こどものおもちゃ7巻ネタバレ&感想!紗南と羽山のほんとうの気持ちは・・

2019年2月21日

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羽山に問い詰められ、想いを伝えてしまった紗南だが、その会話を風花に聞かれてしまう。

これ以上二人のそばにいられないと思った紗南は、羽山に別れをつげて芸能活動に打ち込むことを決めるが、紗南と会えなくなった羽山の生活は次第に荒れるようになり、担任教師への暴力で停学処分を受けるが…。

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こどものおもちゃ7巻のネタバレ

本当のことを言ってほしいと言う羽山に、羽山が好きだと告白する紗南。

それを聞いた羽山は、これまで自分の気持ちに気づかなかった紗南への怒りに任せて、ずっと好きだったと口にするが、紗南は羽山が自分を想っていたのは過去のことで、今好きなのは風花なのだと思ってしまう。

そのやり取りを聞いていた風花は二人に、自分は別れないと叫んで走り去る。

これ以上二人と顔を合わせることに耐えられなくなった紗南は、芸能活動に打ち込むことを口実に学校での生活を大幅に減らすことを決め、羽山に別れを告げるのだった。

羽山を忘れるために本格的に芸能界での仕事を開始した紗南は次々と大きな仕事をこなし、人気が急上昇して忙しい日々を送る。

一方の羽山は担任教師の千石に風花のことを意地悪く皮肉られ、お返しに千石の秘密をクラスメイト全員の前で暴露して怒りを買ってしまう。

授業が終わったあと千石に呼び出され一方的に殴られた羽山は、一発だけ反撃するが、千石は自分が先に暴力をふるったことを隠し羽山に殴られたことだけを教頭に報告して羽山を停学に追い込む。

処分を受け家に帰った羽山が何気なくテレビをつけると、目に飛び込んできたのは紗南の笑顔だった。

気がつくと紗南のことを考えている自分が嫌で家を飛び出し一晩中走り続け、フラフラになりながら帰宅した羽山。

父に抱えられベッドに寝かされるが、眠りに落ちながら紗南の名前をつぶやき涙を流す羽山

停学中の羽山と会えない風花は、剛や亜矢と一緒に羽山が通う空手道場に行くが、停学処分を理由に昇級試験を受けることを許されなかった羽山は苛立っていた。

気晴らしに行ったゲームセンターで、ちょっとしたことから見知らぬ男達と喧嘩になり、キレた羽山は相手をボコボコに叩きのめしてしまう。

剛達は羽山を連れて逃げ出し、羽山の行き過ぎた暴力を目の当たりにした風花は、平手打ちして羽山を諫めるが、冷たい目で睨みつけられ身が竦んでしまうのだった。

翌日撮影中の紗南に偶然会った剛と亜矢は、羽山が教師を殴り停学中だと話す。

荒れている羽山の様子を聞いて気が気でない紗南は、玲の運転する車で帰る途中、羽山を見かけてその後を追いかける。

街角に座り込む羽山の前に現れた紗南は泣きながら羽山を抱きしめ、紗南のぬくもりを感じた羽山の目には柔らかな光が戻る。

停学が明けた羽山は学校に行き生活調査プリントを提出するよう言われるが、名前も知らないクラスメイトに友人として名前を書いていいかと聞かれて戸惑い、本当の友達の名前を書く方がいいと言って断った。

その翌日久しぶりに登校した紗南が職員室に行くと、血相を変えた女性が駆け込んでくる。

女性は羽山に話しかけてきたクラスメイト小森の母親で、小森は羽山に傷つけられたから自殺すると書き置きしていなくなったと言う。

身に覚えのない羽山だったが、同席した千石は密かに調べた羽山の過去を悪意を持って暴露し、羽山を犯罪者だと糾弾する。

自宅待機となった羽山が家に帰ったあと、紗南と共に剛のもとを訪れた風花は、羽山の過去を詳しく話すよう剛に頼む。

仕事で早退した紗南を見送ったあと、剛と二人になった風花は、小学校時代の紗南と羽山の関係について尋ね、初めて二人の絆を知り顔を曇らせるのだった。

仕事を終えた紗南を呼び出した羽山は、自分のロッカーに小森が残して行ったノートを見つけ、そこに記された手がかりを頼りに小森を探しに行くと告げる。

羽山の気持ちを察した紗南は不安を感じながらも引き止めることはせずに、電車に乗る羽山に自分の腕時計を渡した。

そんな紗南に羽山は、改めて紗南が好きだと伝えて電車に乗り込む。

紗南は羽山の無事な帰りを祈るが、小森が残したノートを見て不安を募らせる。

その頃、小森は一人山の中で羽山の名前を繰り返し呟きながら、地面にナイフを突き立てていた…。

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こどものおもちゃ7巻の感想

前巻よりさらに切ない展開の第7巻です。

自分達が両想いだったことを初めて知る二人ですが、すでに羽山には風花という彼女がおり、紗南も羽山もその存在を無視することはできません。

お互いへの想いを断ち切ろうと、二人は離れることを選びました。

しかし羽山は担任教師との諍いで停学処分を受けたり、因縁をつけてきた見知らぬ男達と喧嘩をしたりと、その心は荒れていきます。

風花はそんな羽山を叱りつけますが、羽山は別人のように鋭い目で風花を見つめ「自分に指図するな」とだけ告げて立ち去ります。

風花の言葉は荒んだ羽山の心には響きませんでした。

この一件で、風花は羽山のことがわからなくなり、彼女としての自分に揺らぎを感じてしまうのでした。

そんな羽山の心を救い上げたのはやはり紗南の存在でした。

荒れた羽山を見た紗南が泣きながら羽山を抱きしめると、光を失っていた羽山の目に穏やかさが戻ります。

二人とも風花を傷つけたくないと思っているのは今でも変わりませんが、自分に嘘をつくのはもう限界のように思います。

貫きたい想いがあるなら風花を傷つけることを恐れずに、真正面からぶつかってほしいと思わずにはいられません。

そしてこの巻のもう一つの大事件が、突然登場した羽山のクラスメイト小森が起こす行方不明騒ぎです。

同じクラスではありますが、羽山はこれまで小森の存在を認識したことはありません。

ところが小森は羽山に傷つけられたから自殺すると書き置きしていなくなるのです。

どうやら小森は羽山に憧れのような気持ちを抱いていて友人になりたいと思っていたらしいのですが、それを拒絶されたと思い込んだようです。

羽山にすれば当たり前のことを言っただけで、ほとんど逆恨みされたようなものですが、これまでを振り返り今の自分にできることをしようと、紗南にだけ行先を打ち明けて小森を探しに行きます。

そして紗南もそんな羽山の気持ちを理解して、あえて止めずに送り出すのですが、このあと小森が起こす事件が、羽山と紗南の未来に大きな影を落とすことになり、結果的に紗南はこの時止めなかったことを後悔し続けることになります。

羽山は小森を見つけて無事に帰ってくるのか?

紗南の悪い予感が現実にならないことを願うばかりですが、ラストの小森の暗く光る目が不安を煽りながら第8巻に続きます!

感想は以上となります。

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以上で「こどものおもちゃ」第7巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。

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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)

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