初めて恋をした日に読む話の漫画ネタバレ8巻&感想!積極的な匡平に順子は…?!
飛躍的に向上した力を模試で示した匡平。順子はこの機を逃すことなくさらなる学力アップを目指して個人合宿を計画する。
順子に協力を要請された牧瀬はある条件を出して、講師として参加することを了承する。
順子はこの機会に講師としての自分の立場をはっきりさせようとするが?!
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「第7巻:匡平を意識した順子は…?!」
匡平が受けた模試の結果はC判定。
飛躍的に学力がアップしていることに喜ぶ順子だが「あの質問」にうっかり答えてからというもの、自分に対して恋愛モンスター化している匡平に手を焼いていた。
しかしこの機を逃すことなくさらに匡平の実力を伸ばそうと考えた順子は、牧瀬と共に綿密なカリキュラムを組んだ一週間の個人合宿を計画する。
その頃南高でエンドー達とじゃれていた山下が学校にいる時もひたすら勉強している匡平を「高校生男子の顔した妖怪仙人」と茶化していると、順子から個人合宿の件で協力を要請する連絡が。
合宿に参加する許可を得るために学校からも匡平の父に手紙を書いてほしいと頼まれた山下は勉強漬けの二人に呆れながらも、行きたいと頼む匡平のために一筆したためることに。
帰宅して父に手紙を見せた匡平は予想外にすんなりと許されたことに拍子抜けするが、菖次郎は自分に頭を下げてまで順子と東大受験に挑む匡平の気持ちを尊重しようと考えていた。
そのため安西に頼んでいた講師の手配を断り、匡平自身のやり方を見守ろうとする。
順子と匡平、そして牧瀬とエトミカの四人で合宿が始まる。
雑音のない環境で勉強に集中する匡平。
順子は久しぶりに笑顔を見せ、ひたすら問題に向き合う匡平の姿に喜びを感じていた。
その夜、自分の部屋に匡平を呼び出した順子。
個人合宿の講師を引き受ける時に牧瀬が出した条件が「毎晩寝る前の10分間匡平と向き合うこと」だった。
どんな条件でも呑むと牧瀬に約束した順子だったが、講義とは比較にならないほどプレッシャーを感じていた。
それでも順子は一講師として自分の立場を匡平に言い聞かせようとするが、匡平はそんなことなどお構いなしに自分の気持ちをストレートにぶつけ、以前早朝に二人でいた順子と山下が一線を超えたのかと尋ねる。
全力で否定する順子に「よかったぁ…」と安心する匡平は焦りまくる順子に構わずスッキリした様子で部屋を出て行った。
翌日の授業中、牧瀬に筆談で匡平とのやりとりを問い詰められた順子は話の流れで山下との一件まで白状させられ、それを聞いた牧瀬は面白くなりそうな展開にワクワクした顔をして授業を進める。
その頃美和に順子と匡平が個人合宿を行っていることを聞かされた雅志は、美和に焚きつけられて二人が泊まっている旅館に慌てて駆けつける。
匡平と二人きりではないと知って美和に騙されたと気づいた雅志は、順子を気遣い励ましの言葉をかけて帰ろうとするが、そんな雅志を引き止めた順子は、今度二人で食事に行こうと誘う。
一方陣中見舞いに訪れた山下は匡平との受験勉強に夢中な順子に自分を好きになれそうかと聞き、そうなりたいと言う順子が無意識ながらも匡平のことしか頭にないことに気づく。
雅志を誘ったのも、山下を好きになりたいと語ったのも、全て匡平のまっすぐな瞳から逃げるためだった。
合宿も残すところあと一日となり授業を終えた匡平は、模試を受けてから気が逸ってなかなか休めなかったが、ここでは久しぶりにゆっくり眠れたと言って順子に穏やかな微笑みを見せる。
その夜一人庭先に出た順子は匡平に対して感じた初めての想いを牧瀬に打ち明ける。
自分のことを話して柔らかく微笑む匡平を独り占めしたい気持ちになったと言う順子は、講師としての領域を踏み越えそうになった自分を恐れていた。
牧瀬は悩む順子をさり気なく慰め、気づかれないうちにしっかり整理して忘れてしまうよう諭す。
翌日、一週間の合宿を無事に終えた匡平を労った順子は講師としての顔を保ったまま誕生日プレゼントのマフラーを匡平の首にかけて一足先に帰宅させる。
牧瀬が宿泊費の支払いに行っている間フロントのソファーで眠ってしまった順子のもとに引き返して来た匡平は、昨夜偶然聞いてしまった順子と牧瀬の会話を思い出しながら、絶対忘れさせないと呟いて眠っている順子にキスをするのだった…。
第8巻は以上となります。
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驚異的に学力が向上した匡平のために個人合宿を計画した順子ですが、徐々に匡平に対して講師としてではない想いが募ることに戸惑い始める第8巻です!
これまで東大受験を第一に考え、匡平の想いを真正面から受け止めることから逃げてきた順子。
模試の結果、飛躍的にアップした学力をさらに伸ばすため牧瀬や山下にも協力を頼んで個人合宿をすることに。
静かな環境と効率的な授業の中で勉強に没頭する匡平。
時折見せる笑顔に胸を熱くしながら講師として最善を尽くす順子ですが、匡平の想いから目をそらすために雅志や山下と恋愛をしようとします。
そんな中模試を受けてから逸る気持ちを抑えられず自宅でもゆっくり休めなかったと言う匡平は、合宿での集中した時間のおかげでようやく眠れるようになったと順子に打ち明け、穏やかな微笑みを向けます。
その笑顔を見た順子は無意識に匡平を抱きしめたくなった自分に戸惑い、伸ばしかけた手を引き戻しますが、講師としてではない気持ちが芽生え始めた自分に恐れを抱きました。
そして翌日、これまで通り講師としての顔を崩すことなく合宿をやり抜いた匡平を労った順子は、誕生日を迎えた匡平にプレゼントのマフラーを渡して一足先に帰宅させます。
牧瀬に会計を任せて旅館のソファーで眠ってしまった順子のもとに戻って来た匡平は、眠る順子にキスをするのでした。
これまでつかず離れずを繰り返し、匡平のまっすぐな想いに戸惑いながらも自分の気持ちに気づかないふりをしてきた順子が初めて匡平への特別な想いを自覚しました。
しかし14歳の年の差、そして講師と生徒という関係を越えることは出来ないと強く認識している順子は自分の中に芽生えた初めての気持ちに蓋をしようとします。
以前牧瀬に「生徒を引っ張って志望の道へ導いたら手を放すのが塾講師の仕事」と語っていた順子は、誰よりも匡平の幸せを願うがゆえに初めての恋を封印しようとしていました。
日一日と近づく東大受験を前に、二人の想いはどんな結末を迎えるのでしょうか?
年の差や立場の違いを乗り越えて結ばれるのか、それとも匡平の幸せを願いその想いに向き合わないまま手を放してしまうのか?
ますます気になる二人の恋の行方は第9巻へ続きます!
※次の第9巻は5月28日頃に発売予定です。
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以上で「初めて恋をした日に読む話」第8巻のネタバレと感想を終わらせていただきます。
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