キングダムのネタバレ最新591話&感想!激突する飛信隊と趙ガ龍軍!
宿敵「趙」との存亡をかけた大戦、そして激戦地 朱海平原。
趙の重要地「鄴」をかけて、両国は激しく争う。
決着までの残り二日、そして秦軍右翼の戦いもいよいよ最終局面へと進んでいく。
本陣を担う飛信隊を待ち受けるは趙軍三大天の盾と言われた趙ガ龍軍!
堅守の前に、飛信隊はどう戦うのか・・
・・・
この記事では「キングダム」の591話(週刊ヤングジャンプ2019年第13号2月28日発売)のネタバレと感想をお届けいたします!
どうぞお付き合いください。
では早速、見ていくことにしましょう!
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「キングダム」の591話のネタバレ
※前回はコチラ!
「590話:最終局面に向けて策が、軍が動き出す」
早々に火花をちらす飛信隊と趙ガ龍軍、楚水副長率いる騎馬隊と崇原率いる歩兵団が敵の猛攻に遭いながらも中央の趙ガ龍軍の第二陣を突破する。
この朱海平原の戦いにおいてまだ趙ガ龍軍は飛信隊を相手にしていなかった。
飛信隊の攻撃力を把握できていないと読む河了貂は、趙ガ龍が飛信隊は想像を超える攻撃力であったことを植え付けつつも、この程度の力であることを認識させる必要があった。
それは、攻めの本命である信と羌瘣の攻撃力がその想像をさらに超えているであろうこと。
想像を超えるその攻撃力が趙ガ龍を討つための大きな布石になると読んでいた。
そして、昨夜の軍議通り、右翼では玉鳳隊が堯雲軍を左翼では亜光軍が馬南慈・岳嬰軍を迎え討っていた。
堯雲軍は、堯雲本人はおそらく出てこないだろうが、それでも三大天の矛と呼ばれる堯雲の精鋭たちの力は全く衰えていない。
しかし、いやだからこそ、番陽は、玉鳳隊で堯雲軍を押さえ込むことを引き受けた。
それは主である王賁がみせた意思を受け継いだ兵士たちの意地でもあった。
一方左翼、亜光・亜花錦率いる亜光軍は、馬南慈・岳嬰軍を相手にしている。
序盤で岳嬰を討ち取ってはいるものの、まだ馬南慈本人は力を使っておらず、これまでの戦いでは十分に温存できている唯一の軍である。
形勢は序盤から劣勢が想定されている。
そんな中、一人、亜花錦が戦線へと赴く。
狙うは馬南慈の首。
それだけではなく、この劣勢をひっくり返すために戦場をかき乱しきっかけを作る。
命を賭す覚悟をもって、左翼右翼ともに秦軍が好戦し、どうにか中央軍の手前で受け止めていた。
そして、中央の飛信隊も勢いそのままに趙ガ龍軍を押し込む。
すると、河了貂の読み通り、力を少し見誤った趙ガ龍は自身の得意とする防陣の指示を飛ばす。
趙三大天の盾と呼ばれる趙ガ龍の本気の防陣。
それを前についに飛信隊の進軍は止まってしまう。
飛信隊に向いていた戦の流れが変わるかと思われた。
その刹那、この男が分厚い壁を一振りで打ち砕く。
河了貂が大将軍になると信じた王騎の矛を持つ信であった。
河了貂の読み通り、信の猛攻は趙ガ龍の予想を超え、三大天の盾を前にさらに突き進む。
目指す趙ガ龍の首まであと少し、、、
その猛攻を遠目で見る救援部隊の松佐は、また一隊見捨てる覚悟をしていた。
しかし目の留まった見捨てるべき隊は干斗がいる隊であった。
脳裏に、”飛信隊に入れてよかった”という干斗がよぎった松佐は河了貂の戦術を無視し、救援に向かうのであった。
・・・
第591話は以上となります。
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「キングダム」の591話の感想
爽快、あまりに爽快な信の一撃!
