夏の甲子園 東北勢が悲願の初優勝へ!東北で優勝旗を掲げろ!
2018年夏の甲子園が盛り上がりましたね(*゚▽゚*)
特に東北勢のチームが今年も悲願の優勝を目指して熱い死闘を繰り広げました。
第100回全国高校野球選手権大会ということで、高校野球も100回目となり1世紀の長きにわたって続いているわけですが、実は、春と夏の甲子園で、東北勢のチームが優勝したことは1度もありません。
甲子園の大会は、100年程前の1915年に第1回大会が開催されましたが、100年もの間、東北勢が優勝旗を地元に掲げたことはないのです・・
しかし、8月18日の準々決勝で東北勢の勇士、金足農(秋田)が近江(滋賀)に対してなんと逆転サヨナラ2ランスクイズで見事に勝ち抜き、4強進出を決めました!
そしてさらに8月20日の準決勝では、日大三(西東京)に2-1で快勝しました!
決勝まで勝ち進んだ金足農は残念ながら、大阪桐蔭との対戦で2-13で負けてしまいましたが、東北勢が決勝まで勝ち進んだのは、非常に誇りでしょうし、歴史に残る大業だと思います。
では、来年こそはぜひ東北勢から優勝してほしい!という願いをこめて、2018年夏の甲子園についてシェアさせていただきたいと思います。
さて、第1日目の8月5日(日)~第16日目の8月21日(火)の決勝戦まで死闘が繰り広げられた2018年夏の甲子園。
この大会に参戦した東北勢の試合結果を振り返ってみましょう。
2018年夏の甲子園に出場した東北勢チームは次のとおりです。
・金足農(秋田)
・花巻東(岩手)
・羽黒(山形)
・聖光学院(福島)
・仙台育英(宮城)
・八戸学院光星(青森)
そして決勝戦まで勝ち残った東北勢は次の1校のみです。
<残念ながら敗退。来年も戻ってきてくれー!>
・花巻東(岩手)9日1回戦まで (下関国際4-2花巻東)
・羽黒(山形) 10日1回戦まで (奈良大付4-1羽黒)
・聖光学院(福島)11日2回戦まで (報徳学園3-2聖光学院)
・仙台育英(宮城)12日2回戦まで (浦和学院9-0仙台育英)
・八戸学院光星(青森)15日2回戦まで(龍谷大平安14-1八戸学院光星)
<決勝進出!>
金足農(秋田)20日準決勝で勝利!(金足農(秋田)3-1 日大三(西東京))
秋田県立の金足(かなあし)農業高等学校が、8月20日(月)1回戦で日大三(西東京)と戦って、2-1で見事に勝ち進んで決勝進出を果たしました!
金足農がここに至るまでの試合をすこし振り返ってみましょう。
8月8日:対 鹿児島実(鹿児島)戦
8月8日に金足農は、鹿児島実(鹿児島)と対戦し、見事に5対1で初戦を勝ち越しました!
金足農のエースで今秋ドラフト1位候補の吉田輝星選手(3年)がなんとこの試合で14三振を奪ったのです(#^.^#)
投球速度はストレートの最速148キロ!
この試合で金足農は23年ぶりの甲子園勝利を実現したのです。
8月14日:対 大垣日大(岐阜)戦
続く、8月14日の試合は、岐阜の大垣日大でした。
八回までは同点で競り合っていましたが、大友選手が本塁打を放ち、さらに続く九回でも2点を加えて、金足農6―3大垣日大で見事に勝ち越しました!
8月17日:対 横浜(南神奈川)戦
金足農のエース、吉田輝星投手(3年)がなんと3試合連続の2桁三振を奪って、9回でたった4失点という活躍を見せてくれました。
また八回では2点を追う状態でしたが、吉田輝星選手と打川和輝選手が連打し、高橋佑輔選手が中越えの3点本塁打を放って見事に5-4で逆転勝利を果たしました!
8月18日:対 近江(滋賀)戦(準々決勝)
この試合では、金足農が見事に逆転サヨナラ勝ち(金足農3-2近江)を果たしました!
九回では1点を追う無死満塁の状態で、斎藤選手が2ランスクイズを決めて見事に逆転して、サヨナラ勝ちをしました。
また先発のエース、吉田輝星選はストレートを軸にした制球力で10奪三振、2失点で完投しました。
8月20日:対 日大三(西東京)戦
金足農が日大三に2-1で勝利して、初の決勝進出を果たしました!
金足農は初回で二死二塁の状態から、打川選手が放った適時打で先制しました。
そして5表に大友選手が放った適時打でさらにリードを広げて二点を先制します。
さらにエースの吉田選手が9回でなんと1失点という快投を果たし、見事に2-1で勝利して、初の決勝進出を果たしました!
この勝利により、秋田県勢の決勝進出はなんと103年ぶりとなりました!
1915年の大正4年の第1回の秋田中(現秋田高)以来となります。
また東北勢の決勝進出としては2015年の仙台育英(宮城)以来となり、9度目の快挙です!
8月21日決勝 対 大阪桐蔭(大阪)戦
決勝戦は強豪の大阪桐蔭との対戦となりました!
この決勝戦で金足農は残念ながら2-13で大阪桐蔭に負けてしまいました・・
そして大阪桐蔭はこの勝利によって史上初の2度目の春夏連覇の快挙を成し遂げました。
大阪桐蔭は一回から早速、石川選手の2点タイムリーヒットで3点を先制して試合の主導権を握りました。
そして四回には宮崎選手がスリーランホームランを放ち、五回には根尾選手のツーランホームランで6点を奪いました。
大阪桐蔭の勢いは止まらずに最終的には13点を奪って大会を制しました。
金足農は、エースの吉田投手が準決勝までは全試合を投げ続けてきて快投をしてきましたが、決勝では途中の5回で12失点でマウンドを降りました。
そして、打線側も準決勝までのように流れを作ることができずに、東北勢の甲子園初優勝の悲願を達成することができませんでした。
しかし、今回の金足農の決勝進出は、来年からの東北勢の甲子園初優勝に向けての伏線になったと思います。
あと一歩だった!
くやしくて仕方ない!
でも今回の金足農の活躍はあとに続くナインたちに「東北勢は優勝できる!」という大いなる可能性と希望を抱かせたと思います。
東北勢への視線が非常に熱かった2018年の夏の甲子園。
ぜひ来年こそは東北勢から準決勝、決勝と勝ち進んで悲願の東北初勝利を果たしてほしいですね。
がんばれー!!!!
最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございましたm(_)m
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