鬼滅の刃のネタバレ163話&感想!カナエとしのぶの思い..

2019年7月1日

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この記事では「鬼滅の刃」163話(ジャンプ最新刊30号6月24日発売)のネタバレと感想についてお届けします。

童磨と交戦中のカナヲと伊之助。

童磨の攻撃に手も足も出ない状況になり、童磨はその場から立ち去ろうとします。

しかし、その瞬間童磨の顔が溶け出し、その場に崩れ落ちます。

それはしのぶが自らの命をかけた毒の攻撃でした。

しのぶは自分の体に藤の花の毒を少しずつ入れ、その自分の体を鬼に喰わせる事で倒すという作戦を立てていました。

しのぶの毒のおかげで、カナヲと伊之助は童磨の頚を斬る事に成功しました!

頚を斬られた童磨は一体どうなるのでしょうか?

では、早速「鬼滅の刃」163話のネタバレについて見ていくことにしましょう。

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「鬼滅の刃」163話のネタバレ

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第162話:力を合わせて頚を斬れ

「え―――頚斬られちゃった」

崩れていく頭で童磨は、そう思っていました。

そして、「こんな雑魚に負けるなんて、俺が」とカナヲを一瞥します。

しのぶを思い浮かべて、「あんな頚を斬る力も無いような剣士ですらない毒使いに」と思います。

伊之助を見て、「剣術の基礎もできていないような奴に」と考えます。

これで消滅するなんて俺が可哀想すぎる、と自分を哀れんでいました。

でも、まだ諦めちゃいけない、死なないかもしれない、無惨様みたいに、と思い立ちます。

「猗窩座殿もなりかけたんだ、俺だってきっと。」と期待しますが、体は崩れ始めていて駄目なんだ俺は。死ぬんだ、俺。と諦めます。

死ぬんだ・・・そう感じたのに、童磨は何も感じませんでした。

死ぬ事が怖くもないし、負けた事が悔しくもない・・・童磨は、「ずっとこうだったなぁ俺は」と昔を振り返ります。

信者の女に次々手を出す色狂いの父を、めった刺しにして殺した母が、半狂乱になりながら服毒自殺した時も、部屋を汚さないでほしいとか、早く換気しなきゃとかばかり頭に浮かんだと言う人間だった頃の童磨。

悲しいとか寂しいとか、ほんの一瞬も感じなかったと言います。

二十歳の時に鬼にしてもらって百年以上生きたけど、童磨は結局人間の感情は他所事の夢幻だったのでした。

童磨がそんなことを考えていると、しのぶが「あ、やっと死にました?良かった」と出てきました。

しのぶは「これで私も安心して成仏できます」と童磨の頚を持って話しかけてきます。

そんなしのぶに童磨は「やあ、しのぶちゃんだったかな?カナエちゃん?」と普通に話しかけます。

しのぶは笑顔で「いいですよ覚えなくて私のことも姉のことも。気色悪いので名前呼ばないでください」としれっと言います。

童磨は、凄かったね毒の威力と言い、回りきるまで全く気づかなかったと言います。

するとしのぶは、あれは珠世さんが協力して作ったものだと言います。

そして悔しかったですけどね。とても。と言い、自分で作った毒でお前を葬りたかった。だけど満足ですよ。と笑顔で話します。

まだ鬼の始祖も残っていますが、きっと大丈夫。仲間の誰かが必ずやり遂げてくれる。私はそう確信している。と話すしのぶ。

そんなしのぶを見つめていた童磨は「わぁ、何だろうこれ」と急に目を輝かせて言います。

どうしましたか?と不思議そうに聞くしのぶに「今はもう無い心臓が脈打つような気さえする。これが恋というやつかなぁ。可愛いねしのぶちゃん。」と童磨は言い出します。

しのぶは何を言い出すのかと呆然とします。

さらに童磨は「本当に存在したんだねこんな感情が。もしかして天国や地獄もあるのかな?」と頬を赤らめて話し「ねぇしのぶちゃん、俺と一緒に地獄へ行かない?」としのぶを誘いました。

