シャトルアイズのネタバレ1話&感想!新たな視点から描くスポーツ漫画!
「シャトルアイズ」の新連載シーズンですね!
今回の新連載はバドミントン漫画!
真っ直ぐでガチガチなバドミントン漫画と思いきや新鮮で描く視点が面白い!
どんな漫画になっていくのか、その入口をそれでは見ていきましょう!!
・・・
この記事では「シャトルアイズ」の記念すべき新連載シーズンの第1話(週刊ヤングジャンプ2019年第17号3月28日発売)のネタバレと感想をお届けさせていただきます。
では早速、見ていくことにしましょう!
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最速のスポーツとは何か。
様々なスポーツがある中、バドミントンは初速493km/h。
これは人力で飛ばす物体の最高速度だ。
そこに緩急が加わる、落下したら終わるバドミントンのルールにおいて、一歩の出遅れは致命的になる。
相手がどう打ってくるのかを予測し、いち早く主導権を握った者がバドミントンを制する。
そして物語は始まります。
スーパーの特売セール、野菜を一つの袋にどれだけ詰めても100円。
主人公の名は鎹 項羽(かすがい こうう) 中学2年生。
主婦の間では質の高い野菜ばかりを瞬時に選び、袋詰めをしていくことから、「美品ハンター」と呼ばれています。
母親の写真を見てただいまと呼びかけるあたり、母親は死んでしまったのか、項羽が家事全般を完璧にこなしています。
項羽の家は整体院、父親が院長を務めており、いつも常連さんで賑わっています。
項羽は昔から家を手伝っており、いつも笑顔に満ち溢れ常連さんからも愛されています。
この整体院が特に力を入れているのが、スポーツ整体。
評判で予約が取りづらいほど、スポーツ選手が来ています。
父親のことを日本一だと思っており、そんな父のような整体師になるのが項羽の夢です。
今日も昔からの常連、5年前まで欧州リーグで活躍していたほどの実力者、
プロJリーガーの若本が膝の違和感で来院していました。
ところで、項羽には人より突出したある能力があります。
それは、目。「見る」ということ。
体を一目見るだけで、筋肉のつき方や動き、バランス、はたまた動く選手に対しては次にどう動くかの予測まですることができます。
運動神経はイマイチですが。
選手の動きがわかるのはその人と以心伝心した気持ちになって勝手に嬉しくなる、話したことない人でもわかった気になれると、「見る」ことへの喜びも感じています。
そのお陰で見えてしまうばっかりに、項羽の癖なのか、筋肉をどう動かせば良いか、その施術など中学生ながらお客さんに口出ししてしまうことが多々あります。
今日も若本に膝関節の内外旋が悪いので、ここを…と口出ししてしまい、父親からゲンコツをくらい、怒られます。
選手生命を預かっているんだ!気安く指示をするな、お前がやっていいのは見るだけだ!と。
しかしそんな父も項羽のことは認めています。
この子は好きなことをやれと言っても「見る」ことを止めない、見識を深め技術を吸収し、「見る」だけなら私より上ですと若本に伝えます。
そんな若本も頼りになる跡継ぎですねと項羽を信頼しています。
他には異常はないのか?手術箇所の因果関係は?可動域は?神経は?
