寄宿学校のジュリエット114話のネタバレ＆感想！ジュリエットが決闘！
今回の記事では「寄宿学校のジュリエット」第１１４話（７月２４日発売の週刊少年マガジン２０１９年３４号掲載）のネタバレと感想をお届けいたします。
修学旅行3日目、ジュリエットの父ターキッシュがホテルに現れ、ジュリエットは自宅へ連れ戻されてしまいます。
その場にいたダリア学園の生徒たちは一致団結し、ジュリエットを取り戻すためにジュリエット家に向かいます。
門番に追い返されて家に入ることすらできない生徒たちの前にジュリエットの母ラグドールが現れ、家に招き入れてもらえることになった露壬雄たち。
しかし家に入ったことをターキッシュに知られ、守衛たちが行く手を阻みます。
みんなが足止めをしてくれているうちに露壬雄はジュリエットと合流し、ターキッシュがいる書斎へ向かいます。
話が平行線のまま、露壬雄とターキッシュはジュリエットをかけて決闘をすることになります。
剣を交えているうちに、露壬雄はターキッシュがジュリエットを大事に思っているからこそ、こんな態度に出ているんだということに気がつきます。
父の本音を知ってしまった露壬雄は、隙ができてしまいターキッシュに負けてしまいました。
・・・
では、早速、第１１４話を見ていくことにしましょう。
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「第１１３話：ジュリエット父と決闘」
ターキッシュに胴を抜かれて決闘に敗北した露壬雄。
その場に膝をついてうずくまり、何も言うことができません。
ターキッシュは露壬雄に「君の負けだ犬塚露壬雄。約束どおりジュリエットは諦めるんだな。」と言いました。
心配そうに露壬雄にかけよるジュリエットに、露壬雄は悲壮な顔で「ジュリエット・・・オレ・・・ごめん、負けちまった。絶対負ける訳にはいかなかったのに！！」と床に頭をうちつけて謝ります。
その様子を見てターキッシュはジュリエットに「その負け犬に近づくな」と命令します。
ジュリエットは立ち上がり「いいえまだです。まだ負けていません。」と言います。
そして、露壬雄は優しいからお父様の本心に気づいて一瞬手が止まってしまった。その隙をお父様が突いただけ。と言い、露壬雄が落としてしまった剣を拾います。
露壬雄のおかげでお父様の気持ちに確信が持てた、と言ってジュリエットは剣を構え「次は私が戦う番よ！」と宣言しました。
父に決闘を申し込んだジュリエットは、私が勝てば“露壬雄が私を諦める”という約束を破棄してください。と条件を申し出ます。
しかしターキッシュは決闘の内容はそう簡単に覆らないし、私がお前の決闘を受ける義理はない、と断ります。
その言葉にジュリエットは、なら出て行きますこんな家。とバッサリ切り捨てます。
私の意見なんて全然聞いてくれない。人形のようにこの先も従い続けろと言うんですか？と父に詰め寄るジュリエット。
そして「それが私のためにやっていることだとしても、そういうのはね・・・余計なお世話って言うのよクソ親父！！」と父に指を突き立てました。
その様子にラグドールは卒倒し、露壬雄はジュリエットの突き立てた指が人差し指であることにちょっと呆れます。
ターキッシュは剣を抜き「どうやら東和民に悪い影響を受けたようだな」と決闘を受け入れました。
決闘に私が勝ったら素直に従ってもらうぞ！と剣を構えたターキッシュに、ジュリエットは負けじと立ち向かいます。
ジュリエット！と心配する露壬雄に「見ててね・・・露壬雄」と一言言って、ジュリエットはヒュっと飛び上がり一瞬で間合いを詰めて父に斬りかかっていきます。
ジュリエットの猛攻にターキッシュは必死に受けにまわっています。
ジュリエットは「驚きました？お父様は私の学園での話を聞いたことも、体育祭に来たこともない。昔の弱い私で止まっているんでしょう」と言います。
「でも私は露壬雄と出会って変わったわ！！強さを知った！優しさを知った！それに恋だって・・・」と自分の思いを伝え始めるジュリエット。
そして「露壬雄だけじゃない・・・学園の皆がいてくれたから今の私がある！！ダリア学園は私にとって一番大事な場所なんです！！それを私から奪わないで！！」と剣を振ります。
ジュリエットの攻撃を片手で受け止めたターキッシュは「恨みたければ恨め・・・お前はまだ子供だ！！」と言い「道を間違えないよう正してやるのが大人の務めだ！」と攻撃をはじき返します。
吹っ飛ばされたジュリエットにラグドールが駆け寄り、もう剣を引いて・・・決闘なんて意味ないわ。ターキッシュはジュリエットの事をおもってやっているのよ・・・と説得します。
