銀漢の賦のネタバレ&あらすじ!最終回の結末は?深い友情に感動・・
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ドラマ「風の峠~銀漢の賦(ぎんかんのふ)~」が2015年1月15日(木)夜8時よりNHK総合テレビで放送されました(*゚▽゚*)
今回の記事ではこの「風の峠~銀漢の賦」について、最終回(結末)に至るまでのあらすじ(ネタバレ)をご紹介していきたいと思います。
このドラマは小説「銀漢の賦」が原作で、葉室麟さんの作品です。
葉室さんは直木賞作家であり、この「銀漢の賦」は松本清張賞を受賞した名作となります(*゚▽゚*)
葉室さんの他の作品「蜩ノ記」(ひぐらしのき)も直木三十五賞を受賞しており、2014年に映画化されて、役所広司さんや岡田准一さんが初共演をして話題を呼んでいますね(^O^)
時代小説の大家と言っても過言ではない葉室さんだけあって、この「銀漢の賦」のドラマ化は非常に注目を浴びていますし、放送が楽しみですヾ(@⌒ー⌒@)ノ
(このドラマの視聴率については♪「風の峠~銀漢の賦の視聴率速報!」)
物語は江戸時代のとある架空の藩を舞台に展開されます。
幼なじみだった2人がある出来事がきっかけで絶縁状態となりますが、何十年かぶりにこの2人は再び接点を持つようになります。
その時に2人の運命が激しく動き出すことになるのです・・・
なんとも言えない深い深い友情が描かれており感動の物語です(*゚▽゚*)
このドラマのキャストは、主演は中村雅俊さんと柴田恭兵さんです。
共演は桜庭ななみさん、中村獅童さん、吉田羊さん、平岳大さんなど豪華出演者となります(*゚▽゚*)
では、このドラマのあらすじについてご紹介したいと思います。
物語の結末(最終回)までのあらすじ(ネタバレ)については、都度、アップさせていただきますね(^O^)
では「風の峠~銀漢の賦」のあらすじをご紹介します。
◆「風の峠~銀漢の賦」のネタバレ&あらすじ
月ヶ瀬藩の郡方で下級武士である日下部源五(中村雅俊)と家老である松浦将監(柴田恭兵)は、身分が全く異なりますが、この2人は幼なじみで、幼少期から剣術道場で剣術や学問などでお互いに競い合った仲でした。
源五は武術に優れていましたが、身分は下級武士のままでした。
一方の将監は、学問や武術、そして絵画など才能をいかんなく発揮し、順調に家老職へと上りつめました。
幼なじみでお互いに切磋琢磨していたのですが「とある出来事」がきっかけで源五は将監に絶縁を言い渡していました。
その「とある出来事」というのは、将監が郡奉行だった時、将監は厳しい年貢の取立てをしていて、これに不満を爆発させた百姓たちが大規模な百姓一揆を起こしました。
この騒動の先頭に立っていた農民を処分することで、鎮圧に成功した将監は、この手柄をきっかけにして一気に家老への道が開かれることになりました。
しかし・・・
実はこの処分された農民というのが、源五と将監の幼なじみの親友だったのです!!《゚Д゚》
自分の立場を優先させて親友を死に追いやった将監のことがどうしても許せなかった源五は将監に絶縁を言い渡したのです。
そんなある日、源五は娘である蕗(ふき:桜庭ななみ)の夫から蕗を取り上げます。
理由は蕗の夫は浮気三昧だったからです《゚Д゚》
蕗は源五の友人で百姓である十蔵(高橋和也)の娘でしたが、十蔵は百姓一揆の先頭に立っていた人物で、刑死されたため、源五は蕗を引き取ったのです。
(【回想】子供の頃の源五(田中偉登)が稽古をしていた道場に、岡本小弥太(大八木凱斗)、後の将監がやってきました。
小弥太(将監)の父親は岡本弥一郎で側用人でしたが、辻斬りで亡くなっていました。
源五と小弥太(将監)は道場で稽古を激しくやりあうのですが、2人は親友になります。
また2人はふとしたきっかけで百姓の息子である十蔵(鏑木海智)と知り合い、3人は親友となりました。
ある日、小弥太(将監)は、叔父である藤森吉四郎(渡辺大)に勧められて、元勘定奉行である松浦兵右衛門(堀内正美)に会います。
そこに近習頭(側近職)の鷲巣角兵衛(平岳大)が現れます。
鷲巣角兵衛は道場で、源五と小弥太(将監)を打ちのめし、その強さを知らしめます。
そんな中、小弥太(将監)の母親、千鶴(中村ゆり)が突然、自害したのです《゚Д゚》
源五、小弥太(将監)、十蔵が千鶴の亡骸と共にいた際に、鷲巣角兵衛が突然現れました。
鷲巣は千鶴が潮見閣(家老の別宅)に行き、月ヶ瀬藩の藩主、浅川伊賀守に岡本家の取り潰しをやめることを懇願し抱かれたことを告げるのです|゚Д゚)))
そして松浦兵右衛門が現れます。
松浦兵右衛門と鷲巣角兵衛の話の中で、千鶴の件は実は藩政の権力者である九鬼夕斎(中嶋しゅう)が仕組んだことが発覚したのです!
