グッドジョブのネタバレ最新21話＆感想「探偵編3」真実の裏側には！？

2019年5月24日2019年6月29日

すべての働く人々に贈る職業オムニバスシリーズ！

いよいよ佳境に入った！

真実に迫るために、そしてその真実の裏側に隠されているものとは！

グッドジョブ探偵編！　完結！

・・・

いよいよ妻の不倫の現場に乗り込む。

全ての手配はし尽くした。

浮気相手に思いの籠もった一撃を食らわせた倉本。

倉本の思いは形になるのか。

・・・

この記事では「グッドジョブ」の第２１話（５月２３日発売のヤングジャンプ２５号掲載）のネタバレと感想をお届けさせていただきます。

では早速、見ていくことにしましょう！

「グッドジョブ」の第２１話のネタバレ

※前回はコチラ！
「第２０話：「探偵編2」東山の提案に倉本は？」

探偵東山の音頭で、浮気現場に乗り込んだ倉本。

浮気相手の守屋に渾身の一撃を食らわせた。

土下座して謝る守屋。

妻を問いつめる倉本。

それに「ごめんなさい。私、どうしてこんな事になったのか分からない。」と妻の玲子。

この場は仕切ると弁護士の谷村は倉本に告げ、子どものところに行くように促す。

弁護士から浮気相手の守屋に

「円満解決に向けて話し合いの場を持つ。参加するかどうかは自由。」

と最後通告を言い渡す。

子どもを連れて去ろうとする倉本に探偵の東山から

「お宅のカミさん・・・普通じゃねぇな。」

という意味深の発言がある。

弁護士の谷村は、機械的に不貞行為を否定することは無駄であること、動画と音声を記録することを伝える。

倉本が自分の両親に子ども預けたところで罵声が飛ぶ。

「いい加減にしろ！！！」

弁護士の谷村の声である。

示談に応じないなら起訴するまでだ！！！

あんたには勝ち目がない！！！

証拠が集まるたびに傷ついた倉本さんの気持ちを考えたことはあるのか！！！

場面は変わって倉本と妻。

許しを請う妻の玲子の前に倉本は離婚届を差し出す。

「それだけはどうしても嫌・・・。」とごねる妻。

ここを引き払う・自分もここを出て行く・残った者は処分する・・・。

そう告げる倉本に震える手で離婚届にサインをする玲子。

離婚の権利については倉本にある。

それを行使するのは倉本自身。

「改めて話し合いの機会を持ってください。」

と玲子に残し部屋を立ち去る東山。

谷村の方も「慰謝料１０００万」という書類を完成させた。

部屋で泣いている男に「帰れ！」という東山に

「どうか妻と実家だけには内密にしてもらえませんか」

という守屋のとんでもない要求が入る。

「書面を公証役場に持ち込み公正証紙に、そして関係者各位に内容証明郵便」

を告げると、

「いやだぁ！俺は家庭を壊したくない！」と守屋。

それに続いて「俺の親父は議員だぞ！　てめえら全員蹴散らかしてやる！」と逆ギレをする。

倉本は実家に預けてある子どもを迎えに行くが、子どもなりに何かを感じなかなか眠らない。

翌々日、５年の結婚生活はたった２時間で跡形もなく消え去った。

「心の平静は取り戻せたか」という東山の質問に「ダメですね。」と答える倉本。

守屋の父親に会って来た旨、５度目以上かも知れないという旨、そして父親からは親子の縁を切るという決意を伝えた。

不思議なのは守屋である。

不倫の相手も複数キープしているという。

どうしてあんな男がもてるのだろう。

実は守屋には過去があり３年前に「薬事法違反」で拘留されている経緯がある。

実は東山は妻の玲子が言った

「どうしてこんな事になってしまったのか・・・よく分からない」

という発言が気になっていた。

「奥さんは、正常な判断を失っていたと考えられる。薬で・・・。」

正式な確認は取っていない。

東山の推測であるが、職場の飲み会でグラスに睡眠薬をひとつまみ、介抱するふりをして催淫剤をひとつまみ・・・過去の例からも全員が酔って介抱された・・・。

会う度に何か薬を飲まされていたのでは？

そうすると知らず知らずのうちに中毒になる。

奥さんの思考は全うではない・・・。

東山の推測である。

「ヨリを戻せば、奥さんはあなたに頭の上がらない居心地のいい暮らしができそうですね。」

と東山の提案・・・。

それに躊躇する倉本に

「俺たちはプロ。やるときに徹底的にやる。でも、それが正しい答えだなんて考えない。」と告げる東山。

事務所で話す東山と事務員。

「倉本さんは離婚届出さないような気がする」と事務員。

「真面目な主婦が亭主以外の男と合体するって、すげぇ興奮する気がする。」改めて話す東山。

それに続けて「弱い子どもは、それでいることが身を守るための自然な形なのか。」と独り言。

その最中、倉本と娘、それに分かれたはずであろう妻と非常によく似た夫婦を見かけた。

「やけに、よく似た夫婦だぜ」

・・・

第２１話は以上となります。

「グッドジョブ」の第２１話の感想

世間一般にありそうな不倫。

それを許すのか許さないのか。

本宮ひろ志先生の作画には相変わらずワクワクしてしまう。

しかし、今回の「妻」には悪意のない描き方であったことは否めない。

ひょっとしたら・・・という期待が形に表れてきたような気がする。

真実を暴くだけが探偵じゃない。

その真実の裏に隠されたものそれさえも見つけ出してくれるのが「真の探偵」なのだ、と感じた。

人間くさくてもいいじゃない。

○×を決めるだけでなく、それを判断したときにそれをどう決断する依頼者がいるか。

いろいろなしがらみ、思惑、欲望、真実の渦巻く中である。

そういう情報を自分の中でどうやって整理し、どうやって形にしていくかということを暗に教わった気がする。

末尾になるが、劇中の倉本

・・・ヨリを戻してもらっているといいな・・・

というのは個人の感想である。

・・・

感想は以上となります。

※次の第２２話はコチラ！
「第２２話：「漫画アシスタント編1」道は..」

無料で読める！

以上で「グッドジョブ」第２１話のネタバレと感想を終わらせていただきます。

この「グッドジョブ」を文章だけではなくて漫画で楽しみたくありませんか？

ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)