食戟のソーマ最新刊のネタバレ33巻&感想!若手料理人の大会が開幕!
この記事では「食戟のソーマ」の第33巻のネタバレ&感想をお届けいたします。
前回の「食戟のソーマ」32巻では、遠月学園に赴任してきた講師、鈴木が闇の料理人である真夜中の料理人(ノワール)の1人であることが判明しました。
鈴木こと才波朝陽はえりなを拉致してしまいます。
えりなを賭けて創真と朝陽はTHE BLUE(以下BLUE)と呼ばれる世界若手料理人選手権大会で料理勝負をすることになってしまいます。
果たしてえりなを救うことは出来るのでしょうか。
THE BLUEとはどういう大会なのでしょうか。
では、早速ネタバレと感想を見ていきましょう。
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創真は久々に会う父、城一郎と朝陽について話していました。
朝陽は城一郎が海外で目を賭けていた弟子でありました。
そして、城一郎からBLUEの招待状を貰う前に一つ聞かれます。
それは「ゆきひらを継ぎたいと思っているか?」でした。
今や創真は城一郎でも成れなかった遠月十傑の第一席。世界に羽ばたける可能性は大いにありました。
創真にとってゆきひらは世界で一番の看板であるので、城一郎にBLUEに優勝できなければゆきひらを継がないと誓いを立てました。
そして、BLUE開催当日。都内にある戦火から逃れた城を舞台に多くの有名料理人が集っていました。
創真の他にも遠月十傑の第7席のタクミと第10席の田所も一緒でした。
また、裏の料理界を統べる真夜中の料理人の姿もありました。
WGO(ワールド・グルメ・オーガニゼーション)から開会の言葉がありました。
BLUEは第一の門、第二の門、第三の門、天守閣からなっており、優勝決定戦は天守閣で行われることになっています。
開催時間ぎりぎりになって朝陽が現れますが、実績により与えられたシード権によって第三の門までパスとなっていました。
迎えた第一の門では3人とも別のグループで試練を行います。
創真のグループは元真夜中の料理人の時山兵五郎に最後の晩餐にふさわしい料理を出すことがお題でした。
この試練に先立って多くの料理人が時山に向けて質問し、郷土料理や好きな料理を出しますが、ことごとく不合格となってしまいます。
しかし、真夜中の料理人は簡単に合格をもらっていました。
その理由はもう死んでもいいと思わせるくらいの全力の料理をぶつけていたからでした。
表の料理人は相手の好みに合わせようとするあまり、手加減した料理を作ってしまうから不合格になってしまうのでした。
創真はこのようなことを知ってか知らずかゆきひらの裏メニューであるあんきもなかを出します。
すると全身の力が漲るような感覚になっていきます。時山は創真に料理は作ることだけではなく食べることも料理ということを説かれ、創真を第一の門合格にさせました。
実は時山はBLUEで命を絶つつもりであり、創真の言葉に新たな生きる希望を見出していました。
タクミも田所もお題は違いましたが、第一の門は突破していました。
続く第二の門ではコンビニの品を使って二等執行官、ランタービに100ドル以上の価値がある一品を味わわせることでした。
ここでは先輩の司も参加し587ドルの一品を出し、楽々突破します。
創真は始めに出した一品でマイナス14ドルの判定を受けてしまいますが、コンビニの加工食品だからできるおせち料理で第二の門を突破しました。
一方、天守閣前にいた朝陽はえりなに自身の過去を明かしていました。
朝陽は城一郎によって暗い過去を清算するくらい輝かしい日々を送っていました。
しかし、城一郎の帰国により創真に対して憎悪を抱いてしまうのでした。
第三の門では特級執行官が趣向を変え、唐突に出てきた牛フィレ肉を美味な味付けにした制服の真夜中の料理人を門番にしました。
そして、お題は先ほどの牛肉を先ほどと同じように美味に味付けすることでした。
・・・
第33巻は以上となります。
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BLUEが開幕し、戦いに挑んでいく創真たちを応援したくなる33巻でした。
ついに始まったBLUE。
第一の門からなんじゃそれはって感じのお題が出てきましたね。
最後の晩餐と思い浮かべると誰だってその人の好きなものを作ってしまうと思います。
しかし、第一の門の門番は元真夜中の料理人であるので表の料理人が持つ常識は非常識になってしまいます。
しかも真夜中の料理人だけあって門番の時山は極道に仕える料理人を長年務めていました。
極道という裏組織は普通の料理店ではクレームを出したら怒られるだけで済みますが、クレームの一つでもあれば抗争に繋がりかねない可能性があるので時山の持つ胆力は計り知れないものだと思います。
しかし、料理を作れない体になってしまった時山に一筋の光を示したのは創真でした。
時山はBLUEの門番を最後に命を断とうとしていました。
それは時山にとって料理を作れないことは死を意味すると言っても過言ではありませんでした。
それでも創真は食べることも料理ということを説いたので新たな道を歩むきっかけになりました。
創真の生き方が1人の命を救った瞬間だったので、読んでいて鳥肌がたちました。
第二の門ではコンビニの品で100ドル払ってもいい料理を作るというまたとんでもないお題が出てきました。
コンビニの単価は100ドルもいかない品しかなく、味付けもしっかりされているので難しいでしょって思ってしまいました。
しかも品と品を掛け算しなければ到底100ドルに辿り着かないにも関わらず、創真はおせち料理で掛け算ではなく多くの品を足し算のように組み合わせました。
おせち料理は作ることに苦労しますが、コンビニの品は味がついているので短い時間で作ることができてしまいます。
これは創真の発想の勝利だと思ってしまいました。
第二の門を越えた先には第三の門が待っていました。料理人も強者ばかりに絞られ、お題も複雑なものと変わっていきます。
創真たちは牛肉にどんな発想を加え美味なる一品にするのでしょうか。
続きが非常に気になりますね。
・・・
感想は以上となります。
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以上で「食戟のソーマ」33巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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