びったれのネタバレ&あらすじです!最終回の結末はいかに?

2018年10月23日

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ドラマ「びったれ」が2015年1月から放送されましたヽ(・∀・)ノ
(放送局は、tvk、テレ玉、チバテレ、メ~テレ、KBS京都、サンテレビ、広島テレビ、NBC北海道テレビ、チャンネルNECO(CS放送)となります)

「びったれ」というのは広島の言葉で「だらしがない」という意味で、この「びったれ」は司法書士の活躍ぶりを題材にした物語です。

この物語の主人公はシングルファザーの「伊武努」で田中圭さんが演じます(*゚▽゚*)

この伊武努は、普段は少しドジで頼りない感じですが、いざという時はキレ者の司法書士として活躍する法律家です。
しかし、実は元「裏の世界の住人」で、案件によってはこの裏の顔を出して、悪徳な人たちをこらしめる・・という別の顔も持つ人物です。
いわば「ドジで頼りない司法書士」「キレモノ司法書士」「裏の顔」という3つの顔を持つ主人公です。

この「びったれ」は「別冊ヤングチャンピオン」で連載されている漫画が原作で、作者は田島隆さんです。

田島さんの作品は数多くあり、今までにいくつかの作品がドラマ化されています(*゚▽゚*)
「カバチタレ!」(2001年)や「特上カバチ!!」(2010年)、「ダンダリン 労働基準監督官」(2013年)、「極悪がんぼ」(2014年)などです♪

「びったれ」は田島さんの同名漫画が原作となります。
この漫画は、創刊45周年企画として「プレイコミック」でスタートし、単行本として2冊出版されています。
現在は「別冊ヤングチャンピオン」で連載中となります。

田島さんご自身も実は海事代理士や行政書士として活躍されているそうで、法律の専門家の体験から導き出される現実味のあるエピソードが見どころの作品となります。
(海事代理士(かいじだいりし)ってあまり聞かないことばですが、この代理士の主な仕事は船や海に関わる法律的な手続きをする専門家だそうです。船舶登記や海事に関する行政機関への申請などの手続きを代理でうけたまわる専門家のようです)

私はこの「びったれ」の単行本を2冊読みましたが、めちゃくちゃおもしろかったです(*゚▽゚*)
(第1シリーズがこの1巻と2巻で、第2シリーズが現在連載中です)
先ほども少しお話しましたが、法律家の田島さんが原作者となりますので現実味のあるリアルな内容が時にはスリリングで、時には人情的な涙を誘うような内容となっています。

第1シリーズ分の内容についてシェアさせていただきますね(*゚▽゚*)
ドラマの結末の最終回については、記事後半でシェアさせていただいております。
では、早速、この「びったれ」のあらすじ&ネタバレをご紹介させていただきますね(*゚▽゚*)

「びったれ」の世界にどうぞ・・

◆伊武努登場!

昼は工場、夜は飲食店のアルバイトで生計を必死にたてている流 生人(ながれ せいと)。
流は妻と子供1人の3人家族で、家計が厳しくて妻に文句を言われる毎日。。。

そんなある日、流は保育園に子供を迎えにくる途中で伊武努と道端でぶつかり、顔見知りとなります。
伊武は、娘のかりんの迎えに来ていたのです。

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「伊武努 - 田中圭」

その後、流はアルバイト先の社長に「正社員にしてやる!」と言われますが、この話には裏があり、流の名義で500万円ほどお金を借りて欲しいと頼まれてしまいますΣ(゚д゚lll)
少し資金繰りがよくないので、金融屋に頼んで、お金を借りて欲しいというむちゃくちゃな頼みでしたが、流はこの要求を拒否します。
そして後日、なんと流はここのアルバイトをクビになってしまいます!!
流は妻に離婚を言い渡されることを覚悟し、絶望にくれます・・

一方、伊武は相続の戸籍調査のために山口県の市役所に行った際に、偶然にも流の母親に会うことになります!
この母親はお金で困っている息子のために病院代まで節約して少しでもお金を残そうとしていたのです・・・
母親はどこまでも我が息子のことを思っているものなんですね。。

その後、伊武は、流に会って事情を聞いてから司法書士としてこの件に関わることになります。

まずは、アルバイト先の社長宛に裁判所から訴状として、流の過去2年分の未払賃金の支払い請求が届きます。
今回、なぜこのような訴状を申し入れたかと言うと、流は昼の仕事と夜のアルバイトをかけもちしています。
仕事をかけもちしている人を雇えば、2つ目の会社での仕事は残業として扱われるため、通常支払うべき賃金の25%割増で支払う義務があります。
そして過去2年分の未払賃金である48万円を支払うという判決がすぐに出てしまいます。

あっという間に終わった裁判で、社長はあっけにとられつつ、伊武に対して怒りまくり脅しをかけます。
そのスジの人たちとつるんでいて、いくらでもこんな裁判の判決をかわすことができると。

ここでいきなり、伊武が「裏の住人」の顔になり、社長に対して「この判決を契約書みたいにそのスジに売ることもできるんじゃ!」と脅します。
いきなりひるんだ社長はすぐに48万円を流の口座に振込みます。

流は伊武に感謝の涙を浮かべてお礼を言います。
そして伊武は残りの成功報酬は、「田舎の母ちゃんに毎月1回会いに行くこと。あなたは素晴らしい母親を持って幸せだ」と流に言います。

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伊武は流のために動きつつ、流の母親のためにも動いていたわけですね(*゚▽゚*)

◆困ったドラ息子

とある会社の社長の息子(田所秀平)が、入社していきなり常務取締役となります。
この田所に目をつけられた社員はどなられ、場合によっては解雇もさせるむちゃくちゃな人物でした。

この会社に伊武の同級生の濱田が勤めていました。
伊武は中学生の頃、伊武の父親に殴られて家を飛び出した際に、よく濱田の家に飛び込んでお世話になっていたので、伊武は濱田に対して非常に感謝をしていたのです。
そして、久しぶりに伊武は濱田と会い、飲みながらこの会社の状況を聞きます。

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後日、社内で濱田が社員たちと和気あいあいとしていて、女子社員の長澤とすこしHな冗談を交わしていると、田所が登場します。
そして、なんと田所は濱田がセクハラをして会社の方針に違反したということで、会社をクビにする!と言いますΣ(゚д゚lll)

もちろんこんな不当な処分を容認できない濱田は、会社に抵抗して出社し続けますが、なんと濱田の家に無言電話がかかってきたり、車にいたずらされたりします。これは田所がやらせていたことだったのです。。
ここまで来るとひどすぎますよね。Σ(゚д゚lll)
ここでいよいよ伊武の出番となります!!

