新再生縁7巻のネタバレ&感想!祐摚を救うため命懸けで聴政に臨む君玉は…?!
この記事では「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」の第7巻のネタバレ&感想をお届けいたします。
廃太子とされそうな祐摚を救うために聴政の場で発言することを決意した君玉。
重臣ばかりが集う場所に気後れするが、祐摚の配慮で心強い味方が現れる。
萬貴妃に逆らい成化帝の逆鱗に触れることを恐れる重臣達の中、劣勢に立たされる君玉だったが?!
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「第6巻:萬貴妃の襲撃を受ける祐摚を案じる君玉は?!」
東廟で祐摚のために祈りを捧げ、身を挺してでも廃太子の処分を覆そうと聴政の場に向かった君玉。
重臣ばかりが集う場所に気後れするが、そこに詹事府の少詹事,劉健が現れる。
詹事府は懐恩が信頼に値すると見込んで集めた精鋭揃いで、その中でも切れ者として知られる劉健を君玉の味方とするべく祐摚が手配していたのだった。
聴政が始まり廃太子を望む成化帝の意志が告げられると、真っ向から反対の立場を表明する君玉は萬貴妃の意見に悉く反論を述べ、理路整然とした言葉と、それに賛成する劉健の存在によって重臣達の間では空気が変わりつつあった。
しかし是が非でも祐摚を追い落としたい萬貴妃は、なりふり構わず強権を発動して君玉と劉健を捕らえるよう命じる。
万事休すと思われたその時、欽天鑑鑑正の李華が駆け込んできて泰山で大地震が起きたと報告する。
動揺する成化帝を見た君玉は、泰山は歴代皇帝が崇拝した聖地であり、成化帝が廃太子を考えている時に起きた地震は東嶽大帝の怒りを示しているものだと訴える。
怒りを露わにした萬貴妃が君玉の首を刎ねよと叫んだ時、さらに大きな地震が起こり皆が恐怖に震える。
しばらくすると揺れは収まったが、李華が欽天鑑として君玉の言葉を支持し、東嶽大帝の怒りを鎮めるよう成化帝に進言する。
萬貴妃に睨まれることを恐れて沈黙していた重臣達からも次々に祐摚の廃太子に反対する声が挙がり、信心深い成化帝は天意を恐れて廃太子にすることを諦めるよう萬貴妃に命じる。
文華殿で君玉達の身を案じていた祐摚は、無事に戻って来た君玉と劉健から聴政の場で起きた一部始終を聞いて安堵するものの、君玉の無謀さに肝を冷やす。
楽しそうに側近と会話を交わす祐摚を見た劉健は、これまで自分を抑えて大人びた振る舞いを心がけていた祐摚のそばに同年代の君玉達を付けたことは正しかったと感じていた。
一方目論見が外れて祐摚を廃することに失敗した萬貴妃は怒りのあまり体に変調を来し倒れてしまう。
心痛を除かなければ体調は回復しないと御医に諭される萬貴妃を案ずる梁芳と李孜省は、次の手を思案する。
その頃聴政での出来事を詳しく聞こうと君玉の自邸を窺っていた少華は、無事に戻った君玉に仁和が泣きながら抱きつき仲睦まじく屋敷に入って行く様子を見て、君玉が麗君だと思っていたのは自分の誤解だったのかと肩を落とす。
やむなく奎璧に話を聞くべく劉家を訪れた少華は、祐摚の無事を喜んでいると思った奎璧がなぜかヤケ酒をあおっていることを不思議に思う。
祐摚が廃太子にされるものと思っていた奎璧は、自分の保身ばかりを考え君玉のように祐摚と運命を共にしようとはしなかった。
これまで自分よりも君玉を信頼する祐摚に不満を抱いてきたが、いざという時に自分のために動いてくれるのは君玉だと祐摚が見抜いていたと思う奎璧は、君玉に対する強い劣等感に苛まれていた。
祐摚が帝位に就けば出世など思いのままだろうと慰める少華に、たとえ出世したとしても自分の前には必ず君玉がいて二番手からは抜け出せないと思う奎璧。
