キングダムのネタバレ最新590話&感想!信と飛信隊の修羅場の十四日目!

2019年3月3日

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宿敵「趙」との存亡をかけた大戦、そして激戦地 朱海平原。

趙の重要地「鄴」をかけて、両国は激しく争う。

決着までの残り二日、そして秦軍右翼の戦いもいよいよ最終局面へと進んでいく。

果たして、信と飛信隊は生き残れるのか??

・・・

この記事では「キングダム」の590話(週刊ヤングジャンプ2019年第12号2月21日発売)のネタバレと感想をお届けいたします。

どうぞお付き合いください。

では早速、見ていくことにしましょう!

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「キングダム」の590話のネタバレ

※前回はコチラ!
589話:朱海平原の戦いはいよいよ最終局面へ

運命の十四日目の日が昇る。

その日の出ともに右翼の戦いは早々に幕をあける。

今日この十四日目まで、王翦はずっと応援を送らずにいた。

飛信隊と玉鳳隊の覚醒を読んでいて、むしろ覚醒を促すために伝令を送らず、そして援軍も送らなかったように思えたが、実際は趙軍左翼と李牧の重圧に対し本陣を手薄にできず、援軍を送れなかった、と田里弥は読んでいた。

その読みは正しかった。

と、同時に趙軍本陣も同様の状況に陥っていたようだった。

李牧もまた王翦が間近に迫り、その圧力に増援を送れずにいるのだった。

もし増援を送り、本陣が手薄になれば一気に王翦軍が突撃してくると読んでいた。

こうした状況の中、どちらも援軍を受けれず初期配置の力のみでぶつかり合う。

秦軍右翼と趙軍左翼。

その戦力差はこの十四日目にして明確に差が出ていた。

大将であった亜光。

覚醒し右翼の主戦力の片翼であった玉鳳隊の王賁。

どちらも戦線を離脱し、残すは飛信隊の信のみに対し、開始早々に討ち取った岳嬰と王賁が見せた大将の片鱗によって
大きなダメージを負った堯雲の2名が離脱しているが、それでも趙ガ龍と馬南慈が戦場に残り兵糧にも余裕がある。

はたから見てもこの十四日目の戦いで飛信隊と秦軍右翼は屈してしまう状況下にあるのは間違いない。

その状況は、李牧や王翦はもちろん戦場にいる河了貂も重々理解していた。

それでも勝つためにこの十四日目は、とにかく攻めることに重きをおいて戦略を繰り出すことになる。

それはつまり守備を捨て置く、いわば捨て身。

本陣からの指示では救援等の守りの指示は出さず救援を必要とする隊を顧みない特攻であった。

それは本来、民を兵を重んじる飛信隊では絶対にとることのなかった戦術であった。

その戦術をもってしてでも、今日この十四日目を勝たなければいけないのであった。

戦場では、猛攻をしかける飛信隊が各地で趙軍左翼を押し込んでいくが、同時に小隊ごとに戦術を使いこなす趙ガ龍の隊に、窮地を迎える隊も出てくる。

その仲間の窮地を救う唯一の手段として、河了貂は渕副長と松佐の隊に救援として独自に動くよう指示を出していた。

しかしそれも”救える隊のみ”救援するというものであった。

この日にかける飛信隊の各兵は相当な覚悟をもって戦場を駆けるが、果たして飛信隊と信は生き残ることができるのだろうか??

