花のち晴れの漫画ネタバレ第11巻&感想!想いが通じ合った音と晴だが?!
この記事では「花のち晴れ」第11巻のネタバレ&感想をお届けいたします。
西門と美作の粋な計らいでようやく素直になれた音と晴はお互いへの想いを確かめ合う。
しかし天馬の父から婚約解消について話し合いたいという申し出を受け、馳家を訪ねた音は自分を愛し続けてくれた天馬の前で好きな人ができたことを話さねばならなくなり…。
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「花のち晴れ」第11巻のネタバレ
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「第10巻:音に接近する景に晴は・・」
F4の西門総二郎と美作あきらの粋な計らいでお互いの気持ちを確かめ合った音と晴。
ようやく想いが通じたことに夢のような幸せを感じた二人は連絡先を交換して別れる。
しかしアパートに帰った音は、天馬の両親から婚約破棄について話し合いたいと連絡がきたことを母に聞かされ現実に引き戻される。
一方小林の機転で景の企みを打ち砕いた晴はようやく自宅に戻り、荷物を片付けに来ていた景と会う。
緻密に計算していたはずの行動が、実はすべて晴の父に利用されていたことだったと知り鼻っ柱を折られた景だったが、意外なほどサバサバした様子で晴へのわだかまりも消えたようだった。
結果的に騙す形になったものの、思いがけず楽しい時間を過ごさせてくれた音に謝っておいてほしいと告げ、笑顔でアメリカへ帰ったという景の話を晴に聞いて、音はほっと胸をなで下ろす。
コンビニでのバイトを再開した音のもとに愛莉がやってくるが、愛莉が天馬に片思いしていることを海斗に聞いていた音はかける言葉が見つからず気まずい空気になる。
ひたすら天馬を想う愛莉はそんな音に、天馬の音への変わらぬ想いを伝え、天馬を幸せにしてほしいと泣いて頼み込む。
初めて見る愛莉の姿に何も答えられない音。
馳家との集まりの日、風邪をひいた母を家で休ませ一人で天馬の家に向かった音は、天馬の父に婚約解消の理由を聞かれ、胸を引き裂かれるような思いで自分に好きな人が出来たからと答える。
亡き妻の想いを汲んで音の気持ちを優先する天馬の父は、音の幸せを願って婚約解消を受け入れた。
天馬に晴への気持ちに気づいたかと尋ねられた音は、苦しみながらも晴への正直な想いを打ち明ける。
天馬は音の気持ちを受け入れようと自分に言い聞かせるが、幼い頃からの音への想いが止められず帰宅しようとした音の腕を取って引き止めてしまう。
自分の行動が音を苦しめることを理解している天馬は、音を部屋から出して扉を閉ざし二度と開けようとはしなかった。
自宅に帰った音は晴から夏祭りに誘うメールが届いていたことに気づくが、贈られた浴衣を見ても素直に喜ぶことが出来ず、周りの人達を傷つけてまで自分の想いを貫くことに胸の痛みを感じていた。
その頃海斗を家に呼び出した愛莉は、音や晴の気持ちを無視して自分のことしか考えていないことを諌める海斗に「人を好きになったこともないくせに」と反発するが、意味ありげな言葉を残して去っていく海斗の自分への想いに初めて気づいて動揺する。
音を喜ばせようと紺野やミータン、C5を招待して自宅での祭りを開いた晴。
紺野達は豪華な夜店を楽しむが、音の胸には子供の頃に行った祭りで迷子になった記憶が蘇っていた。
両親とはぐれて一人泣いていた音を汗だくで探し出してくれた天馬を思い出す音は、天馬への罪悪感から晴と二人きりになっても胸のわだかまりが消えず、祭りを楽しむことができない。
そんな音のもとに愛莉が現れ、一方的に自分の願いを押し付けたことを謝るが、やってきた海斗の存在に気づいて過呼吸を起こしてしまう。
すぐに落ち着いた愛莉は改めて自分の身勝手な行動を音に謝るが、音は愛莉に天馬との思い出が胸につかえていることを打ち明ける。
それを聞いていた晴は、天馬の思い出を抱えたままの音が好きだと告げ、ここから自分と歴史を作って行こうと伝えた。
一方始業式を迎えた桃乃園学院の生徒会では今秋からアメリカのロサンゼルスに開校する姉妹校のことが議題に上がっていたが、いつになく精彩を欠いた様子の天馬を近衛は心配する。
英徳でも二学期が始まるが、晴は海斗が愛莉を好きだということを聞いて驚く。
愛莉は海斗を意識し過ぎてC5としての始業式の挨拶に加わることが出来なかったが、海斗はそんな愛莉に自分に遠慮することなく今まで通り相談事を持って来いと告げる。
その頃天馬は父にロスの姉妹校への編入を申し出て了承を得ていた。
音のことでけじめをつけるために話し合おうと天馬の家を訪ねた晴は、天馬がアメリカへ発つことを知るが、音には言わないで欲しいという天馬の言葉に動揺する。
しかし自分が天馬の立場なら最後に音に会いたいと思うはずと考え、晴は音を一人車に乗せて空港へ向かわせるのだった。
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「花のち晴れ」第11巻の感想
ようやくお互いの想いを確かめ合った音と晴ですが、二人の恋は周りに大きな波紋を広げてしまいました。
F4の西門と美作のナイスアシストでようやく素直になれた音と晴。
束の間幸せを感じる音でしたが、天馬の両親から婚約解消について話し合いたいと連絡を受けて胸を痛めます。
天馬からの申し出とはいえ婚約解消の理由は自分の心変わりである以上避けて通ることは出来ませんが、誰よりも自分を大切にし続けてくれた天馬の前でそのことを告げるのは胸を引き裂かれるほどつらいことでした。
天馬の父は亡き妻の意を汲んで音の幸せを優先し、一言も責めることなく婚約解消を受け入れます。
それどころか親同士が決めた約束で音と天馬を縛り付けていたことを謝罪し、天馬はもちろん、その両親や自分の母、そして天馬を想う愛莉までも傷つけてしまったことを痛感する音の罪悪感は一層強くなってしまいました。
天馬は音を悲しませることなく別れようと思っていましたが、頭ではわかっていても心が追いつかずに帰ろうとする音を「行くな」と引き止めてしまいます。
これまでどんな時でも冷静さを失わず真正面から壁を乗り越えてきた天馬ですが、音を失う現実を受け入れることは容易なことではありませんでした。
自分を愛し続けてくれた天馬を深く傷つけたことで音もまた苦しみを感じます。
たとえ親同士に決められた許嫁だったとは言っても、音にとっても天馬はかけがえのない唯一の存在であったのです。
音は自分の中から天馬の思い出を消し去ることは出来ず、晴に対しても罪悪感を感じることになります。
そんな音の心の揺れを敏感に察した晴は、天馬の思い出ごと音が好きだと伝えて、音の心の重荷を分かち合おうとします。
そして音のために天馬と話し合おうと馳家を訊ねますが、そこで天馬がアメリカへ発つことを知り、最後に音と天馬を会わせようと音を空港へ向かわせるのでした。
皆それぞれが好きな人を大切にしたいと思っているだけなのに、本当に切ない展開になってしまいました。
音への想いを断ち切ろうとアメリカへ向かう天馬、その想いを知り音を空港へ向かわせる晴。
二人共心から音を想っているだけに、音が晴との恋を貫くのは相当な覚悟が必要なようです。
アメリカに行ってしまう天馬に音は会えるのか、続きが気になるところですね!
感想は以上となります。
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以上で「花のち晴れ」第11巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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