10万分の1のネタバレ1巻＆感想！蓮に想いを寄せる莉乃だったが・・

2019年1月11日2020年11月29日

今回の記事は「１０万分の１」の第１巻のネタバレと感想をお届けいたします！

明るくて食いしん坊の高校生桜木莉乃は仲良しグループの桐谷蓮に想いを寄せていたが、自分に自信が持てず友達のまま見つめていたいと思っていた。

ある日二人きりになった蓮に「俺のことどう思ってる？」と聞かれて…？！

・・・

では、早速「１０万分の１」第１巻のネタバレを見ていくことにしましょう。

「１０万分の１」第１巻のネタバレ

親友の千紘と共に剣道部のマネージャーを務める桜木莉乃は明るくて食いしん坊の高校生。

はっきりものを言う千紘と違い、おとなしい莉乃は同じ剣道部で仲良しグループの桐谷蓮に想いを寄せていたが、友達のまま見つめているだけでいいと思っていた。

そんなある日、二人きりになった蓮に突然「俺のことどう思ってる？」と訊かれ、気持ちを知られるのを恐れるあまりトンチンカンな返答をしてしまう。

せっかくのチャンスを棒に振り千紘にも呆れられる莉乃だったが、実は子供の頃初恋の男の子に言われた心ない言葉がトラウマになっていて恋に臆病になっていたのだった。

しかし千紘と千紘の彼氏の比名瀬、そして蓮との四人で楽しくお喋りをしたり、剣道部で竹刀を振る蓮の姿を見つめるだけで幸せになれる莉乃は、今の友達関係のままで充分だと自分に言い聞かせていた。

その日の部活で蓮と比名瀬は二年生ながらそれぞれ主将と副主将に抜擢され、異例のことに驚きを隠せない莉乃と千紘だったが、日頃から蓮を妬み態度の悪い剣道部員達に仕事を押し付けられそうになっていると、現れた蓮が部員達を諌めて仲裁してくれる。

気を利かせた千紘が二人きりにして去って行き、莉乃が「助けてもらったお礼をしなきゃ」と笑顔で話しかけると、蓮は何かご馳走してほしいから二人で帰ろうと提案する。

部活を終え緊張しながら蓮と並んで歩く莉乃だったが、蓮が入ったのは以前から莉乃が行きたいと思っていた評判のアイスクリーム店だった。

何を食べようか迷う莉乃が蓮に可愛いと言われて焦っていると、店員に恋が叶うと人気でカップルがよく買っていくという商品を勧められ、蓮がそのアイスを買ってくれる。

カップルだと思われたことに内心の喜びを隠せず、蓮の行動の意味を考えてしまう莉乃は食べたかったはずのアイスクリームの味がわからないほど緊張するが、涼しい顔で自分のアイスを食べさせる蓮にますます混乱してしまう。