・・・

第590話は以上となります。

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「キングダム」の590話の感想

両軍の大将の思惑は全く一緒であった。

が、今回の話を見る限り李牧や趙軍の将達は鄴内の兵糧を攻めようとする王翦の思惑に気づいていないようだった。

この戦いがはじまって少し時が経ったころに鄴内の事態を把握するとなるとこの中央軍の戦いもこれからがかなり楽しみである。

しかし、兵糧がないといってもこの十四日目に限りではあまり影響は出ないのではと思ってしまう。

おまけに飛信隊の捨て身の特攻も趙ガ龍にとっては想定の範囲内のようである。

いくら隊が覚醒して強くなったとしてもこのままでは、返り討ちに合うように思えてしまう。

結果からしてこの右翼の戦いを勝たないと秦軍に勝利はない。

となると、ここからさらなる秘策、もしくは信の覚醒、想像だにしない展開に期待したい。

・・・

感想は以上となります。

※次の第591話はコチラ!
591話:激突する飛信隊と趙ガ龍軍!

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以上で「キングダム」第590話のネタバレと感想を終わらせていただきます。

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※第590話について予測・考察していた前バージョンです。ご参考までに!

~バージョン1:最終局面に向けて策が、軍が動き出す~

宿敵「趙」との存亡をかけた大戦、そして激戦地 朱海平原。

趙の重要地「ギョウ」をかけて両国は激しく争う。

決着まで残すところあと二日、、

膠着状態の鄴では十三日目の夜にある出来事が起こる。

それは、局面を一気に最終局面へと進めるあまりに大きな出来事であった。

・・・

ついに、秦軍の最大の狙いである鄴に動きが出た。

決着まで残すところ二日、大きなアドバンテージだった食料、つまり兵糧をつぶすことに成功する。

おそらくこの兵糧焼きで鄴内のほとんどがなくなったとみてよさそうだ。

しかし、兵糧に関していえば、即効性の影響というよりもじわじわと日数をかけて相手を弱らせる影響のほうが強い印象だ。

現に、秦軍の壁軍や右翼では日に日に弱体化していく様が描かれている。

もちろん、兵糧を失うことでの精神的なダメージは相当のようだ。

壁軍の兵糧が焼かれたときもかなりのショックを与えてる描写があった。

だが、今回の鄴攻めはあと二日で決着しなければならない。

大勢の難民を抱えているとは言え、二日で飢えに苦しむような展開も少し想像しにくい。

つまり、鄴内に仕掛けられた王翦の策はまだあるのではないだろうか?

それをぜひ予想したいところだが、仕掛けた兵士たちは全滅をしているように描かれている。

それでも、この描写も次の展開を欺くものと考えてみると予想も面白くなる。

例えば、鄴に潜り込んだ兵士はまだほかにいて、城内から桓騎軍を引き入れるという策。

敵地城内に忍び込めたのであれば、この展開は王道ではないだろうか?

次に、火事を見て同様した難民にありもしない噂を流し、鄴城内が危ないと錯覚させ
混乱を招く。

そして、難民たち自ら開門する、もしくは、桓騎軍に協力させる。

こんな筋もありえそうだ。

決着までの道筋を残り二日として考えると、この十四日目で鄴を落とし、そして秦軍右翼が趙軍左翼を突破し、李牧のいる本陣を十五日目に、挟撃し、一瞬のうちに討ち取る!

