東京タラレバ娘のネタバレ9巻(最終巻)&感想!KEYへの気持ちに倫子は…?!
今回の記事は漫画「東京タラレバ娘」第9巻のネタバレと感想をお届けいたします!
KEYと二度目の関係を持ったことで本当の気持ちに気づいた倫子。
違う出会い方をしていれば耀子に似ている自分を好きになったかと尋ねる倫子に、KEYはもしそうだったら恋愛出来たと告げる。
その言葉を聞いた倫子の出した答えは…?!
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では早速、第9巻(最終巻)を見ていくことにしましょう!
「東京タラレバ娘」第9巻(最終巻)のネタバレ
※前回はコチラ!
「第8巻:KEYの過去を知らされた倫子は…?!」
ようやく安定した幸せを手に入れた倫子だったが、KEYの手を振り切ることが出来ずに再び関係を持ってしまう。
しかし倫子はKEYの過去を知ったことで、本当の悲しみを抱えていたのは自分ではなくKEYの方だと気づき、そんな彼にずっと惹かれていたことを自覚する。
自分が耀子に似ていたから関係を持ったのかと尋ねる倫子の問いを否定するKEYは、倫子に苛立ちを感じていた本当の理由を初めて打ち明ける。
いい年をして飲んだくれて愚痴っている倫子達に腹が立ち、そして羨ましかったと言うKEYに、違う出会い方をしていたら自分と恋愛出来たかと尋ねる倫子。
大人同士として出会っていればきっと恋愛していたと告げるKEYの言葉を聞いた倫子は、それでも自分は変わることは出来ないと告げ、KEYに自分側へ来いと説く。
自分を変えてくれと言うKEYに、耀子を忘れるために無理をして自分と恋愛するのかと訊く倫子だったが、もはや心はKEYを選ぶことを決めていた。
早川からの着信に心を揺さぶられる倫子の迷いを打ち消すように、携帯を投げ捨て自分の方を向かせるKEY。
10才近くも年下で好きになっても幸せにはなれないかもしれない…
しかし倫子の中では自分の幸せよりもKEYを幸せにしたい気持ちの方が大きくなっていたのだった。
翌日マミの運転する車で東京に戻る一行。
爆睡する倫子は夢の中でKEYを幸せにしたいと思う気持ちを改めて自覚する。
それは武器も持たずに戦場に突撃するようなものだったが、自分の心には過去にとらわれているKEYを救い出したい気持ちしかないことを改めて自覚する倫子。
東京に戻った倫子は全てを正直に早川に話し、倫子の意志を尊重する早川はそれを受け入れる。
後悔しない道を選ぶよう優しく諭す早川に、倫子と出会ったから自分も成長出来たと言われた倫子。
早川に促され東京タワーで堂越らと映画を撮影しているKEYのもとへ駆けつけた倫子は、KEYを幸せにしたいと、自分にそれが出来なくても誰か別の人とでもいいから幸せになって欲しいと大声で叫ぶ。
そんな倫子を抱きしめキスをしたKEYは、倫子と出会ったことで死んだように生きていた自分が生きていると感じることが出来たと告げ、自分は幸せだと伝える。
倫子と出会った時から毎日イライラして、酷いことを言って、何度もケンカをしているうちにいつの間にか生きていたと語るKEYの顔には初めて見せる柔らかい笑みが浮かんでいた。
どんな女になればKEYと恋愛出来るかと訊く倫子に「かっこいい女」と答えるKEY。
そして、倫子の34回目の誕生日。
相変わらず呑んべえで香や小雪、そしてマミも加わって賑やかに飲んだくれている倫子のもとにKEYがやって来る。
倫子はKEYと出会い、気の合う友人達と過ごせる東京を愛しながら毎日を精一杯生きていくのだった。
・・・
第9巻は以上となります。
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「東京タラレバ娘」第9巻(最終巻)の感想
「ああだったら」「こうしていれば」を口癖のように連発して生きていたタラレバ女の倫子が、本当の愛とは何かに気づき、大きな決断をする最終巻です。
KEYの過去を知り、彼と体を重ねることで、本当に傷ついているのは自分ではなくKEYの方だと気づいた倫子。
これまでずっと反発し続けてきたKEYへの気持ちを認め、好きだとはっきり伝えます。
ずっと幸せになりたいと願ってきた倫子ですが、KEYと出会ったことで自分の幸せよりも誰かを幸せにしたいという気持ちが芽生えたのでした。
出会えた「から」今の自分がいる。
それは出会った時に「タラレバ女」と罵倒された倫子の確かな成長だったのだと思います。
そして苦い恋を経て成長したのは香と小雪も同じでした。
香は過去を追い求め、いつか自分をもう一度愛してくれることを期待して再び涼を愛しましたが、それは二度と戻らない幻だったことに気づきます。
そして小雪も、ドライな大人のふりをして未来のない恋をしたことで自分が本当に欲しいものが何なのかを知りました。
三人ともそれぞれの恋愛を経験したからこそ、成長したのであり、それは彼女達にとって大人の女性になるために必要な時間でした。
さて、KEYと恋愛出来る「かっこいい女」について倫子はあらゆる人達の意見を聞いて回りますが、34才の誕生日を迎えても表面的には何も変わらないまま。
というわけで、作中では倫子のKEYへの想いがどんな結末を迎えたのかは描かれずに終わります。
それでも二人の間には以前とは違うあたたかい空気が感じられ、たとえ成就しなくても明るい未来に向かって一歩ずつ歩みを進める倫子の姿が想像出来ます。
若さがもてはやされる風潮が根強い中、女性が年を重ねて強く美しく生きていくことは本当に難しいことなのかもしれないと、この作品を通して感じましたが、それでも倫子や香、小雪のように明るく笑って日々を過ごすことの幸せを忘れないようにしたいと思います。
倫子達がそれぞれ幸せな人生を歩んでいくことを願って…タラレバ三人娘バンザイ!
・・・
感想は以上となります。
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以上で「東京タラレバ娘」第9巻(最終巻)のネタバレ・感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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