このシーンをまっていた。
河了貂の戦術も信に対する絶対的な信頼が土台であり本筋であるあたり、この戦いでの信の活躍を期待している一読者としてはようやく最高潮の盛り上がりを見せると思えてくる。
本来の攻めに比重を全振りした飛信隊はこうも強いのかとあらためて見惚れてしまう。
左右両軍ともに意地を見せており、特に亜花錦には登場当初からなにかをやり遂げるのではという雰囲気を匂わせている。
この戦いでの亜花錦の働きもまた見逃せない。
そして、気になるのは松佐の行動とその表情である。
この戦いのために加わった新兵たちはそれぞれに色があり今後の飛信隊を担っていくであろう。
加えてこの戦いの覚醒。
ぜひ生き残ってほしいところだ。
おそらく死なせはしないだろう。
だが、ここまでのキーパーソンの一人であり、人徳のとんだ松佐が向かう。
それも河了貂の戦術と反して。
そこにあるのは、戦術を超えた人としての想い。
どうか松佐と干斗たち新兵に無事に窮地を切り抜けてほしい。
・・・
感想は以上となります。
※次の第592話はコチラ!
「592話:勝利のため、未来のための仲間の死」
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以上で「キングダム」第591話のネタバレと感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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※第591話について予測・考察していた前バージョンです。ご参考までに!
~バージョン1:秦軍勝利への隠し玉は「亜花錦」!?~
鄴では4つの兵糧庫を燃やされ、ついに鄴の民衆は暴徒化しました。
(私は兵糧庫は1つしか燃やさないと予測していましたが甘かったですね。)
朱海平原では信が右翼側の大将になり一点突破で趙軍に突撃するという策にでます。
趙峩龍も信が右翼側の総大将になったことに気づき、馬南慈と共に左中央前方に陣を取る布陣に変えてきます。
そして激しい両軍のぶつかり合いへ。
しかし尭雲軍の配置が後方と言う事が河了貂は引っかかている様子です。
これは河了貂が何か良い策を思いつくフラグでしょうか?
・・・
両軍、この14日目が戦いの最大の山場となることを踏み、今一番、機能する軍を中央前方に配置しする。
両軍の激しいぶつかり合いが繰り広げられている。
飛信隊には昨日とは変わり馬南慈、趙峩龍の軍が真っ向から責めてくる。
飛信隊はこの攻撃を持ちこたえるだけで精一杯な状況である。
しかし河了貂は後方に配置され動きを見せない尭雲軍に違和感を感じている。
自分たちのとった配置と趙軍のとった配置を考える河了貂。
どうして尭雲は出てこないのだろう・・?
いや、出てこられないのか!?
もしや、王賁との打ち合いで傷を負った尭雲も、その傷は動けない程の重症なのか?と脳裏に浮かぶ。
(587話で尭雲が戦えないことを知られてはならない、という事が書いてありましたね)
そして、河了貂は何かを思いついたように、亜光軍の千人将である「亜花錦」を急いで呼び寄せる。
その頃、鄴では内部崩壊を狙いデマをばらまいていた賊と呼ばれる王翦将軍の手下達の地道な活動が一気に実り民衆の不安の爆発に繋がる。
明らかにキャパ以上の難民を受け入れてしまった鄴。
兵糧が燃やされた際には冷静に動いていたが趙李伯。
しかし民衆が暴徒化してしまった非常事態では、許容範囲をこえる難民の数が仇となり城主としての統率が取れなくなってしまったのだ。
そして趙李伯は「我々も邯鄲へ逃げること」そして「無血開城」を考え始める。
第48巻で鄴の城主である趙李伯は「民こそ国の礎。ギリギリまで門を開いて難民を助けよ」と言っていました。
周りの側近たちからもこれ以上の収容は無理だと反対されていたのに、心が広いのか?お人よしなのか?この戦いを余裕と踏んでいるのか?大量の難民を受け入れてしまいました。
鄴という城の重要性に反し趙李伯は城主としては力不足だったような気がします。
これがイナゴ作戦の集大成になるのではないでしょうか?
第48巻でカイネが「城を追われた難民が武器!?」と言っていましたが、人間こそが剣や刃よりも恐ろしくパワーのある武器なのかもしれません。
そして、やっと動いた河了貂。最大の見せ場がくるのでしょうか?
