ゴールデンカムイ最新刊15巻のネタバレ&感想!舞台は北海道から樺太へ!!
今回の記事は「ゴールデンカムイ」第15巻のネタバレと感想をお届けいたします!
前回の「ゴールデンカムイ14巻」ではのっぺら坊と呼ばれるアシリパのアチャ(父)であるウイルクがいる網走監獄にたどり着いた杉元一行。感動の再会かと思いきや、ウイルクと杉元は尾形の裏切りの凶弾によって倒れてしまいます。
アシリパは杉元の死を尾形から聞き、白石とキロランケと樺太へ向かいます。
一命を取り留めた杉元はアシリパ奪還のため、敵対していた鶴見中尉一味と協力関係を結びます。
鯉登少尉と月島軍曹たちと樺太へ向かった杉元はアシリパの行方と新たな刺青人皮の手がかりをつかむことはできるのか?
早速ネタバレと感想を見ていきましょう。
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「ゴールデンカムイ」第15巻のネタバレ
樺太に着いた杉元、谷垣、鯉登少尉、月島軍曹とアイヌ人のチカパシはクズリに襲われている樺太アイヌ人のエノノカを救け、逃げます。
それでも、クズリは杉元たちを追ってきますが、エノノカのヘンケ(お爺ちゃん)の犬ぞりによって窮地を脱します。
エノノカはアシリパのことを知っており、尾形たちはより北へ向かっている情報を得ました。これからの移動のため鯉登少尉は犬ぞりを借り、ロシア人の村へたどり着き、その村で唯一の酒場で情報収集を行います。
ロシア語が堪能な月島軍曹がキロランケについて聞いている中、突然ロシア人が杉元の胸倉を掴み、殴り合います。
殴り合いに勝った杉元は酒場を後にすると犬を率いるリーダー犬が盗られたことをエノノカが伝えに来ます。
どうやら、杉元が殴った相手はスチェンカという賭け事の参加者でしたが、殴られたことによって参加が難しくその責任を取る形で犬を盗んだのでした。
代わりにスチェンカに参加することを言う酒場のマスターに対して相手にしなかった杉元たちでしたが、マスターの一言でスチェンカへ参加します。
その一言は「スチェンカに北海道から来た刺青の男が参加する」ということでした。
杉元たちはスチェンカに参加するのですが、スチェンカとは男と男の殴り合うロシアの伝統的な競技でした。それを刺青の男が賭け事にしてしまいました。
刺青の男は強い男としか戦わないことを聞いた杉元たちは全力でロシア人たちを打ちのめしていきます。
翌朝、杉元たちのことは話題になり、刺青の男にわざと負けるようマスターが言いますが、杉元たちには効果がありませんでしたが、キロランケの情報を報酬に八百長スチェンカに参加します。
妙案がある杉元たちは刺青の男こと岩息舞治と対峙しますが、杉元は殴られ過ぎて意識を失い暴走してしまいます。
その最中、チカパシとエノノカはロシア人から犬を取り戻します。
犬の錠を外すために打った銃声がクズリと杉元を引き付けますがクズリは谷垣によって倒され、杉元は岩息によって正気に戻ります。
一方、尾形たちはアシリパを連れてウイルクのいた村へ行きます。
その目的はアシリパしか知らない暗号を教えてもらうためにアシリパの成長をここで促すためでした。
杉元たちは岩息の刺青の写しを手に入れ岩息を逃がします。
そこで月島軍曹は杉元の行動を諫めると同時に月島軍曹の過去が明らかにされます。
まだ、鶴見中尉が少尉と呼ばれていたころ、月島軍曹は父殺しの罪人でした。
月島軍曹は自分が愛していたいご草と呼ぶ女性を殺されたとして犯行に及びました。
しかし、鶴見中尉はいご草ちゃんが生きていることを伝え月島軍曹にロシア語をペラペラに話せるようになるまで勉強させ、自分の元に置きます。
しかし、日露戦争の奉天会戦の折、とある軍人からいご草ちゃんは亡くなっていることを聞かされます。
怒りに身を任せた月島軍曹は鶴見中尉に本心を聞かされると鶴見中尉は月島軍曹をかばう形で砲撃を受けます。
日露戦争が終わり、全てを知った月島軍曹は冷静な眼差しで今の姿になった鶴見中尉を見ているのでした。
第15巻のネタバレは以上となります。
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「ゴールデンカムイ」第15巻の感想
前巻の14巻がシリアルが多めだったのに対して、今回はギャグが多めでなごやかになれる15巻でした。
まず何といっても見どころなのが、スチェンカの場面です。
ただの殴り合いかと思いきや突然どこかで見たことあるようなインタビューシーンに切り替わり、各々に「スチェンカとは何か?」と尋ねるところを見るといつも通りのゴールデンカムイだと安心してしまいました。
そして、杉元たちはロシア人に馬鹿にされて参加するのですが、圧倒的に大きいロシア人に殴られても倒れず、殴り倒す杉元たちの日本人としてのプライドが大きく反映された場面でして見ていてスカッとしました。
そして、殴り合いでしか語れない岩息と杉元の戦いは杉元の強い奴と戦いたいという想いが大きく垣間見えたところでもありました。
何としてでも岩息と戦いたいから下手な理由をつけて戦う杉元の不器用さ、どんなに殴られても決して倒れない不死身の精神がこのスチェンカでも発揮されていてゴールデンカムイはただの伝統的な競技で終わることを許さない素晴らしい作品だと改めて思いました。
そして、鶴見中尉率いる第七師団の唯一の常識人、月島軍曹の過去が明らかになりました。
意外だったところが一見冷静に見える月島軍曹が小さい頃は血気盛んだったことでした。
これは素行の悪い父親の影響でもあるのですが、ここまで変わったことに驚きでした。
そして、樺太で普通に話していたロシア語は鶴見中尉の一言だったこともわかりました。
ロシア語のことを何も知らない月島軍曹を日常会話を難なくこなすまで語学堪能にさせてしまう鶴見中尉のカリスマ性と魅力にはいつも驚かされます。
そして、鶴見中尉に恩を着せるため自ら月島軍曹を砲撃からかばう鶴見中尉の部下思いな部分と月島軍曹を一生自分の手駒として使うための計画だと思うとゾッとします。
いご草ちゃんのこともあるから第七師団で唯一冷静かつ鶴見中尉に心酔していないのだと思いました。
しかし、鶴見中尉は月島軍曹を大切に思っているので、冷静かつ合理的な意見を言うから月島軍曹を9年間も傍に置いたのだと思いました。
今後の杉元たちの動向と尾形たちは樺太でどのような形で巡り合うのか非常に楽しみです。
感想は以上となります。
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以上で「ゴールデンカムイ」第15巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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