グッドジョブのネタバレ最新27話&感想「銀行員編2」安木に待ち受けていた…

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すべての働く人々に贈る職業オムニバスシリーズ 銀行員完結編

悲願の投資事業。出すぎた杭は打たれねぇ

安木の過ごしてきた時間を、これからどのように使うか。

行動を実践した安木。

その安木の﨑に待ち受けているのは

・・・

この記事では「グッドジョブ」の第27話(9月5日発売のヤングジャンプ40号掲載)のネタバレと感想をお届けさせていただきます。

では早速、見ていくことにしましょう!

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「グッドジョブ」の第27話のネタバレ

※前回はコチラ!
第26話:行動を起こさないことが問題!

安木が飛んだ先は『北京』。

大量の自転車、高層ビルを眺めながら『黄金葉去』という企業へ足を運ぶ。

日本の神和銀行であることを告げ、その目的がこの会社への出資である事を話すと

「出資・・・わっ私にですか?」

と驚く代表。

続ける安木

「自転車のリース業。これは素晴らしいアイデアです。」

出資の金額として『300億』と即答する安木に

「私の貸し自転車は、ほんの思いつきで始めた仕事だよ!

 そんな金必要ない。」

と一笑にする。

続ける安木

「自転車を貸してくれ土地人に頼んだところ、誰も貸してくれなかった。

そこで発想を変えて『使わない自転車を引き取る』と看板を出した。」

そうしてあっという間に集まった200台を修理して貸し出したのである。

それがあっという間に広まって、友達に手伝ってもらわないと間に合わなくなった。

今は3000台が動いているが、300億の大金を借りる規模ではないと代表が言い切る。

それに安木が答える。

「これは世界中に広まります。

 目指しましょう『世界の貸し自転車王』を」

更に安木は続ける。

各地に駐輪場を設置し、気楽で便利な設備を作り株式上場をする。

そしてAIに仕切らせることも・・・。

それだけの話を告げて日本に帰った安木に一本の電話が入る。

「乗ってきたか!

 よし、すぐに10億振り込め!

 何のサインも取らずに振り込め!

 こっちの本気度が伝わる!」

安木の目論見は功を奏した。

3年というわずかの時間の中で、香港市場に上場し時価総額8000億円という大企業に成長していったのである。

300億の投資で30%の株式を取った安木は今の時価で2400億円の利益を得たことになる。

3年間で8倍・・・驚異的な数字である。

安木の次のねらいはサウジアラビアとインドでのソーラー発電事業、モンゴルでの風力発電。

そこで頭取が

「最後にいい夢を見させてもらったよ。

 お前に息子に『安木五郎』。」

 そう、頭取の学生時代に

『世界征服を目指さない者はこの世から消えていく』

という言葉を残した男である。

そんな折り、社内には安木に対する不穏な空気が流れていた。

そんなこととは知らず、安木は部下と日本に帰国する飛行機の中にいた。

「世界はすさまじい勢いで動いている。

 現状を守り、体裁ばかり取り繕っている日本社会は、各分野の最先端からすでに二回り以上遅れている・・・」

ユーラシア大陸を電力網で一つにまとめる計画に安木は

「これからの100年は国境が失われたボーダーレス社会へと進む。

 知識は土台、それを動かすのは知恵。

 とにかく身体を動かして、身体で何を感じるか。」

が必要と言う。

安木が会社へ帰ると雰囲気が妙である。

早速、頭取に呼び出される安木。

頭取に座していた稲村はおらず、安木は『解雇』を言い渡される。

新頭取は

「銀行は銀行だ。

 投資会社とは違う。

 現状維持でいい。

 お前みたいな奴は和を乱す。」

というのがその理由である。

去って行く安木にかかる声は冷たかった。

『利欲は未だ尽くは
 心を害さざれども
 意見は乃ち
 心を害するのぼう賊なり』

海を見つめながら物思いに耽る安木。

「本当の敵は自分の小賢しさの中にあると思え・・・」

そういう安木に話しかける老人。

ふと、顔を上げてみると稲村頭取。

銀行を辞めた翌年の正月、現役時代は100人を超える挨拶があったが、一人も来なかったことを告げる元頭取。

「それがサラリーマン。

 だからお前の父親の安木五郎はサラリーマンにもどらなかったのかな・・。」

安木はそこで初めて頭取と自分の父親が知り合いだったと知る。

「これから先どうするんだ?」

という元頭取の問いに

「これからも自分の身体が楽しいと思う方向に体当たりしてみます。

 自分の小賢しさをちゃんと意識して」

と答える安木の目には生気が光っていた。

「サラリーマンが堂々と夢を追う姿を見た」

と言いながら去って行く元頭取。

己の美学に基づいた選択はきっと人生を明るくする。

そこに生気の溢れる安木の姿があった。

・・・

第27話は以上となります。

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「グッドジョブ」の第27話の感想

自分のやりたいことをやりたいよう進める。

それが如何に難しいかはたいていのサラリーマンは知っている。

大きな仕事を抱えていればその思いはなおさらである。

使い回された言葉であるが『忖度』。

それが日常にあるのが現実である。

それを打開する策が何かあったとき、打開する気持ちがあったとき、その仲間がいたとき、それを理解してくれる上司がいたとき・・・そう言う条件が揃ったとき、初めてその一歩が踏み出せる。

それが今の現状なのでは無かろうか。

安木のようにやりたいことをやらせてもらえる一瞬があったのであれば、それが一瞬であろうとそれは人生にとって大きなプラスになる。

ともすれば、会社の歯車になってしまうこの現実に『夢』というものを感じさせてくれる作品だった。

今、目の前にあるものが『安泰』なんていうことはない。

それは分かっているがその妥協策がない・・・といって諦めてしまうのが世の常。

しかし、それを打開しようとしてきた人たちが、新しい世界を作ったのも現実である。

『今の世の中は必要なものは全てがある。

 今更新しいものは見つからない。

 先人が全て見つけ出してしまった。』

という考えから『衰退』が始まるのかも知れない。

そういうことを再考させてくれる作品であった。

考えるだけでは何も変わらないが、そういう考えを懐かせてくれる本宮先生の次回作に期待をする

・・・

感想は以上となります。

※次の第28話はコチラ!
第28話:~更新中~

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以上で「グッドジョブ」第27話のネタバレと感想を終わらせていただきます。

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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)