合わせて、小弥太の父の弥一郎に起きた悲劇も実は九鬼夕斎が仕組み、闇討ちしたことが分かります。
実は小弥太の父は辻斬りではなく、鷲巣角兵衛に切られていたのです・・
九鬼夕斎と松浦兵右衛門は、藩政の立て直しで対立していたのですが、九鬼夕斎は藩主の浅川伊賀守に取り入り、家臣の妻を藩主の浅川伊賀守に献上させて、家老の地位に上り詰め、藩政の権力者となっていたのです。
そんな中、小弥太の父、岡本弥一郎にも妻である千鶴を献上するように要請が来たのですが、弥一郎はこの要請を断りました。
そして、九鬼夕斎から離れて、松浦兵右衛門についたため、九鬼夕斎の画策で弥一郎は鷲巣角兵衛により闇討ちにあってしまったのです。
この真実を知った小弥太は、父の仇討ちのために鷲巣角兵衛を打つことを松浦兵右衛門に伝えますが、そんなことをすると岡本家が潰されてしまうため、いまはぐっとこらえるように言われます。
しかし、小弥太(将監)は源五と共に鷲巣角兵衛を討つ覚悟をし、鷲巣と決闘することになりました。
小弥太(将監)と源五が鷲巣との戦いに苦戦する中、小弥太の叔父の吉四郎がその場に現れます。
吉四郎は鷲巣が言った千鶴のことはでたらめで、実は千鶴は藩主の浅川伊賀守に貸しをつくるために自害したことを小弥太(将監)に伝えました。
浅川伊賀守は、千鶴に惚れ込んでいたため、九鬼夕斎に早く千鶴を連れてくるように催促していました。
そこで千鶴は自ら潮見閣に行き、小弥太の命だけは取らないように頼みます。
そして千鶴は浅川伊賀守に抱かれることなく、家に戻って自害したのです・・・
この真実を吉四郎は告げてから、鷲巣を討ち取り、吉四郎は自害しました。
九鬼夕斎の側近を討った理由が知られてしまうとまずいので、吉四郎は自害する前に鷲巣と単に決闘して自害したとうことにしておくように小弥太(将監)に伝えました。【回想終了】)
ある日、源五の娘のたつの娘婿、津田伊織が源五の元を訪れます。
そして、津田は源五と将監の関係を探り、なんと源五に将監を討ち取ってほしいと頼みました。
この依頼を源五はあっさりと承諾したのです!
