新再生縁10巻のネタバレ&感想!祐摚の暗殺未遂事件を調べるため君玉は?!

2019年3月25日

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この記事では「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」の第10巻のネタバレ&感想をお届けいたします。

父,子元が救出され、宿敵の萬貴妃が亡くなり、目的を果たしたかに思われた君玉だが、祐摚の暗殺未遂事件を調べるためにもうしばらく朝廷に残ることを決める。

公主府を訪れた齊世美の助言で、祐摚に毒を盛ったのは内部の人間である可能性を考え始める君玉は?!

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早速、第10巻についてみていくことにしましょう!

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「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」第10巻のネタバレ

※前回の第9巻はコチラ!
第9巻:突然意識を失い倒れた祐摚に君玉は?!

奎璧の裏切りで自らの罪が暴露されると勘違いした萬貴妃が急死し、朝廷中が騒然とする。

祐摚達は皇太后に促され文華殿に戻ると奎璧を先に帰宅させて、子元を交えてこれまでの経緯を話し合う。

子元を救い出すために独断で安喜宮に忍び込んだことを謝罪する蓮英に、祐摚は結果的にそのおかげで全てが良い方向に進んだと感謝を告げる。

そして長期間に渡って幽閉されていた子元に労いの言葉をかけると、子元は娘可愛さに萬貴妃の脅しに屈し毒薬を作ったことを悔やんで、自分を罰するよう祐摚に願う。

しかし祐摚は拷問を受けても自分のために毒薬作りを拒否し続け、さらに解毒剤を処方して命を救ってくれたことを感謝する。

麗君が君玉として朝廷に入り、自分の側近となった経緯を子元に語った祐摚は、一人の男性として君玉への真剣な想いを打ち明けて許しを請う。

麗君が後宮に入ることを決して望んではいなかった子元だが、誠実で思いやり深い祐摚が真剣に麗君を愛していることを知り、二人の意志を尊重すると穏やかに告げる。

文華殿に与えられた部屋に下がった子元を見送った蓮英は諸悪の根源だった萬貴妃がいなくなったことで安心し、今度こそ呉家に戻ることを伝えて去って行った。

一方自邸で少華と蓮英の身を案じていた燕玉は、イライラした様子で帰宅した奎璧に突き飛ばされ目を白黒させる。

そこへ現れた少華は燕玉の御守りのおかげで無事に目的を果たせたと言って、割れた翡翠を見せる。

少華への想いを込めて作った御守りが割れてしまったことに少なからず落胆する燕玉だったが、また作ると言ってあえて明るく振る舞う。

しかし少華は麗君が生きていたと言って、他の女性に御守りをもらうことは出来ないと告げ、自分の失恋を悟った燕玉は涙を浮かべて走り去ってしまう。

街に出た燕玉が橋のたもとで一人涙を流していると、泣いている燕玉を見かけあとを追ってきた蓮英が声をかける。

失恋したことを打ち明ける燕玉を慰める蓮英は、しばらく都を離れることを伝えて去って行くが、これまでずっと反発していた蓮英の優しさに触れた燕玉は一抹の寂しさを感じながら、とぼとぼと家に戻る。

すると黒い覆面の男と共に奎璧がどこかへ出かけるのを見かけ、兄の様子が気になった燕玉はこっそり後をつける。

奎璧は黒覆面の男…李孜省に呼び出され、自分達を裏切ったことを詰問されていた。

自分は裏切ってなどいないと必死に釈明する奎璧は、祐摚が息を吹き返すとは予想外であり、自分は誰よりも出世することを望んでおり、そのためにも祐摚には死んで欲しいと思っていると伝える。

李孜省は奎璧が祐摚の命を奪うことに成功すれば自分が成化帝に取りなして出世させると約束し、奎璧は警戒を強化するはずの文華殿で祐摚を暗殺するのは至難の業だと言って時間の猶予を訴える。

了承した李孜省と別れた奎璧は、萬貴妃亡き今、李孜省と組むことにメリットがなく、このまま素知らぬふりで祐摚に仕えている方が自分にとっては安全だと考えていた。

二人のあとを尾けていた燕玉は、話の内容は聞こえなかったものの胸騒ぎを覚えて兄の様子に注意が必要だと感じていた。

一方公主府に戻った君玉は仁和と齊世美に出迎えられる。

君玉から話を聞き、祐摚の無事を喜ぶ世美は、毒に対して警戒の厳しい文華殿に外部の者が入り込むのは不可能だと話し、側近の中に毒を盛った者がいるのではと君玉に注意を促す。

内通者がいるなど考えたこともない君玉は、そんなことをする人間は思い当たらないと言うが、世美は祐摚の命に関わることだと君玉を諭して帰って行った。

その後萬貴妃の死が正式に発表され葬儀が執り行われたが、寵姫を失い悲嘆に暮れる成化帝は床に伏してしまう。

ある日成化帝に呼ばれた祐摚は君玉と奎璧を伴って乾清宮に向かい、やつれた父と対面する。

萬貴妃を失ったことで生きる気力をなくした成化帝はこれまで形だけの皇太子としてきたことを詫び、祐摚のために皇太子妃を選抜したことを告げて自分が亡くなる前に婚儀を行うことを願う。

君玉を深く愛する祐摚は心に決めた女性がいると父に打ち明けるが、成化帝は自分が選んだ妃が気に入らないのかと憤る。

奎璧は自分の出世と、さらには君玉を手に入れるため祐摚に王命に従うよう進言し、君玉はこれまで祐摚のために身命を捧げてきた皆のためにも皇太子妃を娶るべきとつらい胸の内を抑えて願い出る。

