薔薇色ノ約束のネタバレ4巻&感想!前途多難な結婚に烈と彩葉は・・
今回の記事は「薔薇色ノ約束」第4巻のネタバレと感想をお届けいたします!
彩葉を没落貴族の娘と侮り結婚を認めない父親に、六条伯爵家の問題を解決して彩葉との結婚の是非を問う烈。
父を相手にしてでも彩葉のためなら手段は選ばないと宣言する烈だが、父ばかりか弟の類も、彩葉を嫌っていて…!?
では、早速「薔薇色ノ約束」の第4巻のネタバレを見ていくことにしましょう。
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「薔薇色ノ約束」第4巻のネタバレ
彩葉を没落貴族の娘と侮り自分との婚姻を認めない父の不知火公爵に、烈はどんな手段を使っても彩葉と結婚すると宣言する。
烈は彩葉に父の無礼の詫びだとして、自分の一日を彩葉のために使おうと提案し、彩葉は二人で庭を散歩し烈のことをもっと知りたいと願う。
翌日彩葉を自分の母が使っていた温室に連れて行く烈。
放置されて荒れ放題の温室は雑草が生い茂っていたが、奇跡的に薔薇が咲いていた。
思い出の場所を託され、張り切った彩葉は烈に手伝いを命じてさっそく手入れを始めるが、花の世話などしたことのない烈の不器用な手つきを見て、完璧に見える烈の一面に親しみを感じる。
母のことを尋ねられた烈は、父を振り回すほど無邪気で天真爛漫な人だったと彩葉に語る。
母を愛していても女癖の悪さは変わらず、類は父の愛人の一人が産んだ異母弟だと言う烈は、微妙な立場の弟に自分が出来ることはしてやりたいと話す。
烈の心の内を知ることが出来て嬉しいと言う彩葉を押し倒しキスをする烈だったが、そこへ猫のクロがいなくなったと類が飛び込んでくる。
一緒に探してほしいと烈にすがる類は、声をかける彩葉を強い目で睨みつけるのだった。
烈は二日間ほど留守をすることになり、残された彩葉は自分が類に嫌われていることを感じて落ち込むが、部屋の片隅に烈からの手紙が添えられた花と苗を見つけて、烈への想いを募らせる。
自分も烈のために何かしたいと思う彩葉が正岡に烈の好物を聞いていると、類がやって来て甘い稲荷寿司が烈の好物だと教え、彩葉が料理するとわざと失敗するように仕向ける。
類に騙されたと気づき一人で稲荷寿司を食べていた彩葉のもとに、正岡から事情を聞いた烈が帰って来る。
甘いものが苦手な烈だが、落ち込んでいる彩葉を思いやり一緒に稲荷寿司を食べてくれた。
翌日苗を植えるため温室に向かった二人だったが、中は酷く荒らされ、彩葉が植えていた亡き母の薔薇も踏みにじられていた。
ショックを受ける彩葉だったが、気遣う烈に気丈に笑顔を見せて一人で片付けると伝える。
温室を出た烈は、隠れて様子を見ていた類に声をかけ部屋へ連れて行き、彩葉が自分達同様母を亡くしており、形見の薔薇を踏みにじられた彩葉の悲しみを理解するよう諭す。
夕方になっても屋敷に戻らない彩葉を心配した烈が温室に向かうと、入口には彩葉の様子を窺う類がいた。
烈に促され彩葉に謝った類は、お腹を空かせた彩葉に自分が作った不格好な稲荷寿司を差し出し、甘い稲荷寿司は母の思い出の味だったことを打ち明ける。
屋敷に戻り仲良く食事の支度をしながら笑顔を見せ合う二人を、烈は優しい眼差しで見つめていた。
烈と彩葉を呼び出した烈の父は、今度屋敷で開催する舞踏会が婚約披露の席になるが、それは彩葉が自分を納得させられればの話だと釘を刺す。
舞踏会に出席した彩葉は、正岡とフジに仕込まれた知識とマナーを生かして完璧な淑女ぶりを見せ、烈は美しく装った彩葉に薔薇の香りの練り香水を贈り、自分の指でつけてくれる。
そこへ烈の婚約者だった西園寺家の令嬢、紗己子がやって来る。
父が紗己子を招待したと知った烈は厳しい表情になるが、彩葉は自信に満ちた紗己子に引け目を感じ、彼女を舞踏会に呼んだ義父の意図がわからず動揺する。
灯りが消え、仮面で顔を隠したパートナーを探すという趣向に沿って烈が彩葉から離れると、ドレスの紐がほどけていると言う女性に導かれ、彩葉は言われるまま外に連れ出される。
暗い部屋へ連れて行かれ、無理やりドレスを脱がされた彩葉の前に現れたのは紗己子だった。
紗己子は彩葉から奪ったドレスと練り香水を身につけ、自分が代わりに烈とダンスを踊ると言って彩葉を嘲笑う。
その様子を物陰から見ていた烈の父は、紗己子の振る舞いを止めることもせず、彩葉がどうするかを面白そうに観察していた。
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次は「薔薇色ノ約束」第4巻の感想です(^_^)
「薔薇色ノ約束」第4巻の感想
父の不知火公爵に彩葉との婚姻を認めないと言われた烈は、六条伯爵家の問題を解決した上で、改めて彩葉との結婚の是非を問いますが、たとえ何を言われても彩葉を妻にする決意は変わらず、どんな手段を使っても結婚することを宣言します。
不知火公爵が父親としてどんな人物なのかはっきりしませんが、少なくとも彩葉に対しては寛容な人ではなさそうなので、二人の大きな障害となることが予想されます。
そして障害と言えばもう一人、烈の弟の類も彩葉を嫌っていました。
類の場合は大好きな兄を彩葉に奪われる嫉妬が理由で、烈のために料理をする彩葉を失敗させたり、心をこめて手入れした温室を荒らしたり、あれやこれやと意地悪をします。
烈はそんな弟に、彩葉もまた母を亡くしていることを話し、類がめちゃくちゃにした温室には彩葉の亡き母の薔薇が植えられていたことを教えます。
それを知った類は、自分の気持ちを正直に打ち明けて謝り、彩葉のために作った思い出の稲荷寿司を差し出して、二人は仲直りするのでした。
一方烈の父は今度開催する舞踏会が実質的な婚約披露の席であることを烈と彩葉に伝えますが、自分に恥をかかせなければだと嫌味を言うことも忘れません。
嫁をいびるのは姑と相場が決まっていますが、どうやら不知火公爵家の当主は家柄に縛られて人の内面を見ようとしない頑固な舅のようです。
さらに悪趣味でもあるこの鬼舅は、わざわざ烈の元婚約者である西園寺家の令嬢紗己子を招待して二人に引き合わせます。
紗己子もまたあまり性格の良い女性ではないらしく、婚約を破談にされたことを根に持っていた上、未だ烈に未練を残していました。
烈と離れた彩葉の隙をついておびき出し、ドレスと烈が贈った薔薇の香りの練り香水を奪って自分が烈に近づこうとします。
身分は高くても品のない振る舞いをする紗己子の人となりを不知火公爵は見抜いていましたが、それを放置し彩葉の出方を面白そうに観察するのでした。
烈と離れ一人追い詰められた彩葉はこの困難をどう乗り越えるのか、自分を疎んじる義父に結婚を許してもらうことが出来るのか、気になる展開は第5巻へと続きます!
以上でこの記事を終わらせていただきます。
次の第5巻はコチラ!
「第5巻:情熱的な烈の前に謎の男・三原が登場し…」
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以上で「薔薇色ノ約束」第4巻のネタバレと感想を終わらせていただきます。
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