四月は君の嘘のネタバレ11巻(最終回)&感想!コンクール開幕!しかし、公生は..
この記事では「四月は君の嘘」11巻のネタバレ・感想をお届けいたします。
前回の10巻では病気のかをりは公生とヴァイオリンを弾くために手術を受けることを決意します。
しかし、かをりの容態は悪化してしまい、それどころでは無くなってしまいます。
かをりは一体どうなるのでしょうか。
では、早速「四月は君の嘘」11巻(最終回)のネタバレについて見ていくことにしましょう。
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学校で椿と渡がかをりの状態について話していました。
かをりは以前まで容体は良かったのですが、今は集中治療室にいるということでした。
公生はそのことがショックで練習にも行けない状態になっていました。
それを見かねた紘子が公生に会いに行きます。
しかし、公生は心を打ち砕かれていました。
紘子は18日に待つ東日本ピアノコンクールまで時間がないということで公生を無理やり立たせそうとします。
しかし、音楽をやると大切な人失うことからやる気力を失っていました。
学校に行った公生は机に入っていたかをりの手紙を見てかをりに会いに行きます。
かをりに会いに行った公生ですが、元気はありません。
それを見たかをりはわざと公生を元気付けます。
そして、公生におぶらせ外でかをりが好きなカヌレを食べに行きます。
外では雪が降っていました。
かをりからピアノのことを聞かれて公生はやってないと答えます。
それを聞いたかをりは18日に手術を受け、足掻き続けることを告げます。
それでもピアノを弾くことを躊躇っている公生にかをりは立てない体を無理やり起こしてヴァイオリンを弾いているフリをします。
公生には本物のヴァイオリンを弾いているように見えました。
しかし、かをりは倒れてしまい涙を流しながら公生に手術が怖いことを告げます。
そして、迎えた18日。
かをりは手術を受けている中、東日本ピアノコンクールが始まります。
ライバルの絵見や武士がピアノの発表を終えた中、公生の出番が回ってきます。
しかし、公生の精神状態は限界にきていました。
それを裏付けるようにピアノを前にして弾くことを怖がっていました。
そんな時、椿のくしゃみで我に帰り、観客席を見ます。
公生は自分は周りの人に支えられてここまできたことを痛感し、それに応える形でピアノを弾き始めます。
これまで会ってきた人の音をピアノに乗せ奏でるメロディーは多くの人を惹きつけていました。
その時、公生にヴァイオリンを弾くかをりの幻が見えます。
しかし、かをりの幻は徐々に消えていきます。
最後は涙を流しながらかをりの幻は消えて無くなりました。
公生もかをりのが消えたことで亡くなったことを悟り、演奏後は泣いていました。
それを皮肉るようにスタンオベーションが鳴り響いていました。
後日、かをりの両親からかをりが公生に宛てた手紙を受け取ります。
手紙にはかをりが5歳の時、公生のピアノの演奏を聞いて公生にピアノを弾いて欲しいためにヴァイオリンを始めたこと、自分の命がもう長くないと知った時に殻を破ったこと、かをりが渡を好きという嘘をついたことが書かれていました。
そして、その嘘が公生を連れてきたこと、公生と過ごした1日1日が楽しかったこととその感謝と告白も書かれていました。
手紙を読み終えた時に椿と出会い、椿から遠回しの告白を言われます。
公生は笑顔で返すとかをりのことを思い出します。
公生のピアノの上にはかをりが手紙でくれた幼い頃の公生とかをりが一緒に写っているの写真がありました。
・・・
第11巻は以上となります。
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「四月は君の嘘」11巻の感想
多くの出会いによって公生のピアノの音色はカラフルに奏でられた11巻でした。
この巻で四月は君の嘘は完結になります。
最後らしくピアノコンクールが舞台となります。
しかし、ピアノコンクールを迎えた公生の頭にはかをりの容態が気になってしまい、ピアノのことから離れてしまいます。
公生にとってピアノは自分自身を語るものであると共に大切な人を奪ってしまうものでもあります。
そう感じてしまったので、先程述べたように離れてしまおうとします。
しかし、かをりに励まされたことによって再びピアノと向き合います。
しかし、精神的に追い詰めてられた状態でピアノを演奏することになります。
ここまで追い詰められていると公生は責任感が強いタイプの人間かと思います。
その状態でまともに弾けることができずにピアノの前で座ってしまいます。
その時、椿のくしゃみで我に返った公生はそこからピアノを弾き始めます。
公生とは違いますけど極限の緊張にいる時はまともな判断ができなくなると思います。
その時にアクシデントで我に返ることがあるので、公生も今置かれている状況が見えたのだと思います。
公生のピアノはこれまで出会った人の音とかをりに対する恋心を奏でたカラフルかつどこか悲しい音色でした。
その音色は観客には良い音色に聞こえ、椿や渡などこれまで公生と関わりを持った人には公生の想いを聞いているように聞こえました。
公生の願いはかなわず、かをりは命を落としてしまいます。
しかし、かをりが書いた手紙にはかをりの嘘が書かれており、四月は君の嘘というタイトルを回収した内容となっていました。
内容を知るとこんな嘘かと思うかもしれませんが、こんな嘘がここまで壮大な物語になるとは誰とも思っていなかったと思います。
かをりの死を乗り越え公生はまた一歩進んでいく姿に勇気を貰えます。
音楽と恋愛で綴った不器用な学生演奏家たちの物語を読んでみたいと思う方はこの漫画をおすすめします。
・・・
感想は以上となります。
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以上で「四月は君の嘘」11巻(最終回)のネタバレ・感想を終わらせていただきます。
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