本能寺の変の謎、黒幕は誰?織田信長を明智光秀が討ったのは本当?
今回の記事は、有名な「本能寺の変」についてご紹介したいと思います。
本能寺の変・・・
これは、有名な戦国時代の武将、織田信長が本能寺で暗殺された歴史的な大事件のことです。
(織田信長については「5分で分かる織田信長」をどうぞ)
信長関連の漫画・ドラマ・映画については「信長協奏曲のあらすじ」をご覧ください)
史実では、この本能寺の変では、織田信長は明智光秀によって殺害された・・ということになっています。
しかし、その動機には謎が非常に多いのです・・Σ(゚д゚lll)
あまりにもすっきりしない謎が多いため、一説では黒幕がいたのではないのか・・という議論も多くなされています。
(光秀については「5分で分かる明智光秀」をどうぞ)
では、その中でいったい誰が光秀をそそのかしたのか・・の諸説をまとめましたので
ご紹介いたします。
※明智光秀が主人公の2020年NHK大河ドラマ「麒麟が来る」についてはコチラ!
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1.朝廷説
まずは、朝廷説(天皇や公家など)です。
朝廷に謀反を起こした信長に脅威を感じた朝廷が、光秀を使って
信長を暗殺させた・・という説です。
しかし、そもそも信長の本来の目的は何なのかを知らなければなりません。
信長は、神を称したり、征夷大将軍を放棄、また副将軍や管領を放棄するなど、
実は、ほんとうのところ、彼がいったい何を望んでこのような事をしたのかは分からないのです・・
信長が、朝廷の権威を保持したまま、天下統一をしようとしたのか?
統一後は、天皇以上の権威を持とうとしたのか?
今では謎のままとなっていますΣ(゚д゚lll)
一方、信長より少し後の時代に天下を統一した徳川家康がしようとしていたことは、容易に想像できます。
家康は、信長が計画していた事を参考にしながら、朝廷への政策を行ったのです。
家康は用意周到で計画的な政治家ですから・・
(徳川家康については「5分で分かる徳川家康」をご覧ください)
さて、「朝廷黒幕説」に話を戻しますが、戦国時代の乱世がこのまま続くことは武力を持たない天皇・公家にとっては、決してよいことではありません。
ですので、信長を討ってしまうと、さらなる混乱が生じる・・ことは朝廷も容易に想像できたはずです。
そう考えると・・・
朝廷が果たして光秀の黒幕になったのかどうかは怪しいところです《゚Д゚》
2.羽柴秀吉説
さて、次の黒幕は「羽柴秀吉」です。
この事件で最も「おいしいところ」を持っていったのは秀吉であるからです。
もし、信長がいれば秀吉は天下を支配する者とはならなかったからです・・
本能寺の変は、秀吉の要請に応じた信長が光秀などを先に行かせて、信長も征伐に行く中でおきた出来事です。
このことから、秀吉が信長を誘い出して、無防備なうちに光秀が討ったということも考えられます。
その後、秀吉は、光秀を倒すという行動に出ようとした可能性もあります。
しかし、これも説としては「微妙な点」があります。
この企みがばれた場合、誰も秀吉の味方についてくれません。
秀吉の政治は、信長の政策をきちんと理解していた忠実な後継者であることからも、
ばれるリスクを取ってまでも謀反をするほどの「動機」がないのです。
(豊臣秀吉(羽柴秀吉)については「5分で分かる豊臣秀吉」をご覧ください)
3.徳川家康説
今回、最後の黒幕が「徳川家康」です!
信長へ忠誠を誓った同盟者でありながら、天下を握る際に、信長よりも信玄や頼朝を参考にしていたのです。
家康黒幕説となり得る「動機」は、徳川家および家康の将来性です。
天下統一を目前にした信長が家康を殺害しようとしていた説もあります。
しかし、本当に家康は黒幕だったのでしょうか??
実際のところは、家康が狸親父として政治力を発揮したのは、秀吉の手法をみて学んだ晩年でした。
本能寺の変が起こった時の家康は、まだまだ中央政治に疎くて、戦いに強いだけの地方大名でした。
よって、光秀の黒幕になるほどの政治手腕や駆け引きの能力に長けていた・・とは到底言いにくい状況です。
このことからも家康が黒幕であるかどうかは難しいところでしょう。
・・・
主な黒幕説は以上となります。
挙げてきた黒幕説はあくまで「説」であり、事実かどうかは定かではありません。
では、いったい誰が「本能寺の変」の黒幕なんだぁぁぁ!?
と言いたいところですが、現時点では「諸説」があるだけで、決定打に欠けた状態です。
あくまで諸説は諸説で、伝説の域を超えないのです・・
真実は信長のみぞ知るのかもしれません・・・
※ご参考までにこの「本能寺の変」を描いた映画は「信長協奏曲のあらすじ」です。
ぜひご覧ください(*゚▽゚*)
黒幕が謎のため、本能寺の変についても、物語の数だけ違ったドラマがあります。
そういう意味では、物語の結末が見えないため、よけいに信長についての謎やミステリー感が深まり、ドラマや小説、映画等に信長の物語が数多く起用されているのでしょう。
あなたは、いったい誰が黒幕だと思いますか??
最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございましたm(_)m
※明智光秀が主人公の2020年NHK大河ドラマ「麒麟が来る」についてはコチラ!
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ディスカッション
コメント一覧
勉強になりました。ありがとうございます。
よくわかった
あけましておめでとうございます
黒幕を一人じゃなく複数いる可能性もある
比叡山焼き討ちによる本能寺の恨み
信長が自らを神とし敬え、天皇は排除する事で以前、朝廷にいた光秀に、なんとかしろと朝廷からの命令
信長は家康に、島津倒し日本統一したら朝鮮から大陸攻めるから参加しろと言ったが断り、ムカついたから、光秀に殺せと命令、以前、食事会で毒入れたのがばれ、みんなの前で信長にボコボコにされ、なんとか家康を痛んでたとかでごまかしたけど、まーばれてるよね、次しくじったら、信長に殺される、家康も殺されるから、利害の一致で、信長暗殺しようと計画したが、秀吉にばれる、秀吉もまだ日本でやることがあり、次の将軍を秀吉にすることで、光秀
家康、秀吉、朝廷、本能寺で信長暗殺した?
本能寺の変で家康は光秀をつれ伊賀ごいし、光秀を武田に預け、関ヶ原で天海として徳川側につき、家康を将軍にしたが、家康が影武者だった為、天海が徳川家を乗っ取り、
家康の裏で天下を動かしていた(鶴と亀が統べった、後ろの正面だあれ)でも秀忠と家光が名前を替える前からの(光秀が家康が偽者と見破った)約束だったかも知れない?
能寺の変の真実を読み解くためには紀州武田の分家である御本家(みもとけ)を掘り起こすしかないのだ。この御本家こそ四国統一を果たした武将である。ただゴホンケと読まれ土佐一条氏と勘違いされ歴史上には出てこない。そして本能寺の変が起こった日は、四国攻めを決行しようとする時だった。御本家の家紋は丸に桔梗そう明智光秀と同じ家紋である。そのため織田の家臣が早とちりをして明智軍と思い、秀吉は間違いで明智光秀を殺した。そのため明智の謀反で決着するしかなく、その事実を知る紀州武田である湯川氏は紀州征伐で滅ぼされ御本家は四国征伐で追いやられたが私こと子孫は生き残っている。補足として、織田信長の遺体が無かったのも御本家が持ち帰ったためである。