BLACK BIRD漫画の最終回ネタバレ18巻&感想!実沙緒は無事に出産できるか?
今回の記事は「BLACK BIRD」の第18巻(最終巻)のネタバレと感想をお届けいたします!
「仙果は子を産むと死ぬ」…
あまりにも過酷な仙果の運命を知った匡達は実沙緒を救うため、あらゆる手を尽くして解決方法を探すが、何の策も見つけられないまま出産の時が近づいてくる。
仙果録に記された結末は変えられないのか?
愛し合う匡と実沙緒の運命は…?!
では早速「BLACK BIRD」の第18巻(最終巻)のネタバレを見ていくことにしましょう。
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「BLACK BIRD」の第18巻(最終巻)のネタバレ
正体に気づきながらも、実沙緒を幸せにしてくれている匡を信じ愛する娘を託す母の言葉に、匡は命に代えても実沙緒を守ると約束する。
実沙緒は匡の大きな愛に包まれ、初めて幸せの涙があることを知る。
愛し合う日々の中、刻々と迫る出産を前にこれまでのことを語り合う匡と実沙緒。
理不尽な運命に振り回されても、その分大きな幸せを得たと言う実沙緒は、幸も不幸も量は決まっていてバランスが取れていると匡に語る。
自分が感じる喜びも悲しみも、全ては匡がいたからこそであり、匡が自分の人生そのものだと思う実沙緒を、匡は抱きしめ「愛してる」と告げた。
初めて告げられた愛の言葉に驚き、匡の胸で涙を流す実沙緒だった。
そして実沙緒は出産の日を迎える。
やがて六年の月日が流れ…。
次郎は広い屋敷の片隅にこっそり隠れる小さな影…匡と実沙緒の息子、颯を見つける。
父である匡が自分の誕生日にそばにいてくれないことにさみしさを募らせる颯は、世話係の次郎に胸の内を打ち明ける。
それを聞いた次郎は六年前、颯が生まれた日のことを思い出した。
陣痛が始まった実沙緒の身を案じ、誰もが不安で口を開くことさえ出来なかったあの夜。
それぞれに精一杯手を尽くして実沙緒を救う方法を探したにも関わらず、何も出来ないまま祈る思いで待ち続けていた。
その時屋敷中に産声が響き、生まれたばかりの颯を抱いたあやめが現れ、その向こうにいたのは動かなくなった実沙緒と、実沙緒を抱く匡だった。
実沙緒に長い長い口づけをする匡の姿に、皆の胸には悲しみがこみ上げるが、やがて何かに気づいた医者が実沙緒の手を取り脈が触れていると呟く。
匡が自分のエナジーを口移しで実沙緒に与えていると知ったが、実沙緒を生き返らせるだけのエナジーには到底足らず、実沙緒の命は風前の灯火と誰の目にも明らかだった。
しかし三日目の夜が明けようとする頃、固く閉じていた瞼が開き、匡の名を呼ぶ実沙緒の声が聞こえる。
次郎は、実沙緒を抱きしめていた匡が声を上げて泣く姿を初めて見るのだった。
のちに匡は、愛を交わすことで自分の中に預けられていた実沙緒のエナジーを、口移しで与えて実沙緒を救おうと考えていたと次郎に語る。
それはまさに賭けだったが、匡と実沙緒の愛が奇跡を起こしたのだと次郎は思っていた。
次郎の耳に表のざわめきが届き、匡が帰って来たらしいと告げると、颯は外に駆け出して行く。
その先には静かに佇む匡と、幸せそうに笑う実沙緒がいた。
実沙緒は颯に勢いよく飛びつかれよろけてしまい、匡は息子を叱りつける。
出産の後遺症か、実沙緒は足が不自由になり、匡はそんな実沙緒のそばを片時も離れずにいるのだった。
颯の誕生日を祝うため、続々と屋敷に集まる八大天狗や実沙緒の両親。
次郎は幸せに包まれる匡と実沙緒の姿を見つめ、妖と仙果の愛を貫いた二人の奇跡を思い、いつかまた生まれてくる新たな仙果のために、二人の軌跡を仙果録に記すのだった。
【LIFEーライフー】
仮死状態から甦って、颯を腕に抱いた実沙緒は、自分の足が動かなくなったことを匡に告げる。
季節はめぐり、夏。
実沙緒は颯にメロメロで飽きることなく颯の顔を眺めている。
そんな実沙緒に呆れ顔の匡は、相模に呼ばれ部屋を離れるが、ハイハイしている颯の傍らで横たわる実沙緒の姿を見て、顔色を変えて駆けつけ、実沙緒を抱き上げる。
実沙緒の出産時のことがトラウマとなり、匡は夜も眠らずに傍らの実沙緒の様子を案じ続ける毎日を送っていた。