伊武はこの会社に赴き、この不当解雇について法的に違法な旨を伝えます。
そしてもし裁判に出せば、間違いなく濱田の勝利になることを言います。

しかし、田所は裁判の勝敗に関係なく、最高裁まで何年でも戦い続けるといい、濱田を社員には絶対に戻さないと言い張りました。
これはまともに戦っていてはラチがあかないと判断した伊武は「別の手段」に出ます。

後日、田所は裏の世界のOB達が集まるパーティーに呼ばれます。
この場には続々と名高い元暴走族のリーダーで今は裏の世界の頂点に君臨する人物たちが集まっていました。

パーティー

そしてその中には田所も知っている有名な5代前のリーダーである五十鈴も来ていました。
五十鈴はこの世界ではあがめられる存在でした。

そしてなんとこの五十鈴が世話になったという人物が紹介されて、その人こそ伊武だったのです!!

司法書士がなぜこんなところに!!と驚く田所。
そして田所は伊武に罵声を浴びせますが、失礼なことするな!と周りに取り押さえられてしまいます。
伊武の素性を知った田所はびびってしまい、この件以降、会社を退いてしまい、濱田は無事に会社に戻れることになりました。

そりゃびっくりしますよねヽ(´Д`;)ノ
まじめな司法書士がなんと裏の世界では名の通った人物なんて・・思いもよらないでしょうから。

◆情は血より濃いもの!

平泉は娘と2人暮らし。
妻は娘が小学生の時に事故で他界してしまいました。

そんな平泉は会社を辞めさせられてから何ヶ月もろくに働かず、なんと娘のアルバイト先であるケーキ屋に行ってまで、娘の給料をもらったり、挙句の果てには娘の貯金にまで手を出す始末・・・
なんともひどい父親ですね・・

通帳3

そんな中、町中の無料法律相談所に伊武がたまたまいた時に平泉の娘はこの件について相談しに来ます。
話を聞いて、伊武は早速、調査に入ります。

まず伊武はアルバイト先の店長から事情をヒアリングしたりしますが、伊武がこのように動いている最中、なんと平泉は、娘名義で親戚から借金までするようになったのです!!
どんどんエスカレートしてくる状況に伊武はただ事ではないと直感します。

このままだと平泉は親として娘に対して親権があるため、娘名義のキャッシュカードも作れるし、娘のアルバイトを禁止させたりすることもできます。
親の子供に対する親権は結構強いものがあるんです。。Σ(゚д゚lll)

この親権を放棄させて親子の縁を切らせるため、伊武は「裏ルート」を使い、平泉と娘のDNA鑑定をしてもらい親子としての血のつながりがないことが分かりました。
伊武はこのDNA鑑定によって、親子関係が存在しないことを裁判所に申し立てるつもりなのです。

早速、この鑑定結果を持って、伊武は平泉の元を訪れて平泉に事の次第を話します。
そして平泉は本当の事情を伊武に話しはじめました・・・

平泉の娘は、実は平泉の昔の知人と、妻との間にできた子でした。
平泉と結婚する前の話ですが、この知人は、子供ができたことを知るとすぐに去ってしまいます。。
捨てられた平泉の妻は、落ち込みますが、平泉が話を重ねて最終的には平泉と結婚することになります。
そして、平泉は生まれてきた娘が、ほんとうにかわいくてたまらなかったのです・・・

赤ちゃん

そんな中、ある日突然、平泉の妻を捨てた知人が平泉になんと借金の保証人になってほしいと言ってきます。
この知人は会社を経営していて、どうしても1000万円の借金が必要だということだったのです・・
平泉は断るのですが、この知人は、もし保証人にならないのであれば、娘に平泉はほんとうの父親ではないことをばらすぞ!と脅してきました。
平泉は娘のことを心底愛していましたし、親子関係が切れるのを恐れて、最終的には保証人になってしまいます。

その後、その知人は破産し、平泉がこの借金を払わなきゃいけなくなったため、平泉は借金返済に追われることになったのです・・
そんな中、平泉は会社をクビになりますが、娘の貯金にまで手を出し、必死に返済をして、最終的にはあと数十万円で完済というところまできていたのです。

平泉は事情を伊武に説明した後、この話は娘には言わないでほしいといい、娘が親子関係を切りたいのであればその意向に従うといいました。
娘は娘の人生があり、こんな父親に縛られる必要はないと・・
・・・

実は、この一部始終の話を影でこっそり娘は聞いていました。
そして、平泉が血のつながりのない娘のことを心底から大切に思っていることを知り、娘は何もかも許し、裁判の申し立てもしないことにしました。

血はつながっていなくても「こころ」はつながっているものなんですね。。
人と人のつながりって、やっぱり物理的な何かをこえた「こころ」「気持ち」で通じあえるものなんですね(*゚▽゚*)

つながり

◆底辺に落ちてしまった者の正体とは・・

保育園の遠足中にはぐれてしまった伊武の娘のかりん。
なんとその時に若い男にイタズラをされそうになりますが、なんとか寸前にとある男性に助けられました。

この助けた男性の名は沼田。
沼田はなんとホームレスで食料を探していてたまたまかりんと若い男が路地裏にいるところを見つけてかりんを救出したのです。

伊武は沼田に礼を言い、沼田の素性を聞くことになります。
沼田は2年前まで大企業に勤めていましたが、リストラにあい、しまいには家のローンも払えなくなり、妊娠していた妻にも逃げられてしまいます。
そして最終的には気が付けばホームレスになっていました。

伊武は娘のかりんを助けてくれた沼田に、名刺を渡して何かあればいつでも助けになることを言います。

名刺好感n

その後、怪しい男が沼田にアルバイトの紹介をしにやってきます。
そのアルバイトとは、外国籍の女性と偽装結婚して3~4ヶ月ほどあてがわれたマンションに住むというもので、毎月5万円のお金も支払うというものです。
しかも沼田の戸籍を売り払う見返りとして特別手当の100万円を渡す・・・というなんとも怪しい内容でした。
役所がほんとうに結婚しているのか現場調査したり聞き込み調査をしたりするのですが、そのための準備はきっちりとする・・・というむちゃくちゃなものでした。

