新再生縁9巻のネタバレ&感想!突然意識を失い倒れた祐摚に君玉は?!
この記事では「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」の第9巻のネタバレ&感想をお届けいたします。
君玉の目の前で突然倒れ、意識を失う祐摚。愛する人の異変に取り乱す君玉だったが、楊龍に宥められ、必死に治療を始める。
その頃少華と蓮英は子元を救い出すため秘かに安喜宮に忍び込むが、牢に囚われていた子元のもとには口封じをしようとする萬貴妃の魔の手が迫っていた…!
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早速、第9巻についてみていくことにしましょう!
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「第8巻:奎璧の裏切りで祐摚に萬貴妃の魔の手が!」
皇太子妃選びが始まることを知り、自ら身を引こうとする君玉を必死に説得していた最中に突然意識を失って倒れる祐摚。
愛する人の異変に取り乱す君玉だったが、楊龍に宥められて落ち着きを取り戻し必死に治療にあたる。
何らかの毒物が原因だと判明したものの、何の毒なのか見当もつかない君玉には手の施しようがなく、祐摚の脈は見る間に弱くなっていく。
一方子元を救出しようと安喜宮に忍び込んだ少華と蓮英は東厰の兵士が安喜宮を取り囲む中、手筈通り二手に別れ、蓮英は爆薬で騒ぎを起こして兵士達を陽動し、少華は子元のいる牢獄へ向かう。
同じ頃牢にいた子元のもとには萬貴妃に口封じを命じられた兵士が現れ、子元の命を奪おうとしていた。
必死に抵抗する子元の頭上に剣が振り下ろされようとした瞬間、覆面姿の少華が兵士達を昏倒させて間一髪で子元を救うことに成功する。
衰弱した子元を背負い安喜宮を出ようとする少華だが高憲の放った楔を腹に受け、東厰の兵士達に追いつめられてしまう。
そこへ蓮英が高憲らの目を眩ますために爆薬を投げ込み、煙に紛れた少華は子元を連れ安喜宮を脱出する。
怪我を案じる子元と蓮英に浅手だと言って少華は懐から燕玉がくれたお守りを出して見せ、高憲の投げた楔から身を守ってくれたと感謝する。
覆面を外し改めて挨拶した蓮英に子元は自分が作った毒薬で祐摚が狙われていると告げ、それを聞いた蓮英は文華殿に急ぐ。
一方子元を取り逃がしたことを報告した高憲は危機感を募らせる萬貴妃に烈火の如く叱責されるが、子元について何も知らされないことに不満を露わにする。
生き証人となり得る子元の口を封じなければ成化帝の疑惑を受けると焦る萬貴妃は、文華殿へ行き子元を殺害するよう高憲に厳命する。
文華殿に駆けつけた蓮英は既に祐摚が毒を口にして意識不明に陥っていることを知り、無力な自分を責めて泣き崩れる君玉を励まし力づける。
そこへ少華に連れられ蓮英の後を追って来た子元が現れ、父と娘は互いに涙を流しながら夢にまで見た再会を喜ぶが、毒物に倒れて意識の戻らない祐摚の診察を君玉に頼まれた子元は、祐摚が飲んだのは自分が作った毒薬だと告白する。
衝撃を受ける君玉だったが子元に解毒剤を作る手伝いをするよう命じられ、必ず自分が祐摚を救うと決意する。
蓮英は文華殿に向かっているはずの東厰に備えて少華を自邸に戻らせ、君玉には東厰が来ても決して文華殿には入れないよう伝えてどこかへ出かけて行く。
蓮英も少華もいない中、自分一人で東厰を退けなければならないことに不安を募らせる君玉。
ようやく解毒剤を作り、衰弱した子元に休むよう促した君玉は昏睡している祐摚に口移しで薬を飲ませて、かつて自分を助けてくれた祐摚の命を今度は自分が救おうとする。
高憲率いる東厰は文華殿に到着すると侵入した賊を探索するという名目で開門を要求し、頑として抵抗する楊龍と楊虎を押しのけて強引に入ろうとする。
それを遮るように現れた君玉が祐摚が今しがた亡くなったと告げ、今すぐ立ち去るよう高憲に命じるが、執拗に食い下がる高憲は祐摚の遺体を確認させるよう要求する。
断固としてそれを退け文華殿に戻ろうとする君玉を斬り殺そうと高憲が剣に手をかけた時、それを鋭く咎める声に皆が振り向くと、そこには蓮英を従えた皇太后がいた。
全員が一斉にひれ伏す中、文華殿を取り囲む東厰を厳しく叱り君玉を害そうとした高憲を睨みつけた皇太后は、一喝して東厰を引き下がらせる。
さすがの高憲も皇太后に逆らうことは出来ず歯ぎしりして撤退し、祐摚の死亡を報告するために安喜宮へ向かった。
目論見通り祐摚が亡くなったと知った萬貴妃は高笑いを上げて驚喜し、たとえ子元が何を証言しようと恐れることはないとふてぶてしい笑みを見せる。
一方君玉は皇太后に心からの礼を述べ、祐摚の容態を説明する。
解毒剤が効いたのか脈は安定しているがまだ意識が戻らず相変わらず予断を許さない状況だった。
皇太后は楊龍に案内されて祐摚を見舞いに行き、蓮英は東厰を退けるためとはいえ祐摚が薨去したと偽りを告げた君玉に冷や汗を流すが、君玉は成化帝に謁見する機会を得るために敢えて嘘をついたと語る。
乾清宮で成化帝に会い、子元を拘束して祐摚を殺害するための毒薬を作らせた萬貴妃の罪を訴えるため、萬貴妃の妨害を排除して乾清宮へ向かう口実が必要だった。
父と祐摚を陥れ苦しめた萬貴妃への怒りに震える君玉は、成化帝の勘気を被り命を失っても萬貴妃の罪状を明らかにすることを固く誓っていた。
