10万分の1のネタバレ7巻&感想!蓮と離れることを覚悟する莉乃だったが…?!

2020年11月29日

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今回の記事は「10万分の1」の第7巻のネタバレと感想をお届けいたします!

自分を引き取りたいと熱望する祖母の意を受けて莉乃は連や祖父と離れて北海道に行くことを承諾する莉乃。

それを知った連は千紘や比名瀬、クラスメイト達と協力して秘かにある計画を立てる。

莉乃はこのまま転校してしまうのか…?!

・・・

では、早速「10万分の1」第7巻のネタバレを見ていくことにしましょう。

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「10万分の1」第7巻のネタバレ

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第6巻:離れられない気持ちの莉乃と蓮は…?!

紫上学園では文化祭が開催され、蓮と一緒に様々な模擬店を巡って楽しむ莉乃だったが、自分を引き取りたいと熱望する祖母の意を汲んで北海道へ引っ越しすることになっていた。

何も告げないまま蓮の前から姿を消そうと決めた莉乃は一緒にいられる時間を最後まで楽しもうと悲しみを胸に秘めて笑顔を見せる。

文化祭を見に来た祖母と共にクラスで企画したミステリーツアーに参加させられた莉乃は、クラスメイト達が作った特製の台車に乗せられヒントを頼りに鍵を求めて校内を見て回る。

台車を押す役はクラスメイト達が入れ替わり立ち替わり担当し、莉乃は初めて皆と親しく言葉を交わし、心配する祖母に心からの笑顔を見せた。

最後の案内役を務める蓮が莉乃を抱きかかえてゴールの屋上に連れて行くと、そこには莉乃を迎えるためにクラス全員が顔を揃えていた。

蓮は莉乃に鍵を渡し「この魔法の鍵で莉乃の本当の願いを皆で叶える」と言って、莉乃の願い事を尋ねる。

実は蓮を始めとするクラスの皆は莉乃が引越を余儀なくされている事情を知り、それを阻止するために莉乃の本心を引き出そうとしていたのだった。

莉乃は屋上に現れた祖母に、皆と一緒にこの学校を卒業させてほしいと訴え、祖母は今日一日莉乃が連や友人達と楽しそうに過ごす姿を見て、莉乃を心配するあまり大切なものを奪ってしまうところだったと言って莉乃の願いを快く受け入れた。

文化祭も後夜祭を残すばかりとなり、莉乃と蓮は、想いを伝えたい相手に桔梗の花と共に気持ちを手渡すという紫上学園の生徒達が代々受け継いできた伝統のイベントに思いを巡らせていた。

後夜祭を抜け出した二人は校舎の屋上で桔梗の花を手渡して一つになりたいと伝え合い、お互いのぬくもりを心に焼き付けながら初めて結ばれる。

それから半年が過ぎ、車椅子生活を送りながらも莉乃は周囲の人々に支えられて充実した毎日を送っていた。

蓮は近く開催される高校剣道大会での優勝を目指して練習に励んでおり、莉乃も精一杯の想いを込めて応援する。

大会当日、団体戦の準決勝。

試合前に千紘と一緒にトイレに向かった莉乃は来場者で混雑しているのを見て、試合が始まってしまうと言って千紘に先に戻るよう促す。

心配する千紘だったが、一人でも大丈夫だと笑う莉乃を残し試合会場に戻った。

ようやく人が少なくなり車椅子用のトイレに入った莉乃は、立ち上がろうとしても全く足に力が入らないことに動揺し、呼出ボタンを押そうとするが手が届かず…。

一方大将戦に出場した蓮は相手に有効を取られたことで心を乱して一本負けを喫し、紫上学園は準決勝で敗退した。

試合を見ていた千紘は莉乃が戻って来ないことに気づいてトイレに探しに行くが、そこには床に倒れて失禁していた莉乃の姿が…。

「見ないで」と叫ぶ莉乃に声をかけることも出来ずに立ち尽くす千紘は看護師である母に助けを求め、莉乃を着替えさせて自分の家に連れ帰り、蓮には莉乃が体調を崩したので先に帰ったと連絡する。

