「善徳女王」ピダムを捨てたミシルは実は泣く泣くそうしていたのか?
この記事では、韓国の人気ドラマ「善徳女王」のミシルとピダムについて取り上げたいと思います。
権力の座につき極悪非道なイメージのミシル。
そのためには我が子、ピダムさえ平気に捨ててしまうほどの冷酷さ。
でもあるシーンではミシルは母親に戻り、我が子と知ったピダムに母親の姿を見せます。
いったいミシルは本当にピダムを単に自分の権力争いの駒として用なしになったから捨てただけなのか?
それとも実は愛する我が子を捨てたくないけど、泣く泣くそうせざるをえなかったのか?
このミシルとピダムの本当の関係について考察していきたいと思います。
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では、早速どうぞ。
ミシルがピダムを生んだ経緯
では、まずはミシルがピダムを生むことになった経緯をさらっと見返してみることにしましょう。
ピダム誕生の経緯
ミシルはチンジ王との間にピダムをもうけました。
ミシルのそもそもの目的は自分が王妃になること!
その野望を実現させるべく、ミシルはチンジ王と密約を交わします。
チンジ王を王位に就けて、ミシルは王妃になるということを・・
そして、チヌン大帝の遺言上ではチンジ王は王位に就くことはできなかったのですが、ミシルはこの遺言をねつ造してなんとチンジ王を王位に就けさせたのです!!
そしてミシルはチンジ王との間にピダムをもうけることになります。
これもすべて自分が王妃になるために。。
しかし、その後、チンジ王はミシルを王妃にするという約束を守らなかったので、怒ったミシルは王の家臣と共に共謀し、チンジ王を王位の座から降ろさせました!
そして、当初のミシルの目的だった王妃にはなれないことになったので、生まれたピダムも不要になり、捨てたのです・・
ピダムは、チンジ王がムンノに預けます。
こうしてピダムは母親の愛情を知らないまま、ムンノの元で厳しく育てられることになるのです。
ミシルとピダムがお互いに親子だと知った瞬間は
ピダムは物心つく頃にはムンノの元で育てられていて、母親が誰かさえも分からない状況でした。
そんなピダムはある時、秘密の文書を見つけて自分がミシルの子供だと知ったのです。
その経緯を簡単にご説明すると、ピダムはある日、三韓一統について調べていました。
そして、ピダムはムンノが書いていたある書のことを思い出します。
その後、その書を隠していた寺に行って、ピダムはその書を見たのです。
するとその書と一緒にある封書が入っていました。
その封書を見るとピダムは「炯宗」という名前と自分の誕生日が書かれているのに気づきます。
ピダムは気になって国史で調べたのですが、自分の誕生日の日に、チンジ王とミシルが「炯宗」という子供をもうけた旨が書かれているのを知り、自分がチンジ王とミシルの子供だと知るのです。。
衝撃の事実を知ったピダムは、その帰り道にミシルに出会います。
ピダムは直接「あなたの息子です」とは言いませんでしたが、それを匂わす態度でミシルにアピールします。
その態度でミシルはピダムが自分の息子だということを知ったのです!!
ちなみにこのシーンは第33話「三韓統一の夢」で出てきます。
この記事を読んでいただいてからこのシーンを見ていただくとまた違った印象でミシルとピダムの想いを感じることができると思います(#^.^#)
結局、ミシルを捨てたピダムの本心は?
ピダムを自分の野望を叶える駒として扱い、冷酷非道に捨てたミシル。
でも実はミシルが亡くなる直前に、ミシルとピダムの間でこのようなやりとりがありました。
ではそこに至るまでの経緯をさらっと振り返ってみましょう。
・・・
ミシルの野望はとどまることを知らず、ついに最高権力を手に入れ、トンマンの命を狙いますが失敗に終わります。
しかしそんな暴走した野望は必ずどこかでほころびが出てもろく敗れてしまうものです。
そんな中、トンマンがミシルとの会談をのぞんで実現します。
トンマンはミシルと和解したいと申し出ますが、ミシルは断ります。
ミシルにとっては新羅という国は自分の生き血を注いだ土地であり、愛する戦友や兵士たちが眠る場所でもあります。
そんな新羅、神国を心底愛していたからこそミシルは自分のものにしたかったのです。
それを分かち合うなんてことはミシルにはできなかった。。
こうしてミシルとトンマンの会談は決裂します。
決裂した会談の後、ミシルはピダムと話をしました。
ピダムはこのままだとミシルは命を奪われ滅ぼされるので、トンマンに従ってほしいと願い出ますが、ミシルはそんなピダムの願いも断ります。
そんな中、内紛が続いている新羅を、隣の百済が侵略してくることになります。
愛していた新羅に敵国が攻め込んでくる!!
そこでミシルは決意します。
内紛を終わらせるために死を選んだのです。
その様子を感じ取ったピダムはミシルの元に急いでかけつけます。
するとミシルの足元には薬の小瓶が散乱していたのです・・
息絶えようとしているミシルに寄り添うピダム。
最後にミシルは息子のピダムに言いました。
「母上と呼ぶ必要もない、謝るつもりもない。」
「愛というものをいったいなんだと思っている?愛とは容赦なく奪い取るもの。」
「もしトルマンを愛するなら、そうしなさい。」
ミシルは愛とは誰とも分かち合えるものでもなく、ただ奪い取るものなのだ!と自分の人生を通じて息子のピダムに教えたのです。
・・・
おそらくミシルの中では新羅をわが物にしようとする野望が、子に対する母親の愛情よりも勝っていたんだと思います。
それは最後のミシルがピダムに伝えたセリフでも分かります。
欲しいものがあれば奪い取れ!と。
そうでなきゃ、女性でありながら、新羅という国の領土を広げて、その圧倒的な存在感で民衆を統制することなんてできないでしょうから。。
でもミシルはまだ母親としてのピダムへの愛情は残っていて、最後の最後にピダムのために「愛とは奪い取るもの、トンマンを奪い取れ!」と伝えたんでしょうね。
今まで考察してきた結果、ミシルはピダムを泣く泣く捨てたのか?という問いに対しての答えとしては「愛する新羅をわが物にする気持ちがそうさせた」と考えられるので、ミシルにとってあまり抵抗なくピダムを捨てたのだと思われます。
その結果、ミシルは新羅をわが物にして最高権力まで手に入れることができた。。
でも最後の最後に息子に看取られて、息子のために奪い取る愛について伝えることができた。。
もしかしたらミシルは我が息子のピダムを心の奥底では愛していて、それでも捨ててしまった罪悪感を「野望」によってずっと押さえていたけど、最後にピダムに「自分が欲しいものは何が何でも奪い取れ」と教えることによってこの罪悪感を少しは埋めようとしたのかもしれません。
残酷で冷酷非道と言えど新羅の民衆を統制し、最後の最後まで凛として自分の意思を貫き通したミシルはある意味、当時の新羅という1国を統制するためには必要な存在だったのかもしれません。。
しかしピダムにとっては母親の愛情を体験できない残酷な環境に放り込まれることになるので、なんとも切ない気持ちになります。→ピダムとトンマンの恋について気になる方は→「「善徳女王」ピダムがもしトンマンと結婚していたら幸せだったか?」
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以上でこの記事を終わりにしたいと思います。
ここまでおつきあいいただきまして、ありがとうございました。
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