翌日乾清宮に赴いた君玉は、祐摚が亡くなったと聞いて動揺する成化帝を前に祐摚が特殊な毒を盛られたことを告げる。
毒と聞いて真っ先に疑いの眼差しを向けられた萬貴妃は慌てて無実を訴えるが、機先を制して君玉は萬貴妃が成化帝にも秘密で子元を幽閉し毒を作るよう強要していたと説明する。
萬貴妃はひたすら平身低頭して無実を訴えるが、前もって護衛兵に子元を乾清宮へ入れないよう申し付けており、子元を成化帝に会わせなければ自分の勝ちだと高をくくっていた。
しかし萬貴妃の罪状を明らかにするため皇太后自ら子元を伴って現れたことで、一転して窮地に陥る萬貴妃は歯噛みして皇太后を睨みつける。
萬貴妃を信じたい成化帝だったが、子元の証言は君玉の話と辻褄が合っていることを認めないわけにはいかなかった。
皆が固唾を吞んで成化帝の言葉を待つ中、李孜省が現れ、占いで誰かはわからないが重要人物が死ぬという卦が出たと嘯く。
さらに毒を作ったのが子元だとしても萬貴妃がそれをいつどうやって祐摚に飲ませたのかと君玉を問い詰め、答えに窮した君玉は怒りに任せて萬貴妃を断罪しようとしたのは早計だったと拳を握り締める。
しかし君玉は自らの命を懸けてでも主張を曲げないと成化帝を相手にきっぱり断言し、成化帝は子元共々君玉を処刑しようとする。
そこへ奎璧に支えられた祐摚が現れ、苦しげな息遣いで誰にも処罰を与えないよう成化帝に願い出る。
祐摚が生きていたことに衝撃を受けた萬貴妃は、祐摚に付き添って参上した奎璧が自分を裏切ったと思い込み、真実を暴露されることに恐怖するあまり心臓に異変を来してその場にくずおれてしまう。
思いがけない展開に騒然とする中、駆け寄った成化帝が萬貴妃を抱き起こすと、既に息絶えていた。
最愛の寵姫を失い呆然とする成化帝に、君玉と祐摚は…。
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第9巻は以上となります。
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ピンチに次ぐピンチにハラハラしながらまさかの展開に驚かされる第9巻です!
毒に倒れた祐摚を前に為す術なく取り乱す君玉でしたが、少華と蓮英が安喜宮から子元を救い出したことで解毒剤を作ることが出来ました。
君玉は子元の殺害を謀り大挙して押し寄せた東厰を前に、祐摚が亡くなったと嘘をつき、乾清宮で萬貴妃の罪を明らかにしようと固く誓います。
父を捕らえ、祐摚を害そうとした萬貴妃の非道な振る舞いを見過ごすことは出来ず、成化帝の前で萬貴妃を糾弾しますが、子元の証言や皇太后の口添えにも耳を貸そうとしない成化帝は、あろうことか君玉と子元の首を刎ねようとします。
しかしそこに現れたのはようやく意識を取り戻した祐摚でした。
苦しげな息遣いながら一命を取り留めた祐摚が奎璧を従えて姿を見せたことで、自分の企みが白日の下にさらされると強い恐怖を感じた萬貴妃は心臓に異常を来し、そのまま亡くなってしまいます。
最愛の女性を失い愕然とする成化帝、そして祐摚と君玉もまさかの展開に呆然とするのでした。
まさかのラスボス退場…あれほど祐摚の命を執拗に狙い続けた萬貴妃がこんなにあっけなく亡くなってしまうとは…予想外の展開に驚きましたね。
最大の敵がいなくなり、祐摚や君玉にとっては願ったり叶ったりのような展開ですが、何やらモヤモヤしたものが残るのは、萬貴妃が自分の罪に見合った罰を受けないまま亡くなったからでしょうか。
成化帝の寵愛を独占し続け、嫉妬や権勢欲から数多くの妃や、その子供達を害してきた萬貴妃。
自らの罪を省みることも悔いることもなく、禍根を残したまま亡くなりましたが、彼女の人生とは一体何だったのでしょうか。
もし萬貴妃が私利私欲の少ない女性だったなら、成化帝は名君とまではいかなくても善良な皇帝として名を残したかもしれませんし、他に妃がいたとしても仲の良い夫婦として幸せな余生を過ごせたかもしれません。
どこまでも可能性の話ではありますが…。
さて、萬貴妃がいなくなったことで祐摚、そして君玉の運命はどんな結末を迎えるのでしょうか。
これまで萬貴妃の庇護のもと朝廷を牛耳ってきた梁芳や李孜省、そして祐摚を裏切った奎璧の動きが気になるところです。
さらに男装してまで朝廷に入った君玉は、悲願だった父との再会を果たしましたが、祐摚との恋の行方はどうなってしまうのか…まだまだ波乱がありそうな予感がしますね。
祐摚は無事に帝位に就くことが出来るのか、そして君玉を巡る少華との三角関係はどんな結末を迎えるのか、気になる続きは第10巻で確かめたいと思います!
※次の第10巻はコチラ!
「第10巻:祐摚の暗殺未遂事件を調べるため君玉は?!」
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感想は以上となります。
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以上で「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」第9巻のネタバレと感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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