七つの大罪ネタバレ296話&感想【友として兄として】リュドシエルとヘンドリクセン

2019年3月3日

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ヘンドリクセンの"浄化"で分離したリュドシエルは、まさかの裏切りに怒りを露わにしていた。

戦場ではキングの霊槍の参戦で戦局を立て直した連合軍だったが、残りの【戒禁】がメリオダスの元へ向かってしまう…

・・

この記事では第296話 (友として兄として) についてネタバレと感想をお届けいたします。
(1月16日発売の週刊少年マガジン7号掲載)

では、早速見ていくことにしましょう!

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「七つの大罪」第296話 (集結するものたち) のネタバレ

※合わせて読みたい!
第295話:【集結するものたち】キング対原初魔人!

「新たなる魔神王の誕生だ!!!」

原初の魔神が叫ぶと同時に5つの【戒禁】がメリオダスの繭の中に飛び込んでいった。

「間に合わなかった…」

「最悪の展開ですね…!!」

キングとエスカノールが焦る中、諦めるのはまだ早いとマーリンは歯ぎしりをしながら呪文を唱えだす。

「あれは…まさか!!」

マーリンが禁呪"時の棺(クロノ・コフィン)"で繭の時間を停止させようと呪文を唱え出したことにゼルドリスと原初の魔神が気づき、詠唱を完成させまいと動き出す。

それぞれの攻撃がマーリンに届く直前、原初の魔神はエスカノールが、ゼルドリスはキングの霊槍がなんとか防ぎ、マーリンの呪文詠唱の時間稼ぎを始めた。

「何もかも終わりだな」

ドクンドクンと繭が脈打つ中、マーガレットから分離したリュドシエルが呟いた。

マーリンの時間停止の魔法はあれど、エスカノールにもはや余力は無く、霊槍のみでゼルドリスと原初の魔神を同時に止めることは難しいため、術を発動する前に殺されてしまう。

そして最高神が不在の中、メリオダスが魔神王として目覚めれば連合軍の敗北は決定する。

そう悟ったように淡々と語るリュドシエルへ、ヘンドリクセンが噛みつく。

そんな弱気でどうすると、3千年前も女神族が人間を導いたと教えられてきたと。

「…そう…人間たちに慕われ 信仰を受け のぼせ上がっていた」

すべては聖戦に勝利するため、ヘンドリクセンのように裏切る者がいたとしても、とリュドシエルは拳を握りながら答えた。

それに対し、ギルサンダーとマーガレットの運命を弄んだ贖罪として何をしてでも救わなければいけなかった、とヘンドリクセンは伝えると、

「私は… あなたを今も尊敬し崇拝していますよ」

女神族は教義であり懸命に勝利に導こうとしてくれたから、と言った。

またギルサンダーたちへの仕打ちに失望もしたし、マエルの生存へ狼狽していたときには失笑もしたがと付け加えた。

「しょ… 正直に物を言い過ぎだろう!!!」

「だから私はもっとあなたのことが好きになりました。あなたも我々と同じ完璧ではない存在だとわかって…」

リュドシエルは狼狽えるが、ヘンドリクセンに笑顔で返され、言葉に詰まる。

会話が一段落し、ヘンドリクセンは己を器として使うように【友として】乞う。

そんなヘンドリクセンを見てリュドシエルは、覚悟しろと言いつつも、ヘンドリクセンの傷を癒す。

かつての友を思い起こし、死ぬなよと告げた。

詠唱を続けるマーリンを守るエスカノールは原初の魔神に一方的に追い詰められ、

“死衝(デス・ドライブ)"

ついに致命的な一撃を受け、彼方へ吹き飛ばされてしまった。

「死ぬがよい!!」

エスカノールがいなくなったことでマーリンへ放たれた原初の魔神の一撃は、またしても直前でまたも防がれる。

今度はリュドシエルによって受け止められていた。

驚くマーリンへ、精神体でいつまで保つか保証はできないが、足止めならば保証してやるとリュドシエルは力強く告げた。

エスカノールは今も吹き飛ばされたまま、斧を手放し、屈強な姿から貧弱な姿へ変貌していた。

自分のような男が誰かを護るなどおこがましいと責め、誰でもいいから代わりに救ってほしいと涙を流しながら願う。

「…これも『太陽』の導きでしょうか…」

駆けつけていたエマルにそのボロボロな身体を掴まれていた。

・・・

第296話は以上となります。

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「七つの大罪」第296話 (集結するものたち) の感想

戒禁が揃い、いよいよメリオダスの登場かと思いましたが引っ張りますね…

今回はヘンドリクセンの伏線を回収し、女神族の落ち切った株を少し上げ、リュドシエルも少し強キャラ感が戻りました。

話の中心としてはそちらなんですが、それよりも"最強"のエスカノールが完全に敗北してしまったことに衝撃を受けました。

心も折られてしまったエスカノールですが、マエルとの邂逅で"傲慢"の力を取り戻してくれることを期待しています。

マエルとエスカノールの太陽のつながり、マエルとリュドシエルの女神族の兄弟のつながり、それぞれにストーリーがありそうですし、もしかしたら次回も繭からの羽化はまだでしょうか…?

繭が開いた先が非常に気になります!!!

感想は以上となります。

次の第297話はコチラ!
第297話:【太陽の救済】エスカノールとマエルの太陽

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以上で「七つの大罪」第296話の予測を終わらせていただきます。

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