グッドジョブのネタバレ最新22話&感想「漫画アシスタント編1」道は..

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一人の漫画家がいる。その漫画家の信じて進んできた道。

その道がどこに続くのか、果たして続いているのか

グッドジョブ漫画アシスタント編! 

・・・

1人の漫画アシスタントがいた。

結構な歳になり、自分の漫画は売れない・受け入れられない・・・。

そんな境遇の彼に、大きな試練が降りかかる。

彼の進む道は、続いているのか閉ざされているのか。

いよいよ新章開幕!

・・・

この記事では「グッドジョブ」の第22話(6月27日発売のヤングジャンプ30号掲載)のネタバレと感想をお届けさせていただきます。

では早速、見ていくことにしましょう!

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「グッドジョブ」の第22話のネタバレ

※前回はコチラ!
第21話:「探偵編3」真実の裏側には!?

1人の漫画アシスタントがいる。

今日も熱心に自分に任された仕事をこつこつとこなしている。

太郎がアシスタントをしている先生(以下大将)がコーヒーを頼むと同時に一冊の漫画を投げつけ一言漏らす。

「ゴミだってよ・・・。」

娘が「少年ダンゴ」が読みたいというので、直接編集から送らせていたが、一人暮らしをしている娘から

「本、送ってくるの止めて」

と電話が来た。

理由を聞くと、漫画本があっという間にたまってしまって、ゴミに出すのが大変だという。

「ゴミだってよ」

大将の独り言が作業場に広がる。

返本分をトラックを出して回収したりするのもゴミ、読み終わった本もゴミ・・・将来どうなるかって事を予測していないのがこの業界。

アシスタントの1人が

「知ってました? あの少年ダンゴ雑誌本体は赤字だった。」

大将が

「それも自然の流れ。

便利環境を整備することでそのメンテナンスにとんでもねぇ金がかかる。

その金は全部俺たちにかかってくる。」

それに続けて

「紙使って印刷して配本だ。

それにくらべてネットで流しゃあ全然金がかからねぇ。

もっとも今更ネットって騒いでも出版社は主導権は取れねぇ。

それにネットも先細りだ。」

大将の声が作業場に悲しげに響く。

(場面変わって)熱心に畑を耕す大将。

それを見たアシスタントが

「最近机に座っているより、野良仕事の方が多くねぇか?」

市内の立派なビルをたたき売って、こんな田舎に仕事場を移す。

それは大将の考える「電気ガス水道が止まっても少しは生きていける場所にしとく」という考えからであった。

石田が

「太郎、お前いくつになったんだ」

という問いに太郎は

「47歳です。」

と答える。

石田は

「俺なんか63だ。

大将のところへ来て40年だもんな。」

太郎は

「その間独立は考えなかったんですか?」

石田が答える。

「連載持っていたこともあったが、決定的なことに気づいた。

俺の絵はアシスタントの絵になってしまった。

漫画は若い連中がどんどん変えていく。

今となってはまるっきり無理だって心底思う。」

太郎はいつものように出版社に自分の漫画を持ち込んでいた。

その編集者の言葉は

「うちじゃあ、つかえませんね。絵の完成度は高いんですけどね。その分、今の時代には全く通用しない。」

その一言であった。

次の出版社では漫画本が廃刊になるという。

だから持ち込みをする太郎の原稿すら見てもらえなかった。

消沈した気持ちで町を歩く太郎の脳裏にさっきの編集長の言葉が響く。

「今はどこの漫画雑誌も殆ど赤字。

いっそネットを配信している会社にでも持っていった方がいいよ。」

自宅のアパートに帰ると妻が太郎の漫画の様子を聞くが、厳しいことを伝える。

その太郎に

「ずっと諦めずに頑張ってるあなたってすごい。

何があっても夢は全うしてね。」

と暖かい言葉が返ってくる。

自分の夢のために妻を内職させパートに出し・・・俺には漫画の才能がないんだろうか・・・と悩む太郎。

そんな矢先、大将から衝撃の告白が・・・。

「これ以上描きたいものも気力もねぇ。引退する!」

続けて

「契約のアシスタントだから、退職金は一切出ない。」

突然の話に驚き戸惑うアシスタント達。

それぞれに今後を考え始めなければならないと考え始めていた。

他の人達がアシスタントに専念している中、自分の漫画を描いているのは太郎だけであった。

これからどうして暮らしていけばいいのか。

子どもも小さい。

妻は内職をしている。

困惑している太郎に

「うちの大将がよく言ってたろう。

漫画で生活を支えようなんて思うな。

漫画はバクチだ。

俺たちはバクチに負けたんだ。」

何でもいいから仕事を探すという者。

アシスタント言う立場に不満を語る者。

これからの生活のことを考え困惑するアシスタント達。

川を見つめながら、橋の上でこれからのことをあれこれ悩んでいる太郎の携帯が鳴った。

アシスタント仲間の石田からであった。

「お前、アシスタント行く気あるか?

新連載が始まる大山茂って若手のところ。

20代前半。」

年齢差に悩む太郎。その決断は?

・・・

第22話は以上となります。

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「グッドジョブ」の第22話の感想

本宮先生のグッドジョブが再開した。

今回は漫画家という題材を取り上げている。

描かれている内容はネット社会の今は当たり前のようになっている。

しかし、ちょっと考えてみれば出版社の状態や現在の状況を浮き彫りにしている描写であった。

1人の漫画家が1人で描き上げているものは少ないことは想像がつく。

そのアシスタントの扱いについても自分の知らない世界が広がっていて、改めて「現実」というものを知ることができる。

漫画家だけにとどまらず、自分の意志に反して今の仕事を突然失う。

養うべき家族がいる。

そうした状況に置かれたときに自分は一体どういう判断を下すのか。

自分よりずっと若い人の下について、家族のために仕事をすることができるのか?

しかし他に道はない。

現実にあり得る話であろうし、それが今後どういう展開を見せてくれるのか。今後の展開に大きな期待をしている。

・・・

感想は以上となります。

※次の第23話はコチラ!
第23話:~更新中~

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以上で「グッドジョブ」第22話のネタバレと感想を終わらせていただきます。

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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)