千紘と千紘の母に家まで送り届けられた莉乃は、自分が病人であるという現実を突きつけられ誰かの手を借りなければ日常生活すら送れないことに激しいショックを受けていた。

翌日、蓮に心配をかけないよう個人戦のために会場に出向いた莉乃は団体戦の試合を応援出来なかったことを謝るが、蓮は情けない負け方だったから気にしなくていいと答える。

傷心の莉乃を気遣う千紘は我慢せずにいつでも頼ってほしいと伝えるが、莉乃は蓮にはあんな姿を見られて幻滅されたくないと泣きながら訴える。

悩んだ末これからの莉乃のために昨日のことを蓮に話すべきだと思った千紘は、決勝を控える蓮を呼び出して全てを伝えた。

昼食のために一人で蓮を待っていた莉乃は後輩達から蓮がK大の医学部を受験するという話を聞き、自分のために蓮の将来を変えてしまうことを恐れ自分を振ってほしいと蓮に告げてしまう。

蓮は千紘から全てを聞いたと莉乃に伝え、莉乃が苦しんでいたことに気づかず、試合に負けた自分の姿を莉乃に見られなかったことにほっとしていたと正直な気持ちを打ち明ける。

試合の勝ち負けよりも自分にはもっと大切な莉乃という存在があることに気づいた蓮は、医大を受験するのは莉乃のためだけでなく自分のためでもあると語る。

莉乃の存在が自分に力をくれるのだと言って一緒にいることを望む蓮は、医学部に合格することと、試合に勝つことを約束し、莉乃にプロポーズした。

「オレと一緒に生きよう」と言う蓮の言葉に、莉乃は涙を流して蓮の胸に飛び込むのだった。

・・・

第7巻は以上となります。

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「10万分の1」第7巻の感想

数々の試練を乗り越えてきた莉乃と蓮の愛に一つの答えが出る第7巻です!

祖母の気持ちに応えて北海道への引越を承諾した莉乃でしたが、蓮に伝えることが出来ず、何も言わないまま姿を消そうと思っていました。

しかしクラスメイト達と共に莉乃の祖母を説得するため文化祭でミステリーツアーを企画した蓮は、魔法の鍵を使ってクラス全員で莉乃の願いを叶えると言って、莉乃の本心を引き出します。

初めてクラスメイト達と親しく会話した莉乃は、たとえ車椅子生活を送ることになっても最後までこの学校で皆と一緒に卒業したいと祖母に訴え、自分の意思で転校しないことを決めます。

そして後夜祭が行われる中、屋上で二人きりになった莉乃と蓮はお互いに一つになりたいと願い初めて結ばれました。

それから半年がたち、車椅子で生活するようになった莉乃ですが、皆に支えられて充実した毎日を送っていました。

しかし蓮が出場する剣道大会の会場でトイレに行った莉乃は、一人で立ち上がることが出来ずにその場で倒れて失禁してしまいます。

自分が人の手を借りなければ生きていけない病人であるということに衝撃を受けた莉乃は、蓮が自分のために将来の夢であった警察官の道を諦めて医大へ進むことを知り、蓮に別れを切り出します。

千紘に全てを聞いていた蓮は、自分にとって莉乃の存在が何よりも大切であることを説き、莉乃にプロポーズします。

「結婚しよう」と言う蓮の胸に莉乃は泣きながら飛び込みました。

ALSという病気の現実を改めて突きつけられた莉乃でしたが、蓮の大きな愛で立ち直ることが出来ました。

転校を阻止するために動いてくれたクラスメイト達、そして傷心の莉乃を思い真剣に考えてくれた千紘の存在が大きかったですね。

難病を抱える莉乃ですが、周囲のあたたかい支えもあって蓮との愛を貫くことが出来たことに号泣必至の展開でした。

結婚を申し出た蓮の強さに守られ幸せな日々を送ってほしいと思いますが、日々進行する病気が二人の未来にどんな試練を与えるのか、気になる続きは第8巻でお確かめください!

次の第8巻はコチラ!
第8巻:プロポーズされた莉乃は戦う蓮を見守るが…

・・・

感想は以上となります。

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以上で「10万分の1」第7巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。

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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)

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※「10万分の1」の主人公の桜木莉乃と桐谷蓮が登場している前作「あかいいと」が気になる方はコチラ!