源五は将監と共に竹馬の友であった十蔵を出世のために、百姓一揆の首謀者ということで刑死させたことがどうしても許せなかったのです。
しかし、一度は将監と絶縁した源五でしたが、かつてはお互いに励ましあい心を通わせた親友。
そんなかつての親友を討ち取るなんて・・源五は大いに悩みました。
そんな中、将監は側用人の山崎多聞(中村獅童)と朱子学の藩校を増やすことについて議論していました。
山崎は藩校を作ることを主張しますが、将監は藩にそのような金はないと反論します。
そして月ヶ瀬藩の藩主、浅川惟忠は感情的になった山崎を戒めます。
しかし秘密裏で、実は山崎多聞と藩主の浅川惟忠は将監を討ち取る手はずを整えていたのです|゚Д゚)))
源五に将監を討ち取るように命令して・・
そんな中、源五の元に将監の家臣、伊藤重輔が来ました。
将監が見回りをするために案内役をするように源五に依頼をしました。
・・・
【回想】20年前、百姓一揆がありその総大将は顔がばれないように天狗のお面をかぶっていました。
郡奉行の将監より、鉄砲衆にこの総大将を鉄砲で打て!と命令が下りました。
鉄砲衆のリーダーは、源五にこの役をまかせます。
そしていざ源五が天狗の面をかぶった一揆の総大将を討とうとすると、なんとその総大将は幼馴染の十蔵(高橋和也)だったのです!!
びっくりした源五は、十蔵に百姓一揆をやめろと言いますが、十蔵はもう止められないといいます。
原因は裏家老の九鬼夕斎(中嶋しゅう)の長年に渡る悪政のほころびでした・・
厳しい年貢の取立てに対して十蔵たちは一揆を強行しようとしていました。
源五は将監宛の手紙をしたためて、百姓一揆の総大将を討つことはできない、悪政の故の一揆だと伝えます。
そして源五は漢詩が苦手にもかかわらず、その手紙の中には漢詩が書かれていました。
幼馴染の「十蔵」は漢詩が得意だったので、もしかしたら「十蔵」がこの漢詩を託したのでは・・?百姓一揆の総大将は十蔵なのでは・・?と将監は気づきます。
そのあとに将監は「百姓一揆の気配はない」と上役に伝えます。
将監は十蔵のことをかばっていたのです。
しかし、百姓たちが集まっているという情報が入り、上役は将監にひとりで見てこいと指示します。
そして将監は百姓の総大将である十蔵と話しをします。
十蔵は「裏家老の九鬼夕斎を引き渡して欲しい」と将監に言います。
九鬼夕斎さえいなくなれば悪政はなくなるはずだと・・・
十蔵は将監に「ここで昔、3人で銀漢(天の川)を眺めたことを覚えていますか?もし我々の望みをかなえてくれるならわたしの命がどうなってもかまわない」と言います。
将監はそんなことはできぬと断りますが、十蔵は将監以外の手にはかかりたくない、将監の手にかかることこそ本望と言い残し、嘆願書を将監に渡します。【回想終了】
山崎多聞は鷲巣清右衛門(平岳大)を呼び出していました。
清右衛門の父は、将監の叔父である藤森吉四郎(渡辺大)に討ち取られた鷲巣角兵衛です。
山崎はある意図があって、鷲巣を呼んだのです・・・
そんな中、源五は将監の案内役を務めます。
源五はスキあらば将監を討ち取って、自分も自害しようとしていました・・・
将監は源五に「古い友から見てワシはどう見えている?」と聞き、源五は「20年前の百姓一揆の騒ぎの時に絶好している」と冷たく返します。
そして、将監は付き人たちからいったん離れて、源五と2人きりになります。
その際、将監は源五に「死病にとりつかれていてもってあと1年だ」告白します。
そして将監は子供時代の思い出を語ります。
その後、将監は「わしは逆臣と呼ばれるかもしれぬ」と源五に言います。
いったん2人は見回りを終えます。
そして、源五は娘のたつの娘婿、津田伊織と共に側用人の山崎多聞と面会をします。
そこで源五は今回の将監を討ち取るという計画の首謀者が藩主である浅川惟忠ということを知りました。
【回想】20年前。
十蔵が先導した百姓一揆が起こり藩内がざわついていた頃、将監は九鬼夕斎を葬り去るためにいろいろと画策していました。
九鬼夕斎は、将監の父親のかたきであり、また一揆の総大将の十蔵のかたきでもあったのです。
当時の藩主は九鬼夕斎によって操られていました。
そして、九鬼夕斎に抵抗した将監は、蟄居(自宅謹慎)を命じられます。
将監は家臣である伊藤重輔を藩主の実家である佐野家につかわせました。
そして、今回の百姓一揆は実は漁師と組んでいて鉄砲を持っており、このことが公儀に知られると浅川家はもとより本家の佐野家にも悪影響があることを伝えました。
そして直ちにこの一揆を鎮圧させるためには藩の体制を変える必要があることを訴えます。
この将監の動きが効を奏して、将監は家老職につくことができました。
そして、公儀の命令により九鬼夕斎は切腹することになり、一揆は鎮圧されたのです。
こうして将監および十蔵のかたきである九鬼夕斎を葬り去ることができました。
その後、将監は一揆の首謀者であった十蔵のみ捕らえました。
源五は将監に十蔵を助けて欲しいと懇願しますが、将監は意思を貫き通し、最終的に涙を飲んで十蔵を刑死してしまいます。
将監は十蔵の命懸けの思いを泣く泣く受け取ったのです。
十蔵の己の命に代えてでも百姓の敵である九鬼夕斎を討って欲しい・・命を預けるときは将監の手にかかってこそ本望という思いを・・
源五は将監と十蔵のこのやりとりを知らないために、友を死なせた将監をずっと恨んでいたのです。【回想終了】
山崎多聞と藩主の浅川惟忠の画策により、将監に対して公儀からの命令が下り、家老を引退するようにお達しが出ました。。|゚Д゚)))
そんな中、源五は将監をついに討ちに来たのです!
