七つ屋志のぶの宝石匣6巻ネタバレ&感想!新たな人物が事件関係者に?!
この記事では「七つ屋志のぶの宝石匣」の第6巻のネタバレ・感想をお届けします。
祖父が残したバーナードレポートを読んだ志のぶは、北上家が火事で全焼したことや、顕定の叔父がその半年前に行方不明になっていたことを知る。
さらに倉田屋に届いていた匿名の手紙を見た志のぶは自分に出来ることはないかと考え…?!
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「第5巻:モデルの乃和と顕定がお近づきに・・」
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「七つ屋志のぶの宝石匣」第6巻のネタバレ
バーナードレポートを読んだ志のぶは、北上家が火事で焼失し、その半年前に顕定の叔父が行方不明となっていた事実を知る。
顕定が赤い石を探す理由を尋ねる志のぶに、鷹臣は志のぶの祖父宛てに届いた匿名の手紙を見せると、そこには「一家の失踪には北上家の家宝の石を持つ者が関わっている」と記され、押し花の栞が添えられていた。
詳しく聞こうとした志のぶだが、そこへ顕定が訪れ慌てて身を隠す。
頑として志のぶに事情を明かすことを拒絶する顕定の言葉を隠れて聞いていた志のぶは内緒で手がかりを探そうとする。
摂子に同級生の有森若菜を紹介された志のぶは、宝石好きの有森家に伝わる家宝のルビーを見せてもらうことに。
幸せに溢れる有森家の空気から赤い石への期待が高まる志のぶは、そこへ外商の仕事で訪れた顕定と顔を合わせて慌てるものの、顕定は素知らぬふりをして注文された品物を取り出す。
それは住み込みの家政婦,野中早苗の退職祝いに有森家が用意したガーネットの花束のブローチだった。
口々に感謝の思いを語る有森家の人々に、涙ぐむ早苗だが、志のぶは早苗が触れたブローチから悪い「気」が発せられるのを見て青ざめる。
若菜の祖父直大が金庫から取り出した家宝のビジョンブラッドルビーを見て、それがフラックス合成のフェイクであることに気づいた志のぶは「気」の乱れたブローチから犯人は早苗だと思い、庭の片隅にこっそりルビーを埋めようとしていた早苗を咎める。
早苗は投資に失敗して老後の資金を失い、定年退職で住む家すら失う自分の境遇を恨んで犯行に及んだのだった。
全てが台無しになったと志のぶを悪魔と責める早苗は、顕定に当主の直大が早苗の仕業と知った上で早苗を許そうとしていることを伝えられる。
このまま有森家で暮らしてほしいと優しく諭す直大の言葉に泣き崩れる早苗。
こうして有森家の事件は解決したが、志のぶは自分が空回りしたことや、悪魔と罵倒されたことに傷つき涙をこぼす。
しかし「おまえは同じところにいてくれ」と言う顕定に頷き笑顔を見せるのだった。
ある日仕事終わりに乃和に呼び出された顕定は、カフェに来ていた鷹臣と百合江に鉢合わせし、乃和に志のぶの写真を見せた百合江は顕定の婚約者だと言って牽制する。
そこに乃和の兄と名乗る男が現れ、顔色を変えた乃和はその男を連れて店を離れる。
自分には家族はいないと、自分に関わることを拒む乃和を宥めその男は去って行った。
翌日デュガリーに現れた乃和の兄は、顕定に母の形見だというオニキスのペンダントを預け、もう自分は近づかないからと乃和に渡すよう頼む。
撮影で乃和に会った顕定はオニキスを見せて伝言を伝えるが、激昂した乃和に拒絶されてしまい、偶然それを目撃した志のぶが鷹臣に報告していると、そこへ顕定がやって来る。
鷹臣は乃和の兄が二度も顕定に接触してきたことを不審に思い、本当の狙いは顕定ではないかと忠告するが、顕定は反発して出て行ってしまう。
残された鷹臣は志のぶに顕定との出会いを語り始める。
5年前ロンドンのアンティークショップで同じディアレストピンを気に入った二人は意気投合し、飲みに出かけた店で顕定の過去を打ち明けられた。
初めて会った顕定の話をなぜか疑うことなく信じた鷹臣は、自分が顕定を守るのだと自然に思ったのだった。
話を聞いた志のぶは家に帰った顕定に鷹臣を大切にするよう諭しながら、顕定の横顔を見つめて顕定を守ると言った鷹臣の気持ちを理解する。
後日顕定に、石に願いを込めた母の気持ちを伝えられた乃和はオニキスを受け取るが、兄の話はしないようにと強く懇願する。
一方妹には近づかないと顕定に約束した乃和の兄は、以前鷹臣に近づこうとして志のぶに見破られた謎の女,山田と、顕定について話していた。
顕定との関係が作れたことを一応の成果とした男は「あちらの人によろしく」と言って日本を発つ山田を送り出すのだった。
第7巻につづく・・
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「第7巻:青山はなぜか顕定に接触し・・」
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「七つ屋志のぶの宝石匣」第6巻の感想
新たな人物が事件の関係者として登場?!
謎が深まる第6巻です!
祖父が残した日記を読んだ志のぶは、顕定が倉田屋に預けられた翌日に北上家が火事で全焼したことや、その半年前に顕定の叔父が行方不明になっていたことを知ります。
火事の原因は台所の揚げ油とされましたが、単なる失火であるなら、その日家にいたという顕定の両親と、倉田屋に顕定を預けた祖母の章子はどこへ行ってしまったのでしょうか。
もしも火事が人為的なもので、しかも北上家以外の何者かが関わっていたとすれば、必然的に北上家の人々が行方不明になったことにも深く関係しているはずで、事件の真相を探ることは大きな危険に近づくことでもあります。
とすれば、危険な目に遭わせることを恐れて志のぶを近づけないようにしている顕定の心情がよくわかります。
大切なものを全て失った経験で心に傷を負った顕定は、もう二度と同じ痛みは味わいたくなかったのでしょう。
しかしそんな顕定の気持ちを知ってか知らずか、志のぶは一人で赤い石の行方を探そうとします。
結果的にそれは空回りに終わってしまいますが、一時的に石の「気」を見る能力をなくしてしまったのはある意味一人相撲してはいけないという戒めだったのでしょうか。
さらにこの巻では乃和の兄と名乗る新たな人物が登場し、その言動からすると事件に関係する可能性が大いにありそうです。
彼は以前客を装って鷹臣に近づこうとした山田という女性の仲間で、顕定達は気づいていませんが、定期的に顕定を監視していたことも明らかになりました。
乃和の兄というのは嘘ではなさそうですが、敵であるのか味方であるのか今のところはっきりしていません。
ただ敵であるならかなり大きな権力を持つ人物と仲間であることは間違いないでしょう。
事件の真相解明については一進一退で、続きが気になるところです。
今回は、有森家の家宝のビジョンブラッドルビー、鶴川家の家宝で「豊穣の石」インペリアルトパーズ、乃和の母のオニキス、顕定と鷹臣の出会いのきっかけとなったディアレストピンなどが登場し、顕定の助言で志のぶの大学進学も決まりました。
しかし肝心の赤い石については手がかりがなく、さらに謎は深まるばかりです。
早く事件の全容が知りたい!と思いつつ次巻へ続きます!
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以上で「七つ屋志のぶの宝石匣」第6巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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