沼田以外に何人ものホームレスが集められますが、みんながやる!と決めた中、沼田だけはこのアルバイトを断ります。
断った沼田に逆上した斡旋業の男は、沼田をなんとダム建設のタコ部屋に連れて行かれます。
タコ部屋とは、ホームレスなどの身寄りのない人たちが集められた工事現場で、お金のない人たちから高額な食費などを借金させて生活させ、借金返済ができずにずっとこの現場で働かせる違法な現場でした。

藁をもすがる思いで、沼田は伊武の名刺の連絡先に電話をして助けを求めます。

この依頼を聞いた伊武は早速「裏の顔」を使って、斡旋業の男たちに脅しをかけます。
しかし、この斡旋業の男たちはなかなか沼田をタコ部屋から返すことに同意しようとしません。
そこで、伊武は「司法書士」の顔となり、斡旋業の男たちに対して、法律家として正規の手続きで告発しとことん裁くことを伝えます。
偽装結婚による入管法違反容疑や監禁罪、強制労働による労働基準法違反容疑など。。。

そしてついに斡旋業者の男たちはあきらめて、沼田をタコ部屋から開放します。

泣いて礼を言う沼田に対して伊武は「男というのは恩を受けた相手のためには全力を尽くすものなんですよ」と言い、その場を去りました・・・

全力0

かっこいいですね。。
ここまで徹底的に尽くす・・というのはなかなかできないことですが、この物語を読んで少しいろいろと考えさせられました(*゚▽゚*)

◆過去と現在の伊武・・・

梅澤は住んでいるアパートから出る際に敷金の返済をしてもらえず、伊武に相談にのっていました。
そして見事、裁判で勝ち、鍵の交換費用を差し引いた残りの敷金を梅澤はもらえることになりました。
伊武はほんとうにデキル司法書士ですね(*゚▽゚*)

その帰り、伊武は裏の世界の住人である南田と偶然会います。
伊武は南田と過去にいろいろとやり取りをする仲でしたが、伊武はそっぽを向いてしまいます。
不思議に思った南田は、その晩、クラブで仲間と共に昔の伊武について回想します。
その昔の伊武は違法なクロロフォルムを密造したりして大金を稼いでいましたが、なぜか自分にはあまりお金を使いませんでした。
理由は、親のいない身寄りのない子供達の施設などに、稼いだお金をこっそりと寄付していたからです。
伊武の思いは、汚れた人間から無垢な子供に少しでもお金を還元したいという気持ちがあったのです。

その晩、梅澤は路地裏で車の中にいるカップルをのぞき見します。
しかし、そのカップルにバレてしまい、車の中の男が激怒して、梅澤ともみ合いのけんかになります。
その最中に梅澤はこの男に怪我をさせてしまい、とうとう警察沙汰になってしまいます。

路地裏2

傷害容疑で警察署に連れてこられた梅澤。
なんとかここを出ようとすがる思いで伊武とコンタクトを取ろうとします。

警察は梅澤を傷害罪で逮捕しようとしますが、まだ正式な逮捕をされていないため、伊武は反論します。
・車を覗いても犯罪にはならない
・四方がガラス張りの車の中でわいせつな行為をしたカップルは公然わいせつ罪に問われる可能性がある
・違法行為をしていない梅澤を殴った男に対して、梅沢が攻撃し返したのは立派な正当防衛にあたる

以上により、梅澤は正当防衛のためにやむを得ずに男を傷つけたのであり、逮捕する理由がないことを伊武は警察に告げます。
この話を聞いて警察は梅澤を釈放しました。

感謝する梅澤に伊武は「私はそんなにいい者じゃないですよ」と言い、その場を去ります。

伊武と暮らしている女の子のカリンは実は、亡くなった伊武の姉の子供で、父親も同時になくしたカリンを伊武は育てているのです。
そういった背景が、裏の世界にいた頃の伊武が身寄りのない子に寄付していた行動につながっていたのです。

◆壊された男

事務所のオフ会の帰りに伊武が車で帰っている途中に、高速道路の路上で徘徊している男性(近藤)を見つけます。
あやうくその男性と接触しそうになりますが、なんとか伊武は避けました。
警察にも情報を共有しその男性は無事に保護されましたが、その男性はなぜこんなところにいたのかもよく覚えていない・・・と話しており、ひとまず警察で預かることになります。

高速道路9

翌日、警察から伊武に電話があり、例の男、近藤が無事に家に戻ったことを聞いて、伊武は近藤に会いにいきます。
伊武が高速道路の件で迷惑をかけたことを伝えますが、なんと近藤はこのことを覚えていませんでした!

変な様子に気づいた伊武は、近藤の妻から事情を聞いたところ、近藤は課長になってから職場での強いストレスにより健忘症になっているとのことでした!!
相当強いストレスのかかる職場なんですね・・・

例の高速道路で徘徊していた日は、重要な会議がある日だったのですが、近藤は会議にも参加せず、気づけば高速道路にいたのです・・・

そしてしばらくして近藤が会社復帰した日に、この会議を仕切っている女性マネージャーが会社を訪れますが、近藤のおかしな様子にびっくりしたマネージャーは事情を聞きます。
そして、記憶障害になるくらいなら仕事ができないと判断して、なんと近藤をすぐにクビにしてしまいました。。

近藤がこのようになってしまったのは会社のせいなのに、使い物にならないという一方的な理由で突然解雇にする・・
この話を近藤の妻から聞いた伊武は助けることにします!