ある日朝の電車で学校に向かっていた莉乃は、蓮と比名瀬の会話から蓮がミントチョコを好きなことを知り、忘れないように手帳にメモしようとする。

その手帳は人の顔色を窺ってばかりで嫌なことがあってもはっきり口に出来ない莉乃が日頃から腹立ち紛れの呪いの俳句を書きとめていたものだった。

鞄から手帳を取り出した時に停車した弾みで蓮に壁ドンしてしまう莉乃。

蓮は場所を入れ替え莉乃を守るように壁になり、莉乃は胸をときめかせる。

次の日の放課後、話があると言う蓮と一緒に帰る莉乃が期待に胸を膨らませていると、蓮は昨日の電車の中で拾った莉乃の手帳を手渡す。

手帳に記していた俳句を読んだらしい蓮は莉乃の意外な一面を知っておかしそうに笑うが、自分の腹黒い性格を知られた莉乃は深く落ち込んでしまう。

呆れられたと思い込んでことあるごとに蓮を避ける莉乃だったが、そんな莉乃に業を煮やした蓮は授業中に莉乃を保健室に連れて行くと口実を使って教室から連れ出す。

蓮に構われるのがつらい莉乃は掴まれた手を振り払って走り去り校舎の陰で落ち込んでいたが、そこへ莉乃を探し出した蓮が現れる。

逃げずに気持ちを伝えればよかったと後悔していた莉乃が、現れた蓮の顔を見て思わず想いを告白すると「オレも好きだ」と蓮が応える。

信じられない思いで目を丸くする莉乃は自分の全てを知った上で好きだと言う蓮の言葉を聞き、嬉しさのあまり泣き出してしまうが、想いが通じた二人は付き合い始めることに。

大好きな蓮の彼女になり舞い上がる莉乃だったが、いつもどおりの蓮に拍子抜けして付き合うことになったのは夢だったのではと思い始める。

部活中も蓮のことで頭がいっぱいで頼まれた仕事を忘れていた莉乃を叱る蓮だったが、練習を終えると莉乃を自宅へ連れて行き自分の彼女だと家族に紹介する。

突然のことに慌てつつも、蓮の部屋に通されたり、祖父の道場で蓮に剣道を教えられたりと、彼女になった喜びを感じる莉乃。

自宅まで送ってくれた蓮が自分と同じ気持ちでいたことを知りホッとしたような笑顔を見せる莉乃だったが、その笑顔を見た蓮は突然莉乃にキスをして走り去る。

蓮とファーストキスをしたことでますます夢見心地になる莉乃。

始まったばかりの幸せな恋に夢中な莉乃と蓮だったが、お互いの人生を揺るがす暗い影が忍び寄っていることにまだ気づいていなかった…。

・・・

第１巻は以上となります。

「１０万分の１」第１巻の感想

『あかいいと』の主人公である千紘と比名瀬カップルの親友、莉乃と蓮を主役に過酷な運命に立ち向かう二人の一途な愛を丹念に綴るピュアラブストーリー！

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高校二年生の桜木莉乃は親友の橘千紘と共に剣道部のマネージャーを務める明るく優しい女の子。

千紘の彼氏である比名瀬の親友桐谷蓮に淡い想いを寄せていましたが、初恋の男の子に言われた心ない言葉のせいで自分に自信が持てない莉乃は蓮への気持ちを伝えられずにいました。

しかし蓮の強さと優しさにどんどん惹かれる気持ちが強くなり、友達のままでいいと思っていた想いを抑えることが出来なくなります。

そんなある日蓮に手帳を見られたことをきっかけに莉乃は蓮を避けるようになります。

他人の顔色を窺いがちでなかなかはっきりものを言えない莉乃は、日頃から腹が立つことがあるとそれを紛らわせるために手帳に自作の俳句を書きつけていて、蓮に自分の腹黒い面を知られたことで嫌われたと思い込んでいたのです。

自分を避ける莉乃に業を煮やした蓮は、授業中にも関わらず莉乃を連れ出しますが、気持ちを知られることを恐れる莉乃は掴まれた手を振り払って逃げ出します。

好きな人に気持ちを伝えられない自分に落ち込み校舎の陰で落ち込んでいた莉乃ですが、自分を探してくれた蓮を見て思わず告白してしまいます。

すると蓮も莉乃を好きだと言い、両思いであることがわかった二人は付き合い始めることに。

幸せいっぱいの莉乃でしたが、いつもと変わらない蓮の態度に不安になり、想いが通じたのは夢だったのではと思ってしまいます。

そんな莉乃を自宅に連れて行った蓮は自分の家族に彼女だと紹介し、その後家に送り届けた莉乃の笑顔を見て思わずキスをしてしまいます。

幸せ過ぎて夢見心地の莉乃でしたが、二人は自分達に過酷な運命が刻一刻と忍び寄っていることに気づいてすらいませんでした…。

一途に相手を想い続ける莉乃と蓮は、幸せな恋の始まりに夢中ですが、物語の端々でこれから待ち受ける残酷な運命が暗示されます。

蓮のモノローグは莉乃を失った未来からの回想という形で語られ、ラストシーンでは１０万人に１人がかかるという難病のALSについての説明がされています。

これは莉乃がその難病で命を落とすということなのでしょうか？

果たしてこの純粋な愛の行方は？

現在の幸せな二人との対比で一層不安がかき立てられますが、気になる続きは第２巻でお確かめください！

※第２巻はコチラ！
「第２巻：突如蓮にライバルが現れ…？！」

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感想は以上となります。

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以上で「１０万分の１」第１巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。

この「１０万分の１」の最新刊を文章だけではなくて漫画で楽しみたくありませんか？

ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)

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※「１０万分の１」の主人公の桜木莉乃と桐谷蓮が登場している前作「あかいいと」が気になる方はコチラ！