しかも成化帝が、命懸けで廃太子に反対し自分の過ちを正した君玉の位階を上げると通達して、奎璧はますます敗北感に悩まされることに。
そんな時李孜省を通じて密かに萬貴妃に召し出された奎璧は、祐摚を裏切り自分側につくよう説得される。
萬貴妃らは天の怒りを恐れる成化帝を翻意させることは出来ないと痛感し、祐摚の信頼する側近を味方に引き入れることで祐摚を毒殺しようと企み、目を付けたのが奎璧だった。
奎璧が君玉に嫉妬を募らせていることを見抜き、萬貴妃に味方して祐摚を毒殺すれば次に皇太子になる祐阮の教育係にすると言葉巧みに唆す。
朝廷を左右する権力を握れる可能性をちらつかせて味方に引き入れようとする萬貴妃に、奎璧は自分の存在価値を示して同等の保証を要求し、成化帝の次女である永康公主の降嫁を約束させる。
祐摚を殺害する方法について尋ねた奎璧は、萬貴妃らが孟子元を安喜宮に監禁している事実を知り、一人娘の麗君を人質にすることを提案する。
子元の娘は既に亡くなったと呆れたように言い放つ萬貴妃に、その事実を知らない子元に本当の娘だと思い込ませれば良いと言って、奎璧は近いうちに手土産を持参することを約束した。
深夜密かに少華の邸宅に忍び込んだ奎璧は、以前少華が愛おしげに眺めていた女性の肖像画を盗み出そうとする。
少華が亡くなった許嫁を想い続けていることを知る奎璧は、肖像画に描かれていたのが亡き許嫁であり子元の一人娘の麗君だと気づいていたのだった。
その絵を手がかりに麗君に似せた娘を人質にして子元を脅し、毒薬を作らせることを企む奎璧。
少華の部屋から盗んだ肖像画を持ち帰り、じっくり眺めていた奎璧はその面差しが君玉に瓜二つであることに気づき、やはり君玉は女性だったと確信する。
振り回されたことに腹立ちを感じるものの、女性としての君玉に惹かれている奎璧は、祐摚がいなくなれば君玉を自分のものに出来ると思う。
翌日文華殿に永康公主を奎璧に降嫁させるという話が伝えられ、突然過ぎることに祐摚達は成化帝の意図が読めず動揺するが、奎璧はこれで身の安泰が保証されたと内心ほくそ笑む。
一方少華は上司の萬通に連れられ萬貴妃のもとを訪れていた。
萬通は妹の萬貴妃に少華を錦衣衛で最も優秀で信頼出来る者と紹介し、貴妃も兄が推挙するならば安心出来ると喜ぶ。
少華は子元の行方を探そうと、萬貴妃を守るために安喜宮の中を見せてほしいと頼み、快諾した萬貴妃は梁芳に命じて案内させる。
広い後宮を案内される少華がふと目についた建物について尋ねると、梁芳はそれを牢獄だと説明する。
いざという時の一時避難場所として中を見せてほしいと言って少華は牢獄を見に行き、そこで囚われていた子元を発見する。
拷問を受けたらしく痛々しい様子の子元に胸を痛める少華は、自分を呼ぶ梁芳に子元との関係がばれることを警戒して牢を立ち去ろうとするが、その時少華の名を聞きつけた子元が意識を取り戻す。
衰弱しながらも少華の立場を咄嗟に理解した子元は初対面を装いつつ、麗君への伝言を頼む。
いつか必ず救い出すことを誓い、断腸の思いで子元を残し立ち去る少華。
少華の屋敷から盗み出した麗君の姿絵を萬貴妃に見せるため安喜宮を訪れた奎璧は、萬通と共に梁芳に挨拶をしている少華を見かけてギョッとし、自分が祐摚を裏切り萬貴妃側に寝返ったことを知られるわけにはいかないと咄嗟に姿を隠す。
何とか少華の目を逃れた奎璧は萬貴妃に目通りして肖像画を渡すが、どうやって絵を手に入れたかを詰問され言葉に詰まる。
安喜宮に出入りしている少華が麗君の許嫁であり彼の屋敷から盗み出したことを話せば少華の命が危うくなる。
祐摚を毒殺することを決意したものの、幼なじみで親友の少華を危険にさらすことは奎璧も望まなかった。
肖像画については頑なに口を割らないことと引き換えに、奎璧は自ら子元に毒薬を作らせる役目を買って出る。