伊武はこの女性マネージャーに話をします。
・従業員が労災にあった場合は、会社は従業員の治療が終わるまで解雇できない
・こころの病でも業務上強い心理的負荷があったと認められる場合は労災になる

ストレス3

しかし、このマネージャーは食い下がり、勝手に心が病んだ従業員に対していちいち会社が責任を持つのはおかしい!と勝手な反論をします。

これを聞いた伊武は「裏の顔」になり、このマネージャーに脅しをかけます。
こころを壊された人間、その奥さん、子供がどれだけ辛い思いをして今後生きていくことになるのか考えたことがあるのか!と一喝します。
そして、会社としては労災保険を使うだけのことなので近藤をこのまま雇って、治療させても何ら負担はないことを伝えて、近藤に辛くてみじめな人生を歩ませないように改めて頼みます。

最終的に会社は近藤の解雇を取りやめることにします。

この精神的ストレスの問題については社会問題になっていますね。。
会社は従業員とできる限りコミュニケーションを取って、本人の思いや悩みなどを聞いてあげる環境をつくることが重要ですね(*゚▽゚*)
人のこころは案外デリケートなものですからね・・

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◆クリスマス讃歌

保育園にかりんを迎えに行った伊武。
かりんはクリスマスプレゼントとして「亡くなった母親に会いたい!」と言い、伊武はこころを痛めます。
かりんの母親は伊武の姉で、交通事故にあってしまったのです。

伊武はかりんを家においたあと、すぐに法務局の出張所に出向くために、車を走らせます。
そして伊武は昔のことを思い出します。

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昔のこととは、裏の顔として活動していたころ、伊武商事として一部上場の物産会社に接待をしていたことがありました。
そしてなんと伊武の部下が、この社長の車を車上荒らししようとしていたのを目撃して、伊武は怒り、部下を激しくこらしめます。
この部下は、伊武に痛めつけられたことに対して腹の中が煮えくりかえっていて、その後、伊武の姉夫婦が車を運転しているのを偶然目撃します。
この部下は姉夫婦を少し脅かしてやろうと思い、自分の車を突然、姉夫婦の車の前に出して脅かしますが、運転していた伊武の姉がびっくりして急ハンドルを切って、なんと路面電車と衝突してしまったのです・・・そして姉夫婦は帰らぬ人となりました・・

このことを知った伊武は、この部下をとことん痛みつけますが、結果的に姉夫婦が亡くなってしまったのは自分がこの部下を追い込んでしまったからだ・・・と思い、その場で力を失ってしまいます|゚Д゚)))

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伊武が昔を振り返りながら車を走らせているころ、伊武の補助者の杉山が、伊武の忘れ物の書類を伊武の家に届けに来ていました。
伊武の家に着くと、かりんが一人でいたのですが、伊武が帰ってくるまで杉山にいてほしいとせがまれ、仕方なく杉山は伊武の帰りをかりんと一緒に待つことにしました。

実は、伊武は姉夫婦の事故の後、姉の娘のかりんを預かることになったのですが、かりんを育てているうちに、裏の世界にいてすさんでいたこころが徐々に癒されてきたのです。
伊武は自分を救ってくれたかりんに一生報いる覚悟で、かりんを育てていたのです。

そんな思いにふけっていた伊武ですが、突然、杉山から電話がかかってきて、早く帰るように言われます。
びっくりして、あわてた伊武はすぐに帰宅します。

そこにはかりんが純粋な笑顔で伊武を待ち受けていたのです(#^.^#)

人のこころって「純粋さ」に触れると、いくらすさんでいても、奥底にある同じ「純粋さ」が顔を出してくれるんですね(*゚▽゚*)

◆法律家の性分

伊武の補助者の杉山がなんと行政書士試験に合格しました!(*゚▽゚*)
苦節3年にしてようやく栄光を勝ち取ったのです!!
行政書士ってなんだか名前を聞いただけでもすごい!って感じがしますよね。。

合格

その頃、伊武は依頼者と共に裁判所にいました。
依頼者である市原は勝利し、お金を貸した女性から返してもらえることになりました。

その後、伊武が事務所に戻ると、事務所の仲間は杉山の合格を共に大喜びしていました。
そしてこの夜、杉山の祝賀会をする予定で伊武も誘われますが、依頼者の市原の相手方のところに行く必要があるので祝賀会は欠席させてほしいと伊武はみんなに言います。
なぜか冷たい感じの伊武にみんなは違和感を感じます・・・(# ゚Д゚)

一方、市原の相手方の女性であるスナックのママに支払い要求の話をする伊武。
この女性は結婚をほのめかして市原から計120万円ものお金を借りていました。
しかし女性は全くお金を返す意志はありませんでした・・・

この女性は自発的に支払う意志がないと判断した伊武はとうとう強制執行に踏み切ることにします|゚Д゚)))
この強制執行によって、この女性は銀行口座の差し押さえや店の冷蔵庫やソファなどの差し押さえもされてしまうことになりました・・・

店で働いている従業員にも給料を支払えなくなり、しかも冷蔵庫などを差し押さえられて、店すらまかなえなくなり困り果ててしまう女性・・・|゚Д゚)))
この女性は伊武に対して、なんでこんなことまでするのか!と問い詰めますが、伊武は「依頼者のためなら鬼にもなるのが法律家です」と言い切ります。

実はこの女性は寝たきりの父親の病院代を稼ぐために、一生懸命働いていたのです。そして子供もいたのです。
父親はこの女性に対して、いざとなれば生活保護も受けることができるし、子供達も高校になるのでバイトもできるし、お金の面はなんとでもなる・・と言います。

一方の依頼者である市原は、男手一人で子供を育てていました。
これまでは残業をして夜が遅かったので子供に寂しい思いをさせていましたが、お金がかえってきたため、これからは残業をする必要がなく早く帰ってこられることを子供に伝えて、共に喜んでいました。。。

事務所に戻った伊武は、晴れて行政書士となった杉山に法律家の現実を伝えます。
法律家の仕事は、依頼者のために動くと、その影では泣きを見る人も存在する・・というある種、両面性がある仕事だと。
しかし、それでも目の前の依頼者は救われるので、そこにやりがいがある
このことを肝に銘じて、これからも共にがんばろう!!\(*⌒0⌒)♪と励ましたのです。

◆半世紀前の恋

伊武は、杉山にかりんの面倒を見てもらったお礼として、昼食にお好み焼きをご馳走します。
そして、そこのお好み焼き屋の年寄りの店長(新一)が、伊武たちにある人を探してほしいと依頼を持ちかけます。

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実は新一は末期ガンで、もし自分がこの世から去った場合、身寄りもないため、その探してほしい人に全財産を譲りたいと申し出てきたのです。
その探してほしい人というのが、浅田利恵子という女性で、この店長が昔つきあっていた女性です。

