新再生縁8巻のネタバレ&感想!奎璧の裏切りで祐摚に萬貴妃の魔の手が!
この記事では「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」の第8巻のネタバレ&感想をお届けいたします。
麗君の偽者を使った奎璧に脅され断腸の思いで毒薬を作ることを承諾した子元。
少華は牢獄に囚われ拷問で衰弱していた子元を救い出す手立てが無いか思案に暮れていた。
そんな時、祐摚の味方である提督東厰の陳准が毒を盛られて倒れてしまう。
祐摚に迫る萬貴妃の魔の手に君玉は?!
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早速、第8巻についてみていくことにしましょう!
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「第7巻:祐摚を救うため命懸けで聴政に臨む君玉は…?!」
麗君を人質に脅された子元はやむなく毒薬作りを承諾するが、萬貴妃の求める「服用して時間が経てば確実に死ぬ無味無臭の薬」は神医と呼ばれる子元でも作るのが難しく、作業はなかなか進まなかった。
陰ながら成長を見守ってきた祐摚を殺害する薬を作らなければならないことに身を切られるほど苦しむ子元だったが、娘を救うためにはもはや他に道はなかった。
一方囚われの身である子元を案じ救出方法を思案していた少華は、部屋から麗君の肖像画がなくなっていることに気づく。
遅々として進まない毒薬作りにじりじりと焦る萬貴妃は祐摚に味方する提督東厰の陳准を排除することを梁芳に命じる。
数日後文華殿に陳准が倒れたとの知らせが入り、祐摚は治療のため君玉を急行させる。
翌日参上した君玉は陳准が何者かに砒素を盛られたことを報告し、命に別状はないものの当分の間治療と静養が必要と言上する。
陳准を排して安堵する萬貴妃だったが、毒を使ったことで自らが成化帝に疑われるのではと梁芳に不安を漏らしていると、案内も待たずに参上した梁芳の甥,高憲が自分を提督東厰に任じれば犯人などでっち上げてみせると豪語する。
陳准に砒素を飲ませたのは、梁芳に命じられて東厰に間者として入り込んでいた高憲だった。
小狡そうな容貌の高憲に信頼出来ないものを感じた萬貴妃が言葉を濁していると、萬貴妃の私室を窺っていた祐摚の間者と思しき者の気配に気づいた高憲が素早く殺害する。
身近に祐摚の手が迫っていることに危機感を募らせる萬貴妃に、自分は必ず役に立つと大言壮語する高憲。
成化帝と二人で寛いでいた萬貴妃は、陳准が砒素を盛られて倒れたことを話題に出して提督東厰代理に高憲を推薦するが、成化帝は萬貴妃が祐摚の命を奪うために陳准に毒を盛ったと思い激怒する。
地震の件で祐摚が東嶽大帝の加護のもとにあると信じ込んでいる成化帝は、祐摚を害することは天の怒りを買うとしてたとえ萬貴妃といえど許す気はなかった。
自分に向けられた疑いを逸らすため必死に釈明し成化帝の機嫌を取り結ぼうとする萬貴妃は祐摚の皇太子妃を定めるように進言し、喜んだ成化帝は高憲を提督東厰にすることを了承した。
陳准に毒を盛ったのは萬貴妃一派の仕業と察し、またしても祐摚の身に危険が迫っていることを案じながら文華殿に向かっていた蓮英は、日頃から自分を敵視している高憲とその取り巻きに絡まれ、高憲が秉筆太鑑という重職に任じられて東厰の指揮権を手にしたことを知る。
目立つ功績もない高憲が抜擢された裏には萬貴妃がいると気づいた蓮英は、高憲の洩らした言葉で陳准に毒を盛ったのは高憲自身であると気づいて真正面から糾弾するが、激昂した高憲に隙を突かれて一撃を喰らってしまう。
目的のためなら手段を選ばない高憲が提督東厰になったからには、一層祐摚の身が危ういと危惧する蓮英は、ある決意を持って祐摚のもとへ向かった。
祐摚の側に控えていた君玉はただならぬ蓮英の様子に席を外そうとするが、それを押しとどめた蓮英は祐摚に宦官になる許可を願い出て、自分の去勢手術をしてほしいと君玉に依頼する。
蓮英を宦官だと思っていた君玉は驚愕するが、祐摚は手術を受けることを頑として許さず、その理由を切々と語って聞かせる。
懐恩と張敏の手引きで秘かに生まれ、6歳で成化帝に対面するまで安楽宮で育てられていた祐摚は、萬貴妃に陥れられた呉皇后に我が子のように可愛がられた。
呉皇后は祐摚が皇太子となってからも命を狙われ続けていることを知り、実家である呉家とのやり取りの中で甥である蓮英を懐恩に引き合わせ、祐摚の護衛兼相談相手とするよう手配したのだった。
武門の名家である呉家の跡取りの蓮英を宦官にすることは、自分を陰ながら助けてくれた呉家に申し訳が立たず、さらに蓮英を呉家から預かり育ててきた懐恩の顔も潰すことになると諭す祐摚。
しかし宦官は定期的に身体検査を受けなければならず、懐恩も陳准もいない今はそれを回避することは出来ない。
祐摚は蓮英を守るため、自分が帝位に就くまで朝廷から遠ざかり呉家に戻って待っていてほしい伝える。
やむを得ず祐摚のそばを離れることを受け入れ文華殿を去る蓮英を見送ろうと君玉が一緒に出て行く。
頼りにしていた蓮英がいなくなる不安を口にする君玉に、祐摚と君玉に最後の奉公をすると告げて足早に駆け去って行く蓮英だったが、その後ろ姿を見つめて思い詰めた蓮英が危険なことをするつもりではと案じる君玉。
一方萬貴妃に召し出された奎璧はようやく完成した毒薬を手渡されるが、子元は一回分しか作らず、さらに作れと言うなら娘に会わせろと要求していた。
