彼女お借りしますのネタバレ第99話&感想!頑張る千鶴、その過去とは..
今回の記事は「彼女、お借りします」の第99話(7月17日発売の週刊少年マガジン2019年33号掲載)のネタバレと感想をお届けいたします。
墨ちゃんからの"おもてなし"も終わり。
和也の頭に何かが閃く!
“水原のために!"
一方千鶴は、レッスン、稽古、大学、仕事(レンカノ)と
皆が驚くほど頑張り続ける。
そんな千鶴が
一枚の写真に、語りかける・・・
・・・
では、早速、第99話を見ていくことにしましょう。
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「98話:ついに和也が語りはじめ…」
夜の街の風景。
和也と墨ちゃんのふたり。
たくさん泣いて、二人とも目が真っ赤です。
和也は泣きすぎて頭が痛いです。
そんな和也に、墨ちゃんが、
「じゃあここで」っていう感じで、ペコっと横おじぎ。
墨ちゃんらしい、可愛らしい挨拶です。
和也が墨ちゃんにお礼をいいます。
今日は本当にありがとう。
人に話すことでこんなに楽になるなんて知らなかった。
「まじ最高の “おもてなし"だったよ!」
満面の笑顔で和也が言います。
その和也の笑顔に、「じーん」とくる墨ちゃん。
右手をギュッ!と握りしめます。
そして、笑顔で手を振りながら、
「またねっ」
墨ちゃんがこんなことができるようになったのも
和也が精一杯、"壁"を務めてくれたおかげかも知れません。
ルン ルーン!
と帰って行く、墨ちゃんの後ろ姿を見ながら、
(やっぱめっちゃかわいいな・・・)
そう改めて思う和也なのでした。
(さて、俺も頑張らねーと)
そこで
「ん?」
っと、何かに気付きます。
和也の目に写るのは、映画の看板。
“大反響"の文字が・・・・
和也の体がブルッと震えます。
(人に頼ることも 大事・・・)
!!!
(そうか これなら・・・!
できるかもしれない・・・)
右手にギュッとちからが入ります。
(水原のために 俺ができることっ)
そして和也は走り出すのでした・・・
場面は変わって、朝の街を見下ろすような風景。
“板橋第三病院"の文字・・・
「私 もうスクール行くから 急がなきゃ」
「欲しいものあったらLINEして、
先生の言うことちゃんと聞いて
安静にしてなきゃだめよ」
病室のカーテンを開けながら話す千鶴の声。
その奥のベッドには、小百合おばあちゃんの姿が・・・
更に場面が変わって、
「おはようございます!」
ハツラツとした千鶴の顔と声が響きます。
「あ、ちづるちゃん」
役者仲間の海くんがいます。
「あ、海くん もう始まっちゃった?」
「ううん 今から」
そんな会話をする二人。
現在、千鶴が通うアクターズスクールに通っているのは65人。
その中で、事務所に入れるのは、年間1~2人
“仕事"が入るのは、更にその数%
必死に頑張る千鶴や海くんの姿。
レッスンが終わり、海くんが
「ちづるちゃん みんなでご飯に・・・」
との誘い。
でも千鶴は、このあと舞台の稽古があるからと断ります。
「ごめんっ ごめんね!」
「あっ ううん!」
そこへスクールの女の子が海くんに話しかけます。
「すごいね ちーちゃん」
演技にかかわるレッスンは必ず受け、
おばあちゃんの病院にも毎日朝晩行って、
劇団の稽古も
事務所のスクールも
全部行っている
週2回ペースでオーディションも受けている。
「1日30時間あるよねー
バイタリティうらやましいー」
できる女性とでも、捉えているのでしょうか。
「・・・・・」
海くんは何も答えず、心配そうな表情・・・
千鶴は出費を削ります。
スクールの月謝は24000円
これでも割と良心的な価格です。
劇団は勉強になりますが
小さな劇団はごまんとあります。
“実力"
“強運"
“機会"
すべて揃わないと
目に留めてはもらえない・・・
劇団の稽古に汗を流す千鶴の姿・・・
おさげにメガネという出で立ちで
大学の授業に出る"一ノ瀬ちづる"
夜になって、レンカノとして働く"水原千鶴"
再び"板橋第三病院"の文字。
「おばあちゃん 頼まれてた
本とお茶買ってき・・・」
テーブルのご飯にはそのまま・・・
小百合おばちゃんはベッドに伏せって・・・
少し悲しげな千鶴・・・
「最近はかなり食も細くなられてるようで・・・」
と担当医。
言葉が出ない千鶴・・・
アパートへと帰る千鶴。
千鶴・・・考えます。
初めから 半分は
わかっていた
おばあちゃんの病名を
聞いたときから
映画になんて そんな簡単に
出られるものじゃない
きっと
・・・・・・
“間に合わない"って・・・
だからこそ
後悔のないように
やってきた
おばあちゃんの命に
1ミリの未練だって
残さないように・・・
部屋に入りドアを閉める千鶴。
窓際のテーブルには複数の台本。
床にはトレーニングの器具。
千鶴が常日頃から努力を重ねていることを伺わせます。
ふと、千鶴のスマホがなります。
画面を見ると
「映画"恋キュン"オーディションの件」と・・・
(オーディション・・・!)