という筋はどうだろうか。

いずれにせよ桓騎と王翦の策がどのようなものかまだまだ楽しみである。

加えて、ついに軍の大将を務めることにあった信と飛信隊は、十四日目に勢いにのる趙軍左翼を迎え撃つことになる。

そして、おそらくこの十四日目で信がいずれかの将を討ち取ることになる。

趙軍左翼には馬南慈、趙ガ龍、岳嬰、堯雲の4人の将がおり、これらの中で2人以上は討ちとらないと趙軍左翼は引かないだろう。

すでに岳嬰は討ち取っている。

となると、3人のうち2人となるが、堯雲は当然、信が討ち取ることになるだろう。

いや正確には王賁と二人で討つ形になる。

最後のシーンは、堯雲が振りかぶる右腕が痛みで鈍り、そこを信の王騎の矛が貫く
紙一重のワンシーンを期待したい。

さらに亜花錦あたりがいずれかの将を討ち取り、秦軍右翼が勝利する。

そんな流れを期待しながら、飛信隊の活躍を楽しみにしたい

・・・

以上となります。

~バージョン2【14日目】王翦はやはりキレる奴だった!~

王賁に致命傷を負わせ、一気に流れを引き寄せた趙軍。

しかしその喜びも束の間。

その日の真夜中に王翦の命で、鄴の中にスパイとして潜入していた王翦、恒騎軍の一味はついに行動を始める。

籠城戦の生命戦である兵糧庫の一つに火をつけ兵糧を燃やしてしまったのだ。

一方、生命の淵を彷徨う深傷をおった王賁。

羌瘣の力を借りて生死の山場は超えるがまだ目は覚まさない。

絶体絶命の境遇から、なんだか風向きが変わってきた。

いよいよ秦軍の逆襲の14日目が始まる!

14日目の明け方。

鄴の中にスパイとして潜入していた者たちが、兵糧庫の一つに火を放った。

兵糧が減るという事は、城での籠城は圧倒的に不利になる。

しかし王翦の仕掛けがこれだけで終わるだろうか。

食料庫に火を放っただけではない。

鄴にとどまる民衆たちに、前々から

「食料の配給は○○族が多い」

「恒騎軍が大群で包囲している。捕まれば目玉をえぐられ拷問される」

「○○は裏切った」

など内部崩壊を狙ってデマを広め、少しずつジワリジワリと民衆たちを精神的に追い込む。

こちらは王翦将軍の手下の仕事。

自分たちの存在がばれぬよう、細心の注意を払いながら遂行する。

また鄴には、他所から流れてきた難民の集まり。

配給の差があるなんて事がわかれば、自然と不満は募ることは間違いなし。

それに追い打ちをかけるように大事な生命線の兵糧庫の一つが燃えてしまったので、民衆の不安が高まり大混乱に陥る。

城の外に目をやれば、極悪非道な恒騎軍がお待ちかね。

これは絶望以外にあてはまる言葉が無い。

鄴の城の包囲を恒騎軍に任せたのも、恐怖と絶望感をより一層仰ぐ為。

全てが綿密な王翦の計画だった。

そして鄴の城が大混乱の中、どさくさに紛れてスパイたちは城の門を開場する。

この作業は元悪党の恒騎軍にかかれば朝飯前の仕事であろう。

(恒騎将軍が「王翦の手下ども、もたもたしやがって」とつぶやく場面がありますが、鄴の内部崩壊を作り上げるための任務にあたる王翦将軍の手下に対しての言葉だったのかと思えます。

作戦を知っていたから、恒騎将軍はあんなに余裕な姿だったんですね。)

朱海平原14日目。

ようやく朝日が昇ったころ、結局一睡もできずにいた秦右翼の軍師となった河了貂がいた。

軍師史上、最高の名誉な任務であるが、大きすぎるプレッシャーに耐えきれず、不安に押しつぶされそうであった。

そこへ、伝者がやってくる。

なんとここにきて、王翦将軍からの軍事命令だった。

「恒騎軍、鄴城内へ進行中、右翼軍はこれまでどおり全身全霊で戦われよ」

この伝令を聞き、信たちは一気に歓声上げる。

右翼軍のムードがかわる瞬間。

河了貂は「よし!いける!」と拳をにぎる。

(朱海平原の戦いでの河了貂の采配は、後手後手なイメージだったので、ここらへんでスカッとする采配を期待したいですね。

またとない右翼軍の軍師と言う大チャンスが巡ってきたのだから、河了貂も覚醒させて欲しいところです。)

一方、羌瘣の力を借りて生死の山場を越えた王賁。

意識を取り戻し目を開く。

知らせを聞いた番陽じいが駆けつける。

「賁様、良く戻られました」

番陽じいは泣きながら、王賁に声を掛ける。

いよいよ14日目の戦いがスタートした。

・・・

以上となります。

ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)

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