そんな2人の背後では、集中して若本を見続ける項羽の姿があったのでした。
時は進み1年後の夏、ある出来事が。
項羽が帰宅すると、若本が来ていました。
その表情には翳りがあり、どこか晴れない様子。
練習をしている映像を見ている若本の横で一緒に見始める項羽。
困惑した表情で「見る」能力が発揮し、いつもの調子で話し始めてしまいます。
キックの際、骨盤が後傾して大腿直筋に負担がかかっている、これは以前手術した箇所の痛みを誘発してしまう、オーバーワークをしていませんか?と。
若本はそんな項羽に、もう33歳だし今頑張らないと後がないんだと虚ながらも笑顔で答えます。
そんな…まだこれからですよ!まずは安静の保持!フォームの見直し!気持ちはわかりますけど、焦らずに…
君に何がわかる
若本は冷たく言い放ちます。
診察室へ入る際にごめんと項羽に謝りますが、頭の中ではその言葉が何度も反芻しています。
君に何がわかる
外に出た項羽は、若本のことは昔からよく知っているつもりだったが、何を知っていたんだと落ち込みながら学校の周りを歩きます。
部活動のかけ声。
そんな時に最後の夏が近いと必死に汗を流す姿が目に映り、項羽に衝撃が走ります。
選手生命はろうそくだ。
父やサポーターたちは長く燃えるように奮闘するが、選手は今の一瞬を生きるために迷わず火力を強める。
矛盾した関係で虚しいとさえ感じるが、その炎の美しさからは目が離せない。
本気で人と競ったことがない、そんな僕に何がわかるんだと、更に悩むことになります。
その年の11月に若本は引退。
君の目は素晴らしい、きっと良いサポーターになれると声をかけられますが、どこか引っかかります。
良いサポーターとは何か。
頭の中で巡らせている中、1人の選手、辰巳義明が整体院を訪れます。
項羽は目を発揮し、一瞬どんな選手なのかを見抜きます。
バドミントンの元銅メダリスト、辰巳義明。
バドミントンの世界では、項羽と同じく中学2年生の四乃流星が世界ジュニアチャンピオンに君臨しています。
あいつは自分の弟子で、興味があるなら一緒に試合を見に行ってみないかと辰巳に誘われ、見に行くことになります。
広い試合会場、選手の気迫と気迫のぶつかり合い、一打決まるごとにボルテージが上がっていく会場に圧倒されます。
試合をする流星を見つけると、すぐにスイッチが入りじっと見続ける項羽。
目の能力で、流星が何を打つかを次に次に予測的中してしまいます。
驚く辰巳に、体は嘘をつきませんからと項羽は言います。
観戦後、項羽はとても興奮していました。
辰巳に指導している高校にマネージャーとして入ってくれないか、その分析は役に立つと誘われましたが、
バドミントン部に入って、あの炎の熱の源を勝負の世界を知りたいと思い始めます。
そんな中、バックヤードでは辰巳が流星に面白いツレがいたとある動画を見せます。
次にどんな動きをするか、スマッシュが来る、ロブをあげる、次々に細かく予測が当たる項羽の姿が。
項羽の様子を動画で撮っていたのです。
そして、第1話の終幕。
ついに項羽と流星は対面します、項羽が出て来るまで流星が待ち伏せていたのです。
あの動画見たけど、なんで俺が何打つかわかるん?
目のいいやつはめずらしくない。
ただ、ここまで見破られたのは初めてだ、その目がコートで生きるのかが気になる。
俺と勝負をしないか
と項羽に問いかけたところで第1話は終わります。
・・・
第1話は以上となります。
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目を武器に持つ少年、これからの展開、主人公の成長にとても期待が膨らむ第1話でした。
父親みたいな日本一の整体師になる夢を持つ主人公、項羽。
バドミントン漫画なのに、後半の数ページでやっとバドミントンが出て来ましたね。
しかし、その効果は抜群、今までにないスポーツ漫画になる!と予感をさせてくれました。
とにかくとても好感の持てる主人公です、好奇心旺盛で人当たりも良く誰からも愛されるキャラクター。
それ故に抱えてしまった悩み、その答えを見つけるために前を向いて進んでいく姿に元気をもらえます。
そして、筋肉の構造や施術方法など、その視点から見るだけでもかなり勉強になります。
これは面白い漫画が来たぞ!と胸を膨らませています。
さて、流星と勝負することになりそうな項羽、次週で項羽の何かが変わりそうですね。
早くも人生のターニングポイントになりそうです。
流星と永遠のライバルになるのか、それともパートナーになるのか。
今後、そして次週が楽しみでなりません。
・・・
感想は以上となります。
※次の第2話はコチラ!
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以上で「シャトルアイズ」第1話のネタバレと感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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