子元の求めに応じられない萬貴妃は、毒薬は一度しか使えず失敗は許されないと奎璧に強く言い含める。
その頃少華は、安喜宮から戻った萬通に萬貴妃が特殊な毒薬を作れる人物を拘束しており、いよいよそれが完成したかもしれないと明かされる。
その人物が子元のことだと察した少華は薬が完成したとすれば祐摚はもちろん、子元の命も危ないと悟り一刻も早く救出しなければと焦りを募らせる。
その頃皇城を出て少華の邸を探していた蓮英は、偶然遭遇した燕玉に案内され、秘かに邸内に入っていた。
帰宅した少華は自分を待っていた蓮英に驚くが、安喜宮に囚われている知人を助けるために見取り図を書いてほしいと頼む蓮英の言葉に、それは子元のことかと尋ねて、自ら協力を申し出る。
話を盗み聞きしていた燕玉は思わず飛び出して二人を止めようとするが、蓮英には口出しするなと一喝され、少華には他言しないよう言い含められる。
蓮英がいなくなった文華殿で寂しげな祐摚を気遣う君玉だったが、毒を飲ませる機会を窺っている奎璧は、蓮英の代わりに護衛として仕えることになった楊龍の持ってきた羹にこっそり毒を入れる。
何も気づかず二口ほど飲んだ祐摚に、楊龍は成化帝の命令で皇太子妃選びが始まったことを伝え、衝撃を受けた祐摚は思わず羹を落としてしまい、奎璧は己の失敗を悟って青ざめる。
文華殿に戻った祐摚は君玉を残して人払いし、自分が愛しているのは君玉一人だと告げようとするが、祐摚の立場を慮る君玉は苦しい胸の内を伝えて自分は皇太子妃にはなれないと拒絶し、祐摚が引き止めるのも聞かずに駆け去ってしまう。
子元の救出作戦を明日に控えた夜、準備を進める少華と蓮英のもとを訪れた燕玉は二人の無事を祈って作った翡翠のお守りを渡す。
一方李孜省は梁芳から、萬貴妃が祐摚を殺害したのが自分だと成化帝に知られはしないかと恐れていることを相談され、生き証人である子元の口封じを提案していた。
その頃再び自分の真剣な想いを伝えて君玉を抱きしめる祐摚だったが、崩れ落ちるように君玉の腕の中で倒れ意識を失ってしまう…。
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第8巻は以上となります。
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萬貴妃側に寝返った奎璧の裏切りで、祐摚の身に過去最大の危険が迫る第8巻です!
萬貴妃に囚われていた子元は奎璧の策略に嵌まり、ついに毒薬を作ることを承諾します。
しかし精一杯の抵抗として薬は一回分しか作らず、決して失敗が許されない奎璧は慎重に機会を窺い、表向きは今まで以上に祐摚に忠実に仕えていました。
一方皇太子としての地位は盤石となったものの、相変わらず命の危険にさらされている祐摚の身を案じる蓮英は、実は宦官ではないことを君玉に明かし、手術をしてくれるように頼みます。
祐摚の側で一生仕えるための決意でしたが、蓮英を側近以上の存在と思っている祐摚は決してそれを許しませんでした。
何か秘密がありそうな蓮英でしたが、実は宦官ではなかったのですね!
さらに成化帝に廃された呉皇后の甥であったことも判明し、祐摚との出会いや懐恩や陳准とのつながりも明らかになりました。
自分の将来を犠牲にしてまで祐摚に尽くそうとする蓮英…裏切り者の奎璧とは見事に対照的で、蓮英の株が一気に上昇です!
しかし宦官として祐摚の側にいる蓮英は三年に一度の定期検査を受けなければならず、それが迫っている今は祐摚の側を離れなければならなくなります。
秘密を共有している蓮英が去ることは戦力としても精神的な支えとしても祐摚や君玉にとっては大きな痛手ですが、蓮英の安全には代えられず、二人は断腸の思いで蓮英を送り出します。
しかし都を離れる前に子元を救い出すことを決意していた蓮英は、信頼に足る人物として少華に協力を求めます。
奎璧に頼まなかったあたり、蓮英の人を見る目は確かですね。
奎璧の妹である燕玉にも「あなたの兄上は軽薄」とはっきり言い放つくらいですから、何かしら信用出来ないものを感じていたのでしょう。
一方蓮英がいなくなった隙に奎璧は祐摚のスープに毒を入れて飲ませることに成功しますが、皇太子妃選びが始まることを知り衝撃を受けた祐摚が器を落としたことで二口ほどしか飲まずに済みました。
しかし徐々に体調が悪化した祐摚は、自分の立場を気遣って将来の約束をなかったことにしようとする君玉を説得している時に意識を失い倒れてしまいます。
自分の父が作った毒で命を失いそうな祐摚を前に、君玉はどうするのでしょうか?!
そして子元を救い出そうとしている少華と蓮英の作戦の行方は?
物語はいよいよ佳境に入りますます目が離せなくなりそうです!
※次の第9巻はコチラ!
「第9巻:突然意識を失い倒れた祐摚に君玉は?!」
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感想は以上となります。
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以上で「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」第8巻のネタバレと感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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