源五は将監と剣を交え、決闘しようとしたのですが、将監の妻、みつの機転により「源五殿がまいっておられたのですね・・どうぞお上がりくださいませ」と源五に促し、いったん2人を家に入れました。
そして、将監は藩主に嫌われた理由を源五に告げるのです。
理由は、藩主の意向を将監が食い止めようとしていたためです。
幕閣になりたいという思いで藩主は幕府に対して月ヶ瀬藩の土地を差しだそうとしていました・・・
いわば国替えをしてまで、藩主は自分の思いをかなえようとしていたのです。。
将監は源五と共に今まで命懸けでこの月ヶ瀬藩の土地を守ってきました。
そしてその2人の思いの中には、己の命と引き換えに命を賭した十蔵への感謝とその命に報いる使命も持ち合わせていたのです。
将監はなんとか藩主のこの計画を阻止して、国替えの動きをやめさせようとしていました。
そしてその結果、藩主と山崎多聞の策略により、将監を暗殺するように源五を差し向けたのです・・・
この一連の背景を知った源五に対して、将監は「ある計画」を源五に告げました。
将監は脱藩して、江戸に赴き、本家を動かして、今の藩主を入れ替えようとしていたのです!!|゚Д゚)))
そして将監は源五と一緒にこれを成し遂げないか?と誘います。
この国替えで最も痛い目をあうのは百姓であり、己の命をかけてまでこの月ヶ瀬の土地を守ろうとした十蔵の遺志に応えるためにも共にこの計画をやり抜こう!と。
共に月ヶ瀬の土地を守り抜こう!と・・・
源五はいったん断りますが、昔のことを思い出し、将監と一緒に動くかどうかを思案するのです。
【回想】
20年前。
月ヶ瀬藩の土地は川に近かったのですが、水はけが悪く、日照りの度に餓死者が続出していました。
このため百姓一揆がいつ起こってもおかしくない状況でした。
これを解決するためには、井堰をつくって雲井川の水を引き込む必要があったのです。
百姓が将監に頭を下げて、百姓と鉄砲衆でこの井堰をつくる工事に着手することになりました。
将監はこの工事が失敗すれば自分で腹を切るつもりでしたし、源五も現場で厳しく監督して、自分でも工事に加わり必死でなんとかこの井堰づくりに取り組みました。
そんな中、源五の妻が危篤になりますが、源五は工事で手が離せなかったため妻の死に目には会うことができなかったのです。
しかし、源五は藩のため、そして己の命と引き換えにして百姓を守った十蔵のために、あきらめずに工事を継続したのです。
そして、最終的にはこの井堰は完成したのです!
【回想終了】
月ヶ瀬藩の国替えを阻止するため、脱藩を決意した将監を源五は最終的に手伝うことにしたのです!!
