キングダム54巻のネタバレ&感想!飛信隊、玉鳳隊の覚醒起こる!!

2020年1月1日

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この記事では「キングダム」54巻のネタバレ・感想をお届けします。

前回の53巻では、壁軍と山の民が犬戎王と趙軍の連合軍と戦った橑陽の戦いは秦軍の勝利で終わります。

朱海平原では秦軍右翼の士気を上げるために信と王賁は自身の部隊を鼓舞します。すると隊は覚醒し、士気が爆発しました。

果たして現状を突破できるのでしょうか。

早速ネタバレと感想を見ていきましょう。

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「キングダム」の第54巻のネタバレ

※前回はコチラ!
53巻:ついに決着!橑陽の戦い!!

士気が爆発した飛信隊は朱海平原で戦っています。楚水や崇源は若手をフォローしつつ戦います。

干斗たち若手も楚水たちを見ていて咄嗟の騎馬攻撃に剛力で対抗できるようになっていました。

朱海平原での戦いも十日以上経っており、まともに食糧にありつけない中で干斗は今が一番動けておりました。

それは視界が広がった証でもありました。

干斗の近くにいた松左は干斗のように若くして視界が広がったわけではなく、信に会ってからでした。

そして、その信が助けを求めている今こそが飛信隊が最も強い時と言います。

干斗はこのことに感動して改めて飛信隊に入ったことを喜んでいました。

しかし、軍師の河了貂はこの士気の爆発について冷静に見ており、限界が来た時の反動を危惧していました。

飛信隊と玉鳳隊の士気の爆発を見て趙軍の堯雲と超峩龍は信と王賁にかつての秦六将の姿が見えていました。

亜光を討ち秦軍右翼は全く機能しないと油断していた堯雲たちはこの事態に趙左翼は撤退を余儀なくされます。

堯雲に逃げられて悔しがっている飛信隊ですが、秦軍右翼の目的が趙軍左翼を撃破し王翦率いる中央軍が趙軍中央軍を挟撃することでした。

それを待っていたかのように王翦は無傷の3万の兵を出陣させます。

王翦軍の動きを見た秦軍左翼の蒙恬は引き続き趙軍右翼を撹乱させ、王翦軍のいる中央へ行かせないようにしていました。

その日の夜、飛信隊は勝利の祝杯をあげていました。しかし、食糧が今日で底を尽きます。

それを見越した信は将自身が兵士に配るという配り方を変えることで食糧問題を切り抜けます。

そして、13日目になります。朱海平原で秦軍右翼と趙軍左翼が戦っている様子を王翦は見ています。

王翦は飛信隊の覚醒は読み通りで玉鳳隊の覚醒は半分賭けということを告げます。

そして、趙軍左翼の頭脳である超峩龍に苦戦することを読んでいました。

その読み通り、秦軍右翼は苦戦することになります。

趙軍左翼は飛信隊に堯雲、玉鳳隊に超峩龍と分散をかけ攻めます。

そして、飛信隊に岳嬰隊の残党をぶつけその後ろを堯雲が進み、玉鳳隊へ向かいます。

危機を察知した王賁は堯雲と対峙しますが時すでに遅しで、堯雲直下兵団、雷雲の中でも最強の10人である十槍と堯雲の連携攻撃である雷獄にハマってしまいます。

王賁は関常と連携し雷獄を抜けます。

しかし、関常を助けるために再度雷獄に入っていきます。

そして、王賁は堯雲と一騎打ちをし、強力な一撃をくらい落馬してしまいます。

かろうじて王賁が生きていることを知った玉鳳隊は命をかけて王賁を守ります。

戦場は飛信隊のおかげで膠着し夜になります。

信は今後のことを話すために玉鳳隊を訪れます。

飛信隊の本陣では兵士たちが昨日もらった食糧をちびちび食べている時に亜光軍大将代理の段茶と亜花錦がやって来ます。来た理由は軍の再編成のためでした。

飛信隊の本陣へは玉鳳隊の副長、番陽が招きました。

今後は飛信隊の本陣を本営とするので信は秦軍右翼の大将となり、河了貂は右翼の軍師となります。

王翦は勝手な判断をしたにも関わらず、興味を持っていました。

一方、鄴攻めをするために忍び込んだ兵士たち数人はこの日の夜に東西南北に設置してある食糧庫を焼きます。

この様子を桓騎はやっとかというな感じで見ていました。

朱海平原での戦いは14日目を迎えます。河了貂は渕と松左に救える部隊だけ救って戦うよう指示します。

攻めを重視した戦いでも超峩龍の軍は守りが固く進軍が困難でした。しかし、信の方が強く固い防衛陣を突破します。

松左は趙軍に囲まれて救えることができない干斗の部隊を助けるために動き出すのでした。

・・・

第54巻は以上となります。

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「キングダム」の第54巻の感想

ついに王翦が動いた54巻でした。

この巻でやっと王翦が動きます。信と王賁が動かしたに近いですが、王翦が重い腰を上げるのに14日かかっており、朱海平原での戦いが非常に秦軍に不利な状況だったことがわかります。

それでもボロボロになりながらも、士気を爆発させて軍を今までよりも強くした信と王賁のカリスマ性には惚れ惚れします。

2人とも部下よりも前線に立ち部隊を率いて戦うので、背中を見ているとついて行きたくなります。

そんな2人が力を貸してくれと頼まれたら二つ返事で助けるに決まっているのは目に見えていますね。

王翦もこの動きを予想していたみたいで軍を前へ動かします。

本来行う予定だった挟撃を成功させるために動きますが、王翦も賭けをしていました。

信と王賁が押されると逆に王翦が挟撃にあってしまう可能性もある中、動かしていました。

結果的に信と王賁が有利に動かします。2人を信頼して軍を前へ出した王翦の人柄が見えた瞬間でした。

常に仮面を被って何を考えているかわからないイメージを持ちやすいですが、秦の勝利のために常に頭を使っていることがわかり、好感が持てました。

また、この巻で王賁が瀕死の重傷を負います。

秦軍右翼の要である王賁を失い絶望に伏しますが、信は諦めていませんでした。

その活躍から右翼の大将を任された信は趙軍と立ち向かうために大将として戦います。

この状況であっても冷静さを失わずに勝利のことを考えて行動する信を見ていると感情で突っ走るあの頃の信はいなくなったと思い、信の成長を見られました。

将軍としての風格も持ち始めていましたのでより一層かっこよく見えました。

朱海平原の戦いも2週間経ち、兵糧を失った秦軍たちは戦い抜くことができるのでしょうか。

また、飛信隊の面々も窮地に立たされている中で誰が生き残ることができるのでしょうか。

もちろん、全員生き抜いてほしいですが、戦なのでどういう展開になるかわかりません。

この続きが非常に気になるので早く55巻が見たいものですね。

・・・

感想は以上となります。

※次の第55巻はコチラ!
55巻:信VS趙峩龍!!

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以上で「キングダム」第54巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。

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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)

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