河了貂の命でこれから一暴れしそうな人物は亜花錦ではないか?と予測します。
人間性には難有りな方みたいですが・・
もうここまで来たらそんなことは言っていられません。
12日目の開戦時の様子から亜光軍を動かしているのは大将代理の段茶ではなく、亜花錦だとわかります。
亜光将軍を救い出したのも亜花錦です。
随所に光る判断力とフットワークの軽さ。
別動待を率いて大きな手柄をあげる動きをするのではないかと睨んでいます。
そしてもう一つ。
第578話で趙峩龍が言っていました。
「王翦からの何かしらの助け舟がなければ確実にこの敵は無残に敗れ散る」
本当にこのボロボロな右翼軍だけで戦っていくのでしょうか?
もしかして今までの王翦の行動は、趙軍側に王翦からの助け舟はないという事を印象付け油断させるためのものだったのではないか?と思ってしまいます。
私は最後の最後で、あの軍勢が助けにやってくるのではないか!?と予測しています!
以上となります。
・・・
~バージョン2:十四日目開戦!勝利を求めて・・~
宿敵「趙」との存亡をかけた大戦、そして激戦地 朱海平原。
趙の重要地「ギョウ」をかけて両国は激しく争う。
決着まで残すところあと二日、、
明け方ともに開戦する十四日目の戦い。
秦軍右翼はついに飛信隊が本陣となり、信が大将をつとめ劣勢の中勝利を目指す!
・・・
最後の松佐が尾平を救ったシーン。
どちらの表情も切迫していて、本当に瀬戸際がけっぷちのところまで追い込まれているように感じた。
本話の冒頭、十四日目の立ち上がりはおそらくどの読者も予想通りの展開を迎える。
とにかくひたすらに攻める。
特に飛信隊の色は、”攻め”であるがゆえ兵糧も尽き、明日を駆ける力などすでにないと見越すかのごとく隊は死にものくるいで攻め込む飛信隊。
前夜の河了貂の雰囲気からしてもやはり犠牲を顧みない戦術をとることになった。
今までのストーリーの中で飛信隊は特に信は仲間を大切にする節をみせている。
桓騎軍とのやり取りの中で自軍の在り方を再認識するシーンもあった。
だからこそこの戦いで、この最終局面で仲間を見捨てる戦術をとる飛信隊は相当な覚悟と重責を負っているように感じる。
しかし、当然のごとく趙軍左翼に見透かされており、シーンだけ見れば豪快に突破をしているように見える飛信隊であるが趙ガ龍の手のひらでにいるようにも感じた。
そして、本話最後の尾平への救援のシーンにつながる。
すでにジリ貧のようにも思えるが、まだまだキーとなる人物が動いていない。
番陽はおそらく堯雲隊を受け止める形になるだろう。
そこでひとつ出番を消化している。
しかし、もともとの本軍である亜光軍に関してはいまだ大きな戦闘シーンがない。
しいていうなら王賁を救ったときの亜花錦ぐらいである。
特に今回の飛信隊を本陣に据える戦局を見抜く力や亜光を救出するなど少し異様なキャラクター感も相まって特別な存在になりつつあるのではないか。。
この者の動きは当然この右翼の戦いで注目していきたい。
実は飛信隊を本陣に据えるのはおとりで亜花錦が別動隊を連れて背後や側面をとり一気に叩き込む・・とか、
堯雲隊を出し抜き、本陣に襲いかかり押し込む・・とか。
趙ガ龍の裏をかいた何かしらの動きをするに違いない。
個人的には、信に堯雲を討ち取ってほしいので本話の展開だと十四日目は出てこなさそうであり、少し物足りない気がする。
堯雲を引っ張り出すにはやはり同じ立ち位置にいる趙ガ龍を討ち取ることが最大の近道に見える。
この十四日目で、飛信隊と信が亜光軍と玉鳳隊の力を借り趙ガ龍を見事に討ち取る。。
こんな流れを見ていたい。
その中で、肝心の王騎の矛を持つ信自身が覚醒をし一気に将軍の器を輝かせる。
こんな展開になればさらにわくわくしてくるのではないだろうか?
・・・
以上となります。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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