鬼滅の刃のネタバレ160話&感想!母の記憶と奇跡の巡り合わせ

2019年6月10日

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この記事では「鬼滅の刃」160話(ジャンプ最新刊27号6月3日発売)のネタバレと感想についてお届けします。

カナヲ対童磨の戦いはカナヲが刀を奪われて大ピンチに!

しかしそこへ伊之助が乱入してきます。

しのぶが死んだことを知った伊之助は、童磨を殺してやると闘志を燃やします。

伊之助は腕の関節を外した新技を繰り出し童磨の頚を狙うも、外れて目を斬ってしまいます。

伊之助の技に感心している童磨は、一瞬の隙を狙い伊之助の猪の被り物を奪ったのでした。

伊之助の素顔を見て、童磨は見たことがあると言い出します。

さて、伊之助と童磨にはどんな関係があるのでしょうか?

では、早速「鬼滅の刃」160話のネタバレについて見ていくことにしましょう。

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「鬼滅の刃」160話のネタバレ

前回はコチラ!
第159話:伊之助とカナヲは童磨を倒せるか?

僕たち何処かで会ったよね?と童磨は伊之助に問いかけます。

しかし、伊之助はテメェみたいな蛆虫と会った覚えはねぇ!汚ねぇ手で俺の毛皮に触るな!と激怒しています。

俺は君を知ってると言い張る童磨に怒り心頭の伊之助。

伊之助が何処かで会った気がしていたのは、しのぶの方でした。

今度会ったら聞こうと思っていたのに・・・としのぶを思い浮かべて、さらに伊之助の怒りは溜まっていきます。

そんな伊之助の様子に、カナヲはアイツは適当なこと言ってるだけだから落ち着いて、と伊之助をなだめようとします。

カナヲの言葉に、童磨は「適当?心外だなあ。俺は真面目だけが取り柄なのに。」と言います。

そして「記憶力もいいんだ。人間の時のことだってよく覚えてるし。」と言いながら、自分のこめかみに指をズブブと突っ込みます。

その行為に伊之助は「何してんだキッショオ!!」と驚き、カナヲは青ざめています。

グリグリと頭の中をまさぐって、記憶を呼び起こそうとしている童磨。

記憶に行き着いたのか、「あー!これだこれだ。十五年前かな、わりと最近だね。」と言って、記憶の中の人物について話し始めます。

「十七・八くらいの女の子が赤ん坊抱いて来たなぁ」

その女の子は、毎日旦那に殴られ、姑にもいじめられていたと言います。

俺がつくった極楽教は、そういった可哀想な人を保護してあげてたからね。と言いながら猪の被り物をくるくる回して笑っている童磨。

そしてその女の子は、自分には親も兄弟もいなくて頼れるところも行くところもない、と童磨の元へ来たのでした。

童磨の所へ来た時、顔は殴られて原形がわからないくらい腫れていたと言います。

殴られたせいで片方失明したけど、顔は手当てしたら元に戻って、綺麗な子だから印象に残っていると話す童磨。

そしてその顔は伊之助と同じだと言います。

伊之助は「俺に母親なんかいねぇ!!俺を育ててくれたのは猪だ!!」と反論します。

しかし童磨は、「君は猪から産まれたの?人間なんだから人間から産まれているでしょう。」と言います。

怒った伊之助は「うるせえんだよボケカスがぁあ!!返せそれぇ!!」と童磨に飛び掛っていきます。

獣の呼吸 陸ノ牙・・・

冷静さを失った伊之助を、カナヲは制しますが聞きません。

童磨は冷静に「まぁ人の話は最後まで聞きなよ。こんな巡り合わせ奇跡でしょ。」と言って伊之助の体を攻撃します。

攻撃の勢いでドボンっと水の中に落とされた伊之助。すかさずカナヲがカバーに入り、伊之助に「落ち着いてお願いだから」と声をかけます。

「君のお母さんのことはね、喰うつもりなかったんだよ。心の綺麗な人が傍にいると心地いいだろう?」と童磨は続きを話し始めます。

伊之助のお母さんは頭が良くなかったけど、美しかったし歌が上手で君を抱いてよく歌ってたと言う童磨。

お母さんはどうしてだか子守唄よりも、指きりの歌を歌っていたと言います。

ゆーびきーりげーんまん お守りしましょう 約束しましょう あなたが大きくなるまでは 母さんひとりで守りましょう

伊之助は母親の歌を思い出していました。

記憶の中の母親は、赤ちゃんの伊之助に「ごめんね伊之助、寂しい思いをさせるけど父さんのぶんもたくさん頑張って母さん守るからね。命にかえても伊之助は母さんが。」と話しかけていました。