この源五の決意は、藩主からの主命である「上意」を破り、また源五の娘であるたつ(吉田羊)を裏切ることを意味していたのです。
そんな中、将監暗殺の首謀者である山崎多聞は、なかなか将監の暗殺をしようとしない源五に対してやきもきしていました。
この件を実行するのは源五である必要があったのです。
あくまで家老である将監を切るのは、源五で、個人的な恨みにより切った・・という理由がほしかったのです。
決して、藩主や山崎多聞が裏で手をつけていることがばれるわけにはいかなかったからです。
そんな中、源五が将監を湯治場に誘い出して、ついに斬るつもりだということを山崎多聞は伝え聞いて、ひとまずはほっとします。
しかし、書院番である鷲巣清右衛門(平岳大)は、そんな源五に疑惑の目を向け始めていました・・・
源五はお面を被って顔を隠し、山崎多聞が遣わせている見張り役を切って負傷させ、脱藩への手はずを整えました。
脱藩する前夜、源五はたつの娘婿、津田に将監を暗殺できないことと、将監の脱藩を手伝うことを告げます。
源五は、このことが発覚する前に、津田に伝えることで津田が前もって事を首尾よく運べるようにしたのです。
また、津田がたつと離縁しないように、源五は津田に頭を下げたのです。。
そして脱藩当日。
将監家族と将監の側近、源五、そして源五の娘の蕗は江戸に向けて旅立ちました。
国を離れれば、2度と月ヶ瀬には戻れない。
そして、命がけの旅。
もしかしたらこの世を去ることになるかもしれない。
しかし、彼らは命を懸けて自身の故郷、月ヶ瀬のために旅立ったのです。
月ヶ瀬藩と森岡藩の国境にある風越峠に向かった一同。
このことを山崎多聞の見張り役たちは気づき、将監たちが脱藩するつもりであることを山崎多聞に伝えました。
これを聞いた山崎は、将監たちが脱藩して江戸に向かい、本家を動かして、今の藩主を入れ替えようとしていることに気づきます。
まさに、以前の鷹島騒動の再来です。
鷲巣清右衛門は、山崎多聞から許可を得て、将監を切りに急いで追っていきます。
そして、何人かの刺客を山崎は送り込みます。
その頃、将監と源五は途中の湯治場で、一緒に入り、十蔵への思いを語り合いました。
そして、お互いの立場の違いから結果的に十蔵は、将監の手によりこの世を去ることになったのですが、十蔵の将監という友への思いを源五の口から伝えることになります。
十蔵が処刑の前に、源五につぶやいたセリフは、その当時は源五は十蔵が何を言っているのが分からなかったのですが、今になって源五は十蔵は「小弥太(将監)を頼む」とつぶやいたのではないか・・と将監に伝えました。
その後、山崎多聞が使わせた刺客が、蕗を人質に取ろうとしたりして、魔の手が忍び寄ってきます。
そんな中、源五は、山崎の追っ手からは逃げようがない・・と判断し、1人で残る!と言い出しました。
追っ手を防いで、時間稼ぎをしようとしたのです。
そして、蕗も源五と一緒に残ることにしました。
将監たちは当初、反対したのですが、源五はなんとか説き伏せて、将監たちを送り出します。
そして、追っ手たちとの戦の準備をした源五と蕗は、これから命を懸けた戦いになるため、お互いに死んだ後の再会を約束していました・・
その時に、なんと将監が1人で、引き返してきたのです!
「わしに友を2回も見捨てさせる気か? 十蔵ならここで一緒にいて戦うであろう!」と将監は源五に言います。
源五はそのことばを聞いて、将監の覚悟と熱い友情を改めて感じるのです・・・
そんな中、鷲巣清右衛門は、将監を討って父親の仇を取る!という思いで、馬を走らせて将監たちに近づいており、とうとう将監たちを見つけます!Σ(゚д゚lll)
そして、戦が始まったのです!!
源五が銃を撃っている間に、蕗が別の銃を撃つ準備をし、将監は次の銃を源五に渡す・・という形で連携を取り、相手を必死に阻みました。
しかし、途中で蕗が鷲巣に捉えられてしまいます!!
将監は、「お主の敵はわしであろう!わしと勝負をしよう!」と挑発し、将監と鷲巣は一騎打ちをします。
一方、源五は残りの敵と戦いました。
死闘の末、将監たちは勝利するのです!!