颯を産んで仙果の力を失った実沙緒は、もはや匡を癒すことが出来ない自分の無力さを感じ、出産以来匡が自分を抱こうとしないことに寂しさを感じていた。
あやめの配慮でエステを受けた実沙緒は、思いきって自ら匡を誘うが、匡は実沙緒の動かない足を見て躊躇ってしまう。
ショックを受ける実沙緒は、泣きながら匡にしがみついて、足が動かなくても幸せに生きている自分の思いを語り、それを聞いた匡は愛する実沙緒が自分のそばで生きていることを強く感じ、実沙緒を抱きしめるのだった。
そしてまた夏がやって来る。
3才になった颯はやんちゃ盛りで天狗としての能力も並外れていたせいか、少しわがままに育っていた。
匡はそんな息子を厳しく育て、颯も大好きな父の言葉だけは聞くようになる。
ある日伯耆と共に馬を見に行こうとしていた颯は、一緒に行くと言う実沙緒に「歩くのが遅い」と言って拒否するが、それを聞いていた匡は激怒して颯に手を上げそうになる。
実沙緒と伯耆が間に入って止めたものの、怒りが収まらない匡は颯を押し入れに閉じこめて、なかなか許そうとしなかった。
数日後自分が生まれた時のことを相模に聞いた颯は、匡と歩く練習をしていた実沙緒のもとへ行って、自分のせいで足が動かなくなったことを泣きながら謝る。
颯を抱き上げた実沙緒は、颯のおかげで自分は幸せなのだと語り、生まれてきてくれてありがとうと伝える。
そしてまた季節はめぐって夏がやって来た。
郷で暮らし始めていた匡と実沙緒は、5才になった颯を連れて思い出の海に向かう。
当主夫人という立場で一人つらい思いをしている実沙緒を想い、匡はつらい時は自分の胸で泣けと実沙緒を抱き寄せる。
愛し合う匡と共に生きていることを実感し、何気ない日々をこれからも生きていくことを心に誓う実沙緒だった。
第11巻の最終巻は以上となります。
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「BLACK BIRD」の第18巻(最終巻)の感想
匡と実沙緒の深い愛に感動必至の最終巻です!
「仙果は子を産むと同時に死ぬ」という、あまりにも過酷な運命から実沙緒を救おうと手を尽くす匡達でしたが、解決策を見つけられないまま時間は刻一刻と過ぎていきます。
そんな中、匡の正体に気づいたらしい実沙緒の母でしたが、匡に愛され幸せに笑う娘を見て、匡を信じ娘を託すことを告げるのでした。
実沙緒のために結婚式を挙げようと、結婚情報誌を何冊も買い込んでプランを練っていた匡と、そんな匡の優しさに感激して泣き笑いする娘を見れば、確かに何もいうことはないと思えたでしょう。
妖にとって絶大な力を与え、一族を繁栄させると云われる仙果ですが、それよりも実沙緒をただ一人のかけがえのない女性として愛している匡の気持ちが伝わり、胸が熱くなる思いでした。
そして実沙緒もまた、自分の人生そのものだと思えるほど匡を深く愛していました。
二人は出産までの日々を愛と幸せの中で過ごします。
そしてついに訪れた出産の時。
そこから二人の息子、颯が六歳になる誕生日まで一気に時系列がワープするので、匡と共に実沙緒が笑顔を見せるまで、一体何があったのか正直ハラハラさせられました。
颯を産んで仮死状態になった実沙緒に匡は長い長い口づけをし続けますが、それは実沙緒と愛を交わす中で自分に預けられていた実沙緒のエナジーを口移しするためでした。
仙果は自分のエナジーを夫となった妖に預け、それを返されることで命を吹き返す…匡が導き出したこれが真実でした。
つまり愛がなければ仙果は死んでしまうから、愛を乞う生き物だと云われていたわけです。
これまで二人の愛の軌跡を見守ってきた読者にも非常に納得出来る理由でした。
しかし匡と実沙緒の間に強い愛があったからこそ実沙緒の命は救われたわけで、やはりこれは愛が起こした奇跡だと言えるでしょう。
困難を乗り越え、強い愛で結ばれた匡と実沙緒の物語は、息子の颯を間に挟んだ三人家族の後ろ姿で幕を下ろします。
お互いを深く想い合い、穏やかな幸せを掴んだ匡と実沙緒の愛の軌跡をぜひ最後まで見届けてもらいたいと思います!
以上でこの記事を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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