ゴールデンカムイのネタバレ最新197話&感想!鯉登とあの人との出会い
医者を見付けた杉元たちは、尾形を治療させるため病院へ移動する。
尾形の容態は悪く、死にかかっているという。
しかし、尾形は病室を抜け出し脱走してしまう。
今回は鯉登少尉の子供時代にも迫ります。
では早速見ていきましょう…
・・・
今回の記事ではゴールデンカムイの第197話のネタバレと感想についてお届けいたします。
(4月25日発売のヤングジャンプ21&22合併号掲載)
では、早速見ていくことにしましょう!
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「196話:怪我人のために医者を探す杉元達」
病室では手術が粛々と行われている。
寝台に寝かされた尾形の目から流れた血を看護婦が拭った。
しばらくして、病院の扉が開いた。
外で待っていた杉元たちに医者は手術が終わったことを伝えた。
医者は出来るだけのことはしたが、呼吸と血圧は弱くなっており、明日の朝まで持たないだろうと告げた。
アシリパは黙ったまま、浮かない表情を浮かべる。
どうすると問うた谷垣に、鯉登はただ待つとだけ答えた。
杉元が扉に近付いた。
白石が杉元に声を掛けた。
「……なんとか助けられないか頼んでみる」
杉元は扉を開けた。
しかし、そこには医者が頭から血を流して床に倒れており、寝台に尾形の姿はなかった。
杉元は驚愕し、目を見開いた。
「尾形が逃げた!!」
杉元は叫んだ。
「裏へ回れッ白石と谷垣は向こうだ」
そして、銃を掴むとアシリパを連れ、尾形を追う。
「まだ遠くに行ってないアシリパさんは離れるなッ」
病室に倒れ込んだ医者の身体を鯉登少尉が揺さぶる。
「生きてるか?しっかりしろ」
医者が何かを喋ろうとしているのに気が付いた。
鯉登少尉が医者の視線に気付き、振り向くと、尾形が女の首元に鋏を突き立てて立っていた。
鯉登少尉が拳銃を構えた。
その時、尾形がロシア語で何かを叫んだ。
尾形は女を人質にして、医者に鯉登少尉を殴り倒せと怒鳴った。
医者は言われるままに鯉登少尉を殴りつけた。
尾形は倒れた鯉登少尉の手から拳銃を蹴り飛ばすと、ロシア語で呟いた
「ボンボンが」
ドッドッドッド
校庭に車の音が響き渡る。
三輪自動車を乗り回しているのは子供の頃の鯉登だ。
校舎の窓に子供たちが集まって騒いでいる。
皆、自動車が珍しいのだ。
鯉登が車を運転していると、不意に脇道から男が出てきた。
驚いた男はこけてしまい、鯉登が慌てて駆け寄る。
謝る鯉登に、男は気を悪くしてはいないようだ。
男は鯉登の乗っていた車に興味を示した。
その車は鯉登の父がフランスの知り合いからもらったものらしい。
「勝手に乗り回してるの?叱られない?」
「がられもはん(叱られません)」
西郷隆盛のお墓への行き方を尋ねる男に、鯉登はお詫びにと案内を申し出た。
二人は車で西郷隆盛のお墓まで行く。
「ありがとう助かった」
男は案内してもらったお礼に一緒に食べようと、月寒あんぱんを差し出した。
九州の有名なものは何かという話題になり、鯉登は桜島大根と言った。
鯉登はあんぱんを半分に割ると、お墓にお供えした。
墓前で手を合わせる鯉登に、男は誰のお墓かと尋ねた。
鯉登は兄のお墓だと答えた。
兄は母親に似て色白で、鯉登はよく「桜島大根」とからかったが、一度も怒らなかったと話す鯉登。
「オイが死ねば良かった」
そう呟く鯉登の横に静かに佇む男・鶴見。
「話してごらん?」
・・
第197話は以上となります。
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「ゴールデンカムイ」第197話の感想
今回の見どころは尾形の脱走と、子供時代の鯉登少尉でしょうか。
医者にもう長くは無いと告げられた尾形でしたが、看護婦を人質にとり、逃げ出そうと企んでいるようです。
ぼろぼろになった無残な姿が、死に物狂いの最期の抵抗のようで鬼気迫る印象でした。
そして、気になったのが、医者に命令する際にロシア語を喋っていたことです。
今後、尾形の背景に関わってくるのかもしれません。
鯉登少尉については、子供時代の鶴見との出会いの話でした。
鯉登少尉は子供の頃から、生粋のボンボンだったようですね。
父の持っている自動車を校庭で乗り回しているものの、余り楽しそうには見えませんでした。
その裏側には、兄の死による喪失感や、周りからボンボンと言われる不満、自分が叱られないことへの物足りなさがあるのでしょうか。
そんな中で、出会った鶴見という大人。
次回、何故、あれ程までに鶴見中尉に心酔するに至ったのかが分かりそうです。
それでは、感想はここまでです。
お疲れ様でした。
※次の第198話はコチラ!
