高校野球 最大の延長戦は50回!中京VS崇徳が激闘!世界最長!

2017年8月20日

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高校野球はいつも熱戦が繰り広げられていて見ている方もハラハラドキドキしたりして熱中してしまいますね。

さて、そんな数々の熱戦が繰り広げられた高校野球ですが、準決勝でなかなか決着がつかなかった試合があります。

今回の記事ではそんな攻防戦が予想外、想定外の長さまで続いてしまったある夏の甲子園の試合についてシェアさせていただきたいと思います。

◆想定外の長さで・・

2014年8月30日に行われた中京(岐阜)と崇徳(広島)の準決勝。

この試合が実に「長引きました」。

なんと第1回目の試合で延長30回まで続行しましたが、なんと両チーム0対0のまま決着がつきませんでした《゚Д゚》

この試合は1回目では決着がつかなかったため、2回目の試合を引き続きしたのですがそれでも結局0対0のままその日の試合は終了してしまいました。

◆さあ、気を取り直して今度こそ決着だ!!と思いきや・・

翌31日に、3回目の延長試合が行われました。

両校とも一進一退の攻防を繰り返しましたが、なかなか得点をお互い奪えずになんとこの3回目の試合も45回にして0対0で終わってしまいました!!《゚Д゚》

えぇぇぇええ~・・

なんと再々々試合になる超延長戦へ突入となってしまいました・・・

◆よし、今度こそ決着だ!

そして再々々試合である4回目の延長試合が8月31日に行なわれました。

実に46回表から再開。

49回までは両者一歩も譲らない状態が続きました。

しかし、ついに50回表。

中京は無死満塁の状態から2番手の後藤野手が打ち放ったタイムリーヒットで2点を獲得!

さらにその後、1点を加えて3点をゲットしました!!

そして50回の裏をこのまま無失点で抑えて中京が決勝に勝ち進みました。

こうしてなんと4日間にも渡る攻防戦にピリオドが打たれたのです《゚Д゚》

◆中京は次の決勝戦で勝って優勝したの?負けたの?

ちなみに次の決勝戦で中京は三浦学苑(神奈川)と戦いました。

そしてなんと2対0で勝利し、優勝を飾ったのですす(*゚▽゚*)

実に4日間にわたって延長50回もの死闘を制して決勝戦に進出した中京が、優勝旗を掲げることができたのです!!

す、すごい・・・

ほんとうに頑張りましたよね。。

ほんとうにお疲れ様でしたm(_)m

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◆この延長記録ってどのくらいすごいの?

この中京(岐阜)と崇徳(広島)の50回にも渡る延長戦はもちろん高校野球史上、延長戦としては最高記録となります。

というか日本野球史上最長試合となります!!というか世界一となります《゚Д゚》

世界の記録を見てみると・・・

アメリカのメジャーリーグで1920年の5月1日に行われたブルックリン・ドジャース対アトランタ・ブレーブスの試合で延長26回まで行きました。

アメリカのマイナーリーグで1981年4月18日に行われたポータケット・レッドソックス対ロチェスター・レッドウイングスの試合で延長33回まで行きました。

日本のプロ野球では、1942年5月24日に行われた大洋軍対名古屋軍の試合で延長28回でした。

高校野球以外の軟式野球では1983年9月20日に行われた第38回天皇賜杯全国軟式野球大会の決勝戦で田中病院(宮崎県)対ライト工業(東京都)の試合。
この試合では延長45回まで行きました。

世界を見渡しても50回もの延長戦って未だかつてなかった激闘だったんですね。。

◆もし・・いつまでも決着がつかなかったらどうするの??

もし0対0の攻防がずっと繰り広げられて決着がつかなかった場合はいったい何回まで延長できるのでしょうか?

現在の高校野球の規定によると、延長15回までに同点で勝敗が決まらない場合は、いったんその日の試合を打ち切って、後日に再試合をする決まりになっているそうです。

そして再々々試合で54回まで試合をして同点になってしまうと、なんと抽選で決着をつけるのだとか・・

抽選になったら「クジ運最強」の人に来てもらうとか別の手立てが必要かも・・(笑)

幸い、まだこの抽選による勝負は今まではありませんでした(*゚▽゚*)

・・・

以上で世界最長の延長戦を戦い抜いた中京VS崇徳のエピソードについて終わりにしたいと思います。

最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございましたm(_)m

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