避難勧告とは?避難指示との違い&出たらどこに避難?
台風や大雨が多い時期は避難勧告などの警報に注意が必要ですが、今回はこの避難勧告や避難指示などについてまとめてみたいと思います。
(※2017年10月の台風21号について→「台風21号 東京や各地への影響は?」)
実は避難勧告や避難指示以外にも「避難準備情報」というものもあります。
この3つの中で一番緊急性が高くて強制力が強いのは「避難指示」です。
2番目が「避難勧告」で、3番目が「避難準備情報」です。
「避難命令」という言葉もたまに聞きますが、実は法律に基づくものではないそうです。
避難を強制する法律はないのだとか・・・
法律で規定されているのは「避難指示」と「避難勧告」です。
しかしこの2つもあくまで「避難の勧め」で強制ではありません。
「避難準備情報」についての法律はないそうですが、各自治体が防災計画に基づいて発令します。
まずはこれらのことばの意味を見ていきましょう。
◎避難準備情報 避難勧告などが出されると予想される場合に、前もって避難準備を呼びかけるために出される警報です。 被害が出ると予想される地域の住民や、高齢者などの避難に時間がかかる人に、早い段階で避難を呼びかけるものです。
◎避難勧告 災害による被害が予想される場合に発令されて、指定された避難所、安全な場所への避難を勧めるためのものです。 しかし、あくまで「避難の勧め」であり、避難を強制するものではありません。
◎避難指示 避難勧告よりもさらに強く避難を勧めるものです。 避難勧告よりも被害が出る危険性が高まった場合に出されます。
ですので、避難指示が出た場合はすぐに避難する必要があります。 しかしこの警報も「強い避難の勧め」であり、避難しなかった人に対しての罰則規定などは特にありません。
次にこれらの警報の伝達方法ですが、広報車や消防車などによる広報や、各地域の自主防災会による連絡、TVやラジオ、緊急速報メールなどで伝達します。 また地域によっては、屋外スピーカーやサイレンなどで知らせるところもあります。
では次に警報が出た場合の行動ですが、まずはスニーカーなどの動きやすい靴と長袖の服を着て、ヘルメットもあれば着用した方がより安全です。 また夜間などは懐中電灯、そしてタオルなどがあればいいですね。
棒があれば、夜間や見通しの悪い道などでさぐり棒として役立つそうです。
そして避難場所ですが、一般的には指定避難場所として学校や公民館などが指定されています。 各地域によって避難所が指定されていますので、事前に場所を確認して速やかに避難してください。 避難所の情報は各市町村のホームページや広報などでご確認ください。
日常でも避難指示や避難勧告などに注意して、発令された場合にはすぐに動けるように準備しておく必要がありますね。
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この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです(*゚▽゚*)
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(※2017年10月の台風21号について→「台風21号 東京や各地への影響は?」)
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