(春に受けた映画の・・・っ!)
(きっと公開には間に合わない
・・・でも)
(「合格した」って報告だけでも・・・・っ!)
ギュッと目を閉じる千鶴。
必死に頑張ってきた成果がこのメールに・・・
(夢は叶うって・・・!)
(報告だけでも・・・っ!!)
親指をスッとなぞらせて開いたメールには
“不合格"の文字が・・・
「次、頑張ろう」と・・・
悲しげな表情の千鶴。
「了解です。次頑張ります!」
それだけ返信して、
ちらっと見た視線の先には、
額に入った一枚の写真と線香台。
右手で写真をスッと持ち上げる千鶴。
その表情は伺い知れません。
「・・・また
ダメだった・・・」
「あと私に
何ができる・・・!?」
千鶴の体は小刻みに震えています。
「笑ってないで教えてよ
・・・・・・
おじいちゃん・・・・」
写真に話しかける千鶴は、
これまで私たちに見せることのなかった
少し幼さを感じさせるような
甘えたくても
甘えられない・・・
潤んだ目をした、ひとりの、年頃の少女のようです。
場面は変わって・・・
6年前
「何ィィ~~~~!」
響き渡る怒鳴り声と
きょとんとする、当時70歳の小百合ばあちゃん。
男性が怒っています。
その正面に、アイスをくちにしながら座る少女がいます。
その女の子、両親がいないことをバカにされて
男子とケンカになったようです。
男性は身を乗り出すようにして、
大声を出しています。
ケンカには勝ったのか
何と言われたのか
そういう時は、お前らの親父よりピンピンした
祖父がいると言ってやれ
・・・と
「よいか ちづる!!」
「"想い"は必ず
届く!!!」
そうやって大声をあげる男性・・・
一ノ瀬勝人(73歳)
そう、千鶴のおじいちゃんです。
「ふーん・・・」
冷めた目で、あぐらをかいて、
アイスを口に運ぶ
制服姿の女の子・・・
“一ノ瀬ちづる"
中学1年生・・・
・・・
第99話は以上となります。
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「彼女、お借りします」第99話の感想
千鶴のために何とかしたい和也。
でも何もできず、ひとりで抱え込んでいた和也。
でも、墨ちゃんのひたむきな優しさに触れ、
気持ちが大きく切り替わったのでしょう。
そう、時には人を頼ることも大切です。
そんな和也が何かを思いつきます!
今回の、頑張り過ぎている千鶴を見ると。
頑張っても、頑張っても
努力しても、努力しても
ほんのひと握りの人間しかチャンスを掴めない、
厳しい世界で、
必死に生きている千鶴を見ると・・・
和也の閃いたことが、
いったい何なのか
そして、それは千鶴の苦しい現状を打破できるものなのか
とてもとても気になります。
街を歩けば、皆の視線が集まるような
S級美少女の千鶴ではありますが、
やっぱり、
夢を持ち、必死に頑張るひとりの女性です。
そして、その心と身体に大きな重荷を背負っていて・・・
今回、
在りし日のおじいちゃんが登場しましたが、
現在の、凛とした女性として生きる千鶴に
大きな影響を与えたことは間違いありません。
次回より、千鶴の過去が明らかになります。
和也の閃きについては、
少しお預けになりそうではありますが、
思春期に入ったばかりの千鶴と
そのおじいちゃん、おばあちゃんが
どんな物語を紡いできたのか、
楽しみにしたいと思います。
・・・
感想は以上となります。
※次回の第100話はコチラ!
「100話:祖父、勝人の思いとは…」
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以上で「彼女、お借りします」第99話のネタバレと感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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