しかしジュリエットは、お父様の気持ちは分かっていますよ。と立ち上がり「でもお父様が後悔しているのは自分が辛い目に遭った事じゃない・・・千和さんを巻き込んでしまった事ですよね？」と父に問います。
その言葉にハッとなるターキッシュとラグドール。
ジュリエットは「お父様は自分が彼女の人生をめちゃくちゃにしてしまった。そう思っているんですよね」と言います。
固まってしまったターキッシュに、答えてくださいお父様！！と詰め寄ります。
するとターキッシュは頭をかかえながら「ずっと・・・消えないんだよ。私が退学後に受けた仕打ちを彼女も受けているんじゃないか・・・私と付き合ったことを後悔して生きているんじゃないか・・・その罪悪感が頭から離れない・・・」と答えました。
そして「なのにどうだ！かつての私と同じ考えを持った男が目の前に現れ、娘を同じ道に引きずり込もうとしている・・・気が狂いそうだ！」と言います。
二人でいる限りお前達は幸せになれない！引き離してでも止めねばならないんだ！と剣を振り上げるターキッシュ。
しかしジュリエットは「お父様・・・それは間違ってる！！千和さんは言ってたわ、後悔なんて微塵もしていないと！」と父の剣を受け止めます。
言っていただと？何故そんな・・・と驚くターキッシュに、ジュリエットは東和に行って会って聞いたと答えます。
ウソだ・・・と信じないターキッシュに「千和さんは自分の進んで来た道を誇りに思っています！！どんな結末であっても幸せだった日々は変わらないと！！」と聞いたことを伝えます。
別れは辛くてもお父様と出会えた事・・・新しいご主人に巡り合って露壬雄を授かった事・・・昔幸せで今も幸せなら悔いることはないと・・・
ジュリエットは「お父様は・・・今幸せではないのですか！？」と悲しそうに見つめます。
ジュリエットの言葉、千和の気持ちを聞いたターキッシュはハッとして「幸せ・・・そうか・・・千和もまた・・・」と千和と付き合っていたことやラグドールとの出会い、そしてジュリエットが生まれたことを思い返します。
その隙をついてジュリエットは「私も自分の選んだ道に決して後悔しない！！」とターキッシュの剣をパァンと弾きます。
ターキッシュの手から剣が離れ、ターキッシュは「ならば私達の恋は・・・間違ってなどなかったと言うのか・・・」と結論を出しました。
ジュリエットは父に向かい「この先何があっても私達は闘い続けます。けどそれは辛い事じゃありません。」と言います。
そして「辛いのは闘う事すらできない事。だからお父様・・・見守っていてくれませんか？私は彼の隣にいられる時が一番の幸せだから」と告げたのでした。
・・・
第１１４話は以上となります。
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「寄宿学校のジュリエット」第１１４話の感想
露壬雄が負けて、どうなってしまうのか！？引き下がるのか！？と心配でしたが、なんとジュリエットが立ち上がるとは！
そもそも、これはジュリエットの家の問題ですから、父と娘がきちんと向き合わなければ解決できないですしね。
露壬雄が間に入ったからややこしくなりましたが、実際はジュリエットが望んだ形になったのではないでしょうか。
父が娘を思う気持ち、ジュリエットも痛いほどわかっています。
父がどんな辛い目に遭ったかも、ジュリエットは承知しています。
それでも東和で露壬雄の母 千和が語ったこと、「後悔なんてしていない。」という言葉を信じていたんですね。
そして、父にも同じ気持ちでいて欲しかったんだと思います。
確かに辛いことは合ったかも知れませんが、付き合っていた時は幸せだったはず・・・そして乗り越えた今も幸せなはず・・・そう信じたかったんですね。
娘の言葉に、さすがの頑固な父も考えさせられたことでしょう。
さて、ジュリエットが決闘の勝者となり、露壬雄がジュリエットを諦めるという約束は破棄されることになりました。
しかし、ターキッシュはあっさりとジュリエットをダリア学園にいさせてくれるんでしょうか？
次回も気になります！
・・・
感想は以上となります。
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以上で「寄宿学校のジュリエット」第１１４話のネタバレと感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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