「第198話:陰謀と誘拐される鯉登!」
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以上で「ゴールデンカムイ」第197話のネタバレと感想について終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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※第197話について予測・考察していた前バージョンです。ご参考までに!
~バージョン1 ついに尾形が目覚める?!~
杉元らはいまだ、亜港付近のニヴフの村に滞在中。
尾形を見せる為、亜港のロシア人の医者を村に連れて帰りましたが、医療機器のない村では治療は困難と言われてしまいました。
杉元は尾形にはまだ聞くことがあり、死んでもらっては困ると医者の言うまま、亜港の病院に連れていくことに決めました。
一方、登別では戻らない有古を探し、菊田は彼の出身の村へ。
有古は刺青を宇佐美らに横取りされることを恐れて村で菊田の訪れを待っていたのでした。
・・・
今回は、久しぶりのアイヌクッキングとグルメレポートから始まります。
魚の皮を潰したものがゼラチンのようになり、お菓子で……。
少し想像がつかなかったので、調べてみましたが牛乳やトナカイの乳を入れることもあるそうで、コケモモなどのババロアのようなものみたいです。
魚臭くないのかな?とも思いますが、美味しそうですね!
ほのぼのデザートタイムから一遍、尾形は眠っているのか意識がないのか、全く動きません。
杉元は密入国者である自分たちの身を危険に晒してまで尾形を助ける必要はないという鯉登を押し切って亜港のロシア人の医者を呼びに行きます。
日本人の見分けなんかつかないと慢心していた杉元ですがあっさりバレてしまい、銃で脅して連れ帰ることになりました。
医者に見せて、亜港に連れて帰るという話になった時はロシア軍に通報等しない、と言われましたがどうなのでしょうか。
医者として救った命を無駄にしたくないという気持ちと、日露戦争で嘗て戦った敵の日本兵への感情。
医者がどちらの感情をとったとしてもドラマを見せてくれるのではないでしょうか?
注目したいのは、最後のページ、杉元のセリフとそりに乗せられた尾形の表情です。
救いたいのは尾形ではない、という杉元のセリフですが、では一体だれを救いたいのか?と思いますよね。
読んだ際には私も疑問でいっぱいでしたが、アオリにある「ティネポクナモシリに行くのは俺達だけでいい。」というセリフで分かりました。
この「ティネポクナモシリ」とはアイヌ語で地獄のことです。
このセリフには致命傷を与えてしまったアシリパが尾形を殺してしまって、地獄に行かないように、という意味でという意味がこめられているのではないでしょうか。
尾形は、それが聞こえていたのか不敵な笑みとも見える表情です。
また、尾形の意識が戻っているのならば、脱走も考えるかもしれません。
話を聞くまでは殺すつもりがない杉元ですから、尾形は一刻も早く逃げるのではなく、治療を受けてから逃げて欲しいものです。
一方、登別では鶴見中尉が来るとのことで、宇佐美・二階堂がのんびり待っている間に、菊田・有古は一歩、リードといったところです。
刺青の男と分かっていながら、死体の確保に動かない宇佐美・二階堂はちょっとのんびりしすぎですね。
有古は死体の刺青を確認後、すぐに意図を読み取り宇佐美らに手柄を渡さないように警戒も怠らず、菊田の言う通り完璧な判断です。
今後もこの二人の策略で話が更に面白くなりそうですね。
第七師団はブレーンである、鶴見以外はどちらかというと皆、指示を待っているタイプで、個々の戦闘能力は高くても知略派が少ないように思えました。
しかしながら、この二人の参入で第七師団はより、金塊に近づくことになるのではないでしょうか。
次週は、亜港での治療がメインでしょうか?
