東京タラレバ娘のネタバレ2巻&感想!KEYと一夜を共にした倫子だったが…?!
今回の記事は漫画「東京タラレバ娘」第2巻のネタバレと感想をお届けいたします!
流されてKEYと一夜を共にしてしまった倫子だが、翌朝目覚めると彼の姿は既になかった。
気まぐれなのか、弄ばれたのか…いずれにしても愛されたわけではないことを痛感し、ますます落ち込む倫子。
一方香と小雪もそれぞれ恋に悩み始めて…。
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では早速、第2巻を見ていくことにしましょう!
「東京タラレバ娘」第2巻のネタバレ
※前回はコチラ!
「第1巻:倫子は崖っぷちの自分に気づき…」
自分に枕営業してみろと言うKEYに迫られるまま一夜を共にしてしまった倫子だが、翌朝目覚めると既にKEYの姿はなかった。
虚しい気持ちを抱えて一人東京に帰った倫子は、居酒屋呑んべえに集まった香と小雪に事の次第を報告する。
予想外の展開に驚く二人だったが、倫子がKEYの連絡先すら知らないと聞いてアラサー女性が生きていくことの虚しさを共有し、憂さ晴らしのため倫子をカラオケに連れて行く。
一方呑んべえにやって来たKEYは、倫子達の話を聞いていた常連客から倫子に手を出したことを説教され、小雪の父に三人が向かったカラオケボックスの場所を聞きだす。
旅館から先に帰ったことを謝罪したKEYだったが、昨日の今日で自分とのことを他人にペラペラ喋る倫子を非難し三人に痛烈なダメ出しをして帰って行った。
倫子は、同じ境遇の友人達との女子会という場所に甘えすぎていた自分に気づかされるが、同時に自分がもはや恋愛など出来ないのかもしれないと思い始める。
KEYが出演するドラマの主題歌が今人気のBANKEYSに決まり、関係者招待で仕方なくライブに行くことになった倫子。
会場が恵比寿と聞き、ライブ後に恵比寿横丁で飲むことを目当てに香と小雪も同行することになる。
ライブの熱気に圧倒されていた三人だったが、香はBANKEYSのギターが昔付き合っていた涼だと気づいて驚愕する。
10年前、売れないバンドマンだった涼と一緒に暮らしていた香は経済力のない彼と結婚を考えることが出来ず、5年付き合った末に自分の浮気が原因で別れたのだった。
気まずく別れた涼と会うことを躊躇う香だったが、ライブ終了後に思いきって楽屋を訪ねると再会を喜ぶ涼は香を抱きしめて「愛してる」と囁く。
思わず感激の涙を浮かべる香だったが、そこへ現れた涼の彼女の「またファンをハグしてる」と言う言葉で我に返る。
自分が簡単に手放してきたものの大きさと、もう二度と戻れない時間を突きつけられ奈落の底に落ちる香。
揃って落ち込む倫子と香は、人間ドックで不在の父の代わりに店を切り盛りする小雪のもとでお互いを慰め合う。
食材を買い忘れ二人に留守番をさせて買い物に出かけた小雪は、店に戻る途中で花を買うKEYを見かけて後を尾けると、彼は青山墓地の一角にある墓に花を手向けていた。
店に戻った小雪は、ゴキブリを退治させるために通りすがりの男性を連れて来た倫子と香に呆れ果て、躊躇することなく自ら退治してみせる。
無理やり連れて来られた男性にビールを振る舞う小雪はその男性が自分のどストライクのタイプであることに気づき、倫子達にフォローを求める。
さり気なくその男性,丸井を引き止めいろいろと聞き出す倫子と香は、丸井も小雪に好感を持っていると知り、俄然プッシュし始める。
そこへKEYと涼が連れ立って現れ、倫子と香は渋い顔になるが、小雪がKEYに青山墓地で見かけたことを話すと、突然不機嫌になったKEYが先に帰ってしまう。
わけがわからず唖然とするばかりの倫子達に、涼はKEYが昔年上の女性と付き合っていたらしいことを話す。
詳しく聞きたがり騒ぎ出す香をよそに、丸井と話し出した小雪は、また来ると言う言葉を残して帰って行く丸井にときめきを感じる。
翌日約束通りやって来た丸井は小雪を飲みに誘い、デートに出かける。
丸井はバーで気持ちを打ち明け、小雪もそれに応えるが、丸井は自分が既婚者であることを告げる。
図らずも流されるまま不倫という関係を受け入れてしまう小雪。
一方香も、酔っ払った涼を送って行った際に彼の甘い言葉に誘われるまま一夜を共にしていた。
三人はそれぞれ愛を求めながら満たされない関係に甘んじ、自分が傷つくだけの恋愛にハマってしまう…。
・・・
第2巻は以上となります。
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「東京タラレバ娘」第2巻の感想
倫子、香、小雪。
大人の女性であるはずの彼女達が本当に求める愛を得られず、流されるように傷つくだけの恋愛に突き進む姿を描く第2巻です。
KEYと一夜を共にした倫子は、自分を置いて先に帰ったKEYの真意がわからず虚しさを抱えて東京に戻ります。
香と小雪に事の次第を相談しますが、実のところ倫子自身も自分が愛されているわけではないことはよくわかっていました。
一方香も、10年前に別れた涼と再会し、流されるまま再び関係を持ってしまいます。
しかし今やBANKEYSという超売れっ子バンドのギタリストとして人気の涼には、モデルをしているという若い彼女が…。
香はそれを承知した上でセフレの関係に甘んじることになります。
そして小雪もまた、偶然知り合った丸井と不倫の関係に陥ります。
妻とは別居しているという丸井ですが、甘い言葉に流されるまま結婚の約束も出来ない関係を続けることに。
30才を過ぎ、思い通りにいかない恋愛に傷つく三人の姿はコメディタッチで描かれてはいるものの女性の生きづらさを切なく表現していて、同じ女性としては胸が痛む思いがします。
倫子は脚本家として、香はネイリストとして、そして小雪は父の営む居酒屋の看板娘として、それぞれ自立して生きてきたはずなのに、女性としての幸せとはほど遠い道を選ばざるを得なくなるのは切ない限りです。
男性側にもそれぞれ言い分はあるでしょうが、倫子達を無責任な関係に巻き込んだ彼らを今の段階で擁護する気にはなれませんね…。
流されて関係を持ってしまった倫子達が一方的に被害者とも言えませんが、少なくとも涼と丸井は特定の彼女や妻がいる身で悩み多き30代女性の弱った心に入り込んだ男性のズルさを体現しているようで正直辟易しました。
今後それぞれの恋がどのような結末を迎えるのか、中でも作中頻繁に誰かの墓参りをしているKEYの過去が気になるところです。
涼の話ではKEYは年上の女性と付き合っていたということですが、彼のシニカルな視線は亡くなった彼女への想いを引きずっているためでしょうか?
倫子とKEYの関係がどんな風に変わっていくのかを期待して第3巻を待ちたいと思います。
・・・
感想は以上となります。
※次の第3巻はコチラ!
「第3巻:相手に振り回される倫子達は…?!」
相手に振り回される倫子達は…?!
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以上で「東京タラレバ娘」第2巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。
この「東京タラレバ娘」を文章だけではなくて漫画で楽しみたくありませんか?
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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