風速80mとはどのくらいの威力で時速何キロ？動画で台風最大瞬間風速を！

2020年9月5日

観測史上、台風の瞬間最大風速として記録された風速80mの風力について、いったいどのくらいの威力で時速何キロくらいなのでしょうか？

過去最大級と言われている台風10号（2020：ハイシェン）が、9月6日に沖縄と九州地方に接近し、その威力が風速70～85mにも達すると言われていて最大限の警戒が必要になっています。

そしてこの台風10号接近に関する情報として、風速80mというワードも話題になっています。

では、早速、風速80mに関する話題と世間の反応、そして貴重な動画も交えて、お届けさせていただきたいと思います。

どうぞ！

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1 風速80mとはどのくらいの威力で時速何キロ？
- 1.1 観測史上、風速80m以上の記録は？
2 風速80mとは？動画で台風の最大瞬間風速を確認！
3 風速80mについての世間の反応は？
4 まとめ：風速80mとはどのくらいの威力で時速何キロ？動画で台風最大瞬間風速を！

風速80mとはどのくらいの威力で時速何キロ？

風速80mとは、いったいどのくらいの威力で時速何キロくらいのレベルなのでしょうか？

風速のレベルによって、どのような威力があるのか分かりやすく説明している気象庁の図がありますのでご覧下さい。

こちらです。

気象庁ＨＰより引用（http://www.jma.go.jp/）

風速３０ｍで既に何かにつかまらないと立っていられない状態です。

この状態でも外出が危険な様子が理解できます。

風速３０ｍは、時速１０８ｋｍに相当します。

時速１０８ｋｍの風に乗って何か物が飛んでくるということです。

想像しただけでぞっとしますね。。( ﾟДﾟ)

そして、次に…

風速４０ｍ（時速１４４ｋｍ）でなんと走っているトラックが横転してしまいます！

風速５０ｍ（時速１８０ｋｍ）では一部の電柱やブロック壁が倒れてしまいます。

風速６０ｍ（時速２１６ｋｍ）ではなんと家が倒壊したり、鉄筋さえも変形してしまいます。

時速２１６ｋｍの風が打ち付ける威力はすさまじいものがあります。。

そして、、話題の…

風速８０ｍはなんと時速２８８ｋｍです！

走っている新幹線のドアを開けて吹き抜ける風力ですね。

新幹線の速度でモノが吹き飛んでくるって、、想像しただけでも恐ろしいです。

2015年9月28日の台風21号で沖縄県・与那国島で最大瞬間風速８１．１ｍを記録しましたが、この際、島内は全１千戸がほぼ停電状態となり、電柱数十本が倒壊したそうです。

また道路上にトタン屋根などが散乱しているのも確認され、強烈な暴風により家屋の屋根が吹き飛ばされていることが分かりました。

さらに避難所の体育館でも複数の窓ガラスが割れて、この破片で2名が負傷したそうです。

このように風速８０ｍを超える暴風の状況では、避難所においても最大限の注意が必要になることがうかがえます。

観測史上、風速80m以上の記録は？

観測史上、最大瞬間風速が８０ｍを越えた記録についてご紹介させていただきます。

こちらです。

地域	風速	台風	観測日時
静岡県富士山	９０．１ｍ	台風24・26号	1966年9月25日（昭和41年）
沖縄県宮古島	８５．３ｍ	台風18号第2宮古島台風	1966年9月5日（昭和41年）
高知県室戸岬	８４．５ｍ	台風18号第2室戸台風	1961年9月16日（昭和36年）
沖縄県与那国島	８１．１ｍ	台風21号	2015年9月28日（平成27年）

観測史上、風速８０ｍを越えた記録は上記一覧のように４回となります。

もし2020年9月5日～7日にかけて来る台風10号が風速８０ｍを越えれば、この一覧に追加されるかもしれません。

このように風速８０ｍの威力の台風は、上記一覧の半世紀の観測史上においても類を見ないレベルということが分かります。

風速80mとは？動画で台風の最大瞬間風速を確認！

2020年9月1日に台風9号が接近した時の動画で、風速30m、70m、80mの世界を紹介していますのでぜひご覧ください。

風速80mと言葉で説明されてもピンとこないかもしれませんが、映像で見るとその威力が理解できると思います。

最初の方で、風速30mと70m、そして最後の方では風速80mの世界を紹介しています。

では、早速、動画をご覧ください。

どうぞ！

（風速30メートル、70メートル、80メートルの世界）

いかがでしたでしょうか？

映像に出てくる風に飛ばされている人はスタントマンの方のようですが、風速70mの時点でもう立っていられない状態でその威力が実感できると思います。

風速80mでは、車のドアが開いてしまうと閉じることができず、吹き飛ばされてしまっていますね。。怖いです( ﾟДﾟ)

2020年の台風10号でも風速70m～85mもの猛烈な風が吹くと言われていますし、今後、このような台風が当たり前になってくるという予測もあります。

アメリカで発生しているハリケーンのようなものなので、風速80mレベルの台風が来る際には最新情報を随時チェックしながら場合によってはすみやかに避難する必要もあると思います。

風速80mについての世間の反応は？

風速80mに関する話題について、世間の反応を見てみたいと思います。

こちらです。

「走ってる新幹線にしがみ付いて色んなモノ飛んでくるのをかわし続ける感じ、というのが一番想像しやすいかも。とりあえず、完全に無理。」
「「今回は最大瞬間風速70～85mの予想で、最悪のケースが想定されます」
風速を時速で表すとこうだ。
「今回は最大瞬間風速・時速252～306㎞の予想で、最悪のケースが想定されます」
そりゃ，最悪なんてもんじゃない。どう考えても避難ですって。」
「2019年にバハマに上陸したカテゴリー５のハリケーンドリアンの最大風速が計算したら約82.7m/sだったようです。
まだ去年なので記憶に新しいと思います。
一帯が壊滅状態になりました。
80m/s以上の風速は窓にテープを貼るとかでは済まないと思います。」
「福岡県民の朝刊の新聞配達員ですが、今まで何度か強風の中配達してきましたが、今回の１０号の台風では、最大瞬間風速が８０ｍなため、ケガだけでなく、生きて帰れるのか疑問です。それどころか、出勤の際に・・・・。沖縄のように、配達を中止にしてほしいです。」
「一昨年大阪の台風を経験しましたが、信号機が軒並み明後日の方向を向いてました。すべて復旧するのに数ヵ月はかかりました。そのレベルで風速50m台です。風速80mはもっと恐ろしいことがおこります。いつもの台風となめてかかると人命が脅かされます。本当に気をつけてください。」
「風速80ｍと聞いても正直ピンと来てませんでしたが、
風速ごとの影響を見ると、とんでもない威力だと理解できました。
風速30ｍくらいのイメージでいました、はるかに破壊力あり衝撃です。
家や建物の中にいることが危険になるなんて、いったいどこに避難すればいいのか。。」
「アメリカにカテゴリー４とかの台風が来るときは、現地の人たちは車で別の地域に移動してたと思う。
出来るなら他地域（広島ぐらいまで行けば停電被害も少ないはず）へ行くという事も考えるべきかと・・」
「風圧の恐ろしさは簡単な式でわかる。
0.06×V×V
80mなら畳半分の面積に384㎏の力がかかる
85mなら434㎏
家の壁の面積が50平米なら、85mの風で家は横から22tの力を受ける。実際には背面から引っ張る力も生じるので木造家屋など粉々だ。」
（ヤフーコメントより引用）