新一が10代の若い頃、利恵子に一目ぼれしてつきあうことになりました。
しかし、利恵子は新一と違い、家柄のいいお嬢さんだったので、この交際が利恵子の父親にばれた時に、新一は父親から激怒されてしまいます。
そしてなんとこの父親は利恵子と別れることを強要しました。

新一は利恵子の父親に全然相手にされず、耐え切れなくなった新一と利恵子はとうとう駆け落ちをしようとしました。
しかし、駆け落ち寸前に、この父親がお金を渡すから利恵子と別れてほしいと懇願してきました。
新一の妹は病気でお金も必要だし、お金もない新一が果たして利恵子を幸せにできるか・・・と父親に説得され、とうとう新一はお金を受け取り、利恵子と別れる決意をしました(# ゚Д゚)

そのような経緯があり、新一はぜひ利恵子に遺産を渡したいと思いました。
ただし、高齢なため、もし利恵子が亡くなっていた場合はせめて利恵子の子供にでも遺産を渡したい・・・
と、伊武に相談を持ちかけたのです。

伊武は早速、利恵子の所在を探りましたが、役所で調べても分かりませんでした。
そこで伊武は「裏の顔」を使い、昔の仲間の五十鈴に調べてもらい、とうとう利恵子の所在をつきとめます。

利恵子は既に他界してしまっていましたが、利恵子の息子夫婦がいたので伊武は新一と共にこの夫婦に会いに大阪に赴きました。
しかし、突然のそのような話にこの夫婦は不信に思い、取り合ってもらえませんでした。。
それはそうですよね。
自分の母親と昔つきあっていた高齢の男性が突然現れて、遺産を渡します・・と言われてもあやしく思うだけですよね。|゚Д゚)))

新一はあきらめて、利恵子を裏切ったことをあらためて後悔しながら、伊武と共に帰りの電車を待っていました。
電車が止まり、降りてきた人々の中になんと・・・
若い頃の利恵子に瓜二つの高校生がいました!!
びっくりした新一はこの女性に駆け寄り、「あなたは利恵子さんのお孫さんではないですか?」と聞くと、まさにその通りでした。

そして新一は、せめて利恵子と血のつながったこのお孫さんに昔裏切ったお詫びをさせてほしいと言います。
するとこのお孫さんは、利恵子おばあさんからその話は聞いたことがあると言います。
将来を誓い合った人がいたが、理由があって添い遂げることができなかったと・・・
そして、利恵子はこのお孫さんに対して、大人になった時にこころの底から好きな人ができたら、迷わずその好きな人に飛び込みなさい、そうすればどのような結果になっても後悔しないから・・・と伝えていました。
この話を新一が聞いて、まさに利恵子から新一へのことばであり、裏切ったことを後悔していた新一の胸はようやく晴れたのです。。

この後、東京に帰った新一はまもなく帰らぬ人となったのでした。。。
まさに大往生ですね(*゚▽゚*)

そして、伊武はこの新一の願いである遺産を利恵子の息子に渡すべく、再度、大阪へ赴いたのです。。。

人のこころというのは、その人が亡くなった後でもいろんな形で伝わるものなんですね。。m(_ _)m

こころ89

◆DV男との別れを!

伊武の補助者の杉山の同級生のはる子は、同棲している彼氏(芳朗(よしろう))からDVを受けていました。
はる子は杉山と伊武に相談しましたが、伊武は速攻別れることを提案します。
しかし、なぜか別れたがらないはる子。
DVにより、マインドコントロールを受けており、自分で判断ができなくなってしまっていたのです。

伊武は早速、はる子の彼氏である芳朗に会って直談判します。
しかし、芳朗ははる子から300万もの大金を返してもらっていないと主張したのです!!|゚Д゚)))

伊武は、はる子に聞きますがそんな事実はなかったことが判明し、伊武は芳朗を問い詰めますが、なんと芳朗はこの借用書をFAXで送ってきました。
そこには「330万円」と記載されていました。
はる子は30万円は借りており、芳朗がその借用書の「30万円」の前に「3」を書き加えて330万円の借用書として偽造したのです!

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なんとかこの偽造を立証しようと伊武はしますが、筆跡鑑定による証明はお金もかかり、かつ芳朗が書いた証拠として立証するのはいろんな複雑な鑑定を重ねる必要があり、非常に難しいのです・・・

そこで伊武はある秘策を実行します。
この秘策とは、まず芳朗からこの借用書の原本をもらい、ビデオカメラの「赤外線モード」でこの原本を撮影します。
すると、なんとこのビデオカメラに撮された原本には「30万円」と映し出されていたのです!!
これは、実は紙に描かれたボールペンのインクの種類によって、赤外線撮影をすると写ったり、映らなかったりするためでした!
たまたま芳朗が書き加えた時に使ったボールペンのインクは、赤外線を透過するタイプだったため、赤外線撮影をすると消えてしまい、元の偽造前の「30万円」がくっきり映し出されたのでした!!

ビデオカメラ43

伊武は芳朗に対して、偽造したことを証明し、芳朗に対して、はる子から別れることを説得します。

しかし・・・
なんとその後、芳朗ははる子に脅しをかけたのです|゚Д゚)))
もしはる子と別れるのならば、はる子のはずかしい画像をネットに流す!と迫ります。

伊武はこれをはる子から聞いて、すぐに「裏の顔」となり、裏の仲間と共に芳朗に迫ります。
もし、このままはる子と別れないつもりであれば、警察は逮捕するだけで済むが、伊武たちは芳朗を海の底に沈めるぞ・・・と。
結局、芳朗ははる子から手を引くことになりました。。。

翌日、伊武が経費として事務所に出したタクシーの領収書を見て、伊武の上司が問い詰めてきました。
なんとこの領収書は1680円と書いていましたが、実は伊武がこっそりと「1」を書き加えていたのです。
その領収書を赤外線モードのビデオカメラで撮影すると・・・
「680円」として写っていました。
領収書を1000円分割増して偽造した伊武は、上司にとっちめられることになりました・・・(笑)

