再生縁11巻 (結末) のネタバレ&感想!奎璧に疑惑を深める君玉と少華だが?!
この記事では「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」第11巻(最終巻)のネタバレ&感想をお届けいたします。
李孜省と密談し身の処し方に悩む奎璧だったが、君玉の懸念から奎璧に疑惑の目を向けることになった少華の視線に気づき、皇太子祐摚を廃することを決意する。
李孜省と共に東厰や萬通を抱き込んで謀叛を起こそうと企む奎璧の魔の手から、君玉達は祐摚を守りきれるのか?!
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※前回の第10巻はコチラ!
「第10巻:祐摚の暗殺未遂事件を調べるため君玉は?!」
李孜省から呼び出され人目を気にしながら家を出る奎璧だったが、兄の行動を怪しむ燕玉はこっそり後を尾けて誰と会うのか確かめようとしていた。
奎璧と落ち合った李孜省は、貴妃を失い生きる気力をなくした皇帝に死相が出ていると焦り、皇太子祐摚の暗殺を急ぐよう要請する。
表面的には皇太子側である奎璧は、皇帝が崩御し祐摚が即位すれば自分の出世は思いのままだと内心ほくそ笑むが、自分達を裏切れば皇太子暗殺未遂事件で毒を盛った張本人が奎璧だと暴露すると李孜省に脅される。
皇太子や君玉に真実を知られては身の破滅だと焦る奎璧は証拠を残さないよう、少華の部屋から盗み出した麗君の姿絵を元の場所にこっそり返す。
一方君玉は奎璧に父の孟子元が囚われていた際に、自分の女姿である麗君によく似た娘を連れてきた若い男のことが気になっていた。
優れた医師である父なら、たとえ拷問されて意識が朦朧としていたとしても自分の娘と他人を見間違えるはずはなく、麗君は死んだということになっている現在では女姿の自分の素顔を知る者はほとんどいないはずなのに、なぜ敵は麗君の娘を知っていたのかということに疑問を持っていた。
そこで少華を呼び出した麗君は少華が父に贈られた姿絵についてその所在を尋ねると、なんといつの間にか盗まれていたのだという。
君玉に尋ねられ自分を責める少華だったが、部屋に戻ってふと見ると盗まれた姿絵が気づかないうちに戻されていた。
姿絵の存在を知っていた奎璧を怪しみ、それとなく探りを入れる少華だったが、決め手となるほどの確証は得られず、引き続き様子を見ることに。
一方奎璧は少華が自分を疑っていることに気づき、やむなく皇太子を廃しその弟の祐阮を帝位に即けようと画策するため、秘かに李孜省を家に呼び寄せる。
成化帝の崩御はもはや避けられないと悟った奎璧は皇太子が即位する前に謀叛を起こそうと考え、提督東厰と錦衣衛を使おうとする。
そんな時、錦衣衛の副官である少華が皇太子の専属護衛に着任し、少華は久方ぶりに皇太子に目通りした。
少華は祐摚に、萬通がこれまで皇太子を狙い続けていた罪で粛清されることを恐れ、様子見のために副官である自分を祐摚のもとへ派遣したことを告げる。
さもありなんと思う祐摚だったが、信頼出来る味方の少華がそばで守ってくれることを純粋に心強く感じて礼を伝えた。
その後間もなく成化帝は崩御し、奎璧は李孜省と謀叛の計画について会合を重ねていた。
兄の行動を訝しむ燕玉は奎璧と李孜省の密談を立ち聞きし、兄達が謀叛を企てていることを知る。
計画を知られた奎璧は妹を殺そうとするが李孜省に止められ、部屋に監禁するにとどめる。
一方奎璧の計画に加担した萬通は手練れの少華を皇太子の護衛の任から解き、自分の屋敷に閉じこめて拷問を加えていた。
監禁されていた燕玉は使用人達に助けられ屋敷を逃げ出すが、兄の計画を止めることが出来ずに絶望して身を投げようとするが、都に戻って来た蓮英に助けられる。
燕玉から奎璧の謀叛計画を聞いた蓮英は燕玉を連れて少華を救い出し、錦衣衛に変装して共に皇城へ向かう。
その頃皇太子の即位について話し合う議場では奎璧が異を唱え、君玉が女であることを暴露し皇太子への不信感を煽って廃位を迫ろうとしていた。