お母さんの顔をはっきり思い出した伊之助は、昔会ったことがあると思っていたのは、しのぶじゃなかった、と気がつきます。

「寿命が尽きるまで手元に置いといて喰べないつもりだったんだけど」と童磨はさらに話を続けます。

お母さん・・・“琴葉”は頭が鈍い分感覚が鋭かったみたいで、信者を喰ってるのがバレちゃった、と言う童磨。

琴葉は、童磨を嘘つきと罵って童磨の寺院を飛び出しました。

森の中を逃げながら、琴葉は伊之助にごめんねごめんね、と謝ります。

人里までの道がわからずに迷ってしまい、ついには逃げ場のないところまで来てしまいました。

「このままじゃ二人とも殺されてしまう。せめて伊之助だけでも・・・」そう思った琴葉は、「ごめんね伊之助。ごめんねぇ・・・」と泣きながら伊之助を崖から落としたのです。

落とした直後、琴葉は童磨に殺されてしまいました。

崖の上で童磨は「こんな所から落っことして助かるはずないのに。最期まで頭の悪い娘だなあ・・・」と言っています。

伊之助は落ちながら崖の上を見ていました。

「母親に崖から落とされて死ぬなんて可哀想」と言って涙を流している童磨の顔を見ながら、ドボンっと川に落ちた伊之助。

殺された・・・母親・・・俺の・・・

水の中で、伊之助は母の記憶を思い出したのでした。

童磨は「骨まで残さず喰べてあげたよ!」と言い、そして「不幸だよねぇ琴葉。幸せなときってあったのかな?何の意味もない人生だった。」と哀れみます。

カナヲは「いい加減にしろ!!下衆が!!」と怒ります。

伊之助は刀を握り締め、母の言葉を思い返していました。

「可愛いね伊之助。ちっちゃいおてて。伊之助はあったかいねぇ。私の宝物。一緒にいられて幸せだねぇ。」

琴葉は不幸なんかじゃありませんでした。

伊之助は童磨に言います。

「本当に奇跡だぜ、この巡り合わせは。俺の母親と仲間を殺した鬼が目の前にいるなんてなぁあ!!」

伊之助の顔は、血管がビキビキと浮き出るほど怒りに燃えていました。

そして「謝意を述べるぜ思い出させてくれたこと。ただ頚を斬るだけじゃ足りねぇ!!テメェには地獄を見せてやる!!」を怒りをあらわにしたのでした。

・・・

第160話は以上となります。

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「鬼滅の刃」160話の感想

なんと伊之助のお母さんが童磨と面識があったんですね!

そして伊之助はお母さんにそっくりなんですね。だから童磨は会ったことがあると言ったんですね。

伊之助のお母さんは不遇な扱いを受けてましたが、頼った先が駄目でしたね。不運としか言いようがありません。

最後は童磨の本性に気づいて殺されてしまいましたが、旦那の暴力からも逃げられて伊之助と二人、ひとときでも幸せな時ができて良かったのかも知れません。

伊之助は結局川に落ちて、猪に育てられて生き残ったわけですし、お母さんの作戦は成功したんですね。伊之助助かって良かったです。

そして、何の因果か復習の機会が巡ってきたわけです!

しのぶも殺されて、母も殺されていて、伊之助の怒りは相当なものですね。

さて伊之助は、母の仇を討つことはできるのでしょうか!?

・・・

感想は以上となります。

次の第161話はコチラ!
第161話:しのぶが残してくれたもの

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以上で「鬼滅の刃」160話のネタバレ・感想を終わらせていただきます。

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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)

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