◆スーパー司法書士誕生秘話

ある日、伊武が事務所の階段を踏み外してしまって倒れて、なんと軽く肋骨を折る怪我をしてしまいました。
しばらく経過観察で伊武は入院することになります。

この間、かりんの世話は伊武の事務所の桑原所長が面倒をみることにします。
伊武の補助者の杉山は、所長から伊武の素性を聞くことになりました。

・・・

一昔前、伊武の父親と桑原所長は仕事で関係を持っていました。
桑原は司法書士として伊武の父親と懇意にしていましたが、伊武の父親は裏の世界の住人でした。
商店街の近くの土地を1000坪ほど買い占めて、土地の価値を上げてお金儲けなどをしていました。
いわゆる地上げ屋でした。
強引な方法で次々と周りの土地を買い占めていました。

地上げ76

一方、伊武の父親は妻と2人の子供がいて、子供は姉と弟の伊武でした。
しかし、この父親は家族のことを顧みず、家に帰ってきては暴力ばかりふるっていました。
そんな父親に嫌気がさした母親は新興宗教にはまる始末・・・
そして、伊武の母親が亡くなった時にも、父親は葬儀に出席しませんでした|゚Д゚)))

伊武はそんな父親が腹立たしくて仕方がなく、いつかこの父親の事業をぶっつぶしてやると心に誓っていました。

高校生になった伊武は、ある日、父親が伊武の名義でとある土地を買い占めようとしているのを、盗み聞きしていました。
価値が5000万円の土地を2億にして売却するので、その分、税金がとんでもなく高くなってしまいます。
しかし、伊武の父親は、自分の息子の名義で架空の会社を設立して、この会社の土地ということにし、すぐにこの会社を倒産させます。
倒産させれば税金の支払いも闇に葬られます。もし、この悪事が税務署にバレても、会社の社長は自分の息子なので、伊武の父親は痛くも痒くもない。。というむちゃくちゃなことをしようとしていました。

伊武はこの話を聞いて、すぐにこの土地の権利書をこっそりと奪い取り、銀行に売却しようとします。
しかし、すぐにバレてしまい、父親が頼んだ取り巻きの「裏の世界の住人」に伊武はつかまってしまいます。
取り巻き連中は、伊武をすぐに連れ戻すように命令を受けていたのですが、高校生なのにこんな大胆な行動をする伊武を彼らは見込んで、伊武に裏の世界に来ないか?と誘いをかけます。
この裏の世界で力をつけて、父親をこらしめないかと。。。

この日から伊武は裏の世界の住人になったのですΣ(゚д゚lll)

ごくどう1

それからというもの、いくつもの修羅場を伊武はくぐり抜けて、着々と力をつけて上の地位に上り詰めていきました。

そんなある日、伊武は父親の事業の近況について知ります。
この父親は順調にその収益を上げており、伊武不動産として地上げ屋の世界では5本の指に入るほどの力をつけていました。
そして、30億もの大型の契約を締結する直前だという情報を仕入れます。

その話を聞いて、伊武は父親を「もっと大きな儲け」の嘘の話で誘い、この30億の大型契約の話をご破産にさせようとします。

伊武の父親はフィリピンのマニラでバカンス中でした。
伊武は取り巻き連中とともに、マニラに飛び、父親がビュッフェで朝食をとっているときに、その近くでこのガセネタを父親にわざと聞こえるように取り巻き連中に話させます。

この話を本物だと思い込んだ父親はすぐにこの話に飛びつき、40億もの融資を借り受けます。
また、30億の大型案件の取引の当日、父親が泊まっていたホテルの部屋に伊武はこっそりと密造クロロフォルムをまき、父親が眠りこけてしまって、なんと大型案件の取引に間に合いませんでした!!

結果的に伊武の父親は30億の大型案件を締結を逃してしまい、あやうく経営危機に陥りそうになりますが、なんと同時期にバブルが崩壊してしまいます。
もし、30億の大型案件に手を出していれば、バブルが崩壊したために、30億の価値から大幅に下落していて、逆に大損していたのです!!

なんとも悪運の強い伊武の父親。
結局、破産は免れたのです。

このことをしった伊武は悔しがり、どうしても許せない父親に対して必ず復讐すること誓います。

しかし、その後、伊武は徐々に自分の気持ちが変化していくのを体験します。

自分が追い込んだチンピラの行為が、最終的に姉を事故に追い込んでしまったことを後悔したり、姉の娘のかりんが伊武を必要としており、かりんの純粋なこころに伊武は徐々に癒されたりして、すさんだこころが変わっていくのを感じたのです。

かりんのために、こころを入れ替えた伊武は、その後、一生懸命勉強をして司法書士となり、現在に至るのです(*゚▽゚*)

・・・

この伊武の過去の話を、伊武の補助者の杉山は聞いて、伊武に対するイメージが以前よりよくなったと感じました。

伊武は、この杉山にかりんの保育園の発表会にぜひ来てほしいと頼みます。
というのも、かりんのためにも杉山がお母さん役で来てくれると、かりんも喜ぶからです。

この依頼を杉山は喜んで受けて、発表会当日、伊武と杉山は一緒に参加し、かりんも大喜びで発表することになりました(*゚▽゚*)

ーーーーーーー

びったれの第1シリーズのあらすじは以上となります。

ここからはドラマ「びったれ」の最終回に至るあらすじの概要をシェアさせていただきます。

◆ドラマ「びったれ」の最終回に至るあらすじ

伊武(田中圭)の携帯にびっくりする内容の電話が入ります。

「娘のかりん(岩崎未来)を引き取りたい」と・・・

この電話の主は、かりんの実の父親、 相羽一郎(池内万作)でした《゚Д゚》

この相羽という人物は、元、伊武の姉の清美(高橋かおり)の旦那です。
清美とかりんを捨てた男だったのです・・・

その後、相羽は、再婚したのですが、この新しい妻の体が弱くて子供が産めなかったため、かりんを引き取ると急に言ってきたのです。
なんだかえらい身勝手ですね・・

伊武は、清美が亡くなった後、残されたかりんを男一人手で一生懸命育ててきました。
そんな伊武に突然、かりんを引き取るなんて・・Σ(゚д゚lll)

伊武はこの電話を受けて、後日、喫茶店で相羽と会います。

なんと、相羽は市議会議員になっていたのです!

