蜜夜婚~付喪神の嫁御寮~ネタバレ8巻(最終巻)2人の愛が世界を変える!?
この記事では「蜜夜婚~付喪神の嫁御寮~」8巻(最終巻)のネタバレ・感想をお届けいたします。
前回の7巻では白銀と肌を重ねるうちに翠を現世に戻すことをわかっているのに白銀は翠との関係は断ち切れずにいました。
そんな時に約束の時間が迫ってきてしまいました。
このまま2人はどうなっていくのでしょうか。
では、早速「蜜夜婚~付喪神の嫁御寮~」8巻(最終巻)のネタバレについて見ていくことにしましょう。
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翠を人の世に戻すことが必要とされている中、夫の白銀は翠を手放すことを良しとしませんでした。
翠も白銀を失うことを良しとしておらず、2人は約定を破ることを誓います。
しかし、それを良しとはしない天地の声が圧となってプレッシャーをかけてきます。
水神が現れ、現状を話してくれますがそれでも白銀は拒否します。
水神は翠を失うことで人の世に影響を及ぼすことを言うと天地の声が無理やり翠を人の世に戻そうとします。
しかし、翠は天地の声を一喝し鎮めます。
その時に白銀の主人が現れます。
主人は白銀めがけて矢を放ちますが、翠がかばいます。
そのまま翠は死んでしまい、白銀は穢れに飲まれて荒神になります。
白銀が黄泉の国の王になろうとしていたら、天の高みにおわす神々が翠を救う方法を伝えます。
翠は琥珀堂にいました。
状況を飲み込めずにいる中、神の使いから体は水神が、魂は黄泉の国にいることを告げられます。
翠の死という予想もしない事態に神たちは人間界での翠の存在を消すということにします。
そうすることで翠の死により起きた歪みがなくなるということを言われます。
その代償として特殊な匂い袋で人の中にある記憶が花として具現化するのでそれを摘むということを翠はします。
遠くの花は鵺に任せます。
鵺は翠が人の世からいなくなることで天界と人間界の繋がりが無くなることに憂いていました。
たまたま翠は道端を歩いていると三笠と太郎に会います。
三笠との繋がりは深かったので花はたくさん咲いていました。
家に帰ると妹の朱莉や両親が迎えてくれました。
ぎこちないながらも近づこうと努力している両親、翠のことが大好きな朱莉からは満開な花を咲かせていました。
それを摘み取るということに翠は寂しそうでした。
琥珀堂に戻ると翠は繋がりの深かったおじさんを見るや大泣きしてしまいます。
全ての花を焚き終えると使いがやってきて、黄泉の果実を食べさせ翠の存在を消させます。
黄泉の国にいる白銀は翠の痕跡を追って深くまで行きます。
翠を見つけた白銀は暗闇にいる翠を自身の矢で暗闇から解き放ちます。
翠を取り戻したのはいいものの、黄泉の国は一方向に続く道なので行きは簡単で帰りは困難になります。
本来の力を取り戻した翠を付け狙う黄泉の国の住人を払いのけ、上へ上へと上がっていきます。
途中、鵺の助けもありましたが上に上がっていくにつれて住人の数も増えていきます。
そんな時に翠が持っていた梅の木で作った櫛が道標を作ってくれました。
それでも行く手を遮る住人を前に神馬やシシ、コマが助けに来たので現世まで続く坂までやってきます。
坂の上にある鳥居をくぐろうとした時、翠だけ鳥居を通れませんでした。
そんな時に主人が現れます。
翠は黄泉の果実を食べたことにより穢れているので、白銀が本来持っている大弓で浄める必要がありました。
しかし、それをやると翠の魂が砕けるリスクがありました。それでも翠は白銀を信じて矢を受けます。
時を経ておじさんの元に翠と白銀が現れます。2人は朱莉と両親に会います。朱莉は翠のことをわかっていませんでしたが、着物姿を綺麗と褒めてくれました。
三笠と太郎にも会い、太郎に朱莉と三笠を繋いでくれるよう翠は頼んでいました。
白銀が翠を射った後、現世と黄泉の国の結界が解かれ、白銀は黄泉の国の住人が現世に来てしまうのを防ぐ役目を負いました。
それでも2人は永遠に一緒にいることができました。
・・・
第8巻は以上となります。
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神々の決めた約束より愛が勝った8巻でした。
この巻では蜜夜婚~付喪神の嫁御寮~は完結を迎えます。
神と人という身近な存在であるのに遠い存在たちが結婚するという斬新なストーリーであり、多くの人の目を惹いてきたかと思います。
それが終わりを迎えると悲しくなってしまいますね。
結婚をしたことを機に神の白銀と人間の翠は約定を破るような行動を起こしてしまいます。
もちろん、世界の理を破ってしまうと世界の均衡が崩れてしまうことになってしまいます。
そのために神たちは約定を守るために行動しますが、2人の方が思いが強く神たちを押しのけてしまいます。
その時に現れた白銀の主によって翠は命を落としてしまいます。
世界の均衡を破った罪だとは思いますが、白銀を守るためにかばう翠がなぜか切なく思ってしまいました。
その後翠は黄泉の国へ行ってしまいます。
黄泉の国でも圧倒的存在感を放っていた翠は黄泉の国の住人になるように神から言われます。
自分を見つけてくれる白銀を見つけるために黄泉の国での法則にしたがう翠は心が強いと思ってしまいました。
どうにか白銀は翠を見つけたとしても現世と黄泉の国を繋ぐ坂で翠が黄泉の国の住人のために坂を通れずにいました。
翠に取ってここまで来たのに現世に行けないことを悔しがっていたと思いますし、絶望したと思います。
そんな時に白銀の主が救いの一手を差し伸べます。
しかし、リスクが高く万が一失敗すれば翠がいなくなってしまう危険性があるにも関わらず、翠は白銀を信じて救いの一手を受けます。
白銀のためなら自分がどうなってもいいと思えるくらい白銀を愛している翠の想いがなんだか羨ましく思ってしまいました。
2人の想いが約定を越えた理を生み出し2人は現世に生きることになります。
しかし、翠は現世での縁を断ち切っているので知り合いや家族に会っても初めての人みたいな反応をされていました。
ハッピーエンドではありますが、なんだか切ないハッピーエンドとなったと思います。
・・・
感想は以上となります。
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以上で「蜜夜婚~付喪神の嫁御寮~」8巻(最終巻)のネタバレ・感想を終わらせていただきます。
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ここまでおつきあい頂きましてありがとうございました(*^_^*)
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