君玉の想いを悟り、立派な皇帝になるとの約束を果たすため、成化帝の命令を受け入れる祐摚。

文華殿に戻った祐摚は君玉との約束を果たせないことを詫び、自分が皇太子妃を娶ったあとの身の振り方を君玉に尋ねる。

君玉は想いを抑えてこれまで通り側近として仕えることを願うが、溢れる涙をこらえることは出来ず、そんな君玉を抱き寄せた祐摚も身を切られる想いを抱えていた。

着々と準備は進み、迎えた婚礼当日、皇太子妃に選ばれた張氏が到着する。

祐摚が君玉以外の女性と婚儀を挙げることに納得いかない仁和や栄蘭に泣きつかれて居たたまれなくなった君玉は一人で街に出るが、祐摚のことが頭から離れず、通りがかった酒場でふと酒を飲もうかと思っていると偶然少華と遭遇してしまう。

話があると強引に酒場に連れて行かれ、案内された個室に入ると、少華はなぜ祐摚が君玉以外の女性を皇太子妃として迎えたのかと問い詰める。

祐摚が裏切ったと思って憤っている少華を宥めるために仕方なく事情を打ち明けた君玉の話を聞き、少華はまたしても自分が祐摚を誤解していたことを知って落ち込むが、納得して祐摚と別れたと強がる君玉がずっと一人で苦しんでいたことを知り、優しく慰める。

一方全ての儀式を終え張妃と二人きりになった祐摚は自分には将来を約束した女性がいたと打ち明けていた。

皇太子妃を迎えることが決まり、その女性とは別れたが、彼女が幸せになるまでは本当の夫婦にはなれないと告げ、心優しい張妃は祐摚の願いを快く受け入れる。

翌日張妃を伴い成化帝への挨拶に赴いた祐摚に付き従う君玉は、乾清宮で継暁を見かける。

継暁は自分を朝廷から遠ざけた君玉と奎璧に意趣返しをしたいと梁芳と李孜省に訴えるが、二人は奎璧が自分達の味方になったことを告げる。

祐摚の側近が寝返ったことに驚く継暁だが、萬貴妃亡き今、祐摚を殺害する意味がなくなったと嘆息すると、祐摚が即位すれば自分達に未来はないと李孜省に叱責される。

自分の身にも累が及ぶと気づいた継暁は李孜省達に協力することを約束するが、成化帝に死相が見え始めていることを口にすると、李孜省は早く手を打たなければと焦りを見せる。

祐摚に毒を盛った犯人探しに奔走する君玉に代わり、政務についての意見を求められることが増えた奎璧は自分が優遇されることに満足し、容疑者の中に自分が含まれているとは思いもせず出世が近いと単純に喜んでいた。

公主府を訪れ君玉や仁和と犯人について話し合っていた少華は親友である奎璧の二面性について考えを巡らせ、奎璧については自分が調べると申し出る。

その頃自邸に戻っていた奎璧は李孜省からの呼び出しを受けて顔を曇らせるが、そんな兄の様子を燕玉がこっそり窺っていた…。

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第10巻は以上となります。

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「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」第10巻の感想

宿敵の萬貴妃が急死したことで物語が大きく展開する第10巻です!

長年の宿敵であり諸悪の根源とも言うべき萬貴妃が亡くなり、喜ぶよりも呆然とする君玉と祐摚。

皇太子の地位ばかりか命まで狙われ続けた祐摚の身辺もこれでようやく落ち着くかと思われましたが、梁芳や李孜省ら祐摚を敵対視する残党は己の保身のために是が非でも祐摚を殺害しようと企みます。

祐摚や君玉を裏切り、敵と内通していた奎璧は、萬貴妃亡き今李孜省らと手を組んでも得るものは少ないと見て祐摚側に再度寝返る腹づもりのようですが、それを李孜省達が見逃すはずもなく…。

じわじわと再び危険が迫る中、君玉と祐摚には大きな試練が訪れます。

成化帝の命令で皇太子妃を娶らされることになった祐摚は最後まで抵抗しますが、他ならぬ君玉に犠牲になった多くの人々のため立派な皇帝になることを望まれて、その願いを受け入れることを決意します。

お互いへの断ち難い想いを胸に封じて、君玉と祐摚は別れることを選び…という展開でした。

萬貴妃が亡くなったことにも驚かされましたが、まさか君玉と祐摚が結ばれないまま別れてしまうとは!

運命に引き寄せられるように巡り会い、お互いに深く愛し合ってきた二人…てっきりハッピーエンドになるものと思っていたんですけどね…。

二人が別れることになったのは萬貴妃を失って生きる気力をなくした成化帝が、これまで冷遇してきた祐摚に父親らしいことをしたいと勝手に皇太子妃を決めたことが理由です。

一度は抵抗を試みる祐摚でしたが、自分の決めた妃が気に入らないのかと成化帝が激怒したことと、何よりも君玉自身が祐摚が皇帝になることを望んだからでした。

とはいえ成化帝が無理強いしなければ祐摚は女性に戻った君玉を妻にしたはず。

祐摚の幸せを願いながらも、張妃と共にいる祐摚の姿に胸を痛める姿が切なすぎて、涙を誘います。

史実に忠実なストーリー展開ですが、祐摚と別れた君玉に幸せはやって来るのでしょうか?

そして帝位を巡る祐摚達の戦いの行方は?

いよいよ次は最終巻、物語は最大のクライマックスへ!

※次の第11巻(最終巻)はコチラ!
第11巻(最終巻):奎璧に疑惑を深める君玉と少華だが?!
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感想は以上となります。

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以上で「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」第10巻のネタバレと感想を終わらせていただきます。

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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)

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