相羽は「わたしは地位もあるし、名誉もある。
かりんに今よりいい暮らしをさせてやれる」と伊武に言いました。

そして、相羽は、伊武に札束を渡そうとします。
今までかりんを育てた養育費ということで・・・

しかし、伊武はこの札束を受け取りませんでした。

かりんは、伊武にとってはかけがえのない存在であり、心の支えだったのです。

当然、伊武は、相羽の要望を拒否しました。

・・・

翌日、伊武は杉山(森カンナ)に保育園にいるかりんを迎えに行ってほしいと頼みました。

杉山は、伊武の仕事のサポートをしていて、職場での伊武の良きパートナーです。

杉山が保育園に行くと、そこになんと相羽が現れます《゚Д゚》

そして、杉山は、相羽からびっくりすることを聞くことになります。
それは、昔、伊武が暴力団に所属していたことと、かりんの母親は、実は伊武によって殺されたということを・・

その話を聞いた杉山は、ショックを隠せませんでした。。

・・・

その日の夜に伊武は外でうたた寝をしてしまいます。

その時に何者かにカバンを盗まれてしまったのです《゚Д゚》

びっくりした伊武は、警察署に行きますが、そのカバンはホームレスの沼田(仁科貴)が届けていました。

まさに不幸中の幸い!

伊武は、沼田にこころから感謝したのです(*゚▽゚*)

そんな伊武に沼田は自身の過去の話をし始めました。

沼田は昔、沼田興業という会社で社長をしていたのですが、ある日、ヤクザに目をつけられることになります。
そして、そのヤクザによって多額の借金を背負わされることになり、会社は倒産。
しかも、沼田は、結果的に家族をも失うことになったのです・・《゚Д゚》

実は、このこの沼田興業は、伊武が暴力団にいた時に潰した会社だったのです・・・

この話を聞いた伊武は、自分がした事によって沼田の会社と家族を崩壊させてしまった現実を目の当たりにして、激しい自責の念に駆られてしまいます・・・

そんな伊武が、家に帰ると、杉山が出迎えてくれました。

杉山はかりんを保育所に届けて、伊武の家でかりんの面倒を見てくれていたのです。

杉山は、伊武に単刀直入に聞きました。
相羽が言っていた伊武の話は本当なのかと・・・

伊武は「ほんとうだ」と言い、杉山はそのまま出ていってしまいました。

かりんを失うことが怖い伊武は自暴自棄に陥ったのです。。

・・・

後日、沼田から伊武の携帯に電話が入りました。

沼田はなんと強制労働をさせられているということでした。

事の経緯は、沼田がヤクザからの誘いに乗り、蓋を開ければ外国人女性と結婚し、1か月間、一緒に住むというものでした。

日本で働きたがっている外国人女性と偽装結婚をさせて、彼女達に日本国籍を取らせ、監査人が来ても一緒に暮らしているというフリをして、日本に滞在させるものでした。

沼田は、再び家族を取り戻したかったのでこの仕事を拒否しました。

このことでヤクザはキレてしまい、沼田はタコ部屋に送還され、強制労働を強いられているのでした《゚Д゚》。

この偽装結婚をさせているドクロ組に伊武は1人で乗り込んだのです!
そして、この手口を警察に言ってしまえば、警察がすぐにここに強制調査してくる!と脅しました。

伊武は、ドクロ組の幹部に、自分を好きなだけ殴らせたのです・・

沼田を見逃す代わりに・・・

沼田は開放されて、ボロボロになった伊武を見ます。
そして、沼田は伊武が自分の会社と家族を潰した張本人だと思い出したのです!!《゚Д゚》

沼田は、伊武に対して「家族を返せ!!会社を返してくれぇぇ!!」と叫んだのですが、
伊武はそのまま無抵抗のままだったのです。。。

この後、伊武は、相羽の携帯に電話をしました。
そして「かりんをお願いします・・・」というメッセージを相羽の留守電に吹き込んだのです。

・・・

伊武は、かりんだけの幸せを考えて、相羽にかりんを託しました。

その後、伊武は、自暴自棄になって、職場にも行かずに、ずっと自分の部屋に閉じこもる日々が続いたのです・・・

過去に暴力団にいた自分。
たくさんの人々を不幸にし、また自分のせいで姉の清美を死なせてしまった自分が、かりんを幸せにできるはずはない、、
自分のしてきた過去をずっと後悔していたのですΣ(゚д゚lll)

そんなある日、伊武の上司の桑原所長(国広富之〉が、心配して伊武のアパートを訪ねてきました。

桑原は伊武を励ましたのですが、伊武は桑原になんと退職願の封筒を渡したのです・・・
桑原はそれを受け取って、ひとまずそこを立ち去ったのでした。

桑原が、伊武のアパートを出た時に、杉山がいました。

そうです。杉山も伊武を心配して訪ねてこようとしていたのです。

そんな杉山を桑原は飲みに誘って、伊武の過去を話したのです。

その伊武の過去とは・・・

伊吹の父親はDVであり、母親は変な新興宗教にはまっているという家庭で伊吹は育ったのです。
そして、伊武の母も首をつってしまいます・・・
なんとこの第一発見者は、伊武だったのです《゚Д゚》

自分の家族を無茶苦茶にした父親。
そんな父親に復讐するために、伊武は暴力団に入ったのです。

伊武の姉の清美が亡くなってしまったのは、伊武が直接関与したのですはなく、伊武への復讐でした《゚Д゚》
というのも、伊武を恨んでいた男性が、伊武への復讐のために、なんと清美を車で轢いてしまったのです・・・
とんでもないことをしますね。。

伊武が直接的にしたのではないのですが、伊武は自分が原因で結果的に姉の清美を死なせてしまったことに激しく後悔していたのです・・

そして、このことを胸に、伊武はかりんの父親代わりとなり、育ててきたのですが、伊武の希望であるかりんも奪われてしまう・・という事態に陥っていたのです。

この話を桑原から聞いた杉山は、早速、そのまま伊武のアパートを訪れます。
そして、このままでいいのか!と伊武を説得しようとしたのですが、伊武は反応しなかったのです。

そんな中、かりんは相羽と共にいたのですが、こころは伊武の事をずっと思っていました。

そして、伊武がかりんに対して、きっと迎えにくる!と言ったことばをかりんはずっと信じていて、伊武が迎えに来るのをケナゲに待っていたのです。

しかし、伊武はかりんの元には現れませんでした・・・

あまりの寂しさにいてもたってもいられなくなったかりんは、ある夜、相羽の家を抜けだしました!

