大正ロマンチカの第20巻ネタバレ&感想 ! 事件の終演を望む明は..
今回の記事は「大正ロマンチカ」の第20巻のネタバレと感想をお届けいたします!
シリーズなんと累計100万部を突破の大人気作となりました!
時代は大正。滝川事件の決着をつけるため美術展に挑む明たちです。
事件の真相が明らかになるにつれて明の心が悲しく揺れ動きます…。
それでも、事件の終演を望む明は公爵様とみんなと進み始めますー…。
かりそめの花嫁のアンティーク・ロマンス!!果たして…さぁ、どう動き出すのでしょうか!?
では早速、「大正ロマンチカ」の第20巻のネタバレを見ていくことにしましょう。
「大正ロマンチカ」第20巻のネタバレ
※合わせて読みたい!
「第19巻: 明は父親のために真相解明できるか?」
はい、やっとここまで来ましたね。
初めにネタバレをザッと言っていきたいと思います。
20巻は58~60話になります。
白川は表面上、ほんとに狸で浅井伯爵を殺したという証拠がなく、藤間はいまだに見つからずにいました。
明の父の滝川連は生きているのか…?
そして、滝川連の書いたと思われる手記が新聞記者の葉山のテニス届きます。
ですが、明は美術展に贋作を持ち込んだとの疑いで警察に捕まってしまいます。
そんな中、弁護士が行く前に釈放されますが、明はそのまま白川に拉致されます。
レイ公爵とかも、激愛する明が消えて驚きます。
そんな白川は明を手元に置いたまま美術展に贋作が入ったことへの釈明会見をします。
その会見の場所に、滝川連の手記を葉山が持ち込み、公表します。
それでもって浅井伯爵を殺した白川を告発します。
白川は、明を確保したままトンズラすべく屋敷へと急ぎますが、縄抜けの術を知る明はスルッと抜けて、屋敷内を探検中に、そこに藤間が現れるのでした。
白川の最後は近いです。
物語は国際美術展の前夜祭にて、白川のスピーチから始まります。
そこで、美術展の成功を祈って乾杯をしました。
一方、事件の真相について夏目の情報が葉山に入ります。
狂犬を浅井家に連れ出したのは東郷の指示というより、浅井家に不自然なく夏生を連れ戻せるように藤間が東郷に指示したのではないかと二重スパイになっていたという情報でした。
藤間は夏生に子供のころの入れ替わりを知られないことと、美術展の成功を願うため、望みを裏切らないことを命令されていたのでした。
浅井伯爵殺害後に書かれていた手記に浅井伯爵の殺害や遺体の替え玉は悪爵の推理通りで、生かされた滝川は白川に監禁され、贋作を造らされていたというものでした。
気持ちを整理するために公爵に後ろから抱きつき、明は滝川連の娘としてあの事件を終わらせることを意思表明しました。
公爵の婚約者のエリーゼが帰ってきますが、戦友なので協力してくれました。
美術展の記者会見を終わらせ成功した後、葉山に明との結婚式は最前列で写真を撮れる権利と独占インタビューを付けることを公爵は約束するのでした。
留置所を出て、一人になったところを突然、車に押し込められて無理やり連れてこられた上に数日拘束された明ですが、白川に明の幼少にして連譲りの審美眼を持ち、全て暗記してしまったという連の全てが入っていることを所有するのが狙いだということを言われます。
連は記録は連の知識の集大成ともいえるのでそれを大切に後世に伝え残したいということでした。
明は警察を捕まっている間に、手紙を書きました。
「このまま囮になります。今のこの状況でできることをやります。だから、公爵はこの事件を終わらせるためにあることを、公爵様の後悔をどうか終わらせて下さい。それから好きです。」と書き示したのでした。
・・・
第20巻は以上となります。
「大正ロマンチカ」第20巻の感想
それでは、感想へ言っていきたいと思います。
大正ロマンチカの絵柄は、幼い感じがありますが、シリアスな部分とロマンスの部分が混ざり合っていて面白いです。
大英国の公爵と日本の女の子の明の愛の物語で身分の違いが過ぎて、現実ではあり得ない話ですが、そういう設定に少女マンガ好きな方は割と好きなのではないかと思います。
最初に読み始めた時は、年齢も背の高さも国籍もあまりにも違うので、どういう風に恋人になるのか疑問に感じていましたが、巻を追うにつれ、二人の仲が本当に素敵で純愛のところに心が動かされました。
そして、本巻は明を守るためにあらゆる手段に手を尽くそうとする男性陣がたくましくてカッコよかったですね。
この作品は、明と公爵のラブラブな展開が軸ですが、こういった仲間というかバランスの良さも魅力の一つだと思います。
前巻の「第19巻」で、夏目に刺されて行方不明になってしまった藤間ですが、公爵の推理でどうやら生きているらしいことが判明したり、殺害されたのは滝川連ではなく浅井爆発だったことに驚きましたが、数日後に迫った美術展を前に、それぞれ強い決意で向かいますが、事件解明に向けて大きく動き出した本巻は圧巻でした。
段々と真相に近づいてきているにつれ、狸こと白川を堕とすのに追い詰めていくところが私の心のもやっとした部分も晴れ、ハッピーエンドになるのではないかと嬉しくなりました。
ここまで読み進めるのにハラハラしました。
今まで苦労した分、みんなには幸せになってほしい、どうかもう誰も傷つかないで欲しいとそう思いながら感情移入してしまいました。
明が囮になった時は、気持ちが切なくなりました。
警察に捕まって留置所で公爵に書いた手紙が思い合っていて最後に好きという言葉が書かれていて、その後に白川に拉致されるなんて思ってもいなかったので可哀想で堪りませんでした。
藤間が最後に現れたので次回、明の命は大丈夫なのか逃れられるのかハラハラして楽しみです。
白川の滝川連に対する嫉妬なのか憧れなのかそれに対して明に求めていて怖かったです。
サイコパスというものがこういうものなのか知ることが出来ました。
滝川連の手記によって真相が表に出て、ようやく決着かと安心だなと思いきや、すぐに捕まらないところがマンガの良いところですね。
新聞記者の葉山の手に届いた時点で新聞に何故載せないのだろうと思わず思ってしまいました。
夏目が子供のころに藤間の少年の身代わりとされましたが性別は女の子なので、そこも驚きでした。
レイの婚約者のエリーゼもいい人でよかったです。
戦友ということで、公爵と明を温かく見守って素敵だなと思いました。
私だったら、恋愛感情があったら何も出来ないし、利用されたくないので協力していて凄いなと人間性に惹かれました。
次回は、追い詰められた白川はどうなるのか、行方不明の藤間が現れたが明かされる想いは何か、明と公爵たちはどうなるのか、気になってしょうがないです。
ぜひ、また21巻でお会いしましょう!!
※次の第21巻はコチラ!
「第21巻: 藤間は何を守りたかったのか..」
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以上で「大正ロマンチカ」第20巻のネタバレ・感想を終わらせていただきます。
この「大正ロマンチカ」を文章だけではなくて漫画で楽しみたくありませんか?
ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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