ゴールデンカムイのネタバレ最新193話&感想!山奥に現れる下駄男を追う菊田
ニヴフに滞在する杉元たちは、『ばけもの川』という怪談を耳にします。
一方、菊田は宇佐美たちから刺青の情報を聞き出そうとするものの、うまくいかず、いら立つ菊田。
単身で山奥の秘湯に乗り込んだ菊田は、そこで下駄男を見付けます。
都丹たちも何か企んでいるようですが、果たして?
では早速見ていきましょう…
・・・
今回の記事ではゴールデンカムイの第193話のネタバレと感想をお届したいと思います。
(3月14日発売のヤングジャンプ15号掲載)
では、早速見ていくことにしましょう!
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「ゴールデンカムイ」第193話のネタバレ
※前回はコチラ!
「192話:アシリパの回想&尾形の感傷」
「ニヴフに『ばけもの川』っていうお話がある」
「え?やだ怖い話?」
エノノカは現地の人の話を通訳して話した。
昔、男がばけもの川で魚をとって焼いていると、人の声がして、足音が近付いてきた。
だから男は服を全部脱いだ。
「なんでだよ!」
「化け物が出る川だったからだって…」
杉元の突っ込みにエノノカが答える。
男は炭を使ってお尻に大きな目を描くと、化物の来る方にお尻を向けて股の間から見ていた。
「それホントにご近所のひとだったらどうするんだよ」
化物はその大きな目を見て怖がって逃げていった。
「こうしてばけもの川に化物がもう来なくなったというお話…」
エノノカの話を聞いて怖がるチカパシ。
ニヴフがなんでそんな変な話を残したのか謎だという杉元。
白石はオシッコをしに外に出る。
「この話に教訓があるとすればなんだろうね…アシリパさん」
「『悪いことをするやつは…自分を見られるのが怖い』」
アシリパは杉元にお尻を出すように言った。
言う通りにする杉元。
アシリパは杉元のお尻に炭で目を描く。
「シライシを驚かそう」
しばらくして、白石が戻ってきた。
股の間から覗く杉元。
白石は扉替わりの布をまくると、炭を塗ったお尻を見せた。
「あ……かぶった」
その様子を真顔で見つめる、鯉登少尉たち三人。
その頃の登別温泉。
菊田はお尻に打たせ湯を浴び、その隣では二階堂がキャッキャッとはしゃいでいる。
菊田が口から水を出すと、二階堂は驚いた。
「網走を脱獄した囚人に彫られている刺青ってどんな模様なんだ?」
菊田は二階堂に教えろと迫る。
「…見たことない」
菊田は外で有古に命令する。
「その怪しい男を見たものが他にいないかお前の村で聞いてこい」
有古はわかりましたと返事をした。
「宇佐美たちに遅れをとっちまってる」
鶴見中尉とまたお供するには何か手土産が欲しいところだと呟く菊田。
旅館では宇佐美が按摩を受けていた。
按摩は宇佐美をドスドスと突いている。
二階堂は菊田たちを網走に連れて帰るのかと聞いた。
宇佐美はいや、と返事をする。
鶴見中尉は網走を離れるらしく、どこかで合流するつもりらしい。
話はインカラマッや家永のことになったが、宇佐美は知ったこっちゃないと答えた。
「ちょっとドスドス突くのやめてくれますか?」
堪り兼ねた宇佐美が按摩に文句を言う。
「すいやせん」
どこか暗所で話し合う、都丹と先程の按摩。
按摩は宇佐美たちが鶴見中尉のそばにいたことを話す。
「有古と菊田という兵士が我々の正体に辿り着く前に消すべきだ」
都丹は慎重に、次の新月を待つべきだと言う。
しかし按摩はグズグズできないと言った。
自分たちがここにいられなくなれば、土方歳三に第七師団の情報を渡せなくなるのだ。
「トニさんあんたがあの兵士に見られたんだ…あんたの落ち度だ…」
都丹は唸る。
さて、山奥では、菊田が、怪しい男がいたという温泉の近くに来ていた。
「さて今夜も下駄男は現れるかね」
有古はアイヌの女性に、秘湯の近くで変な文様の服を着た男を見た者がいないか尋ねていた。
アイヌの女性は、あれは服の文様ではなく、入れ墨だと答えた。
下駄男を待つ菊田の耳が、カンカンという下駄の音を捉えた。
そこには、明かりを持った男がいた。
「そこの男…!!ゆっくり上着を脱いで見せろ」
男は明かりを落とし、辺りは真っ暗になった。
都丹は拳銃を手にすると、菊田を狙って発砲した。
しかし、菊田は都丹の撃った弾を避けると、銃を撃ち返した。
菊田の撃った弾は都丹の腕をかする。
「見えてるのか?」
暗闇に目が慣れないよう明かりをつけていたのにとぼやく都丹。
どこからか都丹の仲間が二人現れる。
両手に銃を構えた菊田の頭には眼帯が着けてあった。
眼帯を着けていない方の右眼は、見えていないようだった。
「てめぇら全員見えてるぜ」
・・・
第193話は以上となります。
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「ゴールデンカムイ」第193話の感想
今回は、樺太で滞在する杉元たちはニヴフの怪談の話を聞きました。
ここしばらく戦闘続きだったので、久々に平和が訪れた感じでした。
アシリパがばけもの川の話の教訓を口にしていましたが、土地の言い伝えや習わしには、生きるための知恵や、その話が産まれた背景が見えてくるものがあったりと面白いものが多いですね。
この話の教訓は、悪い奴らは見られるのが怖いというものでしたが、話は目の見えない按摩たちや片目だった菊田に移ります。
下駄男の正体はやはり都丹でしたね。
都丹と按摩たちは第七師団の情報を探っているようですが、山奥に潜伏しているのか、もしくは山奥で何か仕掛けているのか。
都丹たちの企みや、菊田が片目の理由も今後描かれるのでしょうか。
それでは、感想はここまでです。
お疲れ様でした。
・・・
感想は以上となります。
※次の第194話はコチラ!
