「借りぐらしのアリエッティ」の原作は?主題歌や声の出演は?
どうも、こんにちはヽ(^0^)ノ、ねこまりもです。
ご訪問いただきまして、ありがとうございますm(_ _)m
今回はスタジオジブリの傑作「借りぐらしのアリエッティ」についてシェアしたいと思います。
この「借りぐらしのアリエッティ」は2010年に公開されました♪
スタジオジブリなので宮崎駿監督・・・
と思いきや、この映画は、スタジオジブリの新進気鋭の米林宏昌(よねばやし ひろまさ)さんが抜擢されて制作しました。
米林宏昌さんは1996年にスタジオジブリに入社し、ジブリでは一番腕のあるアニメーターとして原画を担当されていました。
米林さん渾身の作品「借りぐらしのアリエッティ」が完成して、宮崎駿さんが完成試写会を見た時に、感動して泣いたというエピソードがあります。
これは、もちろん映画の内容でも感動し、かつ安心してスタジオジブリを継がせられる人が出てきたという宮崎駿さんの安堵感もあったのだと思います。
米林宏昌さんは2014年には「思い出のマーニー」で第2作目となる彼の作品も手がけるなど、これからのスタジオジブリの顔となります。
今後の米林さんのご活躍が楽しみですね♪
◆「借りぐらしのアリエッティ」の原作および物語について
この映画には原作があります。
イギリスの作家メアリーノートンのファンタジー小説の「床下の小人たち」です。
この作品は1952年に出版されて当時のカーネギー賞(児童文学賞)を受賞しています。
またこの作品の続編として「野に出た小人たち」「川をくだる小人たち」などがあります。
ジブリ映画の「借りぐらしのアリエッティ」は、この3作品を主に取り上げているそうです。
この映画のキャッチコピーは・・
・「人間に見られてはいけない。」
・「それが床下の小人たちの掟だった。」
です。
このキャッチコピーが示すとおり、この「借りぐらしのアリエッティ」に登場するアリエッティは「小人」なんです。
そして決して人間にはばれないように生活しているのですが、とある少年に見つかってしまいます。
彼の名は翔。
病気の療養のために屋敷にやって来たのですが、そこでアリエッティは翔に見つかってしまうのです。
そこからはアリエッティとこの少年との交流が始まるのですが、少し自分勝手なところがあるけど元気なアリエッティと、病気がちで体に問題を抱えており人生に希望が持てない翔・・・この全く違う性質の2人ですが、少しづつ惹かれあっていく・・
といった物語です。
アリエッティは「小人」ですが、決してよく言われる「妖精」のようなイメージではなく人間と変わらず喜怒哀楽を表現する「小さな人間」です。
しかしこの「小人」の世界では決してその存在を人間にばらしてはいけないルールがある。
もしかしたらこの「小人」は実在していて、彼らが必死に人間にばれないようにしているから我々は気づかないだけかもしれません(笑)
◆声の演出は?
「借りぐらしのアリエッティ」の主なキャラクターの声の演出についてご紹介しますね♪
・アリエッティ ・・・ 志田未来(シダ ミライ)
14歳の小人の少女で本作の主人公アリエッティを演じるのは志田未来さんです。この作品が初の声優ですが、お見事アリエッティを演じきっています。
さすがです。
志田未来さんは今大活躍されている女優さんで、「信長のシェフ2」や「ST 赤と白の捜査ファイル」といったテレビドラマやCM等、多方面で活躍されています。
・ホミリー ・・・ 大竹しのぶ
アリエッティの母親は大竹しのぶさんが演じます。
見事に少し心配性のところのある母親役を演じきっているのはさすがとしか言いようがありません。
大竹しのぶさんは言わずもがなの大女優さんで声の出演も何度かされており、ジブリ作品では「風立ちぬ」(2013年)でもその名優ぶりを発揮されています。
・ポッド ・・・ 三浦友和
アリエッティの父親は三浦友和さんです。
ベテラン俳優なだけあり、厳格な父親像を見事に演出されています(*゚▽゚*)
声優としてはディズニー映画の「Mr.インクレディブル」にも出演されているマルチで活躍している俳優さんです。
・翔(しょう) ・・・ 神木隆之介
12歳の人間の少年で病気療養のためにやって来た屋敷でアリエッティを見つける翔の役は神木隆之介さんです。
ジブリ作品は「ハウルの動く城」でも出演しており、ジブリの顔となりつつあります。
「金田一少年の事件簿N」や「ドラマW 東野圭吾「変身」」などのドラマ出演や映画、CMなどひっぱりだこの俳優さんです。
・牧 貞子(まき さだこ) ・・・ 竹下景子
アリエッティの家族が暮らす屋敷の女主人の牧 貞子は竹下景子さんが演じています。
穏やかな性格の貞子を見事に演じていますね♪
竹下さんはジブリの「顔」で、「コクリコ坂から」(2011年)や「風立ちぬ」(2013年)にも出演されています。
以上が声の演出のご紹介となります。
豪華メンバーによる「声」の演出により、この「借りぐらしのアリエッティ」の小人と人間の交流というファンタジーな世界をより一層際立たせています♪
◆主題歌は?
曲は「Arrietty’s Song」で歌っているのはフランスの歌手でありハープ奏者のセシル・コルベルさんです。
フランスの歌手!というところが驚きですが、実はこのセシルさんが起用された経緯がすごいのです。
なんとセシルさんが直接ジブリにCDと手紙を送ってアピールしたそうで、これを受けてジブリ側も前向きに交渉してアリエッティの主題歌を担当することになったそうです。
「Arrietty’s Song」は日本語で歌われていますが、セシルさんはフランス語だけではなく英語、ドイツ語、スペイン語等、多言語で歌うマルチな歌手なんです♪
す、すごい・・・
ではセシルさんの「Arrietty’s Song」をぜひお聞きください♪
※音がでます
いかがでしたか?
ハーブの音色とセシルさんの透き通った歌声が何とも言えない世界観を醸し出しており、「借りぐらしのアリエッティ」の小人と人間の出会いのテーマにぴったりとマッチした歌ですね♪
では最後に「借りぐらしのアリエッティ」の予告編動画をご覧ください。
※音がでます
たった30秒の動画ですが、この30秒で「借りぐらしのアリエッティ」の世界を伝えてくれています。
これを見ただけで、この映画を見たくなりますよね?
この機会に、この映画を見られた方も、まだ見られていないかたもぜひ「借りぐらしのアリエッティ」をご覧いただき小人と人間のファンタジーな世界に誘われてみてください。(*゚▽゚*)
最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございましたm(_)m
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