ゴールデンカムイ最新187話のネタバレ&感想!清い人間と罪穢れ!!
ホパラタで漂流の危機を脱する杉元たち。
一方、尾形はアシリパの信用を得ようと嘘を吐きます。
杉元の話をして、アシリパの心をを揺さぶる尾形。
しかし、アシリパは尾形のした話の矛盾に気付きます。
アシリパは尾形と真っ向から対峙します。
尾形はアシリパに、かつて殺した弟の姿を重ねているようで…。
果たして、アシリパは無事でいられるのでしょうか?
今回の記事ではゴールデンカムイの第187話についてネタバレと感想をお届けいたします。
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では、早速見ていくことにしましょう!
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「ゴールデンカムイ」第187話のネタバレ
※合わせて読みたい!
「186話:谷垣とキロランケの一騎打ち!」
流氷の上に取り残されてしまった杉元は外套を帆にして海の上を進む。
「またアシリパさんの教えに助けられちまったぜ!!」
一方、アシリパの手を引き、逃げる尾形は思い出したことを早く教えてくれと焦る。
相変わらず黙ったままのアシリパに、尾形は痺れを切らした。
「俺は杉元に頼まれた」
杉元の名前を聞いて、アシリパが反応を示す。
網走監獄で撃たれたふたりに近づいたとき、杉元はまだ意識があったと話し出す尾形。
尾形は杉元から、親友の嫁に眼の手術を受けさせるため、彼女に金塊を分けてくれと頼まれたのだと説明した。
「そんなこと一度も話さなかったじゃないか!!」
アシリパは尾形の言葉に怒った。
「『 見に行った時はすでに死んでた』って…」
「あいつが最後に話したのは故郷にいる親友の未亡人だったからだ」
尾形が間髪入れずに言った。
「こんな話…アシリパは聞きたかったか?」
アシリパは、杉元が死ぬ間際に気にかけていたのがその未亡人だということに悲しそうな顔をした。
「あいつとは仲良くなれなかったが、道中助けられたこともあった」
尾形はアシリパの弱みに付け込む。
「杉元の最後の頼みのためにも教えてく…」
「そのひとの名前はきけたのか?」
アシリパが尾形の言葉を遮った。
尾形はトメと聞こえたと嘯いた。
そして、軍に問い合わせれば杉元の故郷は分かるから、すぐに見つけ出せると付け足した。
アシリパが他には何か言っていたかと尋ねた。
その顔は苦しそうだ。
尾形は故郷に帰りたいと言っていたと告げる。
「最後に何か食べたいとか…言ってなかったか?」
「あ?ああ…言ってたぜ」
アシリパの問いに一瞬面食らいながらも話を続ける。
杉元はあんこう鍋が食べたいと言ったと語った。
「あんこう鍋?」
ハッと我に返るアシリパ。
「そいつは杉元じゃない」
アシリパは言い放った。
「わたしの知っている杉元なら『 干し柿』と答えたはずだッ」
尾形は顔を背けた。
「離せッ」
アシリパは尾形の手を振りほどいた。
暴れた拍子に、地面に倒れ、矢筒から矢が散らばる。
「落ち着けアシリパ」
尾形が手を伸ばす。
「近づくな」
アシリパは素早く弓を構えた。
「お前はなにひとつ信用できないッ」
吹雪の音が響く。
「あーあ…時間切れかな」
尾形が前髪をかきあげる。
「やっぱり俺では駄目か」
尾形は諦めたように言った。
「うまくいかんもんだな」
アシリパは怪訝な顔をした。
つがえた矢の先には毒が仕込んである。
尾形が気になってたことがあると言った。
初めて会った時、杉元が自分を殺すのをとめたときのことを話した。
金塊争奪戦で不殺の誓いをたてて、『 清い』ままでいるアシリパに違和感があるのだと言う。
父親から人殺しの心得までは教わらなかったのかと尋ねる尾形。
「アイヌの偶像も『 清い』必要があるのか?」
尾形はアシリパに勇作を重ねているようだ。
当然、アシリパにはそのことは分かるはずもない。
尾形は俺を殺してみろとアシリパを挑発する。
清い人間などこの世にいるはずはなく、殺す道理さえあれば罪悪感なぞに苦しまない。
道理をやろうかと尾形が言った。
「お前の父親を殺したのは俺だ」
尾形はアシリパに手を汚させようと煽る。
「お前だって俺と同じはずだ」
歯を食いしばり、狙いを定めるアシリパ。
しかし、アシリパは弓を下ろした。
「私は殺さない…」
アシリパの言葉に、尾形は銃を構え、怒りを露わにした。
「…お前達のような奴らがいて良いはずがないんだ」
しかし、そんな尾形の後ろから、般若のような形相をした杉元が現れた。
・・・
第187話は以上となります。
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「ゴールデンカムイ」第187話の感想
今回は、アシリパと尾形にスポットが当てられました。
尾形に痛いところを突かれ、偽りでしたが杉元の死を突きつけられ、苦しんでいるアシリパの姿に胸がつまりました。
嘘の情報でアシリパを苦しめた尾形は許せないですね。
尾形は嘘を重ねてアシリパの信用を得ようとしましたが、結局見抜かれていました。
開き直った尾形から父親を殺したことを告げられ、一度は矢を向けたものの、アシリパは殺さないことを選択します。
戦争に心を囚われた登場人物ばかりの中、アシリパだけはまともな心を忘れないでいるのが頼もしいです。
アシリパとのやり取りの中で、尾形の抱えている闇が垣間見えます。
自分は手を汚しているのに、自ら手を汚さず清いままでいる人がいることに不公平感を感じていた尾形。
普通であれば、家族や国のために戦うのでしょうが、尾形には護るべき家族もいませんから、ああいった結論に行き着いたのでしょうか。
そういえば、尾形は何故戦っているのかなぞのままです。
そして今回は最後にようやく杉元が登場しました。
アシリパに銃を向ける尾形を見て、険しい顔をしていた杉元。
次回は壮絶な展開になりそうで、楽しみです。
感想は以上となります。
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以上で「ゴールデンカムイ」第187巻のネタバレと感想について終わらせていただきます。
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