そして、一生懸命、歩いて、なんと伊武のアパートまで来たのです(*゚▽゚*)
小さな子供の足で歩いてくるには、あまりにも長距離で危なかったのですが、かりんは伊武にどうしても会いたかったのです。

そして、かりんは伊武の部屋のチャイムを必死に鳴らすのですが、伊武はまさかかりんが鳴らしているとは思わず、そのチャイムを無視していたのです・・

翌朝、伊武が扉を開けました。

すると、なんとそこには、かりんの姿があったのです!!《゚Д゚》

夜通し座り込んでいたので、かりんは疲れきっていました。

伊武はそんなかりんを抱えて、急いで病院まで連れて行ったのです。

かりんが伊武のお迎えをずっと待っていたというその思いを聞いた伊武。

そんなかりんの思いを聞いた伊武は、覚悟を決めます!

このままじゃダメだ!と。そして、かりんを取り戻すべく、相羽と戦うことにしたのです。

そして、伊武は、相羽に対して「かりんはもう渡さない!自分は法律家だから裁判をしてもいい!」と毅然として言ったのです。

ようやくいつもの伊武が帰ってきましたね(*゚▽゚*)

・・・

相羽が急にかりんを引き取ると言ってきた真の理由が判明します。

それは、相羽は選挙で「子どもに優しい世の中」という公約を掲げていたので、世の中へのアピールとして、かりんをそばに置いておきたかったのです。

自分の子供を選挙のために使うなんて・・・ひどいですね。

そんな中、伊武は、幼稚園にいるかりんを無理やり相羽の車に乗せる姿を目撃します。

その後、相羽は、かりんにハチマキをさせて、自分の妻と共に、選挙演説をしていたのです。
かりんはそんなことしたくないのに・・かわいそうです。。

すると、突然、その場に警察の車が来ました。

そして、なんと警察官は相羽を取り押さえて、未成年者の拉致をしたということで、相羽を逮捕したのです!

訳が分からない相羽だったのですが、これは、伊武の作戦でした。

伊武はかりんの未成年者後見人となりました。

そして、この後見人は、親権者の相羽と同じ権利を持っているので、幼稚園から無理やりかりんを拉致したとして、警察に通報したのです。

こうして、無事に伊武はかりんを取り戻しました。

しかし、かりんにとって相羽は実の父親です。

伊武は、かりんに本当の父親を逮捕させてしまったことを謝りました。

そんな伊武にかりんは「かりんのパパはパパでしょ!」と言ってくれたのです(*゚▽゚*)

かりんにとっては、伊武が父親なんですね。

伊武は杉山と共にかりんと手をつないで帰ります。

その時にかりんは杉山にもぜひかりんのお遊戯会に来てほしいと頼みました。

そして、伊武も杉山に「来てほしい・・」と言ったのです(*゚▽゚*)

2人からのお願いに杉山は素直に「はい」と答えたのです。

・・・

以上で、「びったれ」のあらすじ&ネタバレは完了となります。

いかがでしたでしょうか?

「ドジで頼りない司法書士」「キレモノ司法書士」「裏の顔」という3つの顔を持つ主人公の伊武ですが、時には「裏の顔」を使って難しい案件を次々とさばいていく姿は、なんとも言えない爽快感がありますね。

伊武には父親との壮絶な過去があり、その背景から「裏の世界の住人」になってしまった時期がありますが、伊武の姉の娘、かりんという純粋無垢な存在がそんな伊武を癒し、まっとうな法律家の道へ進ませた経緯などを見ていると、人のこころの奥底には消えることのない「純粋さ」が残っていて、ある「きっかけ」でこの純粋さが蘇るものなんだなぁと改めて感じました。

この「びったれ」はドラマの続きとして劇場版も公開されます(2015年11月28日よりロードショー)。
気になるのが、伊武と杉山の関係ですね(*゚▽゚*)
ドラマの最終回でこの2人はいい感じだったので・・・

もしかしたら最終的には伊武は杉山と結婚をしてかりんと3人で幸せに暮らすことになるのではないか・・・

なんて勝手な想像をしています(^O^)

杉山は普段の「ドジで頼りない司法書士」としての伊武を影で支えていますが、時には「キレモノ司法書士」として働く伊武を尊敬していますし、「裏の世界」にいた時の伊武の話も知っていますので、伊武のよき理解者として最終的には生涯を共にするのでは・・・と想像しています(*゚▽゚*)

この2人の展開は、劇場版で描かれるのか、はたまた次のドラマシリーズで描かれるのかは分かりませんが、いずれにしてもコミック、映画も含めて、今後の「びったれ」の物語の展開が楽しみですねヾ(@⌒ー⌒@)ノ
この「びったれ」はいずれの形でもずっと続いてもらえるように願っております。

最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございましたm(_)m

気になるドラマのあらすじはこちらまで♪
・2017年7月期ドラマ「コードブルー3」「ごめん、愛してる
・2017年4月期ドラマ「相葉雅紀主演の貴族探偵!」「緊急取調室(第2シーズン)
・2017年1月期ドラマ「突然ですが、明日結婚します 」「東京タラレバ娘」「下剋上受験
・2016年10月期ドラマ「カインとアベル」「砂の塔 知りすぎた隣人
校閲ガール
・2016年7月期ドラマ「好きな人がいること
・2016年4月期ドラマ「ラブソング
・2016年1月期ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
・2015年10月期ドラマ「5時から9時まで(5→9)」「下町ロケット
・2015年7月期ドラマ「恋仲」「花咲舞が黙ってない(続編)
・2015年4月期ドラマ「Dr.倫太郎」「ようこそ、わが家へ」「アイムホーム」「アルジャーノンに花束を」「天皇の料理番」「ドS刑事」「花燃ゆ」)
(2015年1月期「〇〇妻」「デート~恋とはどんなものかしら」「DOCTORS 3」「ウロボロス」「流星ワゴン」「残念な夫」「学校のカイダン」「マッサン」「銀漢の賦」「限界集落株式会社」「びったれ」)
(2014年「ルーズヴェルトゲーム」「ペテロの葬列」「信長協奏曲」「きょうは会社休みます」「Nのために」)
・気になる・・・はこちらまで♪