キングダムのネタバレ最新610話&感想!王賁VS尭雲ついに決着!?
尭雲を討とうと、大きく前に一歩踏み出した王賁。
はたしてその槍は尭雲の心臓に届くのか。
・・・
この記事では「キングダム」の610話(週刊ヤングジャンプ2019年36&37合併号8月8日発売)のあらすじと感想をお届けいたします。
どうぞお付き合いください。
では早速、見ていくことにしましょう!
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※前回はコチラ!
「609話:中華が求める“応え”とは・・・。」
Ver.1:王賁VS尭雲ついに決着!?
槍を手に向かってくる王賁に対して、尭雲もまた大きく矛を振り上げた。
尭雲の脳裏に浮かぶのは、人生をかけて仕えた主、藺相如の最期の光景だ。
攻撃は尭雲の方が少し早かった。
尭雲の矛が王賁を襲う。
王賁は咄嗟に判断し、槍でその攻撃を受け止めた。
強い衝撃が王賁の体を襲う。
腕はしびれ、乗っていた馬の足の骨は砕けた。
立っていることができず、王賁は体勢を崩した。
しかし、王賁はあきらめていなかった。
視線はしっかりと尭雲をとらえている。
倒れながらも、持っていた槍を尭雲の体に突き立てた。
尭雲の大きな体を、槍がつらぬいた。
そのまま地面に崩れ落ちる王賁。
尭雲は血を吐き、全身の力が抜け、持っていた矛を地面に落とした。
周りにいた兵士たちは、一瞬何が起こったのかわかりかねている様子だったが、すぐに敵を討とうと王賁に襲いかかる。
近くまできていた信が、敵兵と王賁の間に入り、それを一掃した。
「待て・・・」
尭雲は今にも命尽きそうな様子だったが、ゆっくりと語り始めた。
「逝く前に、その二人には伝えておかねばならぬことがある。
我が主、藺相如から、お前達に向けて預かっていた言葉だ。」
藺相如は何年も前に病死していた。
まだ彼が健在だったころ、部下である尭雲たちに、中華について語ったことがあったのだ。
尭雲は、王賁や信の”武”が、中華統一に足ると認めたのだろうか。
才能を持ちながら、若くして散った主の言葉をゆっくりと話しはじめた。
「お前達が本当に、中華を一つにする刃足らんと願うのならば、胸に深く刻んでおけ。
何があろうと、必ず・・・。
振り上げた刃は、必ず最後まで、振り下ろせ。」
尭雲は、本当は藺相如こそが、中華の“応え”を導き、中華を統一する存在だと信じていた。
主のためならば、真っ先に命を燃やし尽くす覚悟は、とっくの昔にできていた。
不運にもそれは叶わなかったが、結果として、最も長く藺相如に仕えることとなった。
尭雲の脳裏には、藺相如との出会いから今までの光景が次々に浮かんでいた。
・・・
長く続いていた王賁と尭雲の戦いに、ようやく終止符が打たれました。
信や王賁の、土壇場での反撃にはいつも感動してしまいます。
今回の王賁なんて、心臓が止まりかけているのに・・・。
そして尭雲が信と王賁に伝えた藺相如の言葉もとても感動的です。
中華統一のためには、他の国々と血で血を洗うような壮絶な戦をしていかねばなりません。
その過程では、敵も味方もたくさん死ぬことになるでしょう。
しかし、始めたからには最後まで突き進まなければならない。
藺相如の言葉からは、多大な犠牲を払ってまでも大きな目標を成し遂げる際の”責任”が読み取れます。
ここまで中華のことを深く考えていたところからも、藺相如が人間的にかなり優れていたことがわかりますね。
同じ時代にいきていれば、信たちにとってかなり強敵だったかも。
とうとう十傑最後の一人、尭雲が倒れました。
趙との戦いもいよいよ佳境に入るのでしょうか!?
・・・
以上となります。
さらに別の視点から書かせていただいたバージョンもご案内いたします。
いろんな面からぜひ第610話を楽しんでいただきたいと思いますので、ぜひご覧ください!
ではどうぞ!