次週もお楽しみに!
・・
以上となります。
~バージョン2 都丹は本当に死んだのか?~
見事に按摩の男(都丹)を雪崩に巻き込ませた有古一等卒。
その都丹の刺青を入手するため、必死に雪中から遺体を探す菊田特務曹長ら4人の第七師団。
しかし、中々遺体を見つけることが出来ません。
焦燥感が募る中、有古一等卒が遺体を見つけ出します。
一斉に雪から遺体を掘り出す4人。
だがしかし、遺体には刺青はありませんでした。
その遺体は、都丹とは別人(都丹の仲間)であったのです。
菊田特務曹長は呟きます。
「まさか逃げられたのか・・・」
その時すでに都丹は雪崩から脱出し、土方と合流するため登別を離れていました。
途中、重傷で倒れ込む都丹。
都丹は降り積もる雪によって、再び見えなくなってしまうのでした。
・・・
「あの按摩の男(都丹)はまだ見つからないのか!」
菊田特務曹長が、有古一等卒に向かって大声で問い質します。
汗だくの有古一等卒は、スコップを片手に返答します。
「まだ見つかりません・・・」
一緒に遺体捜索を行っている宇佐美上等兵は、隣にいる二階堂一等卒にコソッと呟きます。
「こんな雪崩の後では見つけようがないよ・・・」
「ハァ~、早く登別の温泉に戻って浸かりたい・・・」
それを聞いた二階堂一等卒は、右腕の義手を摩りながら発狂して叫びます。
「寒過ぎてスコップが握れないって!」
「もう、諦めちゃえばいいのに・・・」
焦燥感が募る4人。
一人黙々とスコップで雪を掻き続ける有古一等卒。
「グサッ」
そのスコップの先に何やら当たる触感がありました。
「ここに何か埋まっています!」
大声で叫ぶ有古一等卒の周りに菊田特務曹長らが一斉に集まります。
そして、必死な形相で何かが埋まっている周辺を4人で掻き出します。
「人の遺体だよ!」
宇佐美上等兵が、上擦った声で叫びます。
刺青の入った身体を傷付けないように、4人は慎重に掘り続けます。
やっと雪崩の中から掘り出された遺体。
その遺体の服を慎重に脱がせる菊田特務曹長。
しかし、その遺体には刺青がありません!
どうやらその遺体は、雪崩に巻き込まれた都丹の仲間のようでした。
「クソっ!」
菊田特務曹長は、その余りの無念さに口走ってしまいます。
その後も都丹の遺体の捜索を続ける第七師団の4人。
徐に、菊田特務曹長は空を見上げて呟きます。
「まさか、逃げられたのか・・・」
近くで必死に雪を掻いていた有古一等卒も、無念そうに俯いたままです。
ここで宇佐美上等兵は、有古一等卒に向かって不機嫌そうに呟きます。
「雪崩なんか起こさなくても良かったのに・・・」
「まいったなぁ、鶴見中尉殿に叱られてしまう」
その横で二階堂一等卒は、寒さで動かなくなった右の義足を必死に摩っていました。
一面に広がる雪原の上に続く一人の足跡。
なんと!都丹は生きていました。
都丹は雪崩に巻き込まれながらも、命辛々生き埋めから脱出していました。
雪崩の瞬間、咄嗟に身をかがめて顔の前に空間を作ることで、窒息死を免れる術を知っていたのです。
都丹は折れた右腕を支えながら呟きます。
「早く土方にこの事を伝えなければ・・・」
「隠し金塊の在処を・・・」
どうやら都丹は第七師団の機密情報を入手しているようでした。
「ドサッ」
しかし吹雪が酷くなる中、都丹は雪の中に倒れ込んでしまいます。
都丹は降り積もる雪によって、再び見えなくなってしまいました。
今から197話が楽しみです。
・・
以上です。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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