あおり運転で免停処分増加。対策で罰則強化か。ヘリ出動も!?

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今回の記事では「あおり運転」に関する話題をお届けしたいと思います。

あおり運転とは運転中に他の車に対して威嚇したり時には脅迫も伴う悪質な危険運転のことです。

私自身も時々、かるい程度ですが後ろの車からクラクションやライトを照らされてパッシングされてあおられる事もあります。

しかし、実際にはもっとひどくて悪質なあおり運転が横行しているのです・・

そしてこの状況に業を煮やした警視庁がとうとう対策を開始しました!!

その結果、どんどん免停処分増加につながっているとのことです。

免停処分って・・

では、この「あおり運転」に関する気になる話題を早速、詳しく見ていくことにしましょう!!

ではどうぞ。

■あおり運転への対策強化で免停処分増加!

街中でよく見かける「あおり運転」。

このあおり運転に対して、とうとう警察が業を煮やして2018年1月に取り締まりをより強化しました!

この取り締まり強化をしてからというもの、全国でこのあおり運転がどんどん取り締まりにあっていて免停処分増加につながっているんだそうです。

でも・・

免停処分にまで至るってよっぽどだとは思いませんか?

このあおり運転に対する罰則が強化されたのでしょうか?

ではこの免停処分の件数が増加している理由をもっと詳しくみていくことにしましょう。

■「あおり運転」対策強化でなぜ免停処分が増加したのか?

いろんなニュースなどの情報によると、このあおり運転への取り締まりによる免停処分の件数は確かに激増していて、2018年1月に取り締まりを強化してから、1月~3月までの間になんと全国で13件もあがっているそうです。

免停を受けるってよっぽどひどいあおり運転だったんでしょうね。。

この「13件」という数字はあまりピンとこないかもしれませんが、別のデータと比較してみるとより際立って分かると思います。

前年の2017年1月~12月の1年間でこのあおり運転に対する免停処分がいった何件あったのかというと、なんとたったの「6件」だったそうです!!

ということは、2018年1月~3月のたった3か月間で13件もの数字があがったのは異常だということが分かると思います。

この数字を見ても警察がこの取り締まりにかなり力を入れていることが分かると思います。

では、ここで少し別の視点から見てみることにしましょう。

そもそもあおり運転でなぜ免停まで処分できるのでしょうか?

それはちゃんと道路交通法で規定があるのです。

交通違反の点数がある一定基準に達した時点で免停や免許取り消しになるのです!!

そして運転をすることで「非常に危険だ」と判断された場合には「危険性帯有者」と認定されて「点数」とは関係なしに「免停処分」にされてしまうのです!

これもちゃんと道路交通法で規定されています。

ですので、2018年1月から取り締まりを強化した際に、警察はあおり運転に対して「今まで以上に厳しい視点」で見るようになり、その運転行為について傷害や暴行、そして脅迫などが伴う場合には、この規定を厳しく適用するようになったのです。

このような行為をすると道路交通法違反、そして場合によっては危険運転致死傷罪や暴行罪などが適用されてしまいます。

もはや交通違反の範疇を超えていますよね。。

この理由で2018年に入ってからは、あおり運転による免停処分増加につながっているのです。

ですので今まであった罰則が追加されてさらに強化されたということではなくて、より厳しく行為を「見て」今までの罰則を適用しているということです。

警察庁の本気度が伝わってきますよね。。

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■このような「あおり運転」が!あなたも要注意!

このあおり運転は日常の運転をしているシーンでいつでも遭遇する可能性があります。

ですので、この記事を読んでいただいているあなたも「これをきっかけ」にしてぜひ注意をお願いしたいと思います。

この記事を書いているわたし自身もドライバーなので十分注意します!

では、今までにどのようなあおり運転があったのかを調べましたので参考までに紹介したいと思います。

ちなみにこんなことをするともちろん厳しい罰則が適用されます。。

【あおり運手の事例】

・後方の車があまりにも不自然なほどに急接近してきて「もっと速く走れ!」と言わんばかりに挑発してくる。

・刃物を取り出して相手のドライバーを脅してきた(怖すぎます・・)

・工具等を持って相手ドライバーを脅迫してきた(もはや事件です。。)

・スポーツカーで1台のバイクを追い回して、そのバイクに転倒させ負傷させた

・前を走っていた車に急接近し、パッシングなどを執拗に繰り返して車を停止させた。
その影響で5台もの車が巻き込まれて多重事故を引き起こした。

あとツイッターからの「あおり運転」に対するつぶやきコメントも参考にどうぞ。

どうでしょうか。

これらの事例を読んでみるとよりあおり運転が身近に感じると思います。

■免停処分増加やヘリ出動によってあおり運転抑止につながれば・・

このあおり運転の対策強化の一環として、なんとヘリコプターを使った取り締まりも全国で実施中だそうです。

このヘリコプターによる取り締まりの狙いはもちろんあおり運転の抑止です。

「人間」って誰かに見られていたり監視されていることが分かるとおとなしくなるものですからね。

だって誰も好き好んで罰則なんて受けたくないですから。。

このヘリ対策を実施した静岡県警の報告によると、なんとその時間帯は交通違反の摘発がなかったそうです!

確かに普段は車を猛スピードで飛ばしていたり、あおり運転をしていたとしても空から爆音で警視庁のヘリコプターがブンブン飛んでいたら控えてしまいますよね。

しかし警視庁としても全国津々浦々でヘリを飛ばしまくるわけにはいかないですから、大半は道路上で取り締まっています。

そしてその結果、免停処分増加につながっているんですね。。

まあ取り締まり強化によって免停処分増加になってこれが抑止効果になるのはいいですが、そもそもあおり運転をする傾向がなくならないことには意味はないと思います。

でもこの対策が一時的にならないように願うのと同時に、ドライバーにとっても恒久的な抑止効果につながるようにしてほしいです。

しかしヘリがなかったり、警察の取り締まりがない地域ではなかなかあおり運転の抑止効果はうすいと思います。

ですので、このような環境でもしあおり運転の被害にあえばすぐに安全な場所に避難して110番してほしいと警察は呼びかけています。

その時には車をしっかりとロックして警察が来るまでは決して外には出ないようにという注意喚起もされています。

自分自身がこのようなあおり運転をしないのはもちろんですが、他者の悪質なあおり運転から身を守る意識も必要だと思います。

1人1人のドライバーがこのことを意識する土壌ができれば、少しづつあおり運転をする人たちも減ってくると思いますのでぜひ日頃の運転で十分注意して安全運転をこころがけたいと思います。

以上でこの記事を終わりにしたいと思います。

ここまでおつきあいいただきまして、ありがとうございました。

・気になる・・・はこちらまで♪