将監は足をくじいてしまいますが、源五に支えられながら、歩を進めます。
坂道を歩いていく2人を蕗は後ろから歩いて見ていましたが、そこには蕗の父親である十蔵も一緒に将監の肩を持って歩いている姿が見えたのです・・・
ここに3人の友情が一致団結したのです。
将監たちは、将監の家族や側近と再会して、さらに歩を進め、月ヶ瀬藩と森岡藩の国境にある風越峠にたどり着きました。
源五の将監たちを守る役割はここまでで、ここからは森岡藩からの遣いの人たちが将監たちを守ることになります。
将監と源五は涙ながらに別れを告げました・・・
そしてこれを最後に2人が会うことはありませんでした。。
・・・
その後、源五は月ヶ瀬に帰り、素直に自首しました。
源五は切腹の覚悟を伝えるのですが、娘婿である津田伊織の屋敷の牢屋に幽閉されることになりました。
そんな中、山崎多聞は、将監が江戸の本家の元に行くと思っていたため、召使を江戸に遣わせて、本家に将監が現れた時に斬るように命じていたのですが、将監はいっこうに姿を見せませんでした。
藩主である浅川甲斐守惟忠(和田聰宏)は、山崎多聞だけが頼りだ!と言います。
やきもきした山崎多聞は、津田伊織に源五から将監の情報を聞き出させようとしますが、うまくいきませんでした。
そうこうしているうちに、事態は急展開を迎えることになります(*゚▽゚*)
将監は裏をかいて老中の松平越中守定信(池内万平)に取り入ることにします。
松平公は将監の水墨画がたいそう気に入っていたのです。
そこで、将監は月ヶ瀬の国替えの件を阻止してほしいと定信に願いでて、定信は月ヶ瀬藩はこれからもずっと浅川家のものである!
と確約してくれたのです(*゚▽゚*)
この将監の動きにより、藩主の浅川甲斐守惟忠は隠居します。
そして、その息子が家督を継ぎ、多聞は坊主になったのです!!
将監が鷲巣を斬った・・という一件は、先代からの私闘ということでお咎めは一切なしとなります。
そして、鉄砲で何人も撃った源五については、たまたまそこを通りかかって、猪と間違えて人を撃ってしまった・・
ということになりました。
こうして何もかもが丸く収まったのです(*゚▽゚*)
伊織は、幼い殿の側用人として出世します。
一方の源五は、元の高島屋敷の屋敷番に戻りました。
そんな中、江戸屋敷で悠々自適な生活をしていた将監は、とうとう病死しました・・・
その後、将監の絶筆である水墨画が源五の元に届きます。
この水墨画は、将監と源五、そして十蔵の3人の友情を表現していました(*゚▽゚*)
2つの山があり、その間を大河のように流れる銀漢、天の川。
山は将監と源五を表し、銀漢は十蔵を表現していました。
この水墨画を眺めながら、源五は月見を楽しんでいました。
源五は、将監と十蔵に思いを馳せ、「わしももうすぐそちらに参るぞ」とつぶやきました。
源五の傍らには蕗がいました。
蕗は源五の娘のたつからある命令を受けたことを告白しました。
それは、気落ちしている源五の側にいて心を慰めて、日下部の跡継ぎの男子を産め・・ということでしたΣ(゚д゚lll)
蕗はそれを快く承諾したとのことでした・・・
それを聞いた源五は、夜空に輝く星を見ながら「すまん、あと10年待ってくれ!」と笑顔で呟いたのです・・・
完
物語は以上で終了となります。(*゚▽゚*)
いかがでしたでしょうか?
なかなか奥の深い物語ですね(^O^)
最後はハッピーエンドでとてもすかっとした終わりかたでした。
固い友情に結ばれた3人の男が、それぞれの立場でそれぞれの信念を貫き、途中で絶縁するも、最終的にはやはり「友情」という固い運命の糸により一致団結して、国のために使命を成し遂げる・・・
自分の信念を貫き通すことの尊さ、友情という友を思う気持ち・・・
忘れかけていた大事なものをこの物語を通して、再認識し、自分の中で再度、パッと明るく灯ったような気がします。
みなさまはいかがでしたでしょうか・・・
最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。
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