しのぶは笑顔で「とっととくたばれ糞野郎」と吐き捨てました。

童磨が恋に目覚めたころ、伊之助は一生懸命粉々に砕けた童磨を踏んづけて「トドメじゃぁ!!」と言いながら足でグリグリしていました。

そして「仇は討ったぜワーハハハハハ」と大声を出すと、目が回りその場にしりもちをついてしまいました。

ゼィゼィと荒い呼吸をしながら伊之助は、炭治郎に「誰にでもいるよお母さんは」と言われた時のことを思い返していました。

その時伊之助は、俺は捨て子だ。母親は俺がいらなくなったんだ。と言い張っていましたが、炭治郎は「伊之助のお母さんはきっと、伊之助のことが大好きだったと思うよ」と言ってくれました。

伊之助は母の優しそうな笑顔を思い出し、涙が溢れてきました。

一方カナヲは、しのぶの髪飾りを探し回っていました。

カナヲは右目がほとんど見えなくなっていましたが、短時間しか使わなかったので失明せずに済んだようでした。

しのぶの髪飾りを探しながら、カナエの髪飾りを壊してしまったことを「ごめんなさい」と心の中で謝っているカナヲ。

しかし、その「ごめんなさい」は「私あの時泣けなくてごめんなさい」とカナエが死んだ時に泣けなかったことに対して謝っているものに変わっていました。

カナエの墓前で涙を流している兄妹の中で、カナヲは泣けずにただ体中に汗をかくばかりでした。

だけど、誰もカナヲを責める人はいませんでした。

カナヲは心の中で言い訳をしていました。

「泣くと蹴飛ばされるの、踏まれるの。引きずり回されて水に浸けられるの。動きをよく見ていないと悪いところに当たって、次の朝には冷たくなってた兄弟が何人もいた。ずっとそうしてきたから、泣かないようにしてきたから急に泣けなかったのごめんなさい。」

カナヲは心の中で「ごめんなさい姉さん。でも私頑張ったよね?」と言いながらしのぶの髪飾りを探します。

姉さんに言われたとおり仲間を大切にしていたら、助けてくれたよ。一人じゃ無理だったけど、仲間が来てくれた。と伊之助を思い浮かべるカナヲ。

しのぶの髪飾りをようやく見つけることができました。

すると「がんばったね。カナヲ」とカナエとしのぶに頭をポンっとされたような気がします。

カナエとしのぶ姉妹は仲良く手を繋いで、お父さんとお母さんが待つ天国へ旅立っていきました。

カナヲは二人の髪飾りを抱きしめ、ようやく心から涙を流すことができたのでした。

・・・

第163話は以上となります。

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「鬼滅の刃」163話の感想

童磨は頚がなくても動くかな?と予想していましたが、どうやら猗窩座の時のようにはならなかったみたいですね。

そもそも生に執着も無いみたいですし、憎しみを持っているわけでも無いので、頚を斬られたことが悔しくもなんともないんですね。

ところが死ぬ間際にしのぶと会話したことによって、なんと恋を知ってしまいました。

今さら!そんな感情持たれても!という感じですね。びっくりです。

しのぶも一瞬笑顔を忘れていました。

しかししのぶは童磨の地獄へのお誘いをあっさり断り、カナエと一緒にお父さんとお母さんの所へ行ってしまいました。

嬉しそうな笑顔の二人、涙を流せなかったカナヲはようやく泣くことができました。感動的ですね。

さて、童磨を破った二人ですが、次は誰の番でしょうね?次回も気になります!

・・・

感想は以上となります。

次の第164話はコチラ!
第164話:ついに上弦の壱登場

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以上で「鬼滅の刃」163話のネタバレ・感想を終わらせていただきます。

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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)

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