Ver.2:蘭相如の助言
まずは前話の「609話」のおさらいから入りたいと思います。
因縁の敵、王賁と堯雲が対峙しましたね。
話は2人の会話を中心に進んでいきました。
秦六将や趙三大天が活躍した時代もあるが着々と若手武将が育ち、その若手武将達の時代が来ようとしていると堯雲は言います。
しかし王(政)の存在の有無が当時と今の決定的な差みたいですね〜。
それほど政という存在は他国からしても大きいのでしょうね。
右手が使えない堯雲、心臓が止まりかけている王賁、戦いは長期戦にはならないと思いますがどちらの勝利で終わるのでしょうか。
・・・
王賁、堯雲の2人は刃を大きく振り上げた。
その時堯雲は走馬灯のように元主、蘭相如の逝く時を思い出していた。
蘭相如「2人にはまだ役割が残っている、堯雲その時は朱き平原を敵の血でさらに深き朱に染めてやれ」
シーンは再び王賁対堯雲。
堯雲の刃の方が若干早い。
王賁は右手一本で堯雲の槍を払う。
右手は折れ、騎馬の足も折れたが、その勢いのまま王賁の槍は堯雲の心臓を貫いた。
王賁が倒れ込んだところへ敵兵が襲いかかったが、信が食い止める。
2人のもとへ更に敵兵は襲いかかろうとするが、堯雲がとめた。
堯雲「逝く前にその2人には伝えておかねばならぬことがある」
蘭相如の2つ目の頼みは、1つ目の中華を統べる刃となる敵を止めることが叶わなかった時、その敵に対しての助言のようだ。
堯雲「我が主、蘭相如からお前達に向けて預かっていた言葉だ」
続けて「お前達が本当に中華を1つにする刃足らんと願うのならば、何があろうと必ず振り上げた刃は必ず最後まで振り下ろせ」
「中華の応えに近づく日が来ることが、あれば意味が分かる」
「本当は蘭相如様こそがその応えを導くお方であり、そのためならこの命真っ先に燃やし尽くす覚悟であったが結果として我が主には誰よりも長く仕える事となった」
「ふっ、それはそれで、、、」
と言い残し、旧三大天蘭相如が十傑最後の1人堯雲、珠海平原15日目の戦いにて戦死する。
・・・
以上となります。
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「キングダム」の610話の感想
王賁対堯雲。
手負いの2人のことだからそんなに長期戦にならないとは思ってましたが以外にあっけなく勝負がつきましたね。
王賁はじめからそうすれば、、、と思ってしまいましたw
蘭相如から信と王賁への助言、振り上げた刃は必ず最後まで振り下ろせ、きっと2人はこの言葉に触発され、更なる成長を遂げることでしょう。
さてこれで秦右翼と趙左翼の攻防は秦右翼が優位になりましたね。
次話からの展開を楽しみにしましょう。
それではキングダム第610話「蘭相如の助言」の感想はここまでとさせて頂きます
次回もよろしくお願いします
・・・
感想は以上となります。
※次の611話はコチラ!
「611話:秦右翼の勝利!そして中央軍へ」
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以上で「キングダム」第610話のネタバレと感想を終わらせていただきます。
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※第610話のあらすじについて予測・考察させていただいた前バージョンです。ご参考までに!
~バージョン1:王賁がついに参上するが..~
前回の「609話」では、王翦は李牧に対して、突然一緒に国を作ろうと言いました。
しかし、李牧は王翦に対して愚かな人間だと言い、趙国を決して滅ぼさせませんよ!と伝え、交渉は決裂。
お互いに衝突し、相手に勝ち目はない!と互いの意地が激しくぶつかり合うのです。
一方、飛信隊の信は今までの戦いのダメージが残り、苦戦を強いられていました。
そんな中、趙国元三大天の尭雲の元には、満身創痍の王賁が参上するのでした。
・・・
王賁は馬上にあるだけでやっとの状態であり、とても槍を振ることができる状態ではありません。
すると、王賁の目の前には趙軍の左の“壁”があり、尭雲は来たか…王賁!と言いました。
飛信隊は王賁が尭雲の元に現れたことを知り、信はぼろぼろで乱戦に入る王賁に対し、やっぱ飛んでもねえバカだなお前も!と思う。
行くぞ飛信隊!尭雲は俺達が討つ!と信は部下達に鼓舞しました。
王賁と尭雲はお互いに動かず睨み合い、玉鳳軍が王賁の心配をしますが、俺を信じろと答えます。
尭雲は王賁に少し話すことがある…と言い、中華について考えたことがあるか?と尋ねます。
かつて傑物が乱出した時代の“武”の不自然さを尭雲の主は中華のうねりと解いたと王賁に説明しました。
そしてお前達の時代が来ようとしている、それは李牧様の時代でもあると言い、かつての黄金時代と今の時代には決定的な違いを捉えていると言う尭雲。
王か…と王賁が答えると、その通りだ…と言い、尭雲は中華のうねりは今極限に向かっており、一度一つになるのかそうでないのか応えを出せと考えています。
俺はただ敵を貫いて前へ進むだけだ!と言う王賁に、できるか…!?と尭雲は大きな矛を振り上げました。
満身創痍の身体に鞭を打つ王賁に、元三大天の“武”が襲うのでした!
今回は体力にも限界を迎えている王賁が元三大天という尭雲に立ち向かうところです。
普通に考えれば適うはずもなく、あっさりと王賁はやられてしまいます。
しかし、王賁はただやられるわけではなく、一矢報いるのです。
矛を振りかざす王賁に、尭雲が矛をぶつけると吹き飛ばされそうになる王賁。
王賁がバランスを崩すと、それをチャンスと尭雲は一気に攻め立てます。
巨大な矛が王賁を襲いますが、バランスを崩しながらも王賁はその攻撃を避け、反撃の一手を食らわせました。
その強い闘志と武力に、尭雲はこいつは手負いだからと言って手加減をすると大変なことになるな…と本気を見せるのでした!
・・・
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