麗君によく似た年格好の女官を連れ、子元が囚われている牢に向かった奎璧は、拷問で意識が朦朧としている子元の前に偽者の麗君を引き出し、毒薬を作らなければ目の前で娘を陵辱すると脅す。
助けを求める娘の叫びにとうとう折れた子元は断腸の思いで毒薬を作ることを承諾するのだった…。
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第7巻は以上となります。
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廃太子にされそうな祐摚のために命懸けで成化帝に反対する君玉の活躍と、君玉への嫉妬と劣等感から萬貴妃側に寝返る奎璧の裏切りを描く第7巻です!
祐摚のために無謀な戦いに打って出る君玉は、祐摚に味方する詹事府の劉健と共に廃太子を強行しようとする成化帝と萬貴妃に真っ向から反対します。
なんとしても祐摚を葬り去ろうとする萬貴妃によって君玉と劉健は絶体絶命のピンチに陥りますが、泰山で大地震が起きたという急報が届き、祐摚を廃太子にしようとする成化帝に東嶽大帝がお怒りになったと訴える君玉の言葉に信心深い成化帝は動揺します。
それでもなお強気の萬貴妃は君玉の首を刎ねよと兵士に命じますが、その時さらに大きな地震が起こり、天の怒りと恐れた成化帝によって廃太子は撤回されることに。
無事に戻った君玉を見て祐摚は心の底から安堵しますが、祐摚の廃太子処分を信じて疑わなかった奎璧は自分が到底君玉にかなわないことを悟り劣等感と敗北感に苛まれ、その心の隙を萬貴妃達につけこまれて祐摚を裏切り萬貴妃側に寝返ってしまいます。
君玉の父,孟子元が生きていることを知った奎璧は少華の部屋から盗み出した姿絵をもとに麗君そっくりな女官を使って子元を脅し、毒薬を作らせることを約束させる…という展開でした。
裏切り者の奎璧が萬貴妃側に寝返り、祐摚を殺害するために動き出しました。
残念ではありますが、率直に言ってなるべくしてなった…という気がしますね。
一本気な少華や、祐摚に忠誠を尽くす蓮英と比べて、最初から奎璧は自分の出世を最優先にしていましたし、さほどの罪悪感もなく仁和の心を弄んだ振る舞いからしてもあまり信用のおける人物とは思えませんでした。
しかし萬貴妃に唆されたとはいえ一度は生涯ついていくことを決めた祐摚を裏切り、毒殺することを受け入れるとは…。
前巻では成化帝の情けなさが際立ちましたが、それを凌ぐクズっぷりです。
子元が君玉の父親であることを知りながら目の前で娘を陵辱しようとして脅すなど、下衆の極みと言っても過言ではないでしょう。
行いにふさわしい報いを受けてほしいと思わずにはいられません!
断腸の思いで毒薬を作ることを承諾した子元ですが、奎璧の裏切りを知らない祐摚達は最大の危機に直面しています。
果たして萬貴妃の目論見通り祐摚は奎璧に毒を盛られてしまうのでしょうか。
祐摚のために文字通り命懸けで仕えてきた君玉の運命は?
気になる続きは第8巻でお確かめください!
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「第8巻:奎璧の裏切りで祐摚に萬貴妃の魔の手が!」
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感想は以上となります。
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以上で「新☆再生縁-明王朝宮廷物語」第7巻のネタバレと感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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