しかし君玉が必死の説諭で皇太子の潔白を証明し、臣下達もこれまでずっとそばに仕え引き立てられながら皇太子を裏切った奎璧の言葉には耳を貸さずに奎璧は苦境に追い込まれる。
臣下達の支持を得て奎璧達を捕縛せよと命じる皇太子だったが、奎璧に抱き込まれていた錦衣衛は逆に皇太子や臣下達の命を狙う。
剣を手にした奎璧は自らの手で祐摚を殺害しようとするが、間一髪でそれを阻んだのは蓮英に救出され皇太子を護るために駆けつけた少華だった。
少華と蓮英、そして男装した燕玉に助けられた皇太子と君玉は、燕玉にここに至るまでの経緯を説明される。
少華と剣を合わせていた奎璧は、己の出世欲や皇太子への嫉妬から謀叛を企てたことを語り、それを聞いた少華は愚かな奎璧に刃先を突きつけて厳しく糾弾する。
負けを認めた奎璧は自らの手で命を絶ち、捕らえられた東厰は最後に一矢報いようと祐摚に向かって矢を放つが、少華が盾となって庇い祐摚を守り通した。
体中に矢を受けて倒れ込む少華を見て泣き崩れる君玉。
こうして奎璧達の謀叛は失敗に終わり、事件の後始末を終えた君玉は官吏を辞してもとの姿に戻った。
その後皇太子は弘冶帝として即位し、名君として様々な施政を行う。
そんな中改めて麗君を呼び出した弘冶帝は、麗君に少華への想いを確かめた上で皇后と共に麗君と少華との縁談を取り持つことを提案した。
瀕死の怪我を負った少華だったが麗君の治療で一命を取り留め、愛する麗君との婚儀を喜んで受け入れるのだった.
・・・
11巻(最終巻)は以上となります。
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皇太子祐摚を守ろうとする君玉と少華が、自分の出世欲のために祐摚を裏切る奎璧と李孜省らとの戦いに決着をつける完結巻です!
当初は良きライバルであり、君玉が女性と知ってからは妻に望むほどだった奎璧が愚かにも悪の道へ身を落とす様が哀れでしたね…。
李孜省に脅されたとはいえ、自ら進んで皇太子祐摚を裏切る計画を立てたのですから擁護することはできません。
しかも奎璧は謀叛計画を知られたことで妹を手にかけようとし、讒言がはねつけられると主君である祐摚にすら刃を向けたのです。
もともとプライドが高く自分を過大評価する傾向があったことは確かですが、萬通や東厰を抱き込んで皇太子を廃そうとする奎璧はまるで人が変わったかのようでした。
身を挺して祐摚を守ろうとする少華と剣を合わせる中で奎璧は謀叛を企てた動機を語りますが、それはあまりにも身勝手なもので、衷心から祐摚に仕える少華の怒りを倍増させてしまいます。
麗君を守るために幼い頃から腕を磨いた少華に敗れた奎璧は、自分の負けを認め首筋に突きつけられた刃を握って自刎してしまいます。
自分のけりは自分でつけるのが奎璧の最後に見せたプライドだったのかもしれません。
奎璧の剣から祐摚を守った少華でしたが、東厰は最後の悪あがきで祐摚に向かって矢を放ち、少華は自分の身を投げ出して祐摚の盾になります。
体中に矢を受けて倒れ込む少華を見て泣き叫ぶ君玉は、初めて自分が少華を愛していたことに気づきました。
君玉の必死の治療で一命を取り留めた少華はその後回復した姿を見せます。
そして君玉と強い絆で結ばれていた祐摚は皇帝に即位したのち、君玉の想いを察して皇后と共に自ら二人の縁談をまとめることを提案します。
一度は破談になった麗君と少華は幼い頃の約束通り結ばれることに。
こうして皇太子祐摚は弘冶帝となって善政を行い、35才の若さで崩御するまで皇后一人を愛し続けるのです。
渦巻く陰謀にハラハラさせられた宮廷物語はこうして大団円を迎えました。
感想は以上となります。
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以上で「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」第11巻(最終巻)のネタバレと感想を終わらせていただきます。
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