来てくれるのがうれしかったのですが、頼りない自分の息子に「自分が息子と同じ年頃の時はもっともっと強かった。一雄にはもっともっと強くなってほしい・・」という思いを抱いていて、この思いが「忠さん」として出てきたんじゃないか・・と。

そして、忠さんは一雄に思いのタケを言いました。
「ただ強くなってほしかったんじゃ」
「だから勝負事だけは負けてほしくなかった」
「この世で一番おまえのことを思ってきたのはこのわしじゃ。これだけは自信を持って言える。
しかしこれはただの独りよがりだったのかもしれん。
何年もおまえを苦しめたのは結局、わしだったとしたら・・わしが間違っとったのかもしれん
一雄、おまえを幸せにしてやれなくてほんとうにすまなかった・・」
これで洗いざらい、忠さんが息子の一雄に対して秘めていた思いをぶちまけたのです。
「あ~スッキリした!!よし、最後に連れションじゃぁ!」
と言って、海辺で忠さんと一雄は連れションをしたのです・・・(*゚▽゚*)

そしてこれで忠さんの思い残すことはなくなったのです・・

忠さん

忠さんは一雄にこのワゴンの旅で一雄が変わったことがひとつだけあると言います。
「現実は変わらなかったかもしれんが、「おまえ自信」が変わったんじゃ!!」
「おまえが血眼になって必死に変えようとしたその「経験」がこのワゴンの旅の意味なんじゃ」
「死のうなんて思うな!生き抜け!「今」変われば必ず未来は変えられる!!」
「過去であろうが、未来であろうが、死んでいようがいまいが、わしとおまえは永遠に朋輩じゃぁ!!」

そして忠さんは一雄の元を去りました・・・

その後、橋本親子に「一雄さんはもう死ぬんだよ。でも、もし死なずにすんだとしたら、最低、最悪の現実に戻ることになるけど・・それでもいいんですか?」
と聞くと、一雄は「いくら最低、最悪の現実でも美代子と広樹のいる現実に戻りたい!」と言いました。
すると、実は・・・「一雄が死ぬ」ことは橋本親子の「愛情あるウソ」だったのです。
一雄の決意を固くするために橋本親子がついたウソだったのです。

橋本親子6

そして、一雄はワゴンに乗る直前の「現実」に戻ったのです。

一雄は「お父ちゃんもうダメかも・・すぐ戻ってきて!」というの妹の智子からの留守電を聞きました。
一雄は自分のマンションにいったん帰りました。
すると、広樹が家庭内暴力で家中をむちゃくちゃにしていました。

一雄は、部屋にいた広樹を広島の忠雄のいる病院に連れて行きます。
そして一雄は忠雄が眠っている傍らに行きました。

一雄は忠雄の手を握りこう言いました。
不思議な夢を見たんだ。今日は広樹を連れてきた。ほんとうはもっと広樹に会いたかったんだろ?
俺の勝手な思いで・・ごめんな。
夢の中で親父とけんかばかりして大変だったけど、この現実でも親父ともっともっとけんかしておけばよかったと思うよ。」
「もっと話してくれよ。夢の中ではあんなにいっぱい話してくれただろ?」

するとなんと忠雄が目を覚ましたのです!!
「カズ・・生きとったか・・カズ」
一雄は「俺、生きていくから!」と言いました。
すると、忠雄は「カズはわしの朋輩じゃ。忠さんじゃ・・」と言ったのです!!

そうです。
やはり忠雄は一雄と同じ夢の世界で生きていたのです。「忠さん」として・・
そしてこの直後、忠雄は息を引き取りました。。

一雄と忠さんは最後の最後に「親子の絆」を取り戻したのです(*゚▽゚*)

忠雄と一雄n

忠雄の葬儀に使う写真を、一雄は持ってきていました。
その写真はやり直しの旅で一雄と忠さんが観覧車に乗る前に撮った写真でした。
この写真は健太が「プレゼントがあるよ」と言っていたものだったのです(*゚▽゚*)

この後、一雄は美代子に署名と印鑑をした離婚届を渡し、広島の福山の実家に戻ってゼロからやり直そうとしていることを話しました。
離婚するかどうかは美代子にまかせるが、美代子と広樹と3人で広島でやり直したいと・・・

一雄と美代子じ

広樹はいじめっこ達に引っ越すことになったことを告げて、正式に謝りました。
「いじめられた事は許せないけど・・でも最初に自分がムカつくような態度をとってしまってごめん・・」と。

そして一雄と広樹は2人で広島の福山の実家に引っ越したのです。
美代子はついてきませんでした・・

それから半年後・・

忠雄の会社は、娘婿が継ぐことになりました。
広樹は広島の生活にすっかりなじんでいました
そして、一雄は漁業の仕事をすることにして一生懸命働いていました。

美代子からは半年間、何の音沙汰もありませんでした。
しかし、一雄はめげずにひたすら日々、仕事に打ち込んでいたのです。

すると、なんとある日、美代子が広島の実家に訪れてきたのです。
美代子は家の近くに来ていたので、一雄は急いで美代子のところまで走って行ったのです・・・

この光景を実は・・・
橋本親子と忠さんが見ていたのです。

忠さんは自分が息をひきとってから半年間、ずっと一雄が自分の会社を継いでくれるのを待っていたのです。
しかし一雄がなかなか継ごうとしないので「わしゃもう待ちきれんわ」と冗談まじりで忠さんは言いました。

そして忠さんは橋本親子に「人生はなかなかうまくいかないもの・・じゃが、そんな人たちの人生のやり直しのために、あんた達がいるんじゃ。これからもそんな奴らを助けてやれよ」と言いました。

橋本親子は一雄がしっかりと前向きに自分の人生をやり直している姿を見て安心したのです。
そして、忠さんと橋本親子は「じゃあ、お元気で。ご冥福をお祈りします・・」と冗談を言ってから別れました。

忠さんは一雄の勇姿を見て安心して、そのまま消えたのです・・・

その後、一雄は美代子に会ったのです・・・

一雄と美代子7b

・・・

以上で「流星ワゴン」の最終回までのあらすじ&ネタバレは終了となります。

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誰もが経験する喜怒哀楽が彩る日常生活。
そしてその日常生活の1日、1日がその人の「人生」という糸を紡いでいく。。
この「現実」がいくら最悪の事態となっても、未来につなげるためにどのようにとらえ、対処していくか、、

この「流星ワゴン」は日常の日々の出来事の「とらえ方」について再度、振り返らせて考えさせてくれるきっかけをくれる物語でしたね(*゚▽゚*)

なかなか奥の深いドラマでした(^O^)
みなさまはこのドラマから何を感じられたでしょうか?

最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。
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