古賀淳也選手のドーピング陽性は故意か?うっかりドーピングでは?

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今回の記事は、競泳選手で2016年のリオデジャネイロ五輪でも代表を務めた古賀淳也選手がドーピング検査で陽性反応が出て問題について取り上げたいと思います。

古賀淳也選手は2018年夏のジャカルタ・アジア大会の代表として出場する予定でしたが、今回のドーピング陽性反応によって取り消しになってしまいました。

非常に残念な知らせですが、このよくわからない「ドーピング」問題。

もしかしたら故意ではなくて陽性反応が出たのか?という可能性も含めてこの記事では言及していきたいと思います。

では、早速、行ってみましょう。

<目次>
1.古賀淳也選手は「故意に」ドーピングしたのか?
2.うっかりドーピングについて
3.こんなうっかりドーピング事例も!
4.古賀淳也選手の今後について

■1.古賀淳也選手は「故意に」ドーピングしたのか?

古賀淳也選手は、今回、世界アンチドーピング機構(通称WADA)が行うドーピング検査に受診し、ここで陽性反応が出たため、水泳競技への出場ができなくなりました。

古賀淳也選手が出場予定だった東京辰巳国際水泳場で開催されるジャパンオープンにも今回の陽性反応を受けて欠場となります。

さらに冒頭でも少しお話しましたが、2018年8月にインドネシアで開催予定のジャカルタ・アジア大会の代表として参加する予定でしたが、この大会についても欠場となりました。

ということで古賀淳也選手は今回のドーピング検査の結果によって次々と欠場扱いになってしまったのですが、このニュースを見て思ったのは「古賀選手は意図的、故意にドーピングをしたのか?」ということです。

そこでこのドーピングについて調べたところ、意図的でないにもかかわらずこのドーピング試験で陽性反応になってしまった選手が数多くいるという情報がありましたので、ご紹介いたします。

2.「うっかりドーピング」について

「うっかりドーピング」という言葉があります。

これは、ドーピング検査では禁止とされている物質が入っている風邪薬やサプリメントを選手がうっかりと服用してしまい、そのタイミングでドーピング検査で陽性反応が出てしまうことです。

これは、選手がもっとドーピング検査について理解していれば防げることですが、実は禁止とされている物質の数は相当膨大な数らしく、さらにたびたび変更されるのだとか!

ですので、常にこの情報を把握する必要があり、実情は選手たちの知識が追いついていない状況だそうです。

このような危惧すべき状況の中、「スポーツファーマシスト」という最新のドーピング規制情報の知識を有する専門家の育成に日本アンチ・ドーピング機構が力を入れているそうです。

また、いろんなジャンルのスポーツ選手が気軽にこのドーピングに対する知識に取り組めるように「ドーピングガーディアン」というゲームが開発されていて、ゲームを通して楽しみながらドーピングに対する深い知識を学んでいける環境もつくられています。

今回、ドーピング検査で陽性反応が出た古賀淳也選手については、故意なのかどうかの情報は公表されていないのですが、この「うっかりドーピング」の可能性も否定できないのが今のスポーツ界の現状みたいです。

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3.こんなうっかりドーピング事例も!

この「うっかりドーピング」の事例は日本国内だけでも結構、数多く上がっているそうです。

少し調べただけでも次のような事例を見つけることができました。

例えば、2017年に開催された愛媛国体にて、なんと医療機関が参加選手に対してドーピングで禁止されている物質を処方し投与していたケースがありました。

また、病気治療のための薬を処方されていてそれが禁止物質だったり、トレーニング補助のサプリメントにドーピング禁止物質が含まれていてひっかかってしまったりしているそうです。

ですので、中学生や高校生などのジュニア世代も含めて選手たちや指導者、そして医療関係者ドーピングに関する教育が必要だということがいえるのです。

4.古賀淳也の今後について

今回の古賀淳也選手のドーピングの陽性反応についてはショックではありますが、一方でどのアスリートにも起こりうる可能性がある事象と言えそうです。

古賀淳也選手の今回の結果に対しては今後、調査などが進められるとは思いますが個人的にはぜひ「うっかりドーピング」だったことが判明すればいいと思っています。

なぜなら古賀淳也選手はまだまだ今後が期待される選手で水泳競技で日本を背負ってたつほどの第一人者だからです。

ここで少し古賀淳也選手についてご紹介したいと思います。

古賀選手は埼玉県出身で今年30歳で、水泳競技で背泳ぎ短距離の第1人者です。

これまでの実績は、2009年に開催された世界選手権の男子100メートルの背泳ぎで見事金メダルを獲得しました!

その後は、背泳ぎだけではなくて自由形の強化にも取り組み、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、自由形男子400メートルリレーに出場しました。

リオデジャネイロオリンピックでは、日本では48年ぶりとなる決勝進出にも貢献しました。

また2017年開催のハンガリー世界選手権にて男子50メートル背泳ぎで銀メダルを獲得しています!

さらに2018年4月開催の日本選手権では男子50メートル背泳ぎでなんと9連覇を達成しました!

このように古賀選手は次々と実績を出してきていただけに今回の陽性反応の結果はほんとうに悔やまれます・・

今回の事件を受けて、アスリートや指導者の方々、そして関係する医療従事者の方々のドーピングに対する意識もより高まると思いますので、この機会に適正なドーピングへの対処手段が浸透することを願ってやみません。

以上でこの記事を終わりにしたいと思います。

ここまでおつきあいいただきまして、ありがとうございました。

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