「194話:菊田vs都丹、暗闇での戦い」
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以上で「ゴールデンカムイ」第193話のネタバレと感想について終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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※第193話のあらすじについて予測・考察させていただいた前バージョンです。ご参考までに!
バージョン1:~杉元とアシリパたちの稚内探訪!~
樺太から無事に北海道へ戻ってきた杉元やアシリパたち。
着いた町は真冬の稚内でした。
これまでの激闘の旅を癒すように町中を探訪するご一行たち。
しかし、それぞれ心の中では、断ち切れない思いが疼いているのでした。
方や、登別温泉で傷の療養していた第七師団の上官たち。
金塊に蠢く思惑がついに動き出す気配が感じられます。
・・・
193話までのストーリーにつきまして、独断と偏見で予想をしてみました。
・シーン1「稚内探訪」
樺太から無事に北海道に戻って来られた杉元やアシリパたち。
着いた町は、真っ白い空気に包まれた北の最果ての町「稚内」でした。
冬の稚内は、日中も氷点下の非常に厳しい季節柄です。
杉元が北風を齋ぎるように頬を抑えながら言いました。
「さすがに、この寒さはこたえるなぁ・・・」
白い息が口元から寒空へと流れ上っていきます。
雪雲の隙間から、緩やかな山並みが続く宗谷丘陵が遠方に見えてきます。
白石が道端の雪を掻き詰めて、こっそりと雪玉を握っています。
「バシっ!」
「いてぇ!」
杉元が雪まみれの頭を押さながら、振り向いて白石を睨み付けます。
そこで、満面の笑みを浮かべながら白石が言い放ちます。
「なぁアシリパちゃん!あんたもやってみろよ!」
しかしアシリパは、見向きもせずに無視を決め込んでいます。
仕返しに杉元が白石に向かって、いつの間にか作っていた大玉を投げつけます。
「お返しだ!」
ズッポリと雪山に埋まり込む変顔の白石。
周辺は徐々に吹雪が強くなっていきます。
稚内はこの時期、西から東に向かって強風が吹き荒れます。
地吹雪です。
地吹雪が続くとホワイトアウトになってしまい、人も動物も凍えないようにじっと身を潜めて通り過ぎるのを待ちます。
鯉登が雪空を見上げながらボソッとつぶやきます。
「月島は大丈夫であろうか・・・」
キロランケとの格闘で深手を負ってしまった月島。
鯉登もキロランケとの格闘の際に着いた傷は癒えておりませんでした。
アシリパは目を瞑りながら、キロランケの死の意味を思い返していました。
「どうして・・・死ななければいけなかったの・・・」
「私に全てを思い出させるために・・・」
いつの間にか吹雪は通り過ぎていきました。
吹雪が止むと遠くに富士山のような山容が見えてきました。
北の名峰「利尻富士」です。
山頂を鋭角に冠した海原に浮かぶ独立峰のその荒々しい出で立ちに、杉元たちはしばし言葉を失っていました。
ノシャップ岬から望む利尻富士は、まるで海原に浮かぶ要塞のようです。
アシリパは目を見開いてつぶやきました。
「あの山、とても綺麗!」
杉元は大きくうなずいて答えました。
「アシリパさん、あの島に行ってみよう!」
「何か新しい情報が得られるかもしれない!」
アシリパは夕焼けに浮かぶ利尻富士を見ながら目を輝かせていました。
その脇で鯉登と雪合戦をしている白石の姿がありました。
・シーン2「蠢く第七師団」
登別温泉で傷の療養に努めていた菊田特務曹長は、二階堂と一緒に鶴見中尉の滞在している街に向かっていました。
道中、菊田が二階堂に向かって囁くように言いました。
「鶴見中尉をどう思うかね?」
二階堂は無表情で答えました。
「どう思うと言われても・・・」
そして二階堂は感情を露わにして大声で言い返しました。
「そんなの決まってるだろう!」
二階堂が怒りを表情を表すと、菊田が単刀直入に言い放ちました。
「これから面白いことが始まるぞ!」
二階堂はそれを聞くと、雪道をのぞき込みながらニヤッとほくそ笑んでいました。
・・・
以上です。
バージョン2:~白石はいったいどこに!?~
登別の温泉では、「妙な下駄の男」を見たとする有古一等兵が二階堂らに詳しく話していました。
彼によると下駄の音はしたが足跡はわら長靴だったこと、妙な柄の服を着ていたとのこと。
特に興味を持つそぶりも見せない宇佐美らに対して菊田は気にしすぎなのかと思いつつ按摩師に声をかけます。
按摩師は都丹庵士でした。
一方、亜港近辺に戻ってきた杉元一行はニヴフ民族の集落に身を寄せていました。
怪我をしている尾形や月島を休ませ、しばしの休息を取ります。
月島はスヴェトラーナに岩息について大陸に渡ることを促しつつ、両親に届けてやるからと手紙を書くように言い、スヴェトラーナは従います。
杉元はアシリパと金塊を探すという目的を再確認し、心の中で金塊争奪戦からアシリパを解放することを改めて決意するのでした。
・・・
登別温泉地から始まった今回のお話ですが、やはり下駄男の正体は都丹庵士でしたね!
土方らと行動しているのかは分かりませんが、そうであればわざわざ按摩師として第七師団に近づいていることからも、情報を手に入れる為に潜入しているのではないでしょうか。
または、温泉で遭遇したという状況と、「妙な服」として描かれている後姿から、暗号の刺青を服だと思ったのではないでしょうか?
都丹が温泉に入っていたところに有古がやってきたため、刺青を見られないように急いで逃げ出した。
それについて、気付かれたか確認の為に第七師団に近づいた、ということも考えられます。
また、アイヌしか知らない秘湯、ということで都丹が土方らと行動を共にしていた場合、土方一味はアイヌと接触し、アイヌの独立戦争計画を詰めているのではないでしょうか?
一方、杉元一行は、亜港近辺のニヴフから始まります。
尾形が少数民族の独立に共感するとは思えない、なぜキロランケと組んでいた?と疑問がる谷垣。
金塊が欲しいだけなのだろうか、という鯉登に対して、そうであってほしい、気兼ねなく殺せるからという杉元。
これはメタな発言になりますが主人公がこう言っているということは金塊が欲しくてキロランケと組んでいたわけではないのでしょう。
口に出しながら鯉登も杉元もそうではないのだろう、と思っていることが分かります。
月島がスヴェトラーナを諭すシーンは割とジーンときたのですが、岩息とこの後大陸で大冒険を繰り広げるらしいです。
そのコマのスヴェトラーナの顔がかなり悪人顔になっていて、「ソフィアみたいに強くなる」といっていたことが叶ったようなので良かったのでしょう。
杉元は岩息と旅立つスヴェトラーナを見送りながらアシリパと今後の話をします。
暗号を解くまで鶴見達はアシリパを解放しないだろう、でも土方達よりましという杉元に「父は土方に協力させるために自分に金塊を託したのではないのか、最後の時父は何か言っていたか。」と尋ねるアシリパ。
杉元は、ウイルクがアシリパにアイヌを率いてもらうつもりだったことを隠し、怒りを押し殺したような、不愉快そうな顔で「何も」と答えます。
鯉登(父)に「ウイルクは、娘を利用しようと育てたのではない。アイヌに戦って死ねと促すのなら自分の子を戦闘に立たせるのが筋だと思っているのだ。」といわれたこともあり、その時は父の葛藤として理解を見せた杉元ですが、やはりアシリパを前にして今後も戦いに、金塊争奪戦に関わらせるわけにはいかないと思ったのでしょう。
金塊を見つけることで父が殺された理由が分かるかも、というアシリパと鶴見が金塊に一番近いと第七師団との協力をするという杉元は今後も一緒に旅をすることになります。
相棒の契約更新だ、と二人は確認するのでした。
今回、合流したはずの白石が出てこなかったため、次週では一方、その頃白石は・・・。という